27 / 60
第2章 ぼちお君、奮闘
第26話 諦めきれない思い
しおりを挟む
「「「ハッピーバースデートゥーユ~」」」
「誕生日おめでとう千恵ー!」
「ありがとー!ふぅー」
満面の笑みでケーキ―のろうそくを勢いよく消す千恵。嬉しそうだ。
「はーいこれ、前から千恵が欲しがってたやつ」
母が片手サイズのおしゃれな箱を手渡す。
「えっ!これってもしかしてっ!」
「そう。千恵が欲しがってた化粧品。少し高かったけど、奮発したのよ」
「やったー!ありがとお母さん!」
あいつこの年で化粧とかしてるのか。女子高生ってそんなもんなのかな・・・
「千恵。誕生日おめでとう。母さんのと少し似ているが良い商品には違いないぞ」
父が少し大きめの箱を手渡す。
「えっなになに・・・」
いそいそと箱をラッピングしてる紙をはがす千恵。何だろう。
「・・・・・育毛剤」
「「・・・」」
「ああ、若い頃からやっておくと良いって聞いたんだ。良い値段したからかなりいいやつだと思う」
「・・・・・・・はは、ありがと。お父さん・・・」
「ああ、日頃から千恵は頑張ってるからな。ご褒美だ」
父さん・・・・・・・・なんかこっちが悲しくなってきた。完全に、自分が薄毛に悩んでいることの押し付けだろう。だが確かに、親が薄毛なら子も・・・こわっ。
「あなた・・・後で話があります」
「うん?分かった」
呆れ顔で父さんに話す母。だが父はなぜ話があるのかも分かっていないご様子。末期である。
「うん?武流。あんたプレゼントは?」
うっ、母に見つかってしまった・・・どうしよう。
「えっとーその・・・」
「兄ちゃんは今度一緒にプレゼント買いに行ってくれるらしいよ?」
ナイスアシスト千恵!
「そうなの?」
「あ、あぁ、そうだよ」
「何でも買ってくれるって言ってくれたよね~?」
「そうですね・・・」
くっ、ナイスアシストだと思ったのに、それが目的だったか千恵・・・・姑息な奴め。こいつめっちゃ高いやつ頼んできそうで怖いんだよな。あと俺今金欠なんですよ。最近乞食みたいなことしたし。
「ならいいけど」
「俺と同じプレゼント買うんじゃないぞ武流」
あんたは黙らっしゃい。買う訳ないじゃん。
◇
「行ってきまーす!」
玄関から千恵が元気のいい声が聞こえてくる。
「行ってらっしゃーい。千恵朝ごはんも食べずに・・・」
「珍しく寝坊してたからな」
「あんたは毎日寝坊してるようなもんでしょ」
そんなことはない。寝坊とは学校に遅刻することで初めて成立する言葉だ。その点俺は、一度も学校に遅刻したことはない。優等生なんでね。
「・・・・まさか、あのプレゼントがいけないとは」
「当たり前でしょ、あんなの貰っても嬉しくないわよ普通。ましてや今時の女の子よ?」
父さんが昨日の醜態を今頃恥じている。母さんにこっぴどく叱られたのだろう。自業自得である。
「貰って嬉しいの多分父さんだけだそ」
「そうか・・・」
「ああ」
俺が大人になって、仮に薄げに悩み始めたとしたら嬉しいかもしれないが、今貰っても馬鹿にされてる気しかしない。実際千恵は、プレゼントが育毛剤と分かったとき眉がピクピクしてた。相当お怒りな様子だった。
「俺も行ってくる」
「そう、気を付けなさいよ」
「行ってきます」
今日は那須先生に呼ばれている。はぁ憂鬱だ。
◇
「よっ、芦田」
「あぁ西条か」
「やけに疲れた顔してんな。何かあったか?」
そんなにひどい顔してるだろうか。昨日あんまり寝なかったのが原因だろうが、とても眠いのは確かだ。連日色々ありすぎて疲労が溜まったんだろう。
「特になにも、けど眠いから少し寝るわ」
「授業中は寝るなよ?」
「分からん」
少し寝ようかな、まだ時間はあるし。
その後、授業中は寝ることはなかったが顔が何回か机に落ちそうになった。ギリギリセーフだ。
はぁ、あっという間に昼休みになってしまったな。あんまり行きたくないが・・・
「行くか」
大抵、那須先生は職員室に居るか理科準備室に居る。先程職員室には居なかったので、理科室にいるのだろう。昨日、職員室に来いって言ってた癖に居ないとはどういうことですかね。
