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殲滅魔法
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「さーて早速見せてもらおうじゃないか!その【殲滅魔法】とやらを!!」
私は今 博士の訓練所に居る
理由は殲滅魔法を使う為
外でやると必ず目立つから嫌なので情報あげる代わりに使わせてもらっている
「その前にまずスキル確認させて」
「おや 少々お預けか...手短に頼むよ 今私はとてもワクワクしてるんだ!!」
そんなこの前とは違うテンションの上がり方をしてる博士に若干引いてるジルと2人で何か話してる有栖と時雨を横目にスキルを確認していく
【一騎当千】
敵の数が10人から10ずつ増えてく度にステータスに元ステータス×0.01の補正が掛る
【百人力】
発動した時筋力のステータスに戦闘の際にその場に居る全ての生物の筋力の平均が補正で掛る 効果時間は三分 クールダウンは1日
殲滅魔法
広範囲高火力高コストの3コウが揃った魔法
熟練度によって使える魔法が増える
熟練度0 第1魔術 竜の吐息
「それじゃあ発動するね」
「的はあちらに用意した!壊れないから是非ぶっぱなしてくれたまえ!!」
「しれっとやべぇもん用意すんなよ...博士らしいっちゃららしいがよぉ...」
「【第1魔術 竜の吐息】【構築開始】」
殲滅魔法のうち第1魔術の【竜の吐息】を発動する すると私の口が勝手に何かを唱え始めた 呪文というやつだろうか?
「【魔法陣 展開】【展開準備第1段階開始】」
すると私の後ろに巨大な魔法陣が展開された
「なっ!?」
「これはこれは興味深い...一体なんの魔法陣なのかなぁ!?ワクワクするよ!!!」
「んな事言ってる場合か!!離れるぞ!!」
ジルが博士を横に抱えて離れた
魔法陣は展開された瞬間 私の脳内で勝手に色んな処理が行われてるのがわかる
その時ジルが言ってた事を思い出す
『そうなんだ...魔法ってなんでも出来るの?』
『まぁそうだな なんでも出来るがその分 難しい だから普通の奴らは属性魔法とかに変化させて使ってる そのせいで属性魔法しかないと思われがちだが実際はイメージと制御能力 精密さ 魔力の4つさえあれば何でも出来るのが魔法だ』
なら私が思うようにやれば後々制御できるようになるんじゃないかな
とりあえずこの魔法についてこの後博士と解析しなきゃ
と思った瞬間 膨大な情報量が私の頭に入ってくる
「【展開準備第1段階完了】」
思わず頭を抑えてしまう それでも魔法の詠唱 は止まらない
「うっ...」
「己龍!!」
「先輩!!」
「馬鹿かお前ら!!」
心配してこちらに来ようとしてる有栖と時雨を止めてるジルの声が聞こえる
「【展開準備第2段階開始】」
そんな時 魔法の発動準備が完了したのか 私の後ろに展開された魔法陣から光が出始める
「おおおお!!!あの光はなにぃー!!!?もっと近づきたいから傭兵お願いー!!」
「んな無茶言うな!!」
「【展開準備第2段階完了】」
『グガァァァァァァァァ!!!!!』
「「「!?」」」
「うおおおおおお!!!あれはドラゴンじゃないか!!なんだ?!!炎でも吐くの!?それとも竜専用の魔法とか使ったりするの!?」
「だから近づこうとするな!!あぶねぇだろ!!」
「【発動】」
現れたのはトカゲ...じゃなくてドラゴンの首
それが私が標的とした的に向かって何かを放つ準備をし始めた
それと同時に身体から何かが大量に抜けてく感覚がする
竜の準備は数秒で終わり 放たれる
「【竜の吐息】」
それは射線上にあるものを消し去る竜の一撃
破壊光線と言っても過言では無い
その光線は十秒程放たれたあと 竜の首が放つのを止め 魔法陣が光り輝いた後 消えていった
「...すごい威力」
なぜだか急に疲労感が押し寄せてきてペタンと座り込んでしまう
