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第5話 冒険者ギルドの小人の幽霊!
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俺とリアの目の前で、小人の幽霊は次々と受付嬢達にセクハラ紛いの行為を繰り広げる。
その動きをエルラムが羨ましそうに視線で追っていく。
すると眉を吊り上げたリアが俺に声をかけた。
「トオル、何とかしなさいよ。幽霊はトオルの専門でしょ」
「は? 俺は霊媒師でも何でもないぞ」
「でもお爺ちゃんの幽霊を連れてるじゃない」
「さっきも話しただろ。たまたま墓地で仲よくなっただけだ」
「何でもいいから、あのセクハラ幽霊を止めてきて」
肩を竦める俺に向けて、リアがビシっと指差す。
ゴーストバスターなら悪霊でも退治できるし、陰陽師なら霊を調伏できるだろうが、霊が見えるだけのしがない会社員だった俺に、そんな特殊な技能があるはずがない。
でも、この場を何とかしてリアの怒りを鎮める必要がある。
今にもセクハラ行為に参加しそうなエルラムへ、俺はそっと囁いた。
「実にけしからんよな。元賢者様としては堂々と女性の体を触るなんて許せないよな?」
『羨まし……実のその通りじゃ。幽霊になっても礼儀や節度が必要じゃ』
さっきまで自分も小人の霊と一緒になってセクハラしたいと言っていたのに。
元賢者と声をかけると、いきなり紳士的に急変するんだから、ちょろいもんだ。
杖をかかげ、エルラムは威厳のある声で、小人の幽霊を叱りつける。
『女性達が嫌がっているじゃろ! いい加減にセクハラは止めんか!』
『エルラム様なのです。 いつものように一緒にやるですよ? 楽しいのです』
『いいから、その女性の体から離れるのじゃ』
あれ? エルラムと小人の霊の様子が変だぞ?
二人は知り合いなのか?
いつもということは……やはりエルラムもエロいことをしていたんだな。
幽霊達の会話を聞いていたリアが、エルラムへ軽蔑の眼差しを向ける。
するとエルラムが顔を横に向けて、下手な口笛の真似をし始めた。
リアクションがお子ちゃま過ぎるだろ。
そんなことをしている間に、受付嬢から離れた小人がエルラムの元へと歩いてくる。
『エルラム様が冒険者ギルドまで来るなんて珍しいです。今日はどうされたんですか?』
『うむ、ここにいるトオルと盟友契約を結んでのう。これからはワシも冒険者になるつもりなのじゃ』
『それは楽しそうなのです。アタシも死ぬ前は冒険者として斥候を務めてたです。これでも凄腕だったんですよ。ぜひ、エルラム様のお供に加えてくださいです』
今、アタシって言ったよな?
ということは、この小人の幽霊は女性なのか?
小人の幽霊の体を観察すると、微妙だが、ほんのりと胸が膨らんでいる。
そうすると女性が女性の体を触っていたわけで……
受付嬢の体を触っていた行為もセクハラになるのかな?
そんなことを考えていると、小人の幽霊は顔を真赤にして両手で胸を隠す。
『そんなに私の体を見つめないでくださいです。小さい胸がコンプレックスで、ついついスタイルの良い、豊満な胸を見ると触りたくなるです。私にご立派な胸させあれば、何の未練もなく昇天できたのに』
え? 小さい胸が遺恨になって、この世に留まって幽霊になってるの?
小さい胸はチッパイといって、日本の一部の男性からは絶大な需要があったはずだけど。
やはり異世界では事情が違うのかもな。
少しだけ小人の霊を不憫に思っていると、同じように感じたのかエルラムが両眉を下げる。
『トオル、リア、ワシからもお願いじゃ。この者をワシ等のパーティに入れてくれんかのう』
『生前は『暗殺者』の固有スキルを持っていたです。今は幽霊になって、能力も爆上がりしています。パーティに加えていただければ、決してご損はさせないです』
この異世界には魔法があるんだから、異能や固有スキルがあってもおかしくない。
それにしても幽霊が『暗殺者』のスキルを持ってるなんて危険極まりないな。
すると幽霊二人の様子を見ていたリアが、大きく息を吐いて、ニッコリと微笑む。
「もう女性にセクハラしないと誓うなら、パーティに参加させてもいいわよ」
「リアがいいというなら、俺も賛成するよ」
『ありがとうございます。お姉様に一生、憑りつきますです』
「縁起でもないこと言わないで。憑りつくならトオルにしてよね」
自分が助かるためなら、俺が憑依されてもいいのか。
段々とリアの性格がわかってきたような気がする。
こうして小人の幽霊が仲間に加わり、気を取り直して広間の奥にある受付カウンターまで歩いていくと、俺達を見て受付嬢が引きつった笑みを浮かべる。
「先ほどから、立ち止まってブツブツと何かを言われていたようですが、今回はどのようなご用でしょうか?」
しまった……冒険者達や受付嬢には、エルラムも小人の幽霊も見えない。
ということは、俺とリアの二人だけで、何か騒いでいたように見えるよな。
また変な人と思われてしまった……悲しくて泣けてきそうだ。
俺が寂しく俯いていると、それを気にする素振りもなくリアはカウンターに片手を置く。
「いつも仕事を増やしてゴメンね。こっちの男子はトオル。今日はこの子の冒険者登録に来たの。登録が済み次第、私とのパーティ登録の手続きをお願い」
「畏まりました。では、この羊皮紙に個人情報を書き込んでください」
受付嬢から羊皮紙を受け取り、カウンターに備え付けられている羽ペンとインクを使って、必要事項を埋めていく。
書いている途中で気づいたのだけど、日本語の文字でよかったのだろうか?
