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nanaさん

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色々

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目が覚める すると右腕に少し重たい感触がする

そっちを見ると

「あら...可愛い」

シズが私の右腕を抱き枕にして寝ていた

シズが起きるまで 元素の操作でもしていよう 変に動くと起こしちゃうからね


しばらくすると

「んん...?」

「起きましたか?おはようございます シズ」

「ママぁ...?」

「うっ」

ああ、ヤバい サラサラと塵になりそう それくらい破壊力がある

「はい、ママですよ」

「ん~...」

そのまま再び抱きついてきたので優しく頭を撫でる

「いーっぱい甘えて良いんですからねー」



その後 シズは寝惚けが治ったのかいつも通りの感じになり 先ほどの ママ呼びに気が付きめっちゃ顔を赤らめていた 可愛い

その後は そのまま朝ごはんを作り 一緒に食べた

「それじゃあこの後はどうしますか」

食材類は一通り買ってあるし やることも無い 祈りはさっき捧げたが特に無し

「ん、今日は 一緒に居たい」

「分かりました シズの言うことなんでも聞きますよ」

「買い物...行きたい」

「分かりました それじゃあシズの洋服でも買いに行きましょうか」

シズも女の子だ ちゃんとオシャレしないと

「ありがとう..お母さん」

「ママ って呼んでくれないんですね..」

「ッ!わ、忘れて!」

「ふふふ、分かりました」

やっぱり可愛い 


「お、よぉルナさん 調子はどうだ...その子はなんだ?」

「娘です」

「む、娘ぇ!?」

ちなみに説明は打ち合わせしてある 私が昨日の夜 街を歩いてた時 この子が倒れていたと

「昨晩 私 街を散歩していたのですがその時に この子..シズが倒れているのを見つけまして 親の姿も無く...なので引き取り 私の娘 として育てることにしました」

ちなみに今更だがシズの見た目は中学2年生くらいだ 割とちっちゃめ

「おお...シズちゃん...大変だったんだな...よし 分かった 何かあったら俺達を是非頼ってくれ 力になるぜ」

「あ、ありがとうございます...」

「それじゃあ私達はこれで」

「おうよ!」


「お母さん」

「どうしました?」

「この街の人達 暖かいね」

「はい、とても とても 暖かいです 本当に 感謝しています」

「ん...」



そのまま服屋に到着 そうするとあの時のお姉さんが出てきた

「あらあら ルナさんじゃないの 今度はどんなお洋服を...と 今回はルナさんじゃないみたいかしら?」

「はい、私の娘のシズ の洋服を買いに来ました」

「む、娘!?」

さっきと同じ事を説明


「そういう事ね...よし分かったわ 私 シズちゃんを超可愛くしてあげるわ!」

「あ、ありがとうございましゅ...」

「ふふふ、可愛いですね」

緊張?か何かで噛んだようだ

「悲しいのは私がこの目で見られないことくらいですか...」

「そうね...ルナさんの目が回復する方法が見つかれば良いんだけど...」



その後は お姉さんがシズに似合う服をめっちゃ選んだりしてくれて 流石に前回ほどではないが割引もしてくれた

ちなみに選んだ服をあげると フード付きパーカー ジーパン 等のズボンや服 中にはゴスロリもあった 

家具の購入も考えないと 後 シズ用の部屋の増設とかも...

そう考えるとお金がまだまだ足りない保管庫ストレージにある魔物の死体さえ売れれば...よし また 幻想体を作るか ..



そんなこんなで教会に戻るとヒカリ達が居た

「あ、ルナさん...その子は..」

「私の娘です」

「え」

「へ?」

「あ、あの、き、聞き間違えだと思いますのでもう1回言ってくれませんか?」

「はい、この子は私の娘 シズです シズ 挨拶を」

「初めまして お母さんの娘のシズです よろしくお願いします」

と姿勢の良い礼を見せるシズ 大人顔負けの良さだ

「「「「「え、ええ...ええええぇぇぇ!?」」」」」



事情説明中


「そ、そういう事か..」

「びっくりしたわ」

「1日見ないだけで娘が出来るって流石に そっちじゃないだろ」

「それにしてもルナさん同様 可愛い..あ...」

ヒカリが近づくとシズは私の後ろに隠れてしまった

「あら...すいません シズ まだ人見知りのようでして...」

「大丈夫ですよ~」

どうやら先ほど噛んだのも人見知りが影響してるのか?というかいつの間に人見知りが...?

「...」

シズがじーっとヒカリの事を見つめてる

「? どうしたの?シズちゃん」

「特に何も無いでしゅ」

「可愛い」

自然とその言葉が出てしまった

「なんだろう 1つ思った ルナさんは多分親バカって言われる類だ」

「分かる」

「可愛い って言う速度と反応速度が尋常じゃない...」

「愛の力ってすげぇな」




その後 ヒカリ達は狩りに行ったので 私は幻想体の作成を始める 勿論部屋で

ちなみにシズはすぐ横で観察している 本人曰く 私の家族がどう作られるのか見てみたい と

改めて聞くとすっごい生々しいなこれ



今回作る幻想体は冒険特化 つまