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第二章 半蜥蜴人間と擬人刀。
第十九話 トラブル
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たどり着くとそこでは、既に戦闘が行われていた。
エレンは既に倒れているようだが、特に外傷は見当たらない。頭でも殴られて伸びてるんだろうな。
視線を今、戦っているステーデの方へ向ける。
ステーデが相手をしているのは見知らない男だ。
真っ赤な髪、肌からは所々爬虫類の鱗の様なものが生えている。
だが、他に気になる点があった。
アイツの武器と服装、前世で見たことあるぞ。武器は多分、刀だろあれ。
服装も全く同じ素材やないかもしれないけど履いているあれ、ジーパンじゃないか? この世界にも前世と同じ様なデザインの服もあるのか。
ッてそんなこと考えてる場合じゃないな。
二人の戦いを見てみるとあのステーデが押されている。俺も助太刀に入らないとッ。
そう思い駆け出した時には、ステーデが男の剣撃を防いだ衝撃で宙を飛んだ。
慌ててステーデの元に駆け寄り、怪我がないか確かめる。
多少切り傷があるが、大きな傷を受けた様子はない。だが、自分より格が上の相手との戦いだったせいかかなり疲労している。
「ステーデ、しばらく休んどけ」
また立ち上がろうとするステーデの肩を押さえる。
赤髪の男に向き直り、何事か聞いてみる。
「おい、そこの赤髪。俺達に何のようだ? うちの馬鹿が何か気に触ることでもしたなら素直に謝るが」
そう言うと、男は俺の事を警戒した面持ちで話し出す。
「この辺りで炎帝の炎を確認した。炎おの発生地点に炎帝の部下らしき人物、そこの二人に居場所を問いだそうとしたが口を割らなかった。だからいま実力行使で聞き出そうとしていただけだが....」
そう言うと、俺の事を睨み付けてくる。
「なるほど、やはりここには炎帝がいたんだな」
......なんで俺の事を睨みながらそう言う。嫌な予感しかしない。
「貴様ほどの力の持ち主がいるのだ。貴様は奴の仲間だろうッ」
やっぱりそう来たかぁぁぁぁあッ。
俺の何処をみて実力者などというのか知らんがなんとか説得しないと。
めんどくさい、弁護めんどくさい。
「あのな、俺達は炎帝の奴の仲間なんかじゃ....」
「敵の言葉なんか聞かんッ、覚悟しろ魔王の手下めッ!」
そう言うやいなや赤髪は刀を構え、俺に向かってくる。
慌てて俺も剣を抜き、刀を受けとめる。
つばぜり合いになり、互いに押し合う形になる。こうなったら聞く耳を持ってくれないだろう。
一度無力化して話すしかないな。
刃同士を滑らせるように受け流し、俺はサッと赤髪の背後に回る。そして一度炎帝にもしたように【宙蹴り】を使い、振り向く赤髪の死角に潜り込みながら再び背後に回る。
俺の姿を見失った赤髪に向けて【インパクト】を放つため腕をつき出そうとした瞬間....。
「アカツキッ、後ろだッ!!」
何処からか男の声が響く。
俺が背後にいることに気づいた赤髪が振り向き様に刀を振るってきた。
刀は、俺の体を浅く傷つけ、斬られた場所が熱く、痛む。だがこれぐらいの傷なら一瞬で治る。
痛みを忘れ、俺は再び赤髪に向き直る。
さっきの声はどこからだ。【索敵】の範囲内には俺達とあの赤髪の場所しか反応していない。
「はぁッ!!」
再び赤髪が俺に向かって剣を振るってくる。
剣術でも身につけているのか、居合いを放ってから絶え間なく剣撃が襲いかかる。
だが、俺はここで違和感を覚えた。
確かに赤髪の剣は早く、俺を追い詰めるように、逃げ場を与えない軌道で何度も何度も刃を振るっている。
しかし俺はそれを、全て躱せている。正直簡単に....だ。
体感的には前に戦ったステーデの爪撃方が早く感じる。
ステーデはこの男に押されていた。それは要するにステーデの自慢のスピードが通じないほどの実力をこの男がもっているからだろう。
俺より早い筈のステーデを圧倒し、俺には攻めきれずにいる?
この男が遅いのか? それとも......
