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第一節
戦いへの覚悟
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家に帰り槍とナイフを持って出来るだけ軽装の服を着てバイクに乗る
「それじゃあ行くよ!ミラちゃん!」
「ん」
「アリシア様ー!!」
「レインちゃん 早速来たか...ってそれは..」
「私の育て親の使っていたバイクです」
「そういう事か 申し訳ないのだが魔物が暴れてる現状 バイクを使うのは厳しいかもしれない」
「あー...分かりました じゃあ一旦ここに置いておきましょう」
「それでいいのか...?」
「物よりオアシス周辺の安全確保が重要だと思いますし」
「まぁそうだが...レインちゃんがそれでいいなら構わない それじゃあ行くぞ」
「はーい!」
しばらく歩くとオアシス...の前に居る兵士達の姿が見えた
「アリシア様!」
「魔物の様子はどうだ?」
「それが...どうやら新種のようで...」
「新種だと?」
「はい、それともう1つ問題が...」
「何っ!?竜種だと!?」
「はい、外見から判断しましたが竜種で間違いないかと」
「それでその魔物はどこにいるんだ?」
「あちらに...」
兵士の方が示した先には身体を休めて水を飲んでいる魔物の姿
竜種と言うんだから勿論 翼や尻尾はあるし硬い鱗もある
そして目立つのはあの巨大な角
いくらなんでもデカすぎる あんなのに突進されたら肉塊待ったナシだ
「魔力反応は?」
「それが...ありません」
「何?竜種だぞ?」
「そうなんですが無いんです!」
「おかしいな...」
「竜種って普通は魔力があるの?」
「ああ、竜種は口から魔力を使用した吐息という強力な魔法のようなものを使う だから強力な魔力反応があるはずなんだが...それに竜種自体ここ最近は殆ど目撃情報が無かった 何かがおかしい」
不穏だなぁ...
「アリシア様!」
「..準備が完了したか」
「はい!爆弾や罠の設置も完璧です」
「そうか なら始めよう」
「始まるんですか?」
「ああ、私としては二回目の竜種討伐作戦だ」
「僕ができることは...」
「このあとチャンスが来る その時の一斉攻撃に参加してくれ」
「了解です!」
初めての魔物との戦闘 しかも竜種だ
戦闘といえばおじさんから言われたあることを思い出した
『ふむ、戦いたい? レイン、それは言っている意味を理解してるのかい?...そうねだっても駄目だ。戦いとは命の奪い合いだ 一瞬の気の緩みが死へ繋がる 君にはまだ早い それに.....命を奪う覚悟もないのにそんな事を言うのはもうやめなさい』
このときだけおじさんの言葉が凄い冷たかったのを覚えてる
大人に近づいた今だから分かる
僕は戦いをしたことがない
命を直接奪ったこともない
それらは強烈で酷い思い出として僕に刻まれるかもしれない
だからおじさんはわざと冷たく言ったんだ
だけどね おじさん
僕はもう子供じゃない それにオアシスを取り戻す為の戦い
僕はもう覚悟したよ
この国を救うために戦い 命を奪う そんな残酷な行為を行うことを
どんなに痛くて辛くても 昔のこの国を絶対取り戻す
そんな感じに意気込み戦闘が始まるのを待った
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