エクリプス 〜砂海の章〜

nanaさん

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第一節

長との話

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「それじゃあ行こー!」

家に帰宅してお風呂に入り着替えた

いつもより少し綺麗な服を着る

おじさんが買ってくれたけど 私には合わなくてタンスの奥に大事に閉まってあったものだ

「やっぱり慣れないなぁ...」

「似合ってる」

「そう?なら良かった...」

似合ってなかったら恥ずかしいしね

「それじゃあ長のお屋敷に行こー!」





「おー...」

「大きい」

「この街の長だからね!」

あまり見たことは無いが一度だけおじさんに街の紹介で連れられた時 見た事がある

その時とほぼかわりはない








「おー...」

長の屋敷に着いたがデカい

流石街の中心近くにある所だ

門の前には門番と思われる兵士が2人居るので話しかける

「あのー..すいません」

「ん?なんだ?」

「今日 長様との面談を予定している者なんですけど...」

「ああ、そういう事なら入っていいぞ 中に入ったら従者が案内してくれるはずだ」

「ありがとうございます!」

「あ、ちょっと待ってくれ」

「はい?」

「オアシスを見つけてくれてありがとう これで俺らの暮らしも楽になる 本当にありがとう」

「い、いえ..たまたま見つけただけですから..」

「それでもだ お礼を言わせてくれ」

「..分かりました ではそろそろ長様の方に..」

「ああ、引き止めてすまなかった 」

「いえいえ、それではまた」

そう言い門の中に入る


「..レイン どこであの礼儀とか覚えたの?」

「おじさんが教えてくれたの 必要なものだって」

「...フレイルなら確かにそうする...」

おじさんは礼儀やマナーにしっかりしてる人だったからね

それは勿論 僕にも叩き込まれてる

「..これ入って良いんだよね?」

「うん」

「なら入ろう!」

木製なのに重厚な雰囲気を出す扉を開ける

すると中は 絵本とかで見た屋敷そのものだった

赤いカーペットに2回へ続く大きな階段

天井にある大きなガラスのシャンデリアや廊下の壁にある蝋燭

「わぁ...」

「失礼します お名前をお聞きしても?」

気づいたら近くに執事と思われる男性が居た

「あ、レインです」

「レイン様ですね それでは案内致します」

本当に案内してくれるんだ...





執事の人に着いてくと入り口よりもっと重い雰囲気を出す扉だ

「こちらの部屋の中でお待ちになっておられます では私はこれで」

「ありがとうございました~!」




「..入ろう?」

「..そうだね..いやぁ震えてきたなぁ..」

手が震えるけど 抑えて扉をノックする


「ああ、入って来ていいぞ」

「失礼します」

中に入ると執務仕事をしている最中と思われる長様...いやアリシア様でいっか が居た

「それではそこのソファーに座ってくれ 今から茶でも用意しよう」

「そ、そこまでして頂かなくても だ、大丈夫です」

「そうか、なら本題に入ろう...君は何が欲しい?」

「...へ?」

「レインちゃん 君は一体何が欲しいんだい?」

あれ?賞金って聞いてたけど...

「賞金として出したいのはやまやまなのだが賞金で収まる事では無いんだ だから聞きたい 君は何が欲しい?」

「え、特に欲しい物は無いですが...」

「それは私の気持ちや立場から勘弁して欲しいなぁ...」

「..うーん...どうしよう」

「焦らないで レイン」

「そうだ ゆっくり決めてもらっても構わない」

今までこれが欲しい!っで絶対的に思う物は無かった だから特に欲しいものが無い

「そうですね...なら...」

自分の望みを言おうとした時

「むっ!?」

「揺れてっ!?」

「これは..!?」

しばらくすると揺れが収まる

それと同時に爆発音が起こったのが分かった

「爆発!?」

「アリシア様!!オアシスの方で強力な魔物が出現したとの報告が!!」

「ちっ!今のはそういうことか!急いで兵士達を向かわせろ!私も武器を持って向かう!」

「承知致しました!兵士に指示を出してきます」

「よろしく頼むぞ!」


「すまない レインちゃん お礼はまた別の日になりそうだ」

「アリシア様」

「うん?どうした?」

「ぼ...私をそこに連れてってくれない?」

「それは無理だ 危険すぎる 」

「大丈夫です 私だって戦いの心得は身につけてます」

「だが..」

「ではオアシスを見つけた報酬を連れてくことにしてください!」

「...それでいいのか?」

「はい」

「...分かった 連れてくが決して私の傍を離れるな 良いか?」

「分かりました」



「レイン どうしたの急に」

「行かないといけない気がしたの」

「そうなの?」

「うん、僕の勘が言ってる ここで行かないと後悔するって 」

「..レインがそう思うなら 私は着いてくよ」

「ありがとね ミラちゃん それじゃあ武器とバイクを取りに行ってアリシア様と合流しよう!」



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