「2年D組の芦田です。入っても宜しいでしょうか?」
理科準備室の扉をノックし、常套句を言う。
「あぁ、入っていいぞ」
「失礼します」
「私がここに居るのが分かったのか」
「ええ、まぁ」
この学校の人なら大体知ってるでしょ、という言葉が喉元まで上ってきたが何とか抑える。
なんとも意外だが、那須先生は物理と化学の先生だ。体育の先生と間違った生徒は何人もいたと聞く。俺も最初は間違ったしね。
「まぁいい、そこに座れ」
「はい」
先生が目の前のパイプ椅子を指差し、勧めてくる。長机を隔てて先生と対面する形で俺は座った。
「さて、芦田を呼んだ理由だが・・・何故か分かるか?」
分からんが、先生の雰囲気を鑑みるに、何となくいい話ではなさそうだ。
「いえ、分かりません」
「・・・そうか。では、単刀直入に聞く。芦田・・・お前あの時、わざと殴られるつもりだったろ?」
「・・・」
「もっと細かく言えば、わざと槻谷を煽り立て、そしてあいつが自暴自棄になることを見越した上で、殴られようとした。違うか?」
「・・・どうしてそのように考えたんですか?」
「私はな、こういっちゃ何だがかなりちゃらんぽらんな性格だ。・・・だがな、私は全生徒一人一人の名前、仲のいい友達、性格をある程度なら知っているつもりだ。そして芦田、お前ももちろんだ」
・・・実はこの人もストーカーだった説が浮上。名前や友達なら分かるが、性格って何よ・・・・
「中々凄いですね・・・」
「ああ、だろ?一番苦労したのは名前を覚える事だったな。800人近い生徒を覚えるのは流石に骨が折れたよ」
800人、ね・・・俺には絶対無理だ。
「それでだ芦田、今回のお前のあの行動は、私には些か矛盾点があるように見えた。ハッキリ言うが芦田、お前は面倒事を嫌い、何に対しても意欲が湧かないような生徒だと、勝手に思ってる。すまんがな」
虐められてるのか説教されてるのか分からなくなってきた。
「それを踏まえてもう一度聞く。芦田、お前は何故・・・あんな行動を取った」
そこまで知られているのならもう、逃げ隠れは出来ないだろう。ここであなたには消えてもらいます・・・ていう場面だな。ドラマだと。
はぁ、別に言ってもいいが先生のその雰囲気を見るに、ある程度はもう知ってるんだろうね。
「・・・槻谷を、退学させるつもりでした」
「・・・やはり、そうか」
「はい」
ここで白を切っても意味はないだろう。白を切る意味もないんだけどね。元々、那須先生には言うつもりだったし、言わなくてもいずれバレる事だった。
「なぜ、そうした?」
「単純です。古瀬さんを守るためですよ」
「っ・・・」
「隠しカメラだけでは槻谷を退学させる要因として、弱い気がしたんですよ。なので俺が殴られれば、暴行事件として学校では扱われ、槻谷は確実に退学になる。そう思ったわけです」
「・・・そうか。だがそこまでせずとも、槻谷は退学になった可能性は高い」
「それはあくまで、可能性が高いだけです。確実ではありません」
「っ、なぜそこまでする必要がある?」
「先生なら知ってるでしょうが、槻谷はかなり素行悪いですよね?」
「・・・ああ」
那須先生は一度、槻谷へ怒鳴り散らしたことがあった。俺もその現場を見ていたが、言わずもがなあのいじめの件である。
「ああいう奴ほど後先何も考えず、すぐ実行し、すぐ失敗します。ですがそういう奴ほど、執念深さは人一倍なんですよ」
「・・・」
「あいつは多分、再び繰り返しますよ・・・先生」
「・・・そうか、分かってはいたが、私は、目を背けたかったのかもしれんな・・槻谷を指導し、もう更生した、と・・・」
「・・・」
「・・・分かった」
それは何に対しての、分かった、なのか。
席を立ち、扉へ向かう先生。
「芦田、今日はもう帰っていい。この件は、後の学校中央会議で決まる。後は私に任せろ」
片手を扉の取っ手に握らせたまま、そう言って部屋を出た先生。
「はぁ」
意識せずともため息が出るのは久しぶりだ・・・・先生にも色々と事情が有るのだろう。だが、先生は任せろ、と言った。多分だが、もう大丈夫ですよ、古瀬さん。
「誕生日おめでとう千恵ー!」
「ありがとー!ふぅー」
満面の笑みでケーキ―のろうそくを勢いよく消す千恵。嬉しそうだ。
「はーいこれ、前から千恵が欲しがってたやつ」
母が片手サイズのおしゃれな箱を手渡す。
「えっ!これってもしかしてっ!」
「そう。千恵が欲しがってた化粧品。少し高かったけど、奮発したのよ」
「やったー!ありがとお母さん!」
あいつこの年で化粧とかしてるのか。女子高生ってそんなもんなのかな・・・
「千恵。誕生日おめでとう。母さんのと少し似ているが良い商品には違いないぞ」
父が少し大きめの箱を手渡す。
「えっなになに・・・」
いそいそと箱をラッピングしてる紙をはがす千恵。何だろう。
「・・・・・育毛剤」
「「・・・」」
「ああ、若い頃からやっておくと良いって聞いたんだ。良い値段したからかなりいいやつだと思う」
「・・・・・・・はは、ありがと。お父さん・・・」
「ああ、日頃から千恵は頑張ってるからな。ご褒美だ」
父さん・・・・・・・・なんかこっちが悲しくなってきた。完全に、自分が薄毛に悩んでいることの押し付けだろう。だが確かに、親が薄毛なら子も・・・こわっ。
「あなた・・・後で話があります」
「うん?分かった」
呆れ顔で父さんに話す母。だが父はなぜ話があるのかも分かっていないご様子。末期である。
「うん?武流。あんたプレゼントは?」
うっ、母に見つかってしまった・・・どうしよう。
「えっとーその・・・」
「兄ちゃんは今度一緒にプレゼント買いに行ってくれるらしいよ?」
ナイスアシスト千恵!
「そうなの?」
「あ、あぁ、そうだよ」
「何でも買ってくれるって言ってくれたよね~?」
「そうですね・・・」
くっ、ナイスアシストだと思ったのに、それが目的だったか千恵・・・・姑息な奴め。こいつめっちゃ高いやつ頼んできそうで怖いんだよな。あと俺今金欠なんですよ。最近乞食みたいなことしたし。
「ならいいけど」
「俺と同じプレゼント買うんじゃないぞ武流」
あんたは黙らっしゃい。買う訳ないじゃん。
◇
「行ってきまーす!」
玄関から千恵が元気のいい声が聞こえてくる。
「行ってらっしゃーい。千恵朝ごはんも食べずに・・・」
「珍しく寝坊してたからな」
「あんたは毎日寝坊してるようなもんでしょ」
そんなことはない。寝坊とは学校に遅刻することで初めて成立する言葉だ。その点俺は、一度も学校に遅刻したことはない。優等生なんでね。
「・・・・まさか、あのプレゼントがいけないとは」
「当たり前でしょ、あんなの貰っても嬉しくないわよ普通。ましてや今時の女の子よ?」
父さんが昨日の醜態を今頃恥じている。母さんにこっぴどく叱られたのだろう。自業自得である。
「貰って嬉しいの多分父さんだけだそ」
「そうか・・・」
「ああ」
俺が大人になって、仮に薄げに悩み始めたとしたら嬉しいかもしれないが、今貰っても馬鹿にされてる気しかしない。実際千恵は、プレゼントが育毛剤と分かったとき眉がピクピクしてた。相当お怒りな様子だった。
「俺も行ってくる」
「そう、気を付けなさいよ」
「行ってきます」
今日は那須先生に呼ばれている。はぁ憂鬱だ。
◇
「よっ、芦田」
「あぁ西条か」
「やけに疲れた顔してんな。何かあったか?」
そんなにひどい顔してるだろうか。昨日あんまり寝なかったのが原因だろうが、とても眠いのは確かだ。連日色々ありすぎて疲労が溜まったんだろう。
「特になにも、けど眠いから少し寝るわ」
「授業中は寝るなよ?」
「分からん」
少し寝ようかな、まだ時間はあるし。
その後、授業中は寝ることはなかったが顔が何回か机に落ちそうになった。ギリギリセーフだ。
はぁ、あっという間に昼休みになってしまったな。あんまり行きたくないが・・・
「行くか」
大抵、那須先生は職員室に居るか理科準備室に居る。先程職員室には居なかったので、理科室にいるのだろう。昨日、職員室に来いって言ってた癖に居ないとはどういうことですかね。
「2年D組の芦田です。入っても宜しいでしょうか?」
理科準備室の扉をノックし、常套句を言う。
「あぁ、入っていいぞ」
「失礼します」
「私がここに居るのが分かったのか」
「ええ、まぁ」
この学校の人なら大体知ってるでしょ、という言葉が喉元まで上ってきたが何とか抑える。
なんとも意外だが、那須先生は物理と化学の先生だ。体育の先生と間違った生徒は何人もいたと聞く。俺も最初は間違ったしね。
「まぁいい、そこに座れ」
「はい」
先生が目の前のパイプ椅子を指差し、勧めてくる。長机を隔てて先生と対面する形で俺は座った。
「さて、芦田を呼んだ理由だが・・・何故か分かるか?」
分からんが、先生の雰囲気を鑑みるに、何となくいい話ではなさそうだ。
「いえ、分かりません」
「・・・そうか。では、単刀直入に聞く。芦田・・・お前あの時、わざと殴られるつもりだったろ?」
「・・・」
「もっと細かく言えば、わざと槻谷を煽り立て、そしてあいつが自暴自棄になることを見越した上で、殴られようとした。違うか?」
「・・・どうしてそのように考えたんですか?」
「私はな、こういっちゃ何だがかなりちゃらんぽらんな性格だ。・・・だがな、私は全生徒一人一人の名前、仲のいい友達、性格をある程度なら知っているつもりだ。そして芦田、お前ももちろんだ」
・・・実はこの人もストーカーだった説が浮上。名前や友達なら分かるが、性格って何よ・・・・
「中々凄いですね・・・」
「ああ、だろ?一番苦労したのは名前を覚える事だったな。800人近い生徒を覚えるのは流石に骨が折れたよ」
800人、ね・・・俺には絶対無理だ。
「それでだ芦田、今回のお前のあの行動は、私には些か矛盾点があるように見えた。ハッキリ言うが芦田、お前は面倒事を嫌い、何に対しても意欲が湧かないような生徒だと、勝手に思ってる。すまんがな」
虐められてるのか説教されてるのか分からなくなってきた。
「それを踏まえてもう一度聞く。芦田、お前は何故・・・あんな行動を取った」
そこまで知られているのならもう、逃げ隠れは出来ないだろう。ここであなたには消えてもらいます・・・ていう場面だな。ドラマだと。
はぁ、別に言ってもいいが先生のその雰囲気を見るに、ある程度はもう知ってるんだろうね。
「・・・槻谷を、退学させるつもりでした」
「・・・やはり、そうか」
「はい」
ここで白を切っても意味はないだろう。白を切る意味もないんだけどね。元々、那須先生には言うつもりだったし、言わなくてもいずれバレる事だった。
「なぜ、そうした?」
「単純です。古瀬さんを守るためですよ」
「っ・・・」
「隠しカメラだけでは槻谷を退学させる要因として、弱い気がしたんですよ。なので俺が殴られれば、暴行事件として学校では扱われ、槻谷は確実に退学になる。そう思ったわけです」
「・・・そうか。だがそこまでせずとも、槻谷は退学になった可能性は高い」
「それはあくまで、可能性が高いだけです。確実ではありません」
「っ、なぜそこまでする必要がある?」
「先生なら知ってるでしょうが、槻谷はかなり素行悪いですよね?」
「・・・ああ」
那須先生は一度、槻谷へ怒鳴り散らしたことがあった。俺もその現場を見ていたが、言わずもがなあのいじめの件である。
「ああいう奴ほど後先何も考えず、すぐ実行し、すぐ失敗します。ですがそういう奴ほど、執念深さは人一倍なんですよ」
「・・・」
「あいつは多分、再び繰り返しますよ・・・先生」
「・・・そうか、分かってはいたが、私は、目を背けたかったのかもしれんな・・槻谷を指導し、もう更生した、と・・・」
「・・・」
「・・・分かった」
それは何に対しての、分かった、なのか。
席を立ち、扉へ向かう先生。
「芦田、今日はもう帰っていい。この件は、後の学校中央会議で決まる。後は私に任せろ」
片手を扉の取っ手に握らせたまま、そう言って部屋を出た先生。
「はぁ」
意識せずともため息が出るのは久しぶりだ・・・・先生にも色々と事情が有るのだろう。だが、先生は任せろ、と言った。多分だが、もう大丈夫ですよ、古瀬さん。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
幼馴染に告白したら、交際契約書にサインを求められた件。クーリングオフは可能らしいけど、そんなつもりはない。