そういえば、このシャンベル界に転移してから、エルラムやリアとも普通に日本語で会話していたな。
ラノベのファンタジー小説でも、その辺りの設定は割といい加減だったりするから、あまり細かいことを気にする必要はないのかも。
わからないことを考え込んでも答えは出ないからな。
羊皮紙に適当に文字を書いていると、エルラムと小人の霊がカウンターを人差し指で叩く。
『ワシの名を忘れているぞい』
『アタシの名前はオランと言いますです。キッチリとアタシの名も書いてくださいです』
そういえば二人も冒険者になると言っていたな。
俺は深く考えることなく、エルラムとオランの名前を書き込んで、受付嬢に羊皮紙を提出した。
すると受付嬢は羊皮紙を覗き込み、そして俺の顏を見て首を傾げる。
「トオルさん、年齢が三十二歳となっていますが、誤りではないでしょうか? それに他の二人の方の名前を書かれていますが、リア様の他に誰もおられないようですが?」
「……二人は俺と一緒にいる幽霊の名前なんですけど……」
受付のお姉さんには幽霊が見えないから、疑われても仕方ないよね。
それにしても気になることが……リアも男の子、この子って言ってたよな。
受付嬢も年齢を間違えていると言っていた。
あれ? 俺は正真正銘のオヤジなんだけどな。
「あの……鏡があれば、お借りしたいんですけど」
「小さい鏡でしたら持っていますが」
受付嬢はニッコリと微笑み、制服の胸元のポケットから小型の鏡を取り出し、俺の方へと鏡の面を見せてくれた。
「えーーーー! これって誰なの!?」
鏡に映る俺は銀髪で、どう見ても十五、十六歳ほどの容姿をしている。
こんな日本人はコスプレ会場でしか見られないぞ。
いったい、俺に何が起こってるんだ?
その動きをエルラムが羨ましそうに視線で追っていく。
すると眉を吊り上げたリアが俺に声をかけた。
「トオル、何とかしなさいよ。幽霊はトオルの専門でしょ」
「は? 俺は霊媒師でも何でもないぞ」
「でもお爺ちゃんの幽霊を連れてるじゃない」
「さっきも話しただろ。たまたま墓地で仲よくなっただけだ」
「何でもいいから、あのセクハラ幽霊を止めてきて」
肩を竦める俺に向けて、リアがビシっと指差す。
ゴーストバスターなら悪霊でも退治できるし、陰陽師なら霊を調伏できるだろうが、霊が見えるだけのしがない会社員だった俺に、そんな特殊な技能があるはずがない。
でも、この場を何とかしてリアの怒りを鎮める必要がある。
今にもセクハラ行為に参加しそうなエルラムへ、俺はそっと囁いた。
「実にけしからんよな。元賢者様としては堂々と女性の体を触るなんて許せないよな?」
『羨まし……実のその通りじゃ。幽霊になっても礼儀や節度が必要じゃ』
さっきまで自分も小人の霊と一緒になってセクハラしたいと言っていたのに。
元賢者と声をかけると、いきなり紳士的に急変するんだから、ちょろいもんだ。
杖をかかげ、エルラムは威厳のある声で、小人の幽霊を叱りつける。
『女性達が嫌がっているじゃろ! いい加減にセクハラは止めんか!』
『エルラム様なのです。 いつものように一緒にやるですよ? 楽しいのです』
『いいから、その女性の体から離れるのじゃ』
あれ? エルラムと小人の霊の様子が変だぞ?
二人は知り合いなのか?
