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伸ばした手の先
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――ギイ……ギ……ギッ、ギッ
静まり返った五十日祭の会場。
誰も言葉を発さない。
何人もの村人が、木の舞台を踏み鳴らす音だけが響いていた。
村人たちはじりじりと柚月と惣一のいる場所へと迫ってくる。
皆、一様に目が血走り、尋常ではない雰囲気だった。
彼らの瞳からは、柚月と惣一に対する敵意が溢れていた。
雛乃は村人達の後ろで薄く微笑みながら、静かにこちらを眺めている。
小山内はその横で、無表情に立っていた。
玉藻の憑依によって、一度意識を失った柚月は、惣一に支えられながら座り込んでいた。
まだ頭がふわふわしている。
惣一の顔を覗き込もうとすると、必然的に彼の顔を見上げる形になる。
惣一は妹の方を見ていた。
その顔を見て、柚月は驚く。
惣一はその整った顔に、やるせない様な、痛みを堪えるような複雑な表情を浮かべていた。
そんな惣一の表情は、初めてだった。
「…惣一」
柚月がその顔を見上げながら、思わず彼の名を呼ぶ。
すると惣一は、はっと我に返り、いつもの調子で顔に笑みを張り付ける。
何かを誤魔化すように、やれやれと肩をすくめた。
そして、隣にいる玉藻へと、まるで他人事のように軽い調子で声をかける。
「玉藻様、大変なことになったね」
その様子は、まるで自分の内心を押し隠しているようだった。
「少年。君はこの惨状を、私のせいだと言いたいのかな」
玉藻は細い目をさらに細めた。
「だって、そうだろう?
玉藻様が柚月を使ってあんな派手なことをしなければ、ここまでひどい状況にはならなかったよ」
惣一は、にこりと笑う。
一見穏やかそうに見えるその笑みには、目に見えぬ圧のようなものがあった。
「こうなった責任、取ってくれるよね」
玉藻は一瞬だけ黙り、不服そうに尻尾をバサッと地面に打ち付けた。
2人はしばし睨み合う。
――ギ…、ギシ…ギッ
そうする間にも、村人たちはあと数歩までの距離に迫っている。
柚月は気が気ではなかった。
「こんな時に喧嘩なんて、やめてください」
同時に身をよじり、惣一の支えから逃れた。
そして2人の間に割って入る。
無言の時間が、重く沈む。
先に根負けしたのは玉藻だった。
目を逸らし、ふっと息を吐く。
「……わかったわかった。
本当に狐使いが荒いんだから」
そして柚月へと視線を向ける。
「柚月。私のあとに続けて唱えて」
「私、ですか?」
柚月が戸惑っていると、惣一があっけらかんとした声で言った。
「大丈夫。きっと何とかなるよ。
こっちには、本物のお狐さまがついてるんだからね」
その言葉の真偽は定かではないが、どこか気が緩んでしまう柚月がいた。
「本当に、楽天家ですね」
柚月はほんの少しだけ、微笑んだ。
それを受けて、惣一は不敵に口角を上げる。
「じゃあ、いくよ」
すっと玉藻の声の調子が変わる。
どこか荘厳で、重い響きを帯びた声だった。
「――かけまくもかしこき、白峰の御山の大神。」
