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地底人の集落で
救世主?誰が?俺?
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客間に戻ると、「今日はお疲れでしょうから部屋を準備します。夕食は会食ですが、気を遣わずにおくつろぎください」
案内してくれた地底人も何か俺の事をキラキラした目でみているのは気のせいでしょうか?
俺はエータの腕を掴んでから
「ちょっとエータ君。ここに座りなさい!」
向かい合わせに座らせて事情を聞くことにした。
エータの説明では、俺がジンナの村にいるときにここを訪れたとの事だった・・・
俺が・・・殺人をした頃だ。忘れる事は出来ないが、今はエータの説明を聞こう。
エータは地底人に予定通りに腕の修復は出来ないかと尋ねた。
報酬は金銭でどうだと交渉したのだが、先ほどの長老と同じ事を言われて回答できずに帰還したとの事だった。
「吾輩は生命体ではない。種の保存は生命体の基礎行動だが、自然淘汰は摂理だ」
淡々と話すエータに俺ははっとした。
「ま、まさかそんな事をいったんじゃないよな?」
「相手の嫌がる事を言うのは自らの不利益を被ると、君が教えてくれたのだ、ケン。君との会話で学習し、そして君こそがこの問題に立ち向かうべきだと結論にいたった」
俺は褒められているのは心地よかったのだが、後半の「問題に立ち向かう」のがなんで俺なのかがわからなかった。
「な、なんで俺なんだ?頭も悪いし、体力もないし・・・何にもできないよ・・・」
「ふむ。吾輩が提示できる対応策を君には伝えておこう」
俺は緊張してゴクリと唾を飲み込んだが「やっぱりエータは何か考えがあるんじゃないか」と安心した。
「おそらく君にしかわからないと思うが、養殖や畜産技術を応用すれば容易に個体数の増加は可能だ。人工授精や人工飼育ができれば問題解決だと結論付けられるがどうかね?」
俺は生け簀でおよぐ魚を板前さんが捕まえて捌く姿を想像した。
「で、でもエータ。それに俺が何の関係があるんだ?エータだけでもできる・・・というか、俺養殖とか畜産とかわからないよ?」
「君には吾輩も知らない知識がある。それに彼らに説明するのは君の方が適任であろう。異種交配なども視野にいれるなら、生殖能力のある君が優位なのは間違いないし、君の『彼女』の力も借りれるのなら遺伝子操作による不妊治療も行える。やはり君がキーマンなのだ」
俺は最初は「何言ってるんだコイツ」って思っていた。
だが、じわじわとエータの話しを理解し、先ほどの『救世主さま』と泣いていた地底人を思い出し、プレッシャーで胃がキュルキュルと痛くなってきた。逃げ出したい・・・
「俺、そんな大役・・・できないよ・・・」
「あ、兄貴大丈夫か?顔が白い・・・」
心配そうに俯いた俺の顔をエルが見てつぶやいた。
アレックスが俺の両肩の上に後ろからパンと手を置いた。
「・・・お前は特別だ。自信を持て」
アレックスもエルも心配してくれているのはわかったが、自信はなかった。
「失礼する」
ドアをノックしてリグンが入ってきた。剣を持っているから多分リグン。
「この者を皆さんの給仕として置かせて頂きたい」
リグンの後ろから剣を持っていない地底人が前にずいっと出てきた。
「私はエミカナグ・サンツ・クツ・プオン。なんでもお申しつけください」
キビキビとした動作で挨拶をした地底人に俺も気分は沈んでいたが挨拶を返そうと立ち上がり
「ケンです。エミカナ・・・すいません。名前を・・・」
俺は落ち込んでいるのもあり、名前を覚えられない自分が情けなくなった。
地底人は俺の肩をがしっと掴み
