エクリプス 〜砂海の章〜

nanaさん

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第二節

心配

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「ミラちゃん...」

不安だ 今思うとミラちゃんと離れたことは一度もなかった

「寂しいなぁ」

待ってれば帰ってくる そう思いながら一人寂しくご飯を食べた

ミラちゃんが来るまでは普通にやってたことが何故か悲しく感じる

「...おじさんが居なくなった時みたいだなぁ」

ミラちゃん...まだかな...




「帰ってこないなぁ...」

不安だ

唯一の家族とも呼べる存在になったミラちゃんがこんなに長く帰ってこない

何かあったのだろうか?

「...探しに行こう」

リーディちゃんに一言言って 宿を出て探し始める

「..もう月が出始めてる」

幸い 今夜は曇りでは無いみたいだ

街を探し回る

一緒に回った装飾屋 カフェ 教会

どこにも居ない

「何処にいるの...?」

もしかしたら宿屋に帰ってるかもしれない

でももし帰ってなかったら?

このままミラちゃんが居なくなったら?

「...嫌..」

ミラちゃんと離れ離れになりたくない

そう願った時 左の手の甲から淡い光が放たれる

「なにこれ!?」

それはまるで方角を示すように線に纏まる

「...そっちにいるってこと?」

分からない でも行く価値はある

「行ってみよう)

僕は光の示す方向へと走り出した







光が示す方向へ近づく程 この街の領主の居る屋敷に近づいていく

おかしい

ティミスさんから聞いた話と合わせると何かが怪しい


ミラちゃんが用があると言ったのはもしかして領主に関係する者なんじゃないかな?

もしそうなら不吉な予感しかしない

ミラちゃんが無事でありますように...!!






そうして着いたのは領主の居る城の横にある館だった

「...入り口には門番」

ちゃんと見張りが居るようだ

「索敵をくぐり抜けるように...」

その館を囲んでる柵を登って中に侵入する

「えーと方角は...2階かな?」

水魔法を使って刃を作り出し1階の暗い部屋の窓を切り取り中に入る


誰にも会わないように気をつけながら2階の階段を上がる

光が示す方向に従って向かうと

ある1つの明るい部屋が見え始める


そこに近づこうとした時

「おやおや...そこのお嬢さん それ以上 先に行かれてしまうとは困るのですが」

黒い衣服に黒い帽子に杖をつく 謎の老紳士が私の目の前に現れた


「...通して」

「申し訳ありませんが通せませんな」

「...なら力ずくで」

「はぁ...可憐なお嬢さんに手荒な真似をしたくないのですが...」

水の槍を作り出し攻撃を始める

「ふむ...ここでは場所が悪い...では移動しましょうか」

老紳士がそう呟き 指を鳴らすと


いつの間にか僕は砂漠に居た



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


「...
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