ブラック企業でポイントを極めた俺、異世界で最強の農民になります

はぶさん

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第二百七十二話:絶対零度の収穫祭。雪中キャベツの甘みと、目覚める氷河のマンモス*

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 分厚い氷の壁を『魔導熱線砲(メルティング・カノン)』でぶち破り、未開の地『永久凍土の大陸(ニヴルヘイム)』へと足を踏み入れてから数時間。
 俺たちの乗る『魔導キャンピングカー(改・極地仕様)』は、オーロラが揺らめく夜空の下、見渡す限りの銀世界を爆走していた。

「システム・環境適応モード起動。タイヤ・ユニットを格納し、雪上用キャタピラを展開。補助ホバー出力30%」

 俺の音声コマンドに応じ、キャンピングカーの巨体がガシュン!と音を立てて変形する。
 巨大なゴムタイヤが車体下部へと引き込まれ、代わりにスパイクの付いた極太の魔導キャタピラがせり出す。同時に、車体底面のホバーユニットが圧縮空気を噴射し、数万トンはあるはずの車体を雪面から僅かに浮かせた。
 これにより、どれほど深く積もった新雪の上でも、あるいは滑りやすい氷のクレバスの上でも、沈み込むことなく時速100キロ以上での安定した走破が可能となる。

「いやぁ、快適快適。外は地獄みたいだけどな」

 俺はホットコーヒー(もちろんマリアさん特製のブレンドだ)を啜りながら、運転席の窓越しに外の景色を眺めた。
 防弾・防魔ガラスの向こう側は、荒れ狂う猛吹雪(ブリザード)の世界だ。
 叩きつけられる雪は鋭い氷の刃のようになっており、視界は白一色(ホワイトアウト)に近い。外気温センサーの表示は、驚愕の【マイナス50℃】を指している。
 普通の人間なら、外に出た瞬間に肺が凍りつき、数分で命を落とす絶対零度の死の世界。

 だが、車内は別次元だ。
 床暖房が足元からじんわりと温め、『恒温空調魔法』が室温を常に25度の適温に保ち、適度な加湿まで行っている。
 リビングスペースでは、エレナ様とマキナが半袖姿でトランプに興じ、フェンは「外で走りたいが、毛皮が凍るのは嫌だ」とストーブの前で丸くなっている。ガリウス所長に至っては、Tシャツと短パン姿でアイスクリームを舐めながら、魔導書を解読していた。

「さあ、お目当ての『氷温熟成肉』と『雪中キャベツ』はどこに眠っているかな……ん?」

 俺はダッシュボードのソナー・レーダーから目を離し、自身の農業スキル『絶対探知(土壌・生命・マナの複合感知)』を前方へと放射した。
 すると、厚さ数メートルはあるであろう永久凍土のさらに下、分厚い氷河の奥深くに、微かだが強靭な「生命(植物)の脈動」と、圧倒的な「質量の塊」をキャッチした。

「……見つけたぞ。間違いなく、この下だ」
「本当ですかルークス様! ついに幻の冬野菜が!」
「よーし! 雪遊びの時間だ!」

 俺がキャンピングカーを停止させると、女性陣が嬉々として立ち上がった。
 だが、ここはマイナス50℃の死の世界。普段着で出れば即座に氷像と化す。
 しかし、俺たちには「資本主義(ポイ活)の力」があった。

「みんな、昨日配った防寒具一式を着てくれ! 絶対に肌を露出させるなよ!」

 俺たちは、システムウィンドウから合計20万ポイント(王都に家が建つ額だ)を叩き出して購入した、究極の防寒装備に身を包んだ。
 肌着には【神話級・極暖ヒートインナー(発熱魔石繊維100%)】。
 アウターには【絶対結界付き・特注ダウンジャケット(火竜の羽毛使用)】。

 モコモコに着膨れするわけではない。デザインはスタイリッシュで、驚くほど軽い。
 俺は覚悟を決め、キャンピングカーのエアロックを開き、猛吹雪の吹き荒れる外へと足を踏み出した。

 ゴォォォォォォォォッ!!