「己龍!!」
「先輩!!」
光線を放った先を見ると博士自慢の的が消え去ってるし後ろの壁にも痕が残っている
それでも壁に痕が付くだけで済んでるのは流石 博士と言うべきか
「大丈夫ですか!?」
「体調悪くなってない?!」
「大丈夫...ちょっと疲れただけだから...」
「おや..どうやら魔力切れを起こしたみたいだね」
「魔力切れ?」
「魔法とかスキルで魔力を使い切った後に起こる状態異常だ 今回みたいに一気に魔力を使い切ると酷い目眩や頭痛 倦怠感 疲労感が押し寄せてくる 己龍の症状はまさにその状態だ 魔力回復ポーションでも飲ませてあげろ そしたら楽になるだろう」
「ほほーう!!さーてさてさてそれじゃあそこの2人よ このポーション2本をそれぞれ己龍に飲ませてあげてくれたまえ!!」
「ありがとうございます」
「は、はい..」
皆が何か話してるけどよく分からない
「あたまがぐわんぐわんする」
「ほら、己龍 これ飲んで」
何かが口に流し込まれる
美味しい
「おいしい」
いちごあじだ
「熱は...無いね」
ありすのつめたいてがおでこにあたってる
「きもちいい」
「うっ...」
「あぁ..いいぞ...いいぞ!!」
「お前もしかして...」
「HAHAHA!!計画通り...」
「顔がゲスい」
「次は私の番ですね はい 先輩」
しぐれが膝枕してくれる
そしてまた口に何か流し込まれる
こんどは ぶどうあじだ
「あまぁい」
「可愛っ...」
「ゼロ距離であれくらっちゃぁ だめになるな...こっちなんかもうダメになってるしな」
「あぁ...尊い..最高...」
「2人とも ありがと」
「己龍 大丈夫?まだ体調悪いならまたおでこに手を当ててあげるからね」
「先輩 安静にしてくださいね ま、まぁ また体調崩したら膝枕してあげますから」
「あの二人ライバルかよ...」
「いやぁ...【仕事屋】にも見せてあげたかったなぁ..」
「ただでさえご年配の方なのに追い打ちをかけるなよ..」
「さーてまずさっきの魔法 【竜の吐息】だけど これは簡単に言うと竜の首を巨大な魔法陣経由で召喚して竜に破壊光線をぶっぱなしてもらう魔法だね 原理としては召喚に近いね」
「召喚...」
「今のとこ召喚が出来るスキルや職業は発見されてないし あの魔法陣を解析すれば召喚魔法を編み出せるかもね」
「博士すごい」
「そうだろうそうだろう!!!私は天才マッドサイエンティスト系美女博士だからね!!」
「あんまり煽てると此奴調子乗るからやめときな」
「でも本当だから」
「...純粋すぎてこっちが悪いことしてる気分になるぜ...」
バツの悪そうにジルが自分の頭を搔く
「そんで召喚とやらも良いが...その様子だとまだ他にあるな?」
「勿論 殲滅者の他のスキルやもっとすごい情報があるから」
「何っ!?殲滅者のスキルは教えて貰えるがその凄い情報...対価はなんだい?」
真面目な顔に変わった博士が問い掛けてくる
「対価は情報を渡した後 博士自身に決めてもらいたい」
「成程...私を試す訳だね?」
「うん、これからの交友関係に影響はしないけど 博士がどれくらいなのかは知りたいから」
「ふふ..なら失望させるような対価は差し出せないねぇ どうせ君の事だ 過剰な対価でもダメだろう 丁度いい塩梅じゃないとダメなわけだ」
「もちろん」
過剰な対価は面倒事の種
逆の謙虚すぎる対価も面倒事の種
交渉し対価を貰う時は丁度いい塩梅の物じゃないと
「なら君の要求に合う丁度いい対価を用意しよう情報について教えてくれ」
「分かった でもその前に殲滅者の方」
「おっと、そうだったね そっちも頼むよ」
そうして私は殲滅者の残り二つのスキルについて話し始めた
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
殲滅魔法にする候補多くて迷った
けどやっぱり最初は破壊光線だよなぁ!!