自慢の剣術が通じずに動揺し始める赤髪。
「くそッ、速すぎる。一期、もっと【シンクロ】を強めることは出来ないのかッ」
「無理だな、強めすぎれば魔力の消耗が激しくなっちまう。ここは一度逃げた方が得策だと思うぜ」
また響く謎の声。男が、「仕方ないか....」と呟いている、どうやら逃げるようだ。
だが誤解させたまま逃して後々変な噂が広まっても面倒だ。
「逃がすかッ」
剣を投げ捨て、両腕に【部分装甲】を発動する......ん? なんか何時もよりゴツくて分厚い気がするな。
鎧を纏う左手に【粘糸】をだして刀を掴む。
僅かに【部分装甲】に切れ目が入るが気にせず、刀に粘糸を張り付けてそれを刃全体に塗るように貼り付ける。
これで刀の切れ味は最悪、俺の左手と刀の間には【粘糸】、ついでに【鋼糸】も絡まり離れることができない。
俺は右手を握りしめ、肘の辺りから【インパクト】を発動する。【インパクト】は体表面なら何処ででも発動できるのだ。
【インパクト】の衝撃で俺の拳の勢いが上がり男に迫る。
何故か【インパクト】の威力も上がっており、想像以上に俺のパンチの速度が加速してしまった。
刀を縛られても尚抵抗しようとする赤髪の腹部に、【インパクト】で加速し【部分装甲】で硬度を増した拳が突き刺さり、男の体は凄まじい勢いで飛んでいってしまった。
男は途中、木に体を打ち付け地に落ちた後気を失ったが....死んでないよな?
色々気になる点は合ったが、取りあえずこの戦いの幕は降りたようだ。
取り敢えず、エレンを起こし(スキルで顔面一杯に水をぶっかけた)ステーデの傷の手当てをした。
するとステーデが俺のことを見つめてくる。な、なんだよ今度は....。
「クレインさん......成長が早すぎませんか?」
「ん?」
「私がスキルを駆使して勝てなかった敵の攻撃をかわして、しかも反撃するなんて。前までのクレインさんじゃできませんでしたよ」
「そんなものか?」
まぁそれも気になるが....今はあの男だな。
取り敢えず傷の手当てでもしておこう。
先の男の発言からして、この赤髪は魔王軍関係の仲間ではないらしいし、誤解をとかないと。
そう思い、男の元へ近づくと....。
「アカツキに手を出すんじゃねぇッ」
突然赤髪の刀が形を変えた。
そこには金髪の男が赤髪を背に、庇うように両手を広げて立っていた。イヤリングやらネックレスやらをジャラジャラ着けたいかにもチャラ男ですって感じの男だ。
刀から男になったぞ。さっきの謎の声はこいつだったらしい。
だが、今の男が纏っているのはチャラ男には見えない気迫。
余程そこの赤髪のことが大事なのか、必死で庇っている。
「手なんか出さないよ。こっちはただ誤解を解きたいだけなんだって」
「誤解?」
「そう、誤解。取り敢えずそいつの手当てをしていいか? 死んではないだろうけど、俺もここまでするつもり無かったからさ」
「......手当ては俺がする。お前等はそこで誤解とかいうやつの説明をしやがれ」
そう言うと男は俺達を警戒しながらだが、赤髪の手当てを始めた。
村を襲った炎帝の話、ステーデの事情、俺のスキル等の説明をすべて金髪に話した。
十数分後、金髪の男が誤解を認めて素直に謝罪。
まだ赤髪の男が目を覚まさない為、目が覚めるまでこのまま待機することにした。
赤髪と金髪の二人揃って、お互いの事情を話すことにしよう。
これ以上変な誤解が生まれない為に。
全て話せば終わり、この問題は解決。
そう思っていたが......災難は続きそうだな。
「一目惚れしましたッ。俺と付き合ってくださいッ!!」
赤髪の起きて最初の一言はそれだった....。
いいのかよ、まだお前の誤解は解いてないのに....。
赤髪はエレンとステーデにボコられ始め、金髪はそんな赤髪に絶句したと思いきやゲラゲラ笑いだすし......。
誤解を解くとかの解かない以前の問題だろ。
こんなので大丈夫なのか? 誰か教えてくれよ....。
━━━━━━━━━━━━━━
作者
久しぶりに投稿始めました(今更)
感想とか、参考になる小説など教えていただけたらとても喜びます。
こんな語彙力もセンスも文章力も足りてない小説ですが、よろしくお願いします.....
