オタク文化再考論

シュール主義

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外国人とオタクと日本

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外国人が日本の100円ショップで買い物をしてる動画を
見るのだが、
ミニフィギュアとかを可愛いと言ってる。
自分たちの国には無いと。

昔職場に居た韓国人の女の子も
日本のコンビニに入ると某夢の国のフィギュアなんか見てて、
同じ事を言っていた。

普段当たり前なので、そんな事考えないのだけれど、
よく考えてみれば需要があるから店に置いてあるわけで、
購買層がいるわけだ。
何もオタクばかり買うわけじゃないから、一般層も含めて、
日本にはそういう文化があるんだろう。

そう考えると、日本の特殊な所かもしれない。
でも、これを企業戦略と考えると非常に合理的に思える。
フィギュアやおもちゃがおもちゃ売り場以外のコンビニ等にもあるのは、
はっきり言ってターゲットが大人だからだろう。
少子化が原因である。

こぞってメーカーが大人世代にプラモやらフィギュアやらを出しているのを
見ると、大人は格好のお客様と言う感がある。
カプセルトイでさえ60代がやっている。

大人を購買層に設定しないとメーカーも生き残れないんだろう。
昨今の物価高の影響か、フィギュアの値段が跳ね上がって
購入する側からすると金銭感覚がマヒしてくるんだが。これはいけない。

30年前くらいからカプセルトイでロボット系の彩色済みフィギュアが
出た時は少なからず衝撃だったのだけれど、
日本に来る外国人のファーストインパクトもこれに近いのかもしれない。

だけど結局メーカーからすると生き残るためのパイの奪い合いが激化するので
日本の文化などと高をくくってもいられないだろう。
今はある程度購買層があるから商品も飽和状態という感があるが、
いずれそれも行き詰まるだろう。
残された商品はどこに行くのだろうか。
それこそ外国人に中古で買って貰って世界に持って行ってもらいたい。

これがまた大量のゴミなんかになったりすると、
一体何のための大量消費なんだか、と本質を考えざるを得なくなる。
今の社会がそういう事を考えてないから今こうなっているとも言えるが。

しかし、今の大人も子供の頃好きな漫画やアニメがあったから、
大人になった今もそのフィギュアを欲しがるわけで、
子供の頃に見てなければそもそも欲しいと思わない。
少子化も進んで漫画アニメも見ないとなったら一体メーカーは
どういう商売をするのだろうか。
今の漫画やアニメがオタク化してるのも少子化の影響だと思う。
金を持ってるオタクをターゲットにするしか商売として成立しないのだ。
でも、そんなんじゃ文化としてダメだと思う。
久しく少年向けの作品を読んでないのだが、
やっぱり児童文化はなくてはならない。
子供の文化が元気でなければいけない。
特に昭和の特撮とか見てると、変なのも多いんだが、
子供が多かったから、そういうのも出来たので、
羨ましい。文化は豊富な方がいいから。
そういのもあるし、子供はパワーのあるものが好きだ。
だから子供がくぎ付けになるようなそんな作品を
望みたい。
今若い作家がそれを出来ているかっていうと、
ほんの僅かかもしれない。
もしかしたら売れてる作家でさえ出来てないかもしれない。
そうなるとオタク向けに商売する事の弊害は
凄いかもしれない。
誰か子供が本当に楽しめる文化に舵を取ってくれないか、と
思うのだが、そういう事が出来るのは
空気を読まない恐らく物凄い変わり者なんだろう。
まあ、何にせよ、今の状況につまらなさを感じる人から
自分で変えていくしかないのだが。

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