 鼓膜を破らんばかりの風切り音が襲いかかってくる。
 だが――。

「……あれ? 寒くないぞ?」

 俺は自分の両手を見つめ、思わず間抜けな声を出した。
 顔面には専用の魔導ゴーグルとフェイスマスクをつけているが、それを差し引いても、寒さという概念が完全に消失していた。
 ヒートインナーが体温に反応して自律的に発熱し、火竜のダウンジャケットが展開する『絶対保温結界』が、外部からの冷気を完全にシャットアウトしているのだ。

「ふはははっ! なんだこれは! まるで春の陽だまりの中にいるようだ! いや、むしろ少し動くと汗ばむくらいだぞ!」

 ガリウス所長が、猛吹雪の中で大の字になって雪にダイブし、雪見風呂にでも入っているかのようにくつろぎ始めた。
 エレナ様やマキナも「暖かいですわ!」「全然平気!」と雪玉を作ってはしゃいでいる。フェンは自前の毛皮(魔力バリア付き)があるので元々平気だが、人間の俺たちが寒がらないことに少し驚いているようだ。

 20万ポイントの投資は大正解だった。
 これなら、どんな過酷な農作業(氷砕き)も、鼻歌交じりでこなせる。

「さて、遊ぶのは後だ。収穫祭を始めようぜ」

 俺は背中から『真・アダマンタイトの鍬(くわ)』を引き抜き、足元のカチカチに凍りついた永久凍土――いや、巨大な氷の床を睨みつけた。

 農業スキル・『絶対耕作』。
 このスキルは、対象が「土」でなくとも、俺が「ここを畑にする(耕す)」と認識した瞬間に発動する。
 俺は腰を深く落とし、氷点下の大地に向けて鍬を大きく振り下ろした。

「天地返し・極寒仕様(アイス・ブレイク)ッ!!」

 ガァァァァァァァァンッ!!!!!

 ミスリルをも砕くアダマンタイトの刃が、厚さ数メートルの永久凍土に突き刺さる。
 通常なら、金属が弾き飛ばされるか、手が痺れて終わるだけの硬度。
 だが、スキルの効果により、氷河は「耕すべき硬い土塊」として強制的に認識・分解された。

 パキパキパキッ! ズドォォォォン!!

 蜘蛛の巣状の亀裂が走り、巨大な氷の塊が、まるで柔らかな黒土のようにボロリとひっくり返る。
 空中に舞い散る氷の破片が、オーロラの光を反射してダイヤモンドダストのようにキラキラと輝き、幻想的な光景を作り出した。
 俺は次々と鍬を振るい、分厚い氷河を「開墾」していく。

「お兄ちゃん、すごい! 氷が畑みたいになってる!」
「おっ! あったぞ! みんな、これを見ろ!」

 数分間、氷を砕き進んだ先。
 深さ約2メートルの氷床の底、まるでクリスタルのような透明な氷に包まれるようにして、「それ」は群生していた。

 【雪中キャベツの原種(UR)】。

 普通のキャベツの三倍はあろうかという巨大な球体。
 その葉は、氷の圧力に耐え抜き、幾重にも分厚く重なっている。そして何より目を引くのが、その色彩だ。
 深い森のような緑色から、中心に向かうにつれて、宝石のエメラルドのように透き通った淡い黄緑色へとグラデーションを描いている。
 氷の層越しにでも、その内側に凄まじい生命力と「甘み」が凝縮されているのが伝わってくる。

「美しい……。氷の芸術品ですわ……」
「ルークス様、これが幻の冬野菜……!」

 俺は慎重に鍬の柄(絶縁ゴム部分)を使い、周りの氷を砕いて、一番大きく育ったキャベツを一つ掘り出した。
 ずっしりとした重量感。まるでボウリングの球を持っているかのようだ。葉の一枚一枚が極限まで水分をコントロールし、みっちりと詰まっている証拠だ。

「よし。まずは味見といこう」

 俺は手袋を外し、素手でキャベツの外葉をベリッと剥がした。
 パリッ!
 という、信じられないほど小気味良い音が響く。水分が凍結する寸前の、細胞が極限まで張り詰めた状態だからこそ鳴る音だ。

 俺はその中の一枚、特に色が薄く、中心に近い柔らかそうな葉をちぎり取り、吹雪の中でそのまま口に運んだ。
 洗う必要などない。永久凍土の氷に守られた、完全な無菌状態だ。