玉藻の口から紡がれたのは、神社で奏上される祝詞。
柚月は何度も耳にしたことはあったが、実際に口にするのは初めてだった。
緊張で口がカラカラだ。
だが、迷う暇はない。
声が震えないよう、深呼吸してから復唱する。
「か…かけまくもかしこき、白峰の御山のおおかみ…」
玉藻は、朗々と続きの言の葉を紡ぐ。
「諸々の禍事、罪穢あらんをば、
払い給い清め給えと申す事の由を聞こし召せと、畏み畏みも白す」
柚月もそれを復唱した。
その瞬間。
――ちりん。
雛乃の髪の鈴が、わずかに鳴った。
大きな瞳が揺れる。
空気が、ざわめく。
近くの燭台に照らされた、雛乃の足元の影が、ゆらりと波打った。
まるで黒い水面のように。
雛乃が、胸を押さえる。
「……っ、なに……これは……」
声が、二重に響く。
少女の声と、低く濁った何かの声。
ざわ、と村人がどよめいた。
風はないのに、舞台の灯籠の火が揺れる。
「ひっ……!」
誰かが悲鳴を上げた。
小山内が、わずかに目を見開く。
「雛乃さん、どうしたのです?」
雛乃に手を伸ばしかけたその時、
雛乃が苦しげに身を折る。
「やめて……!」
そして、手を、ぶん、と振り払った。
雛乃の手が、燭台に当たる。
火が木造の床に落ちた。
小さな火種が、じりじりと広がっていく。
「雛乃さん!」
小山内の顔色が変わった。
火がついた場所に自分の羽織を、ばさばさと打ち付ける。
「皆さん、火を消すのを手伝ってください!」
村人が反応する。
水を取りに行くものや、一緒になって着ているものを火に被せるもの。不安げにキョロキョロとする者もいた。
雛乃は胸を掻きむしるようにしたあと、引きつけのように顔を上に向けた。
次の瞬間、彼女の声が変わる。
『――それを、唱えるな……!!』
明らかに雛乃のものではない声だった。
雛乃の周囲に黒い靄のようなものが纏わりついているのが見えた。
その靄は、人のような形を取り、恨めしげにこちらを見ている。
靄には目がないのに、何故かそう感じた。
小山内の消火活動も虚しく、火が消えることはなかった。
連鎖するように乾いた板を炎が舐め、火が移る。
一瞬で、舞台に炎が広がった。
焦げた臭いが鼻を突く。
煙が充満し、息苦しくなってくる。
「火事だ!!」
「逃げろ!!」
悲鳴が渦を巻く。
村人達は火の勢いが増すにつれ、恐慌状態に陥り、押し合いへし合いになる。
その混乱の中で、惣一が柚月の手を強く引いた。
「柚月、走れる?」
耳元で、惣一が低く問う。
柚月はこくりと頷く。
「はい。まだ少し頭がぼうっとしますが」
そう言うと、惣一の手を強く握り返した。
惣一は、いつもの胡散臭い笑みを浮かべる。
「もし転んだら、抱えて走ってあげるよ」
「…絶対に転びません」
即答だった。
一瞬だけ、惣一の口元が柔らかく緩む。
「行こう!」
人々の悲鳴が渦巻く。
炎が柱を舐め、火の粉が宙を舞う。
煙が喉を焼く。
熱気が背中を押すように迫る中、
ふたりは駆け出した。
背後で、誰かの怒号が飛ぶ。
「逃げたぞ!」
「追え!」
村人の足音が、追ってくる。
惣一は柚月の手を強く握り、
炎の揺らぎの向こうへと飛び込んだ。
次の瞬間。
―――ガラガラガラ…ドォン!