エレンは既に倒れているようだが、特に外傷は見当たらない。頭でも殴られて伸びてるんだろうな。
視線を今、戦っているステーデの方へ向ける。
ステーデが相手をしているのは見知らない男だ。
真っ赤な髪、肌からは所々爬虫類の鱗の様なものが生えている。
だが、他に気になる点があった。
アイツの武器と服装、前世で見たことあるぞ。武器は多分、刀だろあれ。
服装も全く同じ素材やないかもしれないけど履いているあれ、ジーパンじゃないか? この世界にも前世と同じ様なデザインの服もあるのか。
ッてそんなこと考えてる場合じゃないな。
二人の戦いを見てみるとあのステーデが押されている。俺も助太刀に入らないとッ。
そう思い駆け出した時には、ステーデが男の剣撃を防いだ衝撃で宙を飛んだ。
慌ててステーデの元に駆け寄り、怪我がないか確かめる。
多少切り傷があるが、大きな傷を受けた様子はない。だが、自分より格が上の相手との戦いだったせいかかなり疲労している。
「ステーデ、しばらく休んどけ」
また立ち上がろうとするステーデの肩を押さえる。
赤髪の男に向き直り、何事か聞いてみる。
「おい、そこの赤髪。俺達に何のようだ? うちの馬鹿が何か気に触ることでもしたなら素直に謝るが」
そう言うと、男は俺の事を警戒した面持ちで話し出す。
「この辺りで炎帝の炎を確認した。炎おの発生地点に炎帝の部下らしき人物、そこの二人に居場所を問いだそうとしたが口を割らなかった。だからいま実力行使で聞き出そうとしていただけだが....」
そう言うと、俺の事を睨み付けてくる。
「なるほど、やはりここには炎帝がいたんだな」
......なんで俺の事を睨みながらそう言う。嫌な予感しかしない。
「貴様ほどの力の持ち主がいるのだ。貴様は奴の仲間だろうッ」
やっぱりそう来たかぁぁぁぁあッ。
俺の何処をみて実力者などというのか知らんがなんとか説得しないと。
めんどくさい、弁護めんどくさい。
「あのな、俺達は炎帝の奴の仲間なんかじゃ....」
「敵の言葉なんか聞かんッ、覚悟しろ魔王の手下めッ!」
そう言うやいなや赤髪は刀を構え、俺に向かってくる。
慌てて俺も剣を抜き、刀を受けとめる。
つばぜり合いになり、互いに押し合う形になる。こうなったら聞く耳を持ってくれないだろう。
一度無力化して話すしかないな。
刃同士を滑らせるように受け流し、俺はサッと赤髪の背後に回る。そして一度炎帝にもしたように【宙蹴り】を使い、振り向く赤髪の死角に潜り込みながら再び背後に回る。
俺の姿を見失った赤髪に向けて【インパクト】を放つため腕をつき出そうとした瞬間....。
「アカツキッ、後ろだッ!!」
何処からか男の声が響く。
俺が背後にいることに気づいた赤髪が振り向き様に刀を振るってきた。
刀は、俺の体を浅く傷つけ、斬られた場所が熱く、痛む。だがこれぐらいの傷なら一瞬で治る。
痛みを忘れ、俺は再び赤髪に向き直る。
さっきの声はどこからだ。【索敵】の範囲内には俺達とあの赤髪の場所しか反応していない。
「はぁッ!!」
再び赤髪が俺に向かって剣を振るってくる。
剣術でも身につけているのか、居合いを放ってから絶え間なく剣撃が襲いかかる。
だが、俺はここで違和感を覚えた。
確かに赤髪の剣は早く、俺を追い詰めるように、逃げ場を与えない軌道で何度も何度も刃を振るっている。
しかし俺はそれを、全て躱せている。正直簡単に....だ。
体感的には前に戦ったステーデの爪撃方が早く感じる。
ステーデはこの男に押されていた。それは要するにステーデの自慢のスピードが通じないほどの実力をこの男がもっているからだろう。
俺より早い筈のステーデを圧倒し、俺には攻めきれずにいる?
