相談は、ニャワンドカフェへ～願えば叶っているかも？～

よろしくね！3

 彩蘭が出てきた部屋に2人は、案内された。

　パソコンが2台あり、調理場やトリミングできる所もあった。ちゃんと机と椅子が2つあった。部屋は、少し狭いと思ったけど嫌では無かった。

　「椅子に座ってて、今お茶出すから」
「お構いなく」

　少しして、お茶を運んできた。コップには、氷を入れずに、常温のまま持ってきた。
　
「早速だけど、仕事内容とかは、紙に書いてある通りだよ。何か質問ある？」
　「なら、学校は、3時には、終わらないがそれでもいいのか？」 
「その辺は、大丈夫だよ。今でもギリギリ何とかなってるから。それと、ね。海弥《かいや》君、敬語！そこは、お店の雰囲気になるから、よろしくね！」
　
　海弥は、少し間を開けてから頷き、返事をした。

　「そう言えば、まだ、名前聞いてなかったね。海弥君には、伝えたんだけど私は、日矢崎《かやざき》莉亜《りあ》よろしくね！貴方は？」
　「私は、田谷野《たやの》舞奈《まいな》です」

　その後も緩い雰囲気のまま、何の動物が好きとか、何を特にしたい？とか色んな事を話した。