「救世主さま。私の名前など細事です。好きなように呼んでいただいて結構です」
「救世主」と呼ばれ、俺はプレッシャーに耐えられなくなり、一滴の液体が頬を伝ったのがわかった。
「・・・我ながら情けない。エミカさんと呼んでいいですか?」
涙を流した俺にたいしてリグンもエミカも慌てだして
「け、ケン殿。名前を覚えられないくらいで我らは責め立てたりはしませんぞ」
「わ、私の態度に不遜があったのなら謝罪します」
俺はなにかその態度に少し引いて落ち着いてきて冷静になった。
「あ、ああ。じゃあよろしくお願いしますねエミカさん。俺の事は『ケン』でいいですよ。リグンさんも」
「恐れ多いですが、そう望むのならケンと呼びましょう。私も呼び捨てで大丈夫です」
こうして握手をして挨拶を終えた。
退室時にリグンが
「ケン。我が娘は私が言うのもなんだがしっかりしている。至らない事もあるかと思うがよろしく頼む」
そういって閉まった金属のドアを見つめていて
「え?娘?女の子?全裸なの?え?」
俺はエミカを見れなくなっていた。
エミカの案内で宿泊部屋に案内された。
金属製のベットが4つ置かれ、テーブルや椅子もある広い部屋で、ちゃんとした布の敷き布団や毛布があった。鉄の枕とかじゃなくてよかったと安心した。
「私はいつでも控えているので、何かありましたらお呼びください」
そう頭を下げて退室した。
俺はベッドに倒れこんだ。
エータとアレックスは荷物を置き、椅子に腰かけていた。
エルは水差しから水をついで俺の元へ持ってきてくれた。
「ありがとうエル・・・ガラスのコップ!?」
コップは透明なガラスだった。
ローレン卿の所では絵のかかれた高そうな陶磁器っぽいコップで紅茶やワインを飲んでいたが、飲食店などは木を樽のように組んだものや、木を掘ったもの、いびつな焼き物のコップしか見たことがなかった。
このコップは俺のいた世界とおなじクオリティに見えた。
喉が乾いていた俺は水を一口飲んでから
「え、エータ!ここってどうなっているんだ?」
俺は技術というか文化とというかに興味を持ってエータに聞くと
「吾輩に聞くよりもエミカに聞いたらどうかね?案内してくれるだろう」
そう言われて「それもそうか」と思った俺はエミカを探しにドアを開けると
「え?ずっとここで立ってるの?」
ドアの横で直立不動でエミカは立っていた。よく見たら腰のベルトにナイフのようなものを刺していたのが見えた。
「救世・・・いえケン。なにかございましたか?」
姿勢をさらに正して俺に向き合うエミカに俺は腰が引けつつも
「う、うん。ちょっと聞いてみたいことがあって・・・と、とりあえず座りません?」
そう声をかけて部屋に入り着座を進めると、戸惑っていたが「ケンがそう望むのなら」と座ってくれた。
なんか「この人も堅苦しいゴータイプなのか」と思い、俺は思い切って
「エミカはその・・・普段通りに接してくれたらいいよ。丁寧すぎると気を使うし」
そう言うと少し考え込むような素振りで少し黙ってから
「わかった。だが、あまりに失礼だったり気に入らないようならすぐに申し出てほしい。改善する」
なんか思ったより男らしい回答に、俺は咄嗟に「お、おう」と答えた。
「ここの技術や文化を教えてほしいと思って。あんまり地底人の知識がなくて・・・」
「私の答えられる範囲ならなんでも質問してもらってかまわないが、色々と見て回った方が早い。もうすぐ会食がある。明日の予定に組み込んでもらうように申し出ておこう」
あれ?なんかゴータイプと思ったけど、エータのような気がしてきた・・・
その後もエミカに色々と聞いていたのだが、突然エータが会話に入ってきた。
「君はどのような使命を帯びているのかね?」
「はっ、エータ殿。私の使命はあなた方にここで快適に過ごせるように随時対応をすることだと認識しております」
