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第一章
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「キミも私たちの仲間にならないか?」
すべてはこの一言からだった。私の平穏な、ごく普通な日常が音を立てて崩れ去って行ってしまったのは、、、。
その日は私たちの学校での一大イベント、「そよ風祭」の準備でみんな総出で飾り付けや出し物などをしていた。
「マキ~、そっちはどう~?」と私の友達の舞智(まち)が大きな声で言う。
「こっちはもう終わりそう~!」とマキも大きな声でそれに返す。私たちのクラスの出し物はおばけ屋敷。私は、、、いや、ここにいるみんながこの「そよ風祭」を絶対に成功させなければいけない理由がある。
その理由は、、、
『「そよ風祭」で成功しなければ君たち、2年E組は全員強制退学にする。それが嫌ならせいぜい頑張るんだな。成功を祈っているよ、、、。』と理事長に言われてしまったからだ。
私たち2年E組は全校でダントツ礼儀も態度も頭も悪い。それだけならまだしも、、、私たちのクラスは問題児と呼ばれる生徒がクラスの半数を優に超えていて何度も警察に散々お世話になっている、どうしようもないクラスなのだ。
そして私は2学期からこのクラスに転校して来た、、、いわゆる〈転校生〉ってやつだ。
何故、この学校に、このクラスに転校して来たかと言うと、、、私が元々通っていた学校が県内で1~2位を争う程の名門校だったのだが、、、大人の事情というやつのせいで私は〈葉花北高校(通称:バカ校)〉に転校して、そして、たまたま人数が少ない2年E組に来た。という事だ。
何でこんな事に巻き込まれなきゃいけないんだ、と思いつつこの学校での一大イベント、「そよ風祭」の準備を進めているのだ。
すると、私の胸ポケットに入れていたケータイが鳴った。
すぐさま電話に出た。
「もしもし、どちら様ですか?」
『中央病院の北原と申します。先程、橘 優香里さんが近くのスーパーでひったくりに遭ってその影響で頭を強く打って、、、今、意識不明の重体です。今からこちらに来て頂けますか?』と医者から母が病院に担ぎ込まれたという連絡が来た。
私は急いで中央病院に行ったが、その時にはもう母は息を引き取った後だったそうだ。
私は何でこんな事になったんだろう、という思いと母を失ったショックで生まれて初めて声を出して大泣きした。
すると、そこに1人のスーツ姿の男性が来てこう言った。
「キミも私たちの仲間にならないか?、、、決して怪しい者ではない。キミを助ける為にここに来た。」
私はすかさず、
「はいっ!、、、お願いしますっ、、、!」と言ってしまった。
この頃の私は今から起きる数々の事件に巻き込まれるとは思ってもみなかったのだった、、、。
すべてはこの一言からだった。私の平穏な、ごく普通な日常が音を立てて崩れ去って行ってしまったのは、、、。
その日は私たちの学校での一大イベント、「そよ風祭」の準備でみんな総出で飾り付けや出し物などをしていた。
「マキ~、そっちはどう~?」と私の友達の舞智(まち)が大きな声で言う。
「こっちはもう終わりそう~!」とマキも大きな声でそれに返す。私たちのクラスの出し物はおばけ屋敷。私は、、、いや、ここにいるみんながこの「そよ風祭」を絶対に成功させなければいけない理由がある。
その理由は、、、
『「そよ風祭」で成功しなければ君たち、2年E組は全員強制退学にする。それが嫌ならせいぜい頑張るんだな。成功を祈っているよ、、、。』と理事長に言われてしまったからだ。
私たち2年E組は全校でダントツ礼儀も態度も頭も悪い。それだけならまだしも、、、私たちのクラスは問題児と呼ばれる生徒がクラスの半数を優に超えていて何度も警察に散々お世話になっている、どうしようもないクラスなのだ。
そして私は2学期からこのクラスに転校して来た、、、いわゆる〈転校生〉ってやつだ。
何故、この学校に、このクラスに転校して来たかと言うと、、、私が元々通っていた学校が県内で1~2位を争う程の名門校だったのだが、、、大人の事情というやつのせいで私は〈葉花北高校(通称:バカ校)〉に転校して、そして、たまたま人数が少ない2年E組に来た。という事だ。
何でこんな事に巻き込まれなきゃいけないんだ、と思いつつこの学校での一大イベント、「そよ風祭」の準備を進めているのだ。
すると、私の胸ポケットに入れていたケータイが鳴った。
すぐさま電話に出た。
「もしもし、どちら様ですか?」
『中央病院の北原と申します。先程、橘 優香里さんが近くのスーパーでひったくりに遭ってその影響で頭を強く打って、、、今、意識不明の重体です。今からこちらに来て頂けますか?』と医者から母が病院に担ぎ込まれたという連絡が来た。
私は急いで中央病院に行ったが、その時にはもう母は息を引き取った後だったそうだ。
私は何でこんな事になったんだろう、という思いと母を失ったショックで生まれて初めて声を出して大泣きした。
すると、そこに1人のスーツ姿の男性が来てこう言った。
「キミも私たちの仲間にならないか?、、、決して怪しい者ではない。キミを助ける為にここに来た。」
私はすかさず、
「はいっ!、、、お願いしますっ、、、!」と言ってしまった。
この頃の私は今から起きる数々の事件に巻き込まれるとは思ってもみなかったのだった、、、。
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