エクリプス 〜砂海の章〜

nanaさん

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第一節

古代遺跡

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「ん...あれ...僕は確か...」

あの時 砂嵐に巻き込まれて 飛ばされてるそのまま流砂に巻き込まれたはず...

周りを見てみる

上は相変わらず砂嵐と照りつける太陽

周りは砂の壁と..見慣れない不思議な素材が使われた謎の門

勿論 扉は閉まっている

「...もしかして古代遺跡?」

繁栄の街 イレイアにて発見された古代遺跡

それと同じものかもしれない

「...入ってみようかな」

どちらにしろそれしか道は無い

バイクを押しながら門に触れる

すると触れた所が光り始め その光は僕の左手に移る

「...紋章?」

大樹のような形をした紋章が僕の左手に刻まれていた

「...深く考えても分からないしいっか」

それと同時に門も開き始める

「それじゃあ進んでみよう」

中に入ると入り口が閉まる

「..出れなくなっちゃうじゃん...」

どっちにしろ出れないからあんま関係無いけど

それと同時に 周りが明るくなっていく

壁には見たことも無い古代?の文字が書かれている

「わぁ...」

そのまま道なりに進んでいくと段々地下の方に向かっていくのが分かった

「何があるんだろう...ん?」

水の音が聞こえた気がする

「..もしかして水脈?」

もしそうなら朗報だ 街のみんなに知らせないと

バイクに乗って水の音が聞こえた方を確認しに行く

「もしそうなら..街の皆ももっと楽出来るようになるはず!」

水は砂漠では貴重 だから他の街との取引でも重要だ

これがあるだけでデザリアはもっと発展出来るかもしれない

バイクで進むと それに合わせてどんどん周りが明るくなっていく

「便利なものだね!古代文明の物は!」

本当に羨ましい





しばらくすると広い空間に出た

「...泉?」

その空間は4つの巨大な柱で支えられており中央には水の湧き出る泉があった

「...確認してみようかな」

気の所為かもしれないが周りが冷えてきた気がする

「...?」

よく見たら泉の中に何かある

「あれは...人..!?」

人 というより人魚だ

女の子の上半身に青い鱗の付いた尾びれ

それはまるで眠ってるようだ

「..起こすのもなんか悪いしなぁ...」

凄い気持ち良さそうに寝てるし..

「..また後日来よう」

そう呟き バイクを押して来た道を戻ろうとすると

「待って」

凛とした声が後ろから聞こえてきた

振り向くとそこにはさっき眠ってた人魚の子

「..起きちゃった?起こしたならごめんね 気持ち良さそうに寝てたから..」

「大丈夫..それより貴方..エルフ?」

「うん、エルフだよ それがどうかしたの?」

「...聞きたいことが何個かあるの」

「聞きたいこと?」

僕はバイクを置いて その人魚の子に近づいた




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