「吾輩にも敬称や敬語など不要だ。君の使命の中には長老の言う『存続の危機』問題は含まれているのかね?」
「では失礼して胸襟を開いてお答えする。『存続の危機』はここにいる全ての者の取り組むべき問題だ。当然私はその問題を解決する貴殿らをもてなし、気分よく手を貸してもらえるように対応するのは当然である」
ああ、やっぱりエータが二人いる!俺はドン引きで見ていた。アレックスは目を閉じて動かず、エルは飽きたのか、既にベッドて寝息を立てていた。
「そこで提案なのだがね。異種交配と言って意味はわかるかね?」
「分類の違う種を交配させて子孫を産ませることか?」
「理解が早くて助かる。提案というのは君が異種交配するのはどうかということだ。そこのケンなどはどうかね?」
俺はポカンとして口を開けて聞いていた。「何話してるんだろうなー」って聞いていて内容は入ってきていなかった。
俺の正面に座るエミカは白目のない真っ黒な目を俺にまっすぐ向けて、黙ったまましばらくケンを見つめた。
俺は視線に耐えられず、目を泳がせながら「あ、あの・・・」とかつぶやいていた。
「ケンが協力してくれるのなら是非お願いしたい」
「そういうことだがケンはどうかね?」
俺は事態がわからずに冷や汗をかきながらも、エータのいつもの意味わからない「どうかね」が始まったと思っていたのだが・・・
「どうだケン。イヤならはっきりと断ってくれてよい」
じっと見つめるエミカと、段々話しの内容がわかってきた俺は急に「目の前に全裸の女子がいる」と考えてしまい、目をそらした。
「そうか。無理強いはよくないな」
ふっと溜息をついて首を振るエミカに、俺は何か申し訳ない気持ちになり
「ち、違うんだ。そ、その俺にはもう決まった相手がいるし、は、裸の女の子だと思ったら恥ずかしくて・・・」
「私を裸の女の子と言うのか。はは、君はおもしろい。はっはっは」
何故か寝ていたエルまで笑っているが、俺は自分で言ってしまった「決まった相手」という言葉もはずかしくて顔を上げられなかった。
案内してくれた地底人も何か俺の事をキラキラした目でみているのは気のせいでしょうか?
俺はエータの腕を掴んでから
「ちょっとエータ君。ここに座りなさい!」
向かい合わせに座らせて事情を聞くことにした。
エータの説明では、俺がジンナの村にいるときにここを訪れたとの事だった・・・
俺が・・・殺人をした頃だ。忘れる事は出来ないが、今はエータの説明を聞こう。
エータは地底人に予定通りに腕の修復は出来ないかと尋ねた。
報酬は金銭でどうだと交渉したのだが、先ほどの長老と同じ事を言われて回答できずに帰還したとの事だった。
「吾輩は生命体ではない。種の保存は生命体の基礎行動だが、自然淘汰は摂理だ」
淡々と話すエータに俺ははっとした。
「ま、まさかそんな事をいったんじゃないよな?」
「相手の嫌がる事を言うのは自らの不利益を被ると、君が教えてくれたのだ、ケン。君との会話で学習し、そして君こそがこの問題に立ち向かうべきだと結論にいたった」
俺は褒められているのは心地よかったのだが、後半の「問題に立ち向かう」のがなんで俺なのかがわからなかった。
「な、なんで俺なんだ?頭も悪いし、体力もないし・・・何にもできないよ・・・」
「ふむ。吾輩が提示できる対応策を君には伝えておこう」
俺は緊張してゴクリと唾を飲み込んだが「やっぱりエータは何か考えがあるんじゃないか」と安心した。
「おそらく君にしかわからないと思うが、養殖や畜産技術を応用すれば容易に個体数の増加は可能だ。人工授精や人工飼育ができれば問題解決だと結論付けられるがどうかね?」
俺は生け簀でおよぐ魚を板前さんが捕まえて捌く姿を想像した。