ポケモンでかっこいいからっ理由で破壊光線覚えさせてた人は同志だ!
「さーて早速見せてもらおうじゃないか!その【殲滅魔法】とやらを!!」
私は今 博士の訓練所に居る
理由は殲滅魔法を使う為
外でやると必ず目立つから嫌なので情報あげる代わりに使わせてもらっている
「その前にまずスキル確認させて」
「おや 少々お預けか...手短に頼むよ 今私はとてもワクワクしてるんだ!!」
そんなこの前とは違うテンションの上がり方をしてる博士に若干引いてるジルと2人で何か話してる有栖と時雨を横目にスキルを確認していく
【一騎当千】
敵の数が10人から10ずつ増えてく度にステータスに元ステータス×0.01の補正が掛る
【百人力】
発動した時筋力のステータスに戦闘の際にその場に居る全ての生物の筋力の平均が補正で掛る 効果時間は三分 クールダウンは1日
殲滅魔法
広範囲高火力高コストの3コウが揃った魔法
熟練度によって使える魔法が増える
熟練度0 第1魔術 竜の吐息
「それじゃあ発動するね」
「的はあちらに用意した!壊れないから是非ぶっぱなしてくれたまえ!!」
「しれっとやべぇもん用意すんなよ...博士らしいっちゃららしいがよぉ...」
「【第1魔術 竜の吐息】【構築開始】」
殲滅魔法のうち第1魔術の【竜の吐息】を発動する すると私の口が勝手に何かを唱え始めた 呪文というやつだろうか?
「【魔法陣 展開】【展開準備第1段階開始】」
すると私の後ろに巨大な魔法陣が展開された
「なっ!?」
「これはこれは興味深い...一体なんの魔法陣なのかなぁ!?ワクワクするよ!!!」
「んな事言ってる場合か!!離れるぞ!!」
ジルが博士を横に抱えて離れた
魔法陣は展開された瞬間 私の脳内で勝手に色んな処理が行われてるのがわかる
その時ジルが言ってた事を思い出す
『そうなんだ...魔法ってなんでも出来るの?』
『まぁそうだな なんでも出来るがその分 難しい だから普通の奴らは属性魔法とかに変化させて使ってる そのせいで属性魔法しかないと思われがちだが実際はイメージと制御能力 精密さ 魔力の4つさえあれば何でも出来るのが魔法だ』
なら私が思うようにやれば後々制御できるようになるんじゃないかな
とりあえずこの魔法についてこの後博士と解析しなきゃ
と思った瞬間 膨大な情報量が私の頭に入ってくる
「【展開準備第1段階完了】」
思わず頭を抑えてしまう それでも魔法の詠唱 は止まらない
「うっ...」
「己龍!!」
「先輩!!」
「馬鹿かお前ら!!」
心配してこちらに来ようとしてる有栖と時雨を止めてるジルの声が聞こえる
「【展開準備第2段階開始】」
そんな時 魔法の発動準備が完了したのか 私の後ろに展開された魔法陣から光が出始める
「おおおお!!!あの光はなにぃー!!!?もっと近づきたいから傭兵お願いー!!」
「んな無茶言うな!!」
「【展開準備第2段階完了】」
『グガァァァァァァァァ!!!!!』
「「「!?」」」
「うおおおおおお!!!あれはドラゴンじゃないか!!なんだ?!!炎でも吐くの!?それとも竜専用の魔法とか使ったりするの!?」
「だから近づこうとするな!!あぶねぇだろ!!」
「【発動】」
現れたのはトカゲ...じゃなくてドラゴンの首
それが私が標的とした的に向かって何かを放つ準備をし始めた
それと同時に身体から何かが大量に抜けてく感覚がする
竜の準備は数秒で終わり 放たれる
「【竜の吐息】」
それは射線上にあるものを消し去る竜の一撃
破壊光線と言っても過言では無い
その光線は十秒程放たれたあと 竜の首が放つのを止め 魔法陣が光り輝いた後 消えていった
「...すごい威力」
なぜだか急に疲労感が押し寄せてきてペタンと座り込んでしまう
「己龍!!」
「先輩!!」