いつもということは……やはりエルラムもエロいことをしていたんだな。
幽霊達の会話を聞いていたリアが、エルラムへ軽蔑の眼差しを向ける。
するとエルラムが顔を横に向けて、下手な口笛の真似をし始めた。
リアクションがお子ちゃま過ぎるだろ。
そんなことをしている間に、受付嬢から離れた小人がエルラムの元へと歩いてくる。
『エルラム様が冒険者ギルドまで来るなんて珍しいです。今日はどうされたんですか?』
『うむ、ここにいるトオルと盟友契約を結んでのう。これからはワシも冒険者になるつもりなのじゃ』
『それは楽しそうなのです。アタシも死ぬ前は冒険者として斥候を務めてたです。これでも凄腕だったんですよ。ぜひ、エルラム様のお供に加えてくださいです』
今、アタシって言ったよな?
ということは、この小人の幽霊は女性なのか?
小人の幽霊の体を観察すると、微妙だが、ほんのりと胸が膨らんでいる。
そうすると女性が女性の体を触っていたわけで……
受付嬢の体を触っていた行為もセクハラになるのかな?
そんなことを考えていると、小人の幽霊は顔を真赤にして両手で胸を隠す。
『そんなに私の体を見つめないでくださいです。小さい胸がコンプレックスで、ついついスタイルの良い、豊満な胸を見ると触りたくなるです。私にご立派な胸させあれば、何の未練もなく昇天できたのに』
え? 小さい胸が遺恨になって、この世に留まって幽霊になってるの?
小さい胸はチッパイといって、日本の一部の男性からは絶大な需要があったはずだけど。
やはり異世界では事情が違うのかもな。
少しだけ小人の霊を不憫に思っていると、同じように感じたのかエルラムが両眉を下げる。
『トオル、リア、ワシからもお願いじゃ。この者をワシ等のパーティに入れてくれんかのう』
『生前は『暗殺者』の固有スキルを持っていたです。今は幽霊になって、能力も爆上がりしています。パーティに加えていただければ、決してご損はさせないです』
この異世界には魔法があるんだから、異能や固有スキルがあってもおかしくない。
それにしても幽霊が『暗殺者』のスキルを持ってるなんて危険極まりないな。
すると幽霊二人の様子を見ていたリアが、大きく息を吐いて、ニッコリと微笑む。
「もう女性にセクハラしないと誓うなら、パーティに参加させてもいいわよ」
「リアがいいというなら、俺も賛成するよ」
『ありがとうございます。お姉様に一生、憑りつきますです』
「縁起でもないこと言わないで。憑りつくならトオルにしてよね」
自分が助かるためなら、俺が憑依されてもいいのか。
段々とリアの性格がわかってきたような気がする。
こうして小人の幽霊が仲間に加わり、気を取り直して広間の奥にある受付カウンターまで歩いていくと、俺達を見て受付嬢が引きつった笑みを浮かべる。
「先ほどから、立ち止まってブツブツと何かを言われていたようですが、今回はどのようなご用でしょうか?」
しまった……冒険者達や受付嬢には、エルラムも小人の幽霊も見えない。
ということは、俺とリアの二人だけで、何か騒いでいたように見えるよな。
また変な人と思われてしまった……悲しくて泣けてきそうだ。
俺が寂しく俯いていると、それを気にする素振りもなくリアはカウンターに片手を置く。
「いつも仕事を増やしてゴメンね。こっちの男子はトオル。今日はこの子の冒険者登録に来たの。登録が済み次第、私とのパーティ登録の手続きをお願い」
「畏まりました。では、この羊皮紙に個人情報を書き込んでください」
受付嬢から羊皮紙を受け取り、カウンターに備え付けられている羽ペンとインクを使って、必要事項を埋めていく。
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そういえば、このシャンベル界に転移してから、エルラムやリアとも普通に日本語で会話していたな。
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わからないことを考え込んでも答えは出ないからな。
羊皮紙に適当に文字を書いていると、エルラムと小人の霊がカウンターを人差し指で叩く。
『ワシの名を忘れているぞい』
『アタシの名前はオランと言いますです。キッチリとアタシの名も書いてくださいです』
そういえば二人も冒険者になると言っていたな。
俺は深く考えることなく、エルラムとオランの名前を書き込んで、受付嬢に羊皮紙を提出した。
すると受付嬢は羊皮紙を覗き込み、そして俺の顏を見て首を傾げる。
「トオルさん、年齢が三十二歳となっていますが、誤りではないでしょうか? それに他の二人の方の名前を書かれていますが、リア様の他に誰もおられないようですが?」
「……二人は俺と一緒にいる幽霊の名前なんですけど……」
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それにしても気になることが……リアも男の子、この子って言ってたよな。
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あれ? 俺は正真正銘のオヤジなんだけどな。
「あの……鏡があれば、お借りしたいんですけど」
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