背後で轟音が響いた。
焼けて脆くなった木の柱が倒れ、追っ手の行く先を阻んだのだ。
柱からは炎が上がっており、村人たちは追いかけて来ることができない。
雛乃の叫びが、こだまする。
「ああああああああ…!やめて!苦しい」
煙と炎の向こう。
熱で視界が歪み、蜃気楼のようにゆらゆらと。
黒い影に覆われた少女が、こちらを見ている。
その瞳から、涙が一筋こぼれた。
「……お兄、ちゃん……」
かすれた、小さな声。
こちらに縋るように、手を伸ばす。
惣一は目を見開き、立ち止まると、息を呑んで振り返る。
何かを言いかけるように口を開くが、その言葉を飲み込んだ。
苦しげに眉根を寄せ、雛乃を凝視する。
――しかし、
ぎゅ、と柚月の手を強く握ると、雛乃の視線を振り切るように、勢いよく駆け出した。
惣一は、一度も振り返らなかった。
次の瞬間、黒い靄がすすり泣く彼女を飲み込む。
――ちりん…
髪飾りの鈴が、悲しげに鳴った。
静まり返った五十日祭の会場。
誰も言葉を発さない。
何人もの村人が、木の舞台を踏み鳴らす音だけが響いていた。
村人たちはじりじりと柚月と惣一のいる場所へと迫ってくる。
皆、一様に目が血走り、尋常ではない雰囲気だった。
彼らの瞳からは、柚月と惣一に対する敵意が溢れていた。
雛乃は村人達の後ろで薄く微笑みながら、静かにこちらを眺めている。
小山内はその横で、無表情に立っていた。
玉藻の憑依によって、一度意識を失った柚月は、惣一に支えられながら座り込んでいた。
まだ頭がふわふわしている。
惣一の顔を覗き込もうとすると、必然的に彼の顔を見上げる形になる。
惣一は妹の方を見ていた。
その顔を見て、柚月は驚く。
惣一はその整った顔に、やるせない様な、痛みを堪えるような複雑な表情を浮かべていた。
そんな惣一の表情は、初めてだった。
「…惣一」
柚月がその顔を見上げながら、思わず彼の名を呼ぶ。
すると惣一は、はっと我に返り、いつもの調子で顔に笑みを張り付ける。
何かを誤魔化すように、やれやれと肩をすくめた。
そして、隣にいる玉藻へと、まるで他人事のように軽い調子で声をかける。
「玉藻様、大変なことになったね」
その様子は、まるで自分の内心を押し隠しているようだった。
「少年。君はこの惨状を、私のせいだと言いたいのかな」
玉藻は細い目をさらに細めた。
「だって、そうだろう?
玉藻様が柚月を使ってあんな派手なことをしなければ、ここまでひどい状況にはならなかったよ」
惣一は、にこりと笑う。
一見穏やかそうに見えるその笑みには、目に見えぬ圧のようなものがあった。
「こうなった責任、取ってくれるよね」
玉藻は一瞬だけ黙り、不服そうに尻尾をバサッと地面に打ち付けた。
2人はしばし睨み合う。
――ギ…、ギシ…ギッ
そうする間にも、村人たちはあと数歩までの距離に迫っている。
柚月は気が気ではなかった。
「こんな時に喧嘩なんて、やめてください」
同時に身をよじり、惣一の支えから逃れた。
そして2人の間に割って入る。
無言の時間が、重く沈む。
先に根負けしたのは玉藻だった。
目を逸らし、ふっと息を吐く。
「……わかったわかった。
本当に狐使いが荒いんだから」
そして柚月へと視線を向ける。
「柚月。私のあとに続けて唱えて」
「私、ですか?」
柚月が戸惑っていると、惣一があっけらかんとした声で言った。
「大丈夫。きっと何とかなるよ。
こっちには、本物のお狐さまがついてるんだからね」
その言葉の真偽は定かではないが、どこか気が緩んでしまう柚月がいた。
「本当に、楽天家ですね」
柚月はほんの少しだけ、微笑んだ。
それを受けて、惣一は不敵に口角を上げる。
「じゃあ、いくよ」
すっと玉藻の声の調子が変わる。
どこか荘厳で、重い響きを帯びた声だった。
「――かけまくもかしこき、白峰の御山の大神。」
玉藻の口から紡がれたのは、神社で奏上される祝詞。
柚月は何度も耳にしたことはあったが、実際に口にするのは初めてだった。
緊張で口がカラカラだ。
だが、迷う暇はない。
声が震えないよう、深呼吸してから復唱する。