「で、でもエータ。それに俺が何の関係があるんだ?エータだけでもできる・・・というか、俺養殖とか畜産とかわからないよ?」
「君には吾輩も知らない知識がある。それに彼らに説明するのは君の方が適任であろう。異種交配なども視野にいれるなら、生殖能力のある君が優位なのは間違いないし、君の『彼女』の力も借りれるのなら遺伝子操作による不妊治療も行える。やはり君がキーマンなのだ」
俺は最初は「何言ってるんだコイツ」って思っていた。
だが、じわじわとエータの話しを理解し、先ほどの『救世主さま』と泣いていた地底人を思い出し、プレッシャーで胃がキュルキュルと痛くなってきた。逃げ出したい・・・
「俺、そんな大役・・・できないよ・・・」
「あ、兄貴大丈夫か?顔が白い・・・」
心配そうに俯いた俺の顔をエルが見てつぶやいた。
アレックスが俺の両肩の上に後ろからパンと手を置いた。
「・・・お前は特別だ。自信を持て」
アレックスもエルも心配してくれているのはわかったが、自信はなかった。
「失礼する」
ドアをノックしてリグンが入ってきた。剣を持っているから多分リグン。
「この者を皆さんの給仕として置かせて頂きたい」
リグンの後ろから剣を持っていない地底人が前にずいっと出てきた。
「私はエミカナグ・サンツ・クツ・プオン。なんでもお申しつけください」
キビキビとした動作で挨拶をした地底人に俺も気分は沈んでいたが挨拶を返そうと立ち上がり
「ケンです。エミカナ・・・すいません。名前を・・・」
俺は落ち込んでいるのもあり、名前を覚えられない自分が情けなくなった。
地底人は俺の肩をがしっと掴み
「救世主さま。私の名前など細事です。好きなように呼んでいただいて結構です」
「救世主」と呼ばれ、俺はプレッシャーに耐えられなくなり、一滴の液体が頬を伝ったのがわかった。
「・・・我ながら情けない。エミカさんと呼んでいいですか?」
涙を流した俺にたいしてリグンもエミカも慌てだして
「け、ケン殿。名前を覚えられないくらいで我らは責め立てたりはしませんぞ」
「わ、私の態度に不遜があったのなら謝罪します」
俺はなにかその態度に少し引いて落ち着いてきて冷静になった。
「あ、ああ。じゃあよろしくお願いしますねエミカさん。俺の事は『ケン』でいいですよ。リグンさんも」
「恐れ多いですが、そう望むのならケンと呼びましょう。私も呼び捨てで大丈夫です」
こうして握手をして挨拶を終えた。
退室時にリグンが
「ケン。我が娘は私が言うのもなんだがしっかりしている。至らない事もあるかと思うがよろしく頼む」
そういって閉まった金属のドアを見つめていて
「え?娘?女の子?全裸なの?え?」
俺はエミカを見れなくなっていた。
エミカの案内で宿泊部屋に案内された。
金属製のベットが4つ置かれ、テーブルや椅子もある広い部屋で、ちゃんとした布の敷き布団や毛布があった。鉄の枕とかじゃなくてよかったと安心した。
「私はいつでも控えているので、何かありましたらお呼びください」
そう頭を下げて退室した。
俺はベッドに倒れこんだ。
エータとアレックスは荷物を置き、椅子に腰かけていた。
エルは水差しから水をついで俺の元へ持ってきてくれた。
「ありがとうエル・・・ガラスのコップ!?」
コップは透明なガラスだった。
ローレン卿の所では絵のかかれた高そうな陶磁器っぽいコップで紅茶やワインを飲んでいたが、飲食店などは木を樽のように組んだものや、木を掘ったもの、いびつな焼き物のコップしか見たことがなかった。
このコップは俺のいた世界とおなじクオリティに見えた。
喉が乾いていた俺は水を一口飲んでから
「え、エータ!ここってどうなっているんだ?」
俺は技術というか文化とというかに興味を持ってエータに聞くと
