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朝食2
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アシュとグレンは、2人で朝食を食べる事になった。
しかし…
今になってアシュは、ダメ元で勢いでグレンと朝食を共にしたいと提案したから、グレンと上手く日常会話が出来るか不安になっていた。
アシュに与えられた部屋のリビングのテーブルに、メイド達が朝食の用意を手際良く短時間で整えた。
椅子に座るアシュの向かいすぐ目の前に、つい昨日の朝まで一生縁などないと思っていた雲上人のグレン王子が同じように座っている。
(距離が…近い…)
アシュはそう思いながら、本当にテーブルが割と小さ目で戸惑い…
グレンの美貌も畏れ多くて、挙動不審に視線をあちこちに彷徨わせた。
でもよく考えれば、昨晩はアシュとグレンはセックスまでしたのに。
そしてふと、アシュはあの激しい交わりを思い出して、下半身の後孔が又うずくような感覚を感じた。
まるでまだ、昨晩の媚薬の効果が残ってるかのようだ。
「何をしてる?毒見はちゃんとしてある。毒は入って無い。食べるが良い」
グレンが、様子のおかしいアシュを観察しながらクールな低い声で言った。
「あっ、いえ…毒など…疑ってません。ただ…こんな豪華な食事は初めてだったので、ビックリして…それに…スプーンとフォークだけで、ナイフは使った事が無くて…」
アシュは本当はグレンに戸惑っていたが、この言葉も嘘では無かった。
値の張りそうな柔らかそうな白い丸いパン。
スクランブルエッグに高そうなハムやソーセージ。
美しい黄金色のスープ。
水々しい沢山のフルーツに…
嗅いだことが無いほどいい香りの温かい紅茶は、高級感のあるティーカップに入っている。
どれもこれも、ナイフを使わ無い比較的貧しい食事をしていたアシュには、なかなか手に入らないモノだった。
そこに、ずっとアシュの表情を凝視していたグレンの、少し柔らかい声がした。
「いずれ食事のマナーは覚えてもらうが、私と2人きりで食事している時位は今まで通り好きに食べるがいい」
「えっ?!」
アシュは、聞き間違いかと思った。
いつも高圧的なグレンではないような優しさだったから。
「でも…」
「構わん、スプーンとフォークだけで、いつも通り食べろ」
グレンの目元が少し穏やかになった気がして、アシュは戸惑った。
そして、本当にそうしていいのか少し迷ったが…
アシュはいつも通り、フォークとスプーンを食べ物の種類によって右手に持ち替えるスタイルでおずおずと食事を始めた。
するとグレンまでが、フォークとスプーンだけで、アシュを真似るように食ベ始めた。
アシュがそれを見てギョっとすると、又グレンの表情が柔らかくなったようにアシュは感じた。
「たまには、フォークとスプーンだけで食べるのも悪くない…」
アシュは、やはりグレンの優しい言葉が信じられなくて、思わずポカンとした。
その時…
グレンが急に椅子から立ち上がり、アシュの唇に少しついていたソーセージのソースを、グレンの右手親指で掬い取りペロっとなめた。
(えっ?!)
アシュがドキっとして、フォークを持ったまま固まると、グレンは、表情を変えずボソッっと呟いた。
「うん…このソース…なかなか美味いな…」
「…」
アシュは、言葉を出せずやはり固まっていたが、その後、グレンのソースを舐める姿に更に後孔が疼き出してきた。
だが、顔が赤くなるのを誤魔化しながら、アシュはグレンとテーブル上のパンや果物について色々話しながら朝食を続けた。
アシュには以外だったが…
グレンと普通に日常会話が成立していた。
そして、更に以外な事に…
たまにこうやって一緒に食事をしたいとアシュが頼むと、グレンは
「良かろう」と即答した。
これでグレンに、アシュが乳母と偽装愛人を辞める説得が出来るかも知れない。
だが、しかし…
グレンとの朝食は成功したが…
それなのに、アシュには全てが喜べ無い。
アシュは、グレンをこれ以上好きになってはいけないのに…
乳母も偽装愛人も今すぐ辞めたいのに…
増々グレンを好きになってしまったかも知れなかった。
朝食が終わり、グレンが公務に向かう時になった。
「お気を付けて…」
アシュが複雑な気持ちと、食事中もずっと続いた後孔の疼きを隠してまだ開いてないドアの前で見送る。
「ああ…」
グレンは、アシュの顔を見ながら表情を変えず返したが、次の瞬間…
体をかがめ、アシュの耳元で囁いた。
「お前、さっきからずっと顔が赤いぞ…きっと、あの穴専用の媚薬のせいだな。あの媚薬…洗い流しても3日くらいは穴が疼くらしいからな…」
「えっ?!!!」
アシュは、絶句して固まった。
ずっと、ずっと、普通に楽しく会話しながら、グレンはアシュの後穴が疼いているのを知っていたのだ。
「どんなにアナルが疼いて勃起しても、乳が張っても、又夜に私がここに来るまでは自慰も乳を絞るのも厳禁だ。やれば…もし薄いモノが出たら、あの穴が柔らか過ぎたらどうなるか分かっているな…アシュ…」
グレンは、そうアシュの耳元で言い終わると、目だけは笑わず口角だけ上げて微笑んでアシュの顔を見た。
アシュは、一瞬…
グレンから「射精管理」と「母乳管理」を受ける事になった自分を忘れていた。
だがまさに、もう今すでにそれは始まっていたのだ。
そして…
さっきは、あんなにアシュに優しかったグレンなのに…
優しいと思ったのは、違うのだろうか?…
勘違いなのだろうか?
アシュは、そう胸をザワつかせながら呆然としたまま、部屋を出て行くグレンの後ろ姿を見送った。
アシュ一人になった部屋…
アシュは、もうグレンの仕置きは昨晩で終わったと思っていたが…
もしかして、今もまだグレンのアシュへの仕置きは続いているのでは?とも思った。
もしそうなら…
アシュは、グレンの執念深さに恐ろしさを感じながら…
それでも、グレンを求めて体を熱くし疼かせた。
しかし、それからがアシュの地獄だった。
アシュの後孔は、グレンの一物が欲しくて、欲しくて、欲しくて…
更に疼き出し、それにつられ、陰茎も硬く激しく勃起し始めた。
しかし…
今になってアシュは、ダメ元で勢いでグレンと朝食を共にしたいと提案したから、グレンと上手く日常会話が出来るか不安になっていた。
アシュに与えられた部屋のリビングのテーブルに、メイド達が朝食の用意を手際良く短時間で整えた。
椅子に座るアシュの向かいすぐ目の前に、つい昨日の朝まで一生縁などないと思っていた雲上人のグレン王子が同じように座っている。
(距離が…近い…)
アシュはそう思いながら、本当にテーブルが割と小さ目で戸惑い…
グレンの美貌も畏れ多くて、挙動不審に視線をあちこちに彷徨わせた。
でもよく考えれば、昨晩はアシュとグレンはセックスまでしたのに。
そしてふと、アシュはあの激しい交わりを思い出して、下半身の後孔が又うずくような感覚を感じた。
まるでまだ、昨晩の媚薬の効果が残ってるかのようだ。
「何をしてる?毒見はちゃんとしてある。毒は入って無い。食べるが良い」
グレンが、様子のおかしいアシュを観察しながらクールな低い声で言った。
「あっ、いえ…毒など…疑ってません。ただ…こんな豪華な食事は初めてだったので、ビックリして…それに…スプーンとフォークだけで、ナイフは使った事が無くて…」
アシュは本当はグレンに戸惑っていたが、この言葉も嘘では無かった。
値の張りそうな柔らかそうな白い丸いパン。
スクランブルエッグに高そうなハムやソーセージ。
美しい黄金色のスープ。
水々しい沢山のフルーツに…
嗅いだことが無いほどいい香りの温かい紅茶は、高級感のあるティーカップに入っている。
どれもこれも、ナイフを使わ無い比較的貧しい食事をしていたアシュには、なかなか手に入らないモノだった。
そこに、ずっとアシュの表情を凝視していたグレンの、少し柔らかい声がした。
「いずれ食事のマナーは覚えてもらうが、私と2人きりで食事している時位は今まで通り好きに食べるがいい」
「えっ?!」
アシュは、聞き間違いかと思った。
いつも高圧的なグレンではないような優しさだったから。
「でも…」
「構わん、スプーンとフォークだけで、いつも通り食べろ」
グレンの目元が少し穏やかになった気がして、アシュは戸惑った。
そして、本当にそうしていいのか少し迷ったが…
アシュはいつも通り、フォークとスプーンを食べ物の種類によって右手に持ち替えるスタイルでおずおずと食事を始めた。
するとグレンまでが、フォークとスプーンだけで、アシュを真似るように食ベ始めた。
アシュがそれを見てギョっとすると、又グレンの表情が柔らかくなったようにアシュは感じた。
「たまには、フォークとスプーンだけで食べるのも悪くない…」
アシュは、やはりグレンの優しい言葉が信じられなくて、思わずポカンとした。
その時…
グレンが急に椅子から立ち上がり、アシュの唇に少しついていたソーセージのソースを、グレンの右手親指で掬い取りペロっとなめた。
(えっ?!)
アシュがドキっとして、フォークを持ったまま固まると、グレンは、表情を変えずボソッっと呟いた。
「うん…このソース…なかなか美味いな…」
「…」
アシュは、言葉を出せずやはり固まっていたが、その後、グレンのソースを舐める姿に更に後孔が疼き出してきた。
だが、顔が赤くなるのを誤魔化しながら、アシュはグレンとテーブル上のパンや果物について色々話しながら朝食を続けた。
アシュには以外だったが…
グレンと普通に日常会話が成立していた。
そして、更に以外な事に…
たまにこうやって一緒に食事をしたいとアシュが頼むと、グレンは
「良かろう」と即答した。
これでグレンに、アシュが乳母と偽装愛人を辞める説得が出来るかも知れない。
だが、しかし…
グレンとの朝食は成功したが…
それなのに、アシュには全てが喜べ無い。
アシュは、グレンをこれ以上好きになってはいけないのに…
乳母も偽装愛人も今すぐ辞めたいのに…
増々グレンを好きになってしまったかも知れなかった。
朝食が終わり、グレンが公務に向かう時になった。
「お気を付けて…」
アシュが複雑な気持ちと、食事中もずっと続いた後孔の疼きを隠してまだ開いてないドアの前で見送る。
「ああ…」
グレンは、アシュの顔を見ながら表情を変えず返したが、次の瞬間…
体をかがめ、アシュの耳元で囁いた。
「お前、さっきからずっと顔が赤いぞ…きっと、あの穴専用の媚薬のせいだな。あの媚薬…洗い流しても3日くらいは穴が疼くらしいからな…」
「えっ?!!!」
アシュは、絶句して固まった。
ずっと、ずっと、普通に楽しく会話しながら、グレンはアシュの後穴が疼いているのを知っていたのだ。
「どんなにアナルが疼いて勃起しても、乳が張っても、又夜に私がここに来るまでは自慰も乳を絞るのも厳禁だ。やれば…もし薄いモノが出たら、あの穴が柔らか過ぎたらどうなるか分かっているな…アシュ…」
グレンは、そうアシュの耳元で言い終わると、目だけは笑わず口角だけ上げて微笑んでアシュの顔を見た。
アシュは、一瞬…
グレンから「射精管理」と「母乳管理」を受ける事になった自分を忘れていた。
だがまさに、もう今すでにそれは始まっていたのだ。
そして…
さっきは、あんなにアシュに優しかったグレンなのに…
優しいと思ったのは、違うのだろうか?…
勘違いなのだろうか?
アシュは、そう胸をザワつかせながら呆然としたまま、部屋を出て行くグレンの後ろ姿を見送った。
アシュ一人になった部屋…
アシュは、もうグレンの仕置きは昨晩で終わったと思っていたが…
もしかして、今もまだグレンのアシュへの仕置きは続いているのでは?とも思った。
もしそうなら…
アシュは、グレンの執念深さに恐ろしさを感じながら…
それでも、グレンを求めて体を熱くし疼かせた。
しかし、それからがアシュの地獄だった。
アシュの後孔は、グレンの一物が欲しくて、欲しくて、欲しくて…
更に疼き出し、それにつられ、陰茎も硬く激しく勃起し始めた。
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