 ――シャクッ。

 噛み切った瞬間。
 俺の脳天を、雷に打たれたような衝撃が貫いた。

「な、なんだこれは……ッ!?」

 シャクシャクッ、シャキシャキッ!
 噛むたびに、葉の細胞壁が弾け、中から「不凍液」と化した極上の果汁――いや、野菜ジュースが溢れ出してくる。
 それは、ただの水ではない。
 極寒の地で凍りつくのを防ぐため、キャベツ自身が体内のデンプンを徹底的に分解し、極限まで「糖分」へと変換して蓄え込んだ、天然のシロップだ。

「あ、甘い……! 甘すぎる! リンゴやメロンなんて目じゃない! これはもう、高級な和菓子か、極上の蜜だ!」

 青臭さなど微塵もない。
 ただひたすらに、澄み切った暴力的なまでの甘みと、氷河の水がもたらす爽やかなミネラル感が、口の中を満たしていく。
 冷たさが、さらにその甘みを引き立てている。

「みんな! 食ってみろ! これは革命だぞ!」

 俺は興奮のあまり、次々と葉をちぎってはフェンやエレナ様たちに配った。

「パリッ……はわっ!? あ、甘いですわ! お野菜なのに、ケーキを食べているみたい!」
「シャクシャク! うまい! うまいぞ主! 我、肉食だが、これなら無限に食える!」
「これでお鍋を作ったら……お出汁の旨味と合わさって、気絶するかもしれません……」

 マリアさんが、料理人としての想像力で昇天しかけている。
 猛吹雪の中で、超高級ダウンジャケットを着込んだ一団が、生キャベツを貪り食って恍惚の表情を浮かべている図は、客観的に見れば完全に狂気だが、そんなことはどうでもよかった。
 この雪中キャベツは、それほどの魔力(魅力)を秘めていた。

「ふぅ……。前菜としては完璧すぎるな」

 俺がキャベツの芯まで甘いことを確認し、満足げに息を吐いた、その時だった。

「主よ、待て。……あれを見ろ」

 フェンが、キャベツを咀嚼するのを止め、鼻をクンクンと鳴らして前方を睨みつけた。
 フェンの視線の先。
 俺たちがキャベツを掘り出した場所から、さらに数十メートル奥。
 切り立った巨大な氷河の「壁」の奥深くに、何か黒い、山のように巨大な影が透けて見えていた。

「……なんだ、ありゃ? 岩か?」

 俺は目を細め、『鑑定』スキルをその巨大な影に向けて発動させた。
 直後、システムウィンドウに表示された文字を見て、俺の心臓は狂喜に跳ね上がった。

 【鑑定結果】
 【対象:古代氷河マンモス(アンデッド状態・仮死)】
 【状態:氷温熟成済み(熟成期間:約500年)】
 【肉質:SSS(究極の霜降り・アミノ酸含有量最大)】
 【危険度:災害級】

「……!!」

 古代氷河マンモス。
 数百年もの間、この永久凍土の氷の中で眠り続けていた巨大獣。
 だが、俺の目に飛び込んできたのは「危険度:災害級」という警告文ではない。
 【氷温熟成済み】。そして【肉質:SSS】という、黄金に輝く文字だけだ。

 500年。
 凍るか凍らないかのギリギリの氷点下環境で、肉の細胞が破壊されることなく、自身の持つ酵素によってタンパク質がゆっくりとアミノ酸(旨味成分)へと分解されていく、究極の「氷温熟成(エイジング)」。
 それが500年分、この巨大な肉塊に蓄積されているのだ。

「ルークス君、なんだか嫌な予感がするぞ……。あの氷の中の影、微かに動いていないか……?」

 ガリウス所長が、震える指で氷壁を指差した。
 所長の言葉通りだった。
 俺たちが氷を砕いてキャベツを収穫したことで、地脈(マナの流路)が変化し、氷壁に封印されていた古代の魔力が活性化し始めていたのだ。

 ピキッ……。
 ピキピキピキピキッ!!

 巨大な氷壁に、亀裂が走る。
 亀裂からは、ドス黒い冷気と、死の臭いが混じった瘴気が漏れ出してきた。
 普通の人間なら、恐怖で腰を抜かす場面だろう。
 500年前の化け物が、死してなおアンデッドとして蘇ろうとしているのだから。

 ズドォォォォォォンッ!!!!!