この男が遅いのか? それとも......
自慢の剣術が通じずに動揺し始める赤髪。
「くそッ、速すぎる。一期、もっと【シンクロ】を強めることは出来ないのかッ」
「無理だな、強めすぎれば魔力の消耗が激しくなっちまう。ここは一度逃げた方が得策だと思うぜ」
また響く謎の声。男が、「仕方ないか....」と呟いている、どうやら逃げるようだ。
だが誤解させたまま逃して後々変な噂が広まっても面倒だ。
「逃がすかッ」
剣を投げ捨て、両腕に【部分装甲】を発動する......ん? なんか何時もよりゴツくて分厚い気がするな。
鎧を纏う左手に【粘糸】をだして刀を掴む。
僅かに【部分装甲】に切れ目が入るが気にせず、刀に粘糸を張り付けてそれを刃全体に塗るように貼り付ける。
これで刀の切れ味は最悪、俺の左手と刀の間には【粘糸】、ついでに【鋼糸】も絡まり離れることができない。
俺は右手を握りしめ、肘の辺りから【インパクト】を発動する。【インパクト】は体表面なら何処ででも発動できるのだ。
【インパクト】の衝撃で俺の拳の勢いが上がり男に迫る。
何故か【インパクト】の威力も上がっており、想像以上に俺のパンチの速度が加速してしまった。
刀を縛られても尚抵抗しようとする赤髪の腹部に、【インパクト】で加速し【部分装甲】で硬度を増した拳が突き刺さり、男の体は凄まじい勢いで飛んでいってしまった。
男は途中、木に体を打ち付け地に落ちた後気を失ったが....死んでないよな?
色々気になる点は合ったが、取りあえずこの戦いの幕は降りたようだ。
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するとステーデが俺のことを見つめてくる。な、なんだよ今度は....。
「クレインさん......成長が早すぎませんか?」
「ん?」
「私がスキルを駆使して勝てなかった敵の攻撃をかわして、しかも反撃するなんて。前までのクレインさんじゃできませんでしたよ」
「そんなものか?」
まぁそれも気になるが....今はあの男だな。
取り敢えず傷の手当てでもしておこう。
先の男の発言からして、この赤髪は魔王軍関係の仲間ではないらしいし、誤解をとかないと。
そう思い、男の元へ近づくと....。
「アカツキに手を出すんじゃねぇッ」
突然赤髪の刀が形を変えた。
そこには金髪の男が赤髪を背に、庇うように両手を広げて立っていた。イヤリングやらネックレスやらをジャラジャラ着けたいかにもチャラ男ですって感じの男だ。
刀から男になったぞ。さっきの謎の声はこいつだったらしい。
だが、今の男が纏っているのはチャラ男には見えない気迫。
余程そこの赤髪のことが大事なのか、必死で庇っている。
「手なんか出さないよ。こっちはただ誤解を解きたいだけなんだって」
「誤解?」
「そう、誤解。取り敢えずそいつの手当てをしていいか? 死んではないだろうけど、俺もここまでするつもり無かったからさ」
「......手当ては俺がする。お前等はそこで誤解とかいうやつの説明をしやがれ」
そう言うと男は俺達を警戒しながらだが、赤髪の手当てを始めた。
村を襲った炎帝の話、ステーデの事情、俺のスキル等の説明をすべて金髪に話した。
十数分後、金髪の男が誤解を認めて素直に謝罪。
まだ赤髪の男が目を覚まさない為、目が覚めるまでこのまま待機することにした。
赤髪と金髪の二人揃って、お互いの事情を話すことにしよう。
これ以上変な誤解が生まれない為に。
全て話せば終わり、この問題は解決。
そう思っていたが......災難は続きそうだな。
「一目惚れしましたッ。俺と付き合ってくださいッ!!」
赤髪の起きて最初の一言はそれだった....。
いいのかよ、まだお前の誤解は解いてないのに....。
赤髪はエレンとステーデにボコられ始め、金髪はそんな赤髪に絶句したと思いきやゲラゲラ笑いだすし......。
誤解を解くとかの解かない以前の問題だろ。
こんなので大丈夫なのか? 誰か教えてくれよ....。
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