光線を放った先を見ると博士自慢の的が消え去ってるし後ろの壁にも痕が残っている
それでも壁に痕が付くだけで済んでるのは流石 博士と言うべきか
「大丈夫ですか!?」
「体調悪くなってない?!」
「大丈夫...ちょっと疲れただけだから...」
「おや..どうやら魔力切れを起こしたみたいだね」
「魔力切れ?」
「魔法とかスキルで魔力を使い切った後に起こる状態異常だ 今回みたいに一気に魔力を使い切ると酷い目眩や頭痛 倦怠感 疲労感が押し寄せてくる 己龍の症状はまさにその状態だ 魔力回復ポーションでも飲ませてあげろ そしたら楽になるだろう」
「ほほーう!!さーてさてさてそれじゃあそこの2人よ このポーション2本をそれぞれ己龍に飲ませてあげてくれたまえ!!」
「ありがとうございます」
「は、はい..」
皆が何か話してるけどよく分からない
「あたまがぐわんぐわんする」
「ほら、己龍 これ飲んで」
何かが口に流し込まれる
美味しい
「おいしい」
いちごあじだ
「熱は...無いね」
ありすのつめたいてがおでこにあたってる
「きもちいい」
「うっ...」
「あぁ..いいぞ...いいぞ!!」
「お前もしかして...」
「HAHAHA!!計画通り...」
「顔がゲスい」
「次は私の番ですね はい 先輩」
しぐれが膝枕してくれる
そしてまた口に何か流し込まれる
こんどは ぶどうあじだ
「あまぁい」
「可愛っ...」
「ゼロ距離であれくらっちゃぁ だめになるな...こっちなんかもうダメになってるしな」
「あぁ...尊い..最高...」
「2人とも ありがと」
「己龍 大丈夫?まだ体調悪いならまたおでこに手を当ててあげるからね」
「先輩 安静にしてくださいね ま、まぁ また体調崩したら膝枕してあげますから」
「あの二人ライバルかよ...」
「いやぁ...【仕事屋】にも見せてあげたかったなぁ..」
「ただでさえご年配の方なのに追い打ちをかけるなよ..」
「さーてまずさっきの魔法 【竜の吐息】だけど これは簡単に言うと竜の首を巨大な魔法陣経由で召喚して竜に破壊光線をぶっぱなしてもらう魔法だね 原理としては召喚に近いね」
「召喚...」
「今のとこ召喚が出来るスキルや職業は発見されてないし あの魔法陣を解析すれば召喚魔法を編み出せるかもね」
「博士すごい」
「そうだろうそうだろう!!!私は天才マッドサイエンティスト系美女博士だからね!!」
「あんまり煽てると此奴調子乗るからやめときな」
「でも本当だから」
「...純粋すぎてこっちが悪いことしてる気分になるぜ...」
バツの悪そうにジルが自分の頭を搔く
「そんで召喚とやらも良いが...その様子だとまだ他にあるな?」
「勿論 殲滅者の他のスキルやもっとすごい情報があるから」
「何っ!?殲滅者のスキルは教えて貰えるがその凄い情報...対価はなんだい?」
真面目な顔に変わった博士が問い掛けてくる
「対価は情報を渡した後 博士自身に決めてもらいたい」
「成程...私を試す訳だね?」
「うん、これからの交友関係に影響はしないけど 博士がどれくらいなのかは知りたいから」
「ふふ..なら失望させるような対価は差し出せないねぇ どうせ君の事だ 過剰な対価でもダメだろう 丁度いい塩梅じゃないとダメなわけだ」
「もちろん」
過剰な対価は面倒事の種
逆の謙虚すぎる対価も面倒事の種
交渉し対価を貰う時は丁度いい塩梅の物じゃないと
「なら君の要求に合う丁度いい対価を用意しよう情報について教えてくれ」
「分かった でもその前に殲滅者の方」
「おっと、そうだったね そっちも頼むよ」
そうして私は殲滅者の残り二つのスキルについて話し始めた
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