 氷壁が内側から爆発的に砕け散った。
 巨大な氷の破片が吹雪の中に飛び散る中、全高10メートルを超える、漆黒の毛皮に覆われた四足歩行の巨獣が、その姿を現した。
 顔の左右からは、長く湾曲した氷の牙が伸び、赤く濁った双眸が、俺たちを「敵」として明確にロックオンしている。

『パオォォォォォォォォォンッ!!!!』

 大地を揺るがし、吹雪を吹き飛ばすほどの凄まじい咆哮。
 それはまさしく、氷河期の王者の目覚めだった。

「ひぃぃぃっ! モンスターよぉ!」
「マ、マンモス!? しかもアンデッド化しておるぞ! ルークス君、キャンピングカーに避難を……!」

 エレナ様たちが悲鳴を上げ、ガリウス所長が逃走を促す。

 だが。
 俺は一歩も引かなかった。
 むしろ、ダラダラと垂れそうになる涎を必死で啜り込みながら、狂喜の笑みを浮かべていた。

「逃げる? 冗談じゃない。ガリウス所長、あんた見えないのか? あれがただの化け物に見えるのか?」

 俺は、巨大な牙を振り上げ、地響きを立てながら突進してくるマンモスを指差した。

「あれはな……『歩く究極の霜降り肉』だ!」

「はぁ!?」

「考えてもみろ! 数百年かけてアミノ酸が極限まで引き出された『氷温熟成肉』が、わざわざ氷を割って、鮮度抜群の状態で、自分から俺たちに『解体されに』歩いてきてくれてるんだぞ!?」

 俺の脳内では、すでにマンモスの部位が「ロース」「カルビ」「サーロイン」「タン」といった精肉店のチャート図に変換されていた。
 あの太い足は煮込み(シチュー)に最高だ。背中の肉は分厚いステーキにして、さっきの甘いキャベツを添えよう。
 熟成肉の濃厚な旨味と、キャベツの甘みのハーモニー。
 想像しただけで、アドレナリンが沸騰する。

「起きちまったか、古代の王様。……まあいい、これで『ただの熟成肉』から『鮮度抜群で活きのいい熟成肉』にランクアップしたな。自ら出前してくるとは、感心な奴だ!」

 俺は『真・アダマンタイトの鍬』を右手に、そしてアイテムボックスから取り出した『ミスリルの刺身包丁(特大・魔物解体用)』を左手に構えた。

「行くぞ、フェン! メインディッシュのお出ましだ!」
「承知! あの太い足、我の顎で噛み砕いてくれるわ!」

 フェンもまた、ヨダレを撒き散らしながら臨戦態勢に入る。
 最強の農民と最強の魔獣。
 食欲の化身と化した二人の前に、巨大なマンモスが迫る。

「いいかフェン、絶対に炎の魔法は使うなよ! 雷もダメだ! 肉の温度が上がったら、せっかくの『氷温熟成』の旨味が逃げて、ただのローストビーフになっちまうからな!」

 俺は、突撃してくる災害級のモンスターに対し、信じられないほど無茶苦茶な戦闘指示(解体プラン)を出した。

「冷やしながら、凍ったまま三枚におろすぞ! 鮮度第一だ!!」

『パオォォォォォンッ!?(こいつら、俺を食う気か!?)』

 マンモスの咆哮が、心なしか少しだけ戸惑っているように聞こえたのは、気のせいだろうか。
 絶対零度の氷原で、世界一熱い(そして美味い)収穫と解体の宴が、今まさに始まろうとしていた。


---

読者の皆様、いかがでしたでしょうか。
ルークスとフェンのコンビが送る、極寒の大地での「食欲全開ハンティング」!
防寒具のチート性能から雪中キャベツの「シャクッ」というASMR的食感、そして迫り来る巨大マンモスすら「歩く熟成肉」としか認識しないブレなさ……。
次回、いよいよマンモスとのバトル(という名の解体作業)が描かれます。
「冷やしながら三枚におろす」という無茶なオーダーを、ルークスはどうやって実現するのか?
次回の展開も、どうぞご期待ください!
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