32 / 57
三章
悪戯好きな英雄
しおりを挟む
──さて。
さっそく我が母の遺産、無血の英雄様のスクロールを拝見したかったところなのだが。
そのまえに一度、腹ごしらえということになった。
なんせ勢いに任せてリーシャを引っ張り、朝一で銀行まで往復してきたのだ。
じつは今日は朝食すらまともにとれていない。
旅において体調管理は重要。朝ごはんはしっかり食べなさい、とロマさんも言っていた。
はやる気持ちはあるが、ここは素直に先輩の教えに従っておこう。
わたしたちは諸々の雑用を済ませた後、階下の食堂へと向かう。
古めかしくもしっかりした作りの階段をくだり、宿の主人に伝えられたとおりに角を曲がった。
「食事は一階の食堂に用意してあるって言ってたよね」
「カトレアさんのごはん、マジで美味しいですからね。楽しみです。ニナさんもきっと驚きますよ」
珍しくウキウキ顔のリーシャである。
いつも仏頂面をひっさげている彼女にここまでの顔をさせるのだ。
これはなかなか期待が高まるな。
宿の一階奥。
少し広めの吹き抜けの部屋には、バイキング形式で料理が並んでいた。
なるほど、少人数で店を回すならたしかに効率的だ。
しかし、それほど大きな宿ではないとはいえ──、この仕事量を、カトレアと人工精霊ちびメレルで回しているというのだから、本当にたいしたものである。
時間が少し遅いせいか、食堂に他の客の姿は見えない。
ほぼ貸し切り状態だ。
あたりには空腹を刺激するとても良い匂いが漂っているし、視覚だけでも美味しそうなことが伝わってくる。
わたしたちはさっそく各々料理を皿に盛り、いそいそと同じ食卓についた。
「リーシャ。お肉ばっかり食べないで野菜も食べなさい」
「えぇ……。ニナさんはわたしのお母さんですか……」
「しっかりバランスよく食べないと大きくなれないよ」
「……うぐっ……」
リーシャは、「大きく……大きくなれる……」と何やらぶつぶつ呟き、野菜をとりに歩いていった。
うん、素直でよろしい。
身長を伸ばすには栄養バランスが大事だからね。
次いで、ちらりと銀髪魔法使いの方に視線を向ける。
「メレルは……、ミルクとコーンスープとヨーグルトと野菜ジュース……。見事に液体しかない……」
「栄養バランスは良いはず」
「んー……、まあ、そうだけど……」
なんでこの食事でちゃんと大きくなれるんだろう。
いや、身長の話だからね。
わたしはというと、パンとハムエッグとスープ。それにサラダの盛り合わせ。
孤児院にいた頃から、朝食はこんな感じだった。
あまり資金に余裕はなかったので量こそ多くはなかったが、すべてシスターのお手製だった。
つまりは、おふくろのメニューというやつだ。
……シスター、元気にしてるだろうか。
たまには手紙でも書いてあげないとな。
そんなことをつらつらと考えながら。
わたしはパンを手に取り、一口かじる。
そして、その瞬間──。
口内に広がる芳醇な小麦の香り──。
わたしの思考回路は、あまりのショックに一時停止した。
「──なんだこれ……!ふわふわでもちもちで、ほんのり甘くて、しかも味もくどくない……。控えめに言って美味すぎでは!?」
「パンもカトレアさんのお手製らしいですよ」
山盛りのウィンナーを頬張りながら、隣でリーシャが答える。
もはや猫というか、リスみたいだ。
ていうか、野菜とりにいったんじゃないのかよ。
メレルの方はというと、一心不乱に液体やジェル状のものをすすっている。
とりあえず彼女も、ここの食事をいたく気に入ったようだった。
わたしたちは、しばらく夢中で食べ続けた。
今日初めての食事を存分に謳歌し、数十分後には大満足でお腹を撫でているのだった。
*************************
そんなこんなで、食後の絶品ショートケーキを頬張っているときだった。
向かい席のメレルが、ふとこちらに顔を上げる。
「そういえば、ニナ。そのスクロールを開く前に、ちょっと言っておきたいことがある」
彼女からこんなことを言ってくるのはとても珍しい。
いつもわりと重要な話もさらっと流してくるからな……。
わたしは椅子の上に座り直し、「言っておくこと?」と聞き返した。
メレルは頷く。
そして、ミルクを少しすすった後に、口を開いた。
「……たぶん昔、わたしの師匠は、ニナの母親と一緒に旅をしてる」
「ふぇ……?」
わたしは口に運びかけたショートケーキをストップし、半開きの口のままメレルを見つめる。
「なんでわかるの?魔術的なやつ?」
「ううん。もっと単純。あの人工精霊から、師匠の味がしたから」
「うぇえ……?……ま、まさか食べちゃったの……?」
「そんなわけない。舐めただけ」
「あ、なるほどね。よかった」
思わず彼女の空き皿を眺めてしまった。
なんかメレルなら奇怪な行動したとしても、そんなに違和感ないんだよな……。
いやまあ、誰彼かまわず舐め回るのも充分奇行だと思うけど。
当のメレルは、「わたしはそんなに食いしん坊じゃない」と言ってむくれている。
そこじゃないんだよなぁ……と思わずにいられないが、まあいい。
メレル相手に突っ込んでたら話が終わらないしね。
銀髪少女は、ずい、とテーブルに身を乗り出す。
「かなり昔の記憶だから、詳細は曖昧。けど、ニナとよく似た女の人がうちに来たのを覚えてる。師匠はその人と一緒に旅に出た。だから、今からその記憶の女の人が、ニナの母親と同一人物かどうかを、──確かめたい」
普段見せない彼女の真剣な表情。
彼女にも明確な理由ができたということか。
リーシャは、寄り道はしない、なんて言っていたけど──、わたしとしてはべつに急ぐ旅ではないし、彼女のためなら回り道もやぶさかではない。
それに、わたしの遺産集めにメレルの師匠に繋がる手がかりがあるのなら、ちゃんと最後まで手伝ってあげたい。
お金も大事だが、友達はもっと大事だ。
よし、とひと息いれて、テーブルの上にスクロールを乗せる。
大きく息を吸いこみ、そして深く吐いた。
巻物を閉じている赤い紐に指をかける。
微量ながら魔力を吸われている感覚。
間違いない、最初の時と同じスクロールだ。
孤児院で、最初に遺産のスクロールを開いた時を思い出す。
あのときは盛大に爆発のブラフをかまされ、まんまと母の手のひらの上で踊らされた。
投影魔術越しであっても、彼女の悪戯好きはひしひしと伝わってくる。
念のため……、気をつけておこう。念のため。
「よし、じゃあ開くよ……。みんな、いつでも逃げれる用意しといて」
「なんでそんなに警戒してるんですか?ただの投影魔術の遺言状ですよね?」
「リーシャ、あの人を舐めちゃいけない。あの悪戯っ子はマジで何するかわかんないから」
「そんな大袈裟な……。無血の英雄様にかぎって、そんな子どもじみたことしないでしょう。ニナさんじゃあるまいし」
あはは、と軽快に笑うリーシャ。
まるで無防備で無警戒。純粋無垢な笑顔である。
うん。こいつはもうダメだ。放っておこう。
戦場で無様に散るといいさ。
わたしはテーブルから体を伏せた状態で、頭上にスクロールを掲げる。
そして紐にかけた指を、一気に引いた。
しゅるりと紐と紙が擦れる音。
遺産のスクロールが解放される。
ふわりと黄色い光が広がり、今度はすぐに収束していく。
投影魔術により、巻物に封じられた過去の映像が映し出される。
『ぱんぱかぱーん!タステルのスクロールゲット、おめでとう!』
盛大なクラッカーの音と光に、思わず耳を塞ぐ。
そして──。
なぜか頭上の空中に実体化する、幅2メートルはあろうかという巨大な──、『ワンホールケーキ』。
幻像じゃない。あれは魔術によってスクロールに格納されていた実物だ。
お祝いの贈り物とでも言いたいのか?
天井近くに突然ふってわいたそのスイーツに、わたしは反射的に床を蹴って逃亡を図る。
案の定──、次の瞬間のことだった。
人間サイズくらいある巨大なケーキは、重力にまかせて落下を開始。
床へと迫る巨大な影。
ふざけた重量を感じさせるそれは、風を切って真っ直ぐ落ちていく。
そしてその落下先──。
ケーキの影が落ちる床の上には。
まるで無警戒の笑顔のリーシャが、棒立ちのまま突っ立っていた。
「───んに゛ゃっ………?!?!?」
哀れにも悲鳴を言い切ることすらできず──、
母からの大迷惑な贈り物は、猫耳少女の頭の上にズドンと着地。
無垢な黒猫少女を、真っ白な巨体で押し潰したのだった。
「あー……」
だから言ったのに……。
まあ、もはやこれ以上は何も言うまい。
巨大ケーキの下からピクピクと伸びてくるリーシャの腕に、両手を併せて合掌する。
大好きなスイーツの下敷きとなって死ねるなら、彼女も本望というものだろう。
パチパチパチ、と手を叩く音。
それとともに、投影魔術によりスクロール上に現れる赤毛の女性。
何を隠そう。我が母、アイリス・プライオリア様、その人である。
無血の英雄と呼ばれた聖人である彼女は、じつに悪戯っぽく魔性の笑顔を浮かべているのだった。
さっそく我が母の遺産、無血の英雄様のスクロールを拝見したかったところなのだが。
そのまえに一度、腹ごしらえということになった。
なんせ勢いに任せてリーシャを引っ張り、朝一で銀行まで往復してきたのだ。
じつは今日は朝食すらまともにとれていない。
旅において体調管理は重要。朝ごはんはしっかり食べなさい、とロマさんも言っていた。
はやる気持ちはあるが、ここは素直に先輩の教えに従っておこう。
わたしたちは諸々の雑用を済ませた後、階下の食堂へと向かう。
古めかしくもしっかりした作りの階段をくだり、宿の主人に伝えられたとおりに角を曲がった。
「食事は一階の食堂に用意してあるって言ってたよね」
「カトレアさんのごはん、マジで美味しいですからね。楽しみです。ニナさんもきっと驚きますよ」
珍しくウキウキ顔のリーシャである。
いつも仏頂面をひっさげている彼女にここまでの顔をさせるのだ。
これはなかなか期待が高まるな。
宿の一階奥。
少し広めの吹き抜けの部屋には、バイキング形式で料理が並んでいた。
なるほど、少人数で店を回すならたしかに効率的だ。
しかし、それほど大きな宿ではないとはいえ──、この仕事量を、カトレアと人工精霊ちびメレルで回しているというのだから、本当にたいしたものである。
時間が少し遅いせいか、食堂に他の客の姿は見えない。
ほぼ貸し切り状態だ。
あたりには空腹を刺激するとても良い匂いが漂っているし、視覚だけでも美味しそうなことが伝わってくる。
わたしたちはさっそく各々料理を皿に盛り、いそいそと同じ食卓についた。
「リーシャ。お肉ばっかり食べないで野菜も食べなさい」
「えぇ……。ニナさんはわたしのお母さんですか……」
「しっかりバランスよく食べないと大きくなれないよ」
「……うぐっ……」
リーシャは、「大きく……大きくなれる……」と何やらぶつぶつ呟き、野菜をとりに歩いていった。
うん、素直でよろしい。
身長を伸ばすには栄養バランスが大事だからね。
次いで、ちらりと銀髪魔法使いの方に視線を向ける。
「メレルは……、ミルクとコーンスープとヨーグルトと野菜ジュース……。見事に液体しかない……」
「栄養バランスは良いはず」
「んー……、まあ、そうだけど……」
なんでこの食事でちゃんと大きくなれるんだろう。
いや、身長の話だからね。
わたしはというと、パンとハムエッグとスープ。それにサラダの盛り合わせ。
孤児院にいた頃から、朝食はこんな感じだった。
あまり資金に余裕はなかったので量こそ多くはなかったが、すべてシスターのお手製だった。
つまりは、おふくろのメニューというやつだ。
……シスター、元気にしてるだろうか。
たまには手紙でも書いてあげないとな。
そんなことをつらつらと考えながら。
わたしはパンを手に取り、一口かじる。
そして、その瞬間──。
口内に広がる芳醇な小麦の香り──。
わたしの思考回路は、あまりのショックに一時停止した。
「──なんだこれ……!ふわふわでもちもちで、ほんのり甘くて、しかも味もくどくない……。控えめに言って美味すぎでは!?」
「パンもカトレアさんのお手製らしいですよ」
山盛りのウィンナーを頬張りながら、隣でリーシャが答える。
もはや猫というか、リスみたいだ。
ていうか、野菜とりにいったんじゃないのかよ。
メレルの方はというと、一心不乱に液体やジェル状のものをすすっている。
とりあえず彼女も、ここの食事をいたく気に入ったようだった。
わたしたちは、しばらく夢中で食べ続けた。
今日初めての食事を存分に謳歌し、数十分後には大満足でお腹を撫でているのだった。
*************************
そんなこんなで、食後の絶品ショートケーキを頬張っているときだった。
向かい席のメレルが、ふとこちらに顔を上げる。
「そういえば、ニナ。そのスクロールを開く前に、ちょっと言っておきたいことがある」
彼女からこんなことを言ってくるのはとても珍しい。
