ド派手なオネェの空賊サマは、男装ショタっ娘な私の貞操を狙っています！？

(29)恋人との甘い時間※

　ルーシャと向かい合ってキスを交わし、胸元で尖る乳首を摘んで弄られると、浴槽の中に張られた湯がちゃぷんと跳ねる。

　尖り切った乳首を舌先で舐り、じゅるじゅると溢れる唾液を吸い上げる音が響くと、迫り上がる甘い痺れに、声を我慢するように手を噛むリルカの、その手を掴んでルーシャが顔を上げる。

「障壁を展開してるから、部屋には誰も入れないし音すら漏れることはないわ。もっと可愛い声を聞かせてちょうだい」

「んっ、も、やだぁ、恥ずかしい」
「イヤがってもダメよ。可愛いんだもの」

　ルーシャは再びリルカの胸元に顔を埋め、その白い乳房に紅い花を刻みつけると、熟れて硬く張り詰めた乳首を口に含んで舌先で嬲る。

「やぁあ、あんっ」

　ねっとりした舌の動きに堪らず嬌声を漏らすと、覚えのある刺激に反応して下腹部がキュンと疼き、腰を小さく震わせると、身体の奥からどろりと蜜が溢れて来るのをリルカは感じた。

「イケナイ子。そんな蕩けた顔してアタシを誘うなんて」

「ちが、誘ってなんか」

「じゃあどうしてお湯の中なのに、こんなにとろとろに濡れてるのかしら」

「ひゃうっ」

　湯の中に沈んだ蜜口にルーシャの指が充てがわれ、人差し指がぬるりと秘芽を弾くと、リルカは敏感になったそこをキュッと締めて腰を震わせる。

「リルカ、舌出して」

　言われるままにリルカがおずおずと舌を伸ばすと、ルーシャの舌がそれを絡め取るように、すぐに口の中に頬張られてくちゅりと水音が濁って内側に響く。

　深く貪るようなキスに溺れると、蜜壺にゆっくりとルーシャの指が入り込み、奥を掻き回すように肉襞を擦り上げられて、リルカの嬌声は口の中にこもって鼻から抜ける。

「んふっ、ん、ふっ」

　激しいキスから逃れられずに甘い息を鼻から漏らし、リルカが蜜壺で呑み込んだ指が与える刺激に隘路をギュッと締めれば、ルーシャは混ざり合う唾液を啜るように舌を巧みに動かす。

　ぐちゅくちゅと泡立つ水音が身体の中で響いて、リルカは羞恥に顔を赤くしながら、ゆっくりと目を開けて自分を求めるルーシャを見つめる。

　すると気配に気付いて目を開けたルーシャと目が合い、物言わぬその視線はとても淫靡で、リルカの身体は更に火照り蜜を溢れさせた。

「気持ちいいのね、中がうねってるわ」

　挿し込まれる指の本数が増えると、慣れない圧迫感で敏感な肉襞が擦れて、堪らず嬌声も漏らしながら、満足そうに口角を上げるルーシャに向かって噛み付くようにキスをする。

「奥が締まったわ」
「言わないで」

　ルーシャの指が器用に秘芽を押し込んで潰すように捏ねると、リルカは与えられる刺激に、迫り上がる甘い痺れにビクッと腰を震わせて甲高い声を出す。

　果てたばかりでふるふると身を震わせ、肩で息をするリルカの髪を撫でると、愛しげにキスをしてからそのまま抱き上げて浴槽から出る。

「のぼせる前に出ましょ」

　滴る水を拭き取りもせず、床に滴を垂らして部屋を移動すると、寝台にリルカを横たえて膝を割り、ルーシャはそこに顔を埋めて蜜を舐め取る。

「きゃっ」
「もっと気持ち良くなってね、リルカ」

　リルカの内腿をそっと撫でながら、じゅるじゅると音を立てて水に濡れた蜜口を啜り上げると、熟れて腫れ上がった秘芽を甘噛みして舌先を押し当て翻弄し、指先を蜜壺に沈ませる。

「あぁん」
「とろとろだわ」

　恥じらうリルカの声を奪うように、ルーシャはぐちゅくちゅと泡立つ音を立てて指を出し入れすると、溢れ出す蜜を吸い上げながら秘芽を舌で翻弄して刺激を与え続ける。

「やぁあっ、だめ、あっ、やだ」

「またイキそうなのね」

　二本の指を付け根まで蜜壺に沈めると、じゅぶじゅぶと泡立つ音を立てて奥で指先を暴れさせ、押し当てた舌でリルカの秘芽を舐り、ルーシャは一気に責め立てる。

「はぁっ、あん、んんっ」

　リルカ大きく喘ぐと同時に隘路を締め付けて、ビクッと腰を震わせると、脚をだらしなく開いたまま脱力する。

「奥がまだ締まってビクビクしてるわ」

「ん、やぁん」

　果てたばかりで敏感な隘路をルーシャの指が無遠慮に蠢くと、リルカの視界にチカチカと星が舞う。

　ルーシャは痛いほど張り詰めた屹立をそこに充てがうこともせず、指と舌先で再びリルカを責め立てる。

「ひゃん、も、だめ。や、ルーシャ、やめっ」

「こんなにぐちゅくちゅにしてるのに」

「お願いルーシャ、一緒に気持ち良くなりたい」

「リルカ、それは」

　途端にルーシャの表情は曇り、リルカを翻弄する指がずるりと引き抜かれる。

　リルカはゆっくりと身を起こし、消沈して黙り込むルーシャの怒張に触れると、ビクッと震えてルーシャが顔を上げる。

「傷付けられる訳じゃない。愛して欲しいからルーシャを受け止めたいの」

「リルカ」

　戸惑いを浮かべるルーシャの股間に顔を寄せると、リルカは躊躇うことなく屹立に手を添えて口に咥え、鈴口を舌先でこじ開ける。

「んっ、ダメよ、リルカ」

「私は傷付いたりしない。だってルーシャ、貴方を愛してるから」

　添えた手を握り込んで上下させると、溢れる先走りを舌で舐め取って鈴口を再び咥え込む。

　リルカが溢れさせる唾液が、硬く張り詰めた屹立を伝って零れ落ちると、くちゅりと音を立てて擦り上げる指先が動く。

　その拙い動きに背徳感が込み上げると、ルーシャは煽られたように腰を振るってリルカを抱き起こす。

「また最後まで出来ないかも知れないわ」
「それでもいいの。私を全部愛して欲しい」
「もうとっくに愛してるわよ」

　ルーシャは屹立をリルカの蜜口に押し当てると、ゆっくりとそのまま奥まで沈めていく。

　事前に解されて蕩けた隘路は、大きすぎる異物を呑み込むことを拒むようにキツく締まるが、リルカがルーシャにキスをねだって舌を絡めると、そのまま最奥まで挿し込まれる。

「ああぁ、あったかいわ」

「ルーシャ、動いて」
「あんまり煽らないで。堪える自信ないわよ」

　ルーシャが囁いてゆっくりと腰を動かすと、怒張した屹立に肉襞を擦られて、沸き起こった今までにない快感にリルカが甘い息を漏らす。

「んっ、気持ちいい」
「ふふ、奥がギュッて締まったわ」
「説明しないでよ」

　睦言を交わしながら、ルーシャは慈しむように緩やかに腰を動かして、蜜壺の浅瀬まで引き抜いた剛直をまた奥へと挿し込むのを繰り返す。

「あぁあ、ルーシャ」

　ルーシャの屹立を気持ちよさそうに呑み込み、奥を突かれる度にピクピクと引き攣れたように締め付ける。

「想像以上にアナタの中は気持ちがいいわ」

「もっと気持ち良くなって」
「リルカ……」
「愛してるの」

　リルカは呟いて手を伸ばすと、ルーシャの頬に手を添えて少し体を起こしてそのまま口付ける。

　リルカが腹に力を込めたことで奥がギュッと締まり、ルーシャはなにかを堪えるような顔をしながら、舌を絡めてキスをする。

　唾液が混ざり合う音が大きくなると、二人を繋いだままリルカを抱きかかえて膝の上に乗せたルーシャは、小刻みに腰を揺らし、下からズンッと突き上げる。

「愛してるわ、アタシのリルカ」

　リルカが堪らず嬌声を漏らすと、不安げな顔をするルーシャを安心させるように愛してると呟きながら、ルーシャが果てるまで何度もキスを繰り返した。