「吾輩に聞くよりもエミカに聞いたらどうかね?案内してくれるだろう」
そう言われて「それもそうか」と思った俺はエミカを探しにドアを開けると
「え?ずっとここで立ってるの?」
ドアの横で直立不動でエミカは立っていた。よく見たら腰のベルトにナイフのようなものを刺していたのが見えた。
「救世・・・いえケン。なにかございましたか?」
姿勢をさらに正して俺に向き合うエミカに俺は腰が引けつつも
「う、うん。ちょっと聞いてみたいことがあって・・・と、とりあえず座りません?」
そう声をかけて部屋に入り着座を進めると、戸惑っていたが「ケンがそう望むのなら」と座ってくれた。
なんか「この人も堅苦しいゴータイプなのか」と思い、俺は思い切って
「エミカはその・・・普段通りに接してくれたらいいよ。丁寧すぎると気を使うし」
そう言うと少し考え込むような素振りで少し黙ってから
「わかった。だが、あまりに失礼だったり気に入らないようならすぐに申し出てほしい。改善する」
なんか思ったより男らしい回答に、俺は咄嗟に「お、おう」と答えた。
「ここの技術や文化を教えてほしいと思って。あんまり地底人の知識がなくて・・・」
「私の答えられる範囲ならなんでも質問してもらってかまわないが、色々と見て回った方が早い。もうすぐ会食がある。明日の予定に組み込んでもらうように申し出ておこう」
あれ?なんかゴータイプと思ったけど、エータのような気がしてきた・・・
その後もエミカに色々と聞いていたのだが、突然エータが会話に入ってきた。
「君はどのような使命を帯びているのかね?」
「はっ、エータ殿。私の使命はあなた方にここで快適に過ごせるように随時対応をすることだと認識しております」
「吾輩にも敬称や敬語など不要だ。君の使命の中には長老の言う『存続の危機』問題は含まれているのかね?」
「では失礼して胸襟を開いてお答えする。『存続の危機』はここにいる全ての者の取り組むべき問題だ。当然私はその問題を解決する貴殿らをもてなし、気分よく手を貸してもらえるように対応するのは当然である」
ああ、やっぱりエータが二人いる!俺はドン引きで見ていた。アレックスは目を閉じて動かず、エルは飽きたのか、既にベッドて寝息を立てていた。
「そこで提案なのだがね。異種交配と言って意味はわかるかね?」
「分類の違う種を交配させて子孫を産ませることか?」
「理解が早くて助かる。提案というのは君が異種交配するのはどうかということだ。そこのケンなどはどうかね?」
俺はポカンとして口を開けて聞いていた。「何話してるんだろうなー」って聞いていて内容は入ってきていなかった。
俺の正面に座るエミカは白目のない真っ黒な目を俺にまっすぐ向けて、黙ったまましばらくケンを見つめた。
俺は視線に耐えられず、目を泳がせながら「あ、あの・・・」とかつぶやいていた。
「ケンが協力してくれるのなら是非お願いしたい」
「そういうことだがケンはどうかね?」
俺は事態がわからずに冷や汗をかきながらも、エータのいつもの意味わからない「どうかね」が始まったと思っていたのだが・・・
「どうだケン。イヤならはっきりと断ってくれてよい」
じっと見つめるエミカと、段々話しの内容がわかってきた俺は急に「目の前に全裸の女子がいる」と考えてしまい、目をそらした。
「そうか。無理強いはよくないな」
ふっと溜息をついて首を振るエミカに、俺は何か申し訳ない気持ちになり
「ち、違うんだ。そ、その俺にはもう決まった相手がいるし、は、裸の女の子だと思ったら恥ずかしくて・・・」
「私を裸の女の子と言うのか。はは、君はおもしろい。はっはっは」
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