いつもわりと重要な話もさらっと流してくるからな……。
わたしは椅子の上に座り直し、「言っておくこと?」と聞き返した。
メレルは頷く。
そして、ミルクを少しすすった後に、口を開いた。
「……たぶん昔、わたしの師匠は、ニナの母親と一緒に旅をしてる」
「ふぇ……?」
わたしは口に運びかけたショートケーキをストップし、半開きの口のままメレルを見つめる。
「なんでわかるの?魔術的なやつ?」
「ううん。もっと単純。あの人工精霊から、師匠の味がしたから」
「うぇえ……?……ま、まさか食べちゃったの……?」
「そんなわけない。舐めただけ」
「あ、なるほどね。よかった」
思わず彼女の空き皿を眺めてしまった。
なんかメレルなら奇怪な行動したとしても、そんなに違和感ないんだよな……。
いやまあ、誰彼かまわず舐め回るのも充分奇行だと思うけど。
当のメレルは、「わたしはそんなに食いしん坊じゃない」と言ってむくれている。
そこじゃないんだよなぁ……と思わずにいられないが、まあいい。
メレル相手に突っ込んでたら話が終わらないしね。
銀髪少女は、ずい、とテーブルに身を乗り出す。
「かなり昔の記憶だから、詳細は曖昧。けど、ニナとよく似た女の人がうちに来たのを覚えてる。師匠はその人と一緒に旅に出た。だから、今からその記憶の女の人が、ニナの母親と同一人物かどうかを、──確かめたい」
普段見せない彼女の真剣な表情。
彼女にも明確な理由ができたということか。
リーシャは、寄り道はしない、なんて言っていたけど──、わたしとしてはべつに急ぐ旅ではないし、彼女のためなら回り道もやぶさかではない。
それに、わたしの遺産集めにメレルの師匠に繋がる手がかりがあるのなら、ちゃんと最後まで手伝ってあげたい。
お金も大事だが、友達はもっと大事だ。
よし、とひと息いれて、テーブルの上にスクロールを乗せる。
大きく息を吸いこみ、そして深く吐いた。
巻物を閉じている赤い紐に指をかける。
微量ながら魔力を吸われている感覚。
間違いない、最初の時と同じスクロールだ。
孤児院で、最初に遺産のスクロールを開いた時を思い出す。
あのときは盛大に爆発のブラフをかまされ、まんまと母の手のひらの上で踊らされた。
投影魔術越しであっても、彼女の悪戯好きはひしひしと伝わってくる。
念のため……、気をつけておこう。念のため。
「よし、じゃあ開くよ……。みんな、いつでも逃げれる用意しといて」
「なんでそんなに警戒してるんですか?ただの投影魔術の遺言状ですよね?」
「リーシャ、あの人を舐めちゃいけない。あの悪戯っ子はマジで何するかわかんないから」
「そんな大袈裟な……。無血の英雄様にかぎって、そんな子どもじみたことしないでしょう。ニナさんじゃあるまいし」
あはは、と軽快に笑うリーシャ。
まるで無防備で無警戒。純粋無垢な笑顔である。
うん。こいつはもうダメだ。放っておこう。
戦場で無様に散るといいさ。
わたしはテーブルから体を伏せた状態で、頭上にスクロールを掲げる。
そして紐にかけた指を、一気に引いた。
しゅるりと紐と紙が擦れる音。
遺産のスクロールが解放される。
ふわりと黄色い光が広がり、今度はすぐに収束していく。
投影魔術により、巻物に封じられた過去の映像が映し出される。
『ぱんぱかぱーん!タステルのスクロールゲット、おめでとう!』
盛大なクラッカーの音と光に、思わず耳を塞ぐ。
そして──。
なぜか頭上の空中に実体化する、幅2メートルはあろうかという巨大な──、『ワンホールケーキ』。
幻像じゃない。あれは魔術によってスクロールに格納されていた実物だ。
お祝いの贈り物とでも言いたいのか?
天井近くに突然ふってわいたそのスイーツに、わたしは反射的に床を蹴って逃亡を図る。
案の定──、次の瞬間のことだった。
人間サイズくらいある巨大なケーキは、重力にまかせて落下を開始。
床へと迫る巨大な影。
ふざけた重量を感じさせるそれは、風を切って真っ直ぐ落ちていく。
そしてその落下先──。
ケーキの影が落ちる床の上には。
まるで無警戒の笑顔のリーシャが、棒立ちのまま突っ立っていた。
「───んに゛ゃっ………?!?!?」
哀れにも悲鳴を言い切ることすらできず──、
母からの大迷惑な贈り物は、猫耳少女の頭の上にズドンと着地。
無垢な黒猫少女を、真っ白な巨体で押し潰したのだった。
「あー……」
だから言ったのに……。
まあ、もはやこれ以上は何も言うまい。
巨大ケーキの下からピクピクと伸びてくるリーシャの腕に、両手を併せて合掌する。
大好きなスイーツの下敷きとなって死ねるなら、彼女も本望というものだろう。
パチパチパチ、と手を叩く音。
それとともに、投影魔術によりスクロール上に現れる赤毛の女性。
何を隠そう。我が母、アイリス・プライオリア様、その人である。
無血の英雄と呼ばれた聖人である彼女は、じつに悪戯っぽく魔性の笑顔を浮かべているのだった。
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
93
1 / 3
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる