エロゲーの悪役に転生したはずなのに気付けば攻略対象者になっていた

柚木ハルカ

文字の大きさ
47 / 120
連載

51話*

しおりを挟む

「…………ん」

 意識が浮上するまま、薄く目を開けた。カーテンの隙間から、僅かに光が漏れている。朝だ。

 寝起きでぼんやりしつつも、背中を覆っているリュカの温もりに意識を向ける。今朝は裸のままであり、触れ合っている素肌があたたかく、気持ち良い。それに下腹部を守るように、掌で覆われていた。精液の溜まっている胎内から全身へと、リュカの魔力が巡っている感覚を意識させられ、心地良さにほぅと吐息が漏れる。リュカでいっぱいに満たされていて、朝から幸せである。

 リュカの穏やかな寝息が聞こえてきて、さらに幸福を感じさせてくれるが、そういえば今朝も俺が先に起きたな。理由は明白で、俺が先に眠ってしまうからだが。

 リュカとセックスするのはとても気持ち良く、いつも快楽で頭がフワフワする。誘導されるまま恥ずかしいセリフを言ってしまうし、リュカが欲しいあまり、自分から腰を動かして強請ることもある。そうしてたくさん抱かれてリュカに侵食されて、気付けば朝になっているのだ。

 意識を失ってしまうことの方が多いなんて情けないが、前にそれについて謝ったところ、逆に謝られてしまった。歯止めが利かず、気絶するくらい抱いちゃってごめんねと。つまりお互い様ということで、気にしない方向で決着している。

 しかし俺が寝たあと、リュカはどれくらい起きているのだろう。すぐにペニスを抜いているのか、しばらく胎内を堪能しているのか。寝顔を観察されていたら恥ずかしいものの、俺はよくリュカの寝顔を観察しているので、何も言えない。

 あれこれ考えたら気になってきたので、腰を捻り、リュカの寝顔を眺めた。この瞬間、闇属性で良かったと実感する。なにせ夜目が利くので、薄暗い室内でもリュカの寝顔がよく見えるのだ。

 ん、今日も可愛い。その言葉を、本人に言ったことは無いが。実際に告げたとしても、ありがとうと礼を述べてキスしてくるか、ザガンの方が可愛いと被せてくるかだろう。ついでにそのまま抱かれそうである。可愛いと言いながら全身を愛撫してきて、アナルを舐められ、ペニスを……。

「…………」

 うっかり胎内を満たされる感覚まで思い出してしまい、アナルがきゅっと締まった。しかも現状リュカが下腹部を覆っているせいで、胎内の奥まできゅんきゅんしてきて、本気で入れてほしくなる。ペニスまで勃起してしまったし、どうすれば良いのだろう。

 リュカを起こすか? だが朝っぱらから入れてほしいと強請るのは、さすがに恥ずかしい。かといって、リュカ専用の場所に俺が触るわけにはいかないし、そもそも触りたくないし。

 どうしようか悩みつつ、少しでも疼きを抑えようと腰を動かせば、ぬちゅりと音がした。アナルがヒクヒクしているせいで、胎内から精液が漏れそうになっている。しかも位置をずらしたことで尻にリュカのペニスが挟まり、反射的にゴクリと喉が鳴った。

 朝勃ち、している。もう少し位置を調整して、尻を突き出していけば、きっと中に入るだろう。そうならないように離れるべきなのに、どうしても疼いて、腰を動かしてしまっていた。うう、リュカに抱いてほしい。

 眠っている状態で入れても、リュカなら確実に許してくれる。以前リュカも、俺が眠っている時に入れていたし。
 ただそれでも躊躇してしまうのは、とにかく羞恥が込み上げてくるからだ。昨夜あれだけ抱かれたのに、早朝からリュカを襲うなんて、あまりにも淫乱ではないか。リュカが許してくれたとしても、俺自身はヘコんでしまう。

 そう思うのに、すで先端をアナルに引っ掛けていた。気持ち良い。もっと奥まで入れたい。我慢しなければならないのに、どうしても腰を押し付けてしまう。さきっぽ、さきっぽだけなら良いだろうか。亀頭部分だけなら。

「ふ、ぁ……ぁん、ん……っ」

 欲望に逆らえず、くぷりと先端を含んでしまった。括約筋を広げられる感覚が、とても気持ち良い。
 あ、あ、駄目、駄目だ。どんどん腰を押し付けてしまう。くぷくぷとリュカのペニスを飲み込んでいく。圧迫感が気持ち良くて、身体が痙攣する。

「ぁ、あん……ん、ん……ふぁあ……♡」

 昨夜出されたばかりの精液で胎内が蕩けていたからか、引っ掛からずに奥まで入った。リュカでいっぱいに満たされて、胎内がきゅんきゅん蠢く。気持ち良さに下腹部に力が入り、どうしてもペニスを締め付けてしまう。そしてさらに快感が湧く。
 けれど足りない。もっともっと刺激が欲しい。奥を苛めてほしい。

「ん、あん……ん、……んん」

 リュカを起こさないよう抜くべきなのに、腰は勝手に動いていた。止めなければと思うばかりで、身体は真逆の行動を取っていく。どうしよう、どうすれば。

 迷っている最中にも腰がカクカク動き、そのせいでリュカが小さく呻いた。反射的にビクッとしてしまい、ペニスを強く締め付けてしまう。

「あっ、んん……っ、あ、あっ」
「ん……? ザガン、どうし……あ、あれ? もしかして俺、眠りながらザガンの中に入れちゃってた? うわっ、ごめんねザガン。すぐに抜くから」
「ち、ちが……リュカ、ちがう……ん、ん」

 リュカが自分を責めるから、慌てて否定する。リュカのせいではない。俺が勝手に発情して、尻を押し付けて奥まで咥えてしまったんだ。
 半信半疑な様子で顔を覗いてきたので、どうにか目を合わせると、俺自身が快楽を追っていることに気付いたようだ。

「もしかして、俺が入れたんじゃないの?」

 コクコク頷く。同時に、じわりと涙が滲んだ。眠っているリュカを襲うほど淫乱になってしまったなんて、本当に情けない。腰を止められないのが、さらに情けない。
 自制心が効かないのは、こんなことをしてもリュカは許してくれると、頭のどこかで思っているからだ。リュカに甘えてしまっているせい。すまないリュカ。

 喘ぐ合間に、ぐすっと鼻を啜る。そしたら頭部に、ちゅっとキスされた。こめかみにも。おずおず背後へ視線を向けると、にこりと微笑まれて、唇にもキスされる。

「おはようザガン。寝起きからザガンに包まれているなんて、最高だよ。でも出来れば、起こしてほしかったな。寝ていたせいで、ザガンから入れるという貴重な瞬間を、見逃しちゃったんだよ?」
「あ……そ、それは、すまない」

 完全に許容されると思っていたので、不満を言われたことに少々驚いた。だが納得もする。その、恥ずかしい内容だけれども。
 それに謝罪したことで情けなさが薄れて、心が軽くなった。優しい心遣いに感謝する。この通り、反省している。

「はぁ、きっと可愛かっただろうなぁ。朝からエッチな気分になっちゃって、恥ずかしさで泣きそうになりながらも、自分から奥まで咥え込んじゃうザガン。ホント見たかった」
「ん……すまな、ぁんっ」

 嗜めるようにクンッと腰を動かされ、ビクビク震えると、耳元でふふっと笑われた。最高と言っていたように、朝からとても幸せそうなリュカ。俺も胸があたたかくなる。

「ん、リュカ……あん、ん」

 ゆるゆる腰を動かしていると、ペニスの埋まっている下腹部を優しく撫でられた。包まれる感覚にほぅと吐息が漏れていき、それだけで胎内を締め付けてしまう。圧迫感にひくひく震える。
 くちゅん、くちゅんと、ゆっくり動かれ、腸壁全体を刺激された。そのたびにペニスを締め付けて、小さく腰が跳ねる。

「ぁ、あ……ん、ん……ぁんっ」
「ザガン可愛い。中も、俺を味わうように蠢いてるよ。ふふ、気持ち良いね」

 コクコク頷けば、リュカは嬉しそうに喉を鳴らし、うなじにキスしてきた。ちゅうっと強く吸われ、キスマークを付けられる。たぶんリュカ以外は見れない位置なので、そのままにしておきたい。

 だんだん動きが激しくなってきて、たくさん奥を嬲られて、ガクガク震えた。気持ち良い、気持ち良い。どんどん快楽が湧き上がってきて、いっぱいになる。頭から足の爪先までフワフワする。

 イきそうになっていると、下腹部に置かれていた手が、ペニスを包んできた。先端を撫でられた瞬間、盛大にイってしまう。ぶわわっと溢れていく快感に、全身が引き攣る。

「ん――……、――……♡」
「……は、ザガン、……っん」

 イきながら胎内のペニスを締め付けると、リュカも息を詰め、射精してきた。結腸奥まで埋め込まれた状態で、ビュルルルと熱を出される。すでに精液の溜まっている場所が、さらに熱い精液で満たされていく。気持ち良い、とてつもなく気持ち良い。

 余韻に酔いしれながら呼吸を整えていると、リュカが手を舐めているのが見えた。俺の精液だ。俺の魔力がリュカに浸透していき、リュカが俺のものになる。

 愛しくて彼の首筋に頭を押し付けたら、リュカは小さく喉を鳴らして、再び後ろから抱き締めてくれた。背中があたたかな温もりに包まれるし、下腹部も両手で覆われて、ぽかぽかする。

「もうちょっとだけ、中にいさせてね。ふふ、今日もザガンのお腹、俺の子種で少しぽっこりしてる。とても幸せだなぁ」

 言葉通り、幸せという感情が魔力から伝わってくる。俺も幸せだが、わざわざ言わなくても伝わっているだろう。その証拠にリュカは、ザガン可愛いと言いながら、頭に頬をすりすり寄せてきていた。そんなふうに甘えてくるリュカも、可愛いと思うぞ。もちろん、本人には言わないが。

 胎内に入ったままの萎んだペニスを締め付けないよう、力を抜いてまったりしていると、リュカが上体を起こした。その拍子で抜けていき、小さく震えると、宥めるように頭を撫でられた。

「ねぇザガン。昨夜、君が眠ったあとにいろいろ考えて、試してみたんだけどさ。神ソレイユに関しては、俺に任せてくれないかな。俺が絶対に、なんとかしてみせるから。……駄目、かな?」

 いきなりそんなことを言われて、驚いてしまう。なるほど、俺が眠ったあとは、いろいろ考えていたのだな。しかも、絶対にか。

「助けられる方法を、思い付いたんだな?」
「うん。昨夜ザガンが、いろいろ話してくれたから。光と闇は表裏一体。つまり方法は同じでも、結果は闇と真逆のことが起こるんでしょ? ……うん。やっぱり俺が頑張れば、成功すると思う」
「すごいなリュカ。どんな方法なんだ?」
「ごめんね、ザガンには言えないんだ。ザガンに教えたら、変に気負っちゃうから。自然体のまま、俺の傍にいてくれることが重要だから」

 リュカはすまなそうに眉を下げると、ちゅっと、頬にキスしてきた。そうか、普段通りの俺が必要なのか。どんな方法かはサッパリ不明だが、リュカが自信を持って告げてきたのであれば、信じて任せよう。

「わかった。だが不安要素が出てきた時には、すぐに相談してくれ。いくらでも力になる」
「ありがとうザガン。俺達の未来の為に、一緒に頑張っていこうね」

 どう一緒に頑張ればいいかは不明だったが、とにかく頷いた。





 朝食を終えた頃、モデスト侯爵からの使いが訪れた。届けものだと渡されたのは、パーティーの招待状と、本日の第11都市新聞である。

 新聞の一面を飾っていたのは、俺達が街中を歩いていた件について。しかも写真付き。
 写真は8人全員で歩きつつ街並みを眺めているものと、リュカが俺の頭にキスしているものの、2枚だった。撮られていたなんて、気付かなかった。たくさんの視線を向けられていたので、悪意以外はスルーしていた。

 記事の内容は、リュカが仲間を連れて第11都市に来たことから始まり、リュカと俺がどれほど愛し合っているか、仲間達との和気藹々な様子などが書かれていた。モデスト侯爵のコメントも載っているあたり、この記事を出すように指示したのは、侯爵だろう。
 メディアがこのように俺を肯定したら、民衆は同意するしかないのではないか?

 そもそもリュカが傍にいるおかげで、想像していたような激しい悪意は、今のところ向けられていない。ノエルを傷付けた令嬢のような、憎悪を剥き出しにした者が何人も現れると想定していたので、平和な現状に少々戸惑っている。

 だが納得もする。俺に攻撃したことでリュカが激怒し、相手の両腕を切断したという内容が、マニフィーク公爵の文書に書かれていたから。しかも全国紙なので、国中に出されている。
 あの令嬢はリュカを好いていたから、俺を殺そうとした。だが民衆には、両腕を切断されて死ぬかもしれないというリスクを背負ってまで、闇属性を差別をする理由が……俺を攻撃する理由が無いのだ。

 そんなわけで今日も傍にいてくれるリュカに感謝しつつ、午前はパーティーの招待状に明記されていた、仕立屋に向かった。もちろん、ドレスを仕立ててもらう為である。

「ドレスなんて着たこと無いから、ちょいとドキドキするね」
「は、はい。しかも1回だけなのに、レンタルでなく、仕立ててもらうなんて……お、お金も、侯爵持ちなんですよね? 本当に、良いのでしょうか」
「うふふ、甘えれば良いのよ。相手は貴族、しかもこの都市の領主様だもの。断る方がきっと失礼だわぁ」

 友人達に囲まれながら、リュカと手を繋いで、のんびり歩く。新聞の効果か、昨日以上に平和だ。

「ザガンの衣装代は、俺が出すからね。ザガンは俺のものなんだから、俺以外から服を買ってもらうなんて、絶対に駄目だよ?」
「わかった。では今度リュカが服を購入する時は、俺が払う。その……リュカは俺のものだから」

 同じようなセリフを言うだけなのに、どうにも気恥ずかしくて、小声になってしまった。しかしリュカには聞こえたらしく、感極まったように俺を見つめ、ぎゅううと抱き締めてくる。

「ああもう、今日もザガンが可愛すぎる!」
「いきなり止まるんじゃないよ!」

 俺達が急に足を止めたせいで、リュカにぶつかりそうになったミランダが怒った。地図を見ながら前を歩いていたノエルやニナも、足を止めて振り返ってくる。

「またイチャイチャしてるー」
「ふふっ。今日もお2人が幸せそうで、嬉しいです」
「お主らの愛は、溢れるばかりだのう」

 隣を歩いていたカミラが、呆れたように溜息をついた。俺も含まれているのか、そうか。
 リュカが皆に謝り、再び手を繋いで目的地に向かう。

 ちなみにリュカは礼服や靴など、王候貴族として必要な衣装は、全部持ってきているらしい。しかも王家御用達の仕立屋によって、何週間も掛けて制作された超高級衣装だとか。

「王命を受けて大都市を巡っている以上、目的がダンジョン攻略であろうと、今回のようにパーティーに誘われる可能性はあるからね。備えあれば憂いなし、でしょ?」

 その通りなので、頷いておく。

 ところで今しがた、僅かに殺気を感じたが、リュカは気付いていないのだろうか? いや、あれだけ魔力操作が出来ているので、気付いたはずだ。
 しかし繋いでいる手から変化は伝わってこないし、チラリと顔を見てみるも、やはり平常である。ならば気にしないで良いか。





 リュカに全身のサイズを測ってもらったあとは、職人とデザインについて相談した。俺は全身黒のシンプルな燕尾服が良かったのだが、執事に間違われるので駄目らしい。
 そんなわけでリュカが、刺繍デザインや襟サイズ、シャツにベスト、大きなタイリボンも良いけどフリルスカーフも可愛い、萌え袖は必須など、職人と話しながら決めていた。よくわからなかった俺は、横から眺めていただけである。

 友人達も無事ドレスを注文し終えて、店を出たのは正午過ぎ。今日も適当なレストランに入り、昼食を食べる。

 そのあとは皆で冒険者ギルドに行き、Gランクの依頼を受けた。届けられた招待状の中に手紙が入っており、もし良かったら、芸術祭の設営を手伝ってほしいと書かれていたからだ。ギルドに行けば、人手の足りていない場所に誘導してくれると。

 俺達が手伝ったのは、野外ステージの設営だった。芸術祭では無料で美味いワインが飲めるらしく、特にミランダは気合いを入れて、責任者の指示に従いながら仕事をこなしていた。

 俺は相変わらず黒髪を晒していたものの、リュカや友人達、それと新聞の影響力により、問題は発生しなかった。

 ちなみに女性からの困惑気な視線がやたら多かったが、あれは彼女達の目的が、リュカだったからだろう。リュカを見ようとすると、傍にいる俺も、必然的に視界に入ってしまう。しかもふとした瞬間、リュカが黒髪にキスするのだから、困惑して当然である。

 そのように、平和に時間が流れていったが……やはり僅かであるものの、時々殺気を感じた。これは、どう対処するべきか。

しおりを挟む
感想 202

あなたにおすすめの小説

性悪なお嬢様に命令されて泣く泣く恋敵を殺りにいったらヤられました

まりも13
BL
フワフワとした酩酊状態が薄れ、僕は気がつくとパンパンパン、ズチュッと卑猥な音をたてて激しく誰かと交わっていた。 性悪なお嬢様の命令で恋敵を泣く泣く殺りに行ったら逆にヤラれちゃった、ちょっとアホな子の話です。 (ムーンライトノベルにも掲載しています)

悪役令息を改めたら皆の様子がおかしいです?

  *  ゆるゆ
BL
王太子から伴侶(予定)契約を破棄された瞬間、前世の記憶がよみがえって、悪役令息だと気づいたよ! しかし気づいたのが終了した後な件について。 悪役令息で断罪なんて絶対だめだ! 泣いちゃう! せっかく前世を思い出したんだから、これからは心を入れ替えて、真面目にがんばっていこう! と思ったんだけど……あれ? 皆やさしい? 主人公はあっちだよー? ユィリと皆の動画をつくりました! インスタ @yuruyu0 絵も動画もあがります。ほぼ毎日更新 Youtube @BL小説動画 アカウントがなくても、どなたでもご覧になれます。動画を作ったときに更新 プロフのWebサイトから、両方に飛べるので、もしよかったら! 名前が  *   ゆるゆ  になりましたー! 中身はいっしょなので(笑)これからもどうぞよろしくお願い致しますー! ご感想欄 、うれしくてすぐ承認を押してしまい(笑)ネタバレ 配慮できないので、ご覧になる時は、お気をつけください!

やっと退場できるはずだったβの悪役令息。ワンナイトしたらΩになりました。

毒島醜女
BL
目が覚めると、妻であるヒロインを虐げた挙句に彼女の運命の番である皇帝に断罪される最低最低なモラハラDV常習犯の悪役夫、イライ・ロザリンドに転生した。 そんな最期は絶対に避けたいイライはヒーローとヒロインの仲を結ばせつつ、ヒロインと円満に別れる為に策を練った。 彼の努力は実り、主人公たちは結ばれ、イライはお役御免となった。 「これでやっと安心して退場できる」 これまでの自分の努力を労うように酒場で飲んでいたイライは、いい薫りを漂わせる男と意気投合し、彼と一夜を共にしてしまう。 目が覚めると罪悪感に襲われ、すぐさま宿を去っていく。 「これじゃあ原作のイライと変わらないじゃん!」 その後体調不良を訴え、医師に診てもらうととんでもない事を言われたのだった。 「あなた……Ωになっていますよ」 「へ?」 そしてワンナイトをした男がまさかの国の英雄で、まさかまさか求愛し公開プロポーズまでして来て―― オメガバースの世界で運命に導かれる、強引な俺様α×頑張り屋な元悪役令息の元βのΩのラブストーリー。

悪役令息ですが破滅回避で主人公を無視したら、高潔な態度だと勘違いされて聖人認定。なぜか溺愛ルートに入りました

水凪しおん
BL
BL小説『銀の瞳の聖者』の悪役令息ルシアンに転生してしまった俺。 原作通りなら、主人公ノエルをいじめ抜き、最後は断罪されて野垂れ死ぬ運命だ。 「そんなの絶対にお断りだ! 俺は平和に長生きしたい!」 破滅フラグを回避するため、俺は決意した。 主人公ノエルを徹底的に避け、関わらず、空気のように生きることを。 しかし、俺の「無視」や「無関心」は、なぜかノエルにポジティブに変換されていく。 「他の人のように欲望の目で見ないなんて、なんて高潔な方なんだ……!」 いじめっ子を視線だけで追い払えば「影から守ってくれた」、雨の日に「臭いから近寄るな」と上着を投げつければ「不器用な優しさ」!? 全力で嫌われようとすればするほど、主人公からの好感度が爆上がりして、聖人認定されてしまう勘違いラブコメディ! 小心者の悪役令息×健気なポジティブ主人公の、すれ違い溺愛ファンタジー、ここに開幕!

【完結】悪役令息の伴侶(予定)に転生しました

  *  ゆるゆ
BL
攻略対象しか見えてない悪役令息の伴侶(予定)なんか、こっちからお断りだ! って思ったのに……! 前世の記憶がよみがえり、反省しました。 BLゲームの世界で、推しに逢うために頑張りはじめた、名前も顔も身長もないモブの快進撃が始まる──! といいな!(笑) 本編完結しました! おまけのお話を時々更新しています。 きーちゃんと皆の動画をつくりました! もしよかったら、お話と一緒に楽しんでくださったら、とてもうれしいです。 インスタ @yuruyu0 絵もあがります Youtube @BL小説動画 アカウントがなくても、どなたでもご覧になれます プロフのwebサイトから両方に飛べるので、もしよかったら! 本編以降のお話、恋愛ルートも、おまけのお話の更新も、アルファポリスさまだけですー! 名前が  *   ゆるゆ  になりましたー! 中身はいっしょなので(笑)これからもどうぞよろしくお願い致しますー!

有能すぎる親友の隣が辛いので、平凡男爵令息の僕は消えたいと思います

緑虫
BL
第三王子の十歳の生誕パーティーで、王子に気に入られないようお城の花園に避難した、貧乏男爵令息のルカ・グリューベル。 知り合った宮廷庭師から、『ネムリバナ』という水に浮かべるとよく寝られる香りを放つ花びらをもらう。 花園からの帰り道、噴水で泣いている少年に遭遇。目の下に酷いクマのある少年を慰めたルカは、もらったばかりの花びらを男の子に渡して立ち去った。 十二歳になり、ルカは寄宿学校に入学する。 寮の同室になった子は、まさかのその時の男の子、アルフレート(アリ)・ユーネル侯爵令息だった。 見目麗しく文武両道のアリ。だが二年前と変わらず睡眠障害を抱えていて、目の下のクマは健在。 宮廷庭師と親交を続けていたルカには、『ネムリバナ』を第三王子の為に学校の温室で育てる役割を与えられていた。アリは花びらを王子の元まで運ぶ役目を負っている。育てる見返りに少量の花びらを入手できるようになったルカは、早速アリに使ってみることに。 やがて問題なく眠れるようになったアリはめきめきと頭角を表し、しがない男爵令息にすぎない平凡なルカには手の届かない存在になっていく。 次第にアリに対する恋心に気づくルカ。だが、男の自分はアリとは不釣り合いだと、卒業を機に離れることを決意する。 アリを見ない為に地方に移ったルカ。実はここは、アリの叔父が経営する領地。そこでたった半年の間に朗らかで輝いていたアリの変わり果てた姿を見てしまい――。 ハイスペ不眠攻めxお人好し平凡受けのファンタジーBLです。ハピエン。

【完結】伴侶がいるので、溺愛ご遠慮いたします

  *  ゆるゆ
BL
3歳のノィユが、カビの生えてないご飯を求めて結ばれることになったのは、北の最果ての領主のおじいちゃん……え、おじいちゃん……!? しあわせの絶頂にいるのを知らない王子たちが、びっくりして憐れんで溺愛してくれそうなのですが、結構です! めちゃくちゃかっこよくて可愛い伴侶がいますので! ノィユとヴィルの動画を作ってみました!(笑)  インスタ @yuruyu0   Youtube @BL小説動画 です!  プロフのwebサイトから飛べるので、もしよかったらお話と一緒に楽しんでくださったら、とてもうれしいです! ヴィル×ノィユのお話です。 本編完結しました! 『もふもふ獣人転生』に遊びにゆく舞踏会編、完結しました! 時々おまけのお話を更新するかもです。 名前が  *   ゆるゆ  になりましたー! 中身はいっしょなので(笑)これからもどうぞよろしくお願い致しますー!

伝説のS級おじさん、俺の「匂い」がないと発狂して国を滅ぼすらしいい

マンスーン
BL
ギルドの事務職員・三上薫は、ある日、ギルドロビーで発作を起こしかけていた英雄ガルド・ベルンシュタインから抱きしめられ、首筋を猛烈に吸引。「見つけた……俺の酸素……!」と叫び、離れなくなってしまう。 最強おじさん(変態)×ギルドの事務職員(平凡) 世界観が現代日本、異世界ごちゃ混ぜ設定になっております。

処理中です...
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。

このユーザをミュートしますか?

※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。