「か…かけまくもかしこき、白峰の御山のおおかみ…」
玉藻は、朗々と続きの言の葉を紡ぐ。
「諸々の禍事、罪穢あらんをば、
払い給い清め給えと申す事の由を聞こし召せと、畏み畏みも白す」
柚月もそれを復唱した。
その瞬間。
――ちりん。
雛乃の髪の鈴が、わずかに鳴った。
大きな瞳が揺れる。
空気が、ざわめく。
近くの燭台に照らされた、雛乃の足元の影が、ゆらりと波打った。
まるで黒い水面のように。
雛乃が、胸を押さえる。
「……っ、なに……これは……」
声が、二重に響く。
少女の声と、低く濁った何かの声。
ざわ、と村人がどよめいた。
風はないのに、舞台の灯籠の火が揺れる。
「ひっ……!」
誰かが悲鳴を上げた。
小山内が、わずかに目を見開く。
「雛乃さん、どうしたのです?」
雛乃に手を伸ばしかけたその時、
雛乃が苦しげに身を折る。
「やめて……!」
そして、手を、ぶん、と振り払った。
雛乃の手が、燭台に当たる。
火が木造の床に落ちた。
小さな火種が、じりじりと広がっていく。
「雛乃さん!」
小山内の顔色が変わった。
火がついた場所に自分の羽織を、ばさばさと打ち付ける。
「皆さん、火を消すのを手伝ってください!」
村人が反応する。
水を取りに行くものや、一緒になって着ているものを火に被せるもの。不安げにキョロキョロとする者もいた。
雛乃は胸を掻きむしるようにしたあと、引きつけのように顔を上に向けた。
次の瞬間、彼女の声が変わる。
『――それを、唱えるな……!!』
明らかに雛乃のものではない声だった。
雛乃の周囲に黒い靄のようなものが纏わりついているのが見えた。
その靄は、人のような形を取り、恨めしげにこちらを見ている。
靄には目がないのに、何故かそう感じた。
小山内の消火活動も虚しく、火が消えることはなかった。
連鎖するように乾いた板を炎が舐め、火が移る。
一瞬で、舞台に炎が広がった。
焦げた臭いが鼻を突く。
煙が充満し、息苦しくなってくる。
「火事だ!!」
「逃げろ!!」
悲鳴が渦を巻く。
村人達は火の勢いが増すにつれ、恐慌状態に陥り、押し合いへし合いになる。
その混乱の中で、惣一が柚月の手を強く引いた。
「柚月、走れる?」
耳元で、惣一が低く問う。
柚月はこくりと頷く。
「はい。まだ少し頭がぼうっとしますが」
そう言うと、惣一の手を強く握り返した。
惣一は、いつもの胡散臭い笑みを浮かべる。
「もし転んだら、抱えて走ってあげるよ」
「…絶対に転びません」
即答だった。
一瞬だけ、惣一の口元が柔らかく緩む。
「行こう!」
人々の悲鳴が渦巻く。
炎が柱を舐め、火の粉が宙を舞う。
煙が喉を焼く。
熱気が背中を押すように迫る中、
ふたりは駆け出した。
背後で、誰かの怒号が飛ぶ。
「逃げたぞ!」
「追え!」
村人の足音が、追ってくる。
惣一は柚月の手を強く握り、
炎の揺らぎの向こうへと飛び込んだ。
次の瞬間。
―――ガラガラガラ…ドォン!
背後で轟音が響いた。
焼けて脆くなった木の柱が倒れ、追っ手の行く先を阻んだのだ。
柱からは炎が上がっており、村人たちは追いかけて来ることができない。
雛乃の叫びが、こだまする。
「ああああああああ…!やめて!苦しい」
煙と炎の向こう。
熱で視界が歪み、蜃気楼のようにゆらゆらと。
黒い影に覆われた少女が、こちらを見ている。
その瞳から、涙が一筋こぼれた。
「……お兄、ちゃん……」
かすれた、小さな声。
こちらに縋るように、手を伸ばす。
惣一は目を見開き、立ち止まると、息を呑んで振り返る。
何かを言いかけるように口を開くが、その言葉を飲み込んだ。
苦しげに眉根を寄せ、雛乃を凝視する。
――しかし、
ぎゅ、と柚月の手を強く握ると、雛乃の視線を振り切るように、勢いよく駆け出した。
惣一は、一度も振り返らなかった。
次の瞬間、黒い靄がすすり泣く彼女を飲み込む。
――ちりん…
髪飾りの鈴が、悲しげに鳴った。
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