世界から性欲が消えた日

シュール主義

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最初に異変を感じたのは
いつも見ていたお気に入りの動画を
見ていた時だった。

何かに違和感を感じるー……。

そう、性欲が湧かないのだ。
僕が見ていたのはエロ動画。

なぜだろう?
いわゆる性のシンボル的な記号部分を見ても
何の身体的反応が無い。
疲れているからか?
確かに仕事で揉め事が今日はあった。
現実的に自分の社会的立場が心配にはなった。

だ・と・し・て・も!
僕の性欲はそれには微塵にも動じない自負があった。
これは悔しい……。
社会に性欲が負けたのか?
いや、もしかしたら社会から性欲が無くなったのかも
しれない。
これは啓示なのかもしれない。
現実に目を向けろ、性欲と言う現実逃避を
するな、という啓示。
いつから社会から性欲が無くなったのだ?
それは今だ。
少なくとも私の中の社会からは
性欲が消えた。
いや、自分に厳しすぎるかもしれない。
性欲が湧かないのを、現実に向き合えなんて
思うのは、ちょっと真面目過ぎるかもしれない。

多分、気持ちを切り替えたら、性欲まんまんになるだろう。
性欲は性欲ですばらしいのだ。
そのすばらしさに対して現実に向き合え何て
失礼である。
性病になったら現実的にならなければならないが。
とことん、性欲に向き合え!
話はそれからだ!
何事も中途半端はいけない。
好きこそものの上手なれ。
性欲は友達だ!!
君の性欲も僕の友達だ!!
性欲で繋ごう世界の輪!!

性欲は夢である。

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