久野真一
青春
羽多野幸久(はたのゆきひさ)は成績そこそこだけど、運動などそれ以外全般が優秀な高校二年生。
そんな彼が最近考えるのは想い人の、湯川雅(ゆかわみやび)。異常な頭の良さで「博士」のあだ名で呼ばれる才媛。
彼はある日、勇気を出して雅に告白したのだが―
「交際してくれるなら、この契約書にサインして欲しいの」とずれた返事がかえってきたのだった。
幸久は呆れつつも契約書を読むのだが、そこに書かれていたのは予想と少し違った、想いの籠もった、
ある意味ラブレターのような代物で―
彼女を想い続けた男の子と頭がいいけどどこかずれた思考を持つ彼女の、ちょっと変な、でもほっとする恋模様をお届けします。
全三話構成です。
至れり尽くせり!僕専用メイドの全員が溺愛してくる件
こうたろ
青春
普通の大学生・佐藤健太は目覚めると、自宅が豪華な洋館に変わり10人の美人メイドたちに「お目覚めですか、ご主人様?」と一斉に迎えられる。いつの間にか彼らの“専属主人”になっていた健太は戸惑う間もなく、朝から晩までメイドたちの超至れり尽くせりな奉仕を受け始める。
『専属メイド全員が重すぎる愛で迫ってくる!~大学生の僕、11人?の美女に24時間甘やかされ尽くす生活~』
まさき
青春
僕は、ちょっと普通じゃない日常を送ることになった――それは、専属メイドが全員僕のことを溺愛してくれる暮らしだ。
朝は髪を整えてくれるリナ、朝食で笑顔を見せてくれるミユ、どの瞬間も全力で僕を甘やかす。掃除、料理、悩み相談まで、僕のためだけに動くメイドたち。
「ご主人様の笑顔が見たいんです」
その一言で、僕の毎日はちょっとドキドキ、ちょっと幸せ。
全員が僕を独占したいと競い合う日常の中、僕はどうやってこの溺愛地獄(?)を生き抜けばいいのか――!?
甘々、至れり尽くせりの日常ラブコメ、開幕。
失恋中なのに隣の幼馴染が僕をかまってきてウザいんですけど?
さいとう みさき
青春
雄太(ゆうた)は勇気を振り絞ってその思いを彼女に告げる。
しかしあっさりと玉砕。
クールビューティーで知られる彼女は皆が憧れる存在だった。
しかしそんな雄太が落ち込んでいる所を、幼馴染たちが寄ってたかってからかってくる。
そんな幼馴染の三大女神と呼ばれる彼女たちに今日も翻弄される雄太だったのだが……
病み上がりなんで、こんなのです。
プロット無し、山なし、谷なし、落ちもなしです。
彼女に振られた俺の転生先が高校生だった。それはいいけどなんで元カノ達まで居るんだろう。
遊。
青春
主人公、三澄悠太35才。
彼女にフラれ、現実にうんざりしていた彼は、事故にあって転生。
……した先はまるで俺がこうだったら良かったと思っていた世界を絵に書いたような学生時代。
でも何故か俺をフッた筈の元カノ達も居て!?
もう恋愛したくないリベンジ主人公❌そんな主人公がどこか気になる元カノ、他多数のドタバタラブコメディー!
ちょっとずつちょっとずつの更新になります!(主に土日。)
略称はフラれろう(色とりどりのラブコメに精一杯の呪いを添えて、、笑)
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
同じアパートに住む年上未亡人美女は甘すぎる。
ピコサイクス
青春
大学生の翔太は、一人暮らしを始めたばかり。
真下の階に住むのは、落ち着いた色気と優しさを併せ持つ大人の女性・水無瀬紗夜。
引っ越しの挨拶で出会った瞬間、翔太は心を奪われてしまう。
偶然にもアルバイト先のスーパーで再会した彼女は、翔太をすぐに採用し、温かく仕事を教えてくれる存在だった。
ある日の仕事帰り、ふたりで過ごす時間が増えていき――そして気づけば紗夜の部屋でご飯をご馳走になるほど親密に。
優しくて穏やかで――その色気に触れるたび、翔太の心は揺れていく。
大人の女性と大学生、甘くちょっぴり刺激的な同居生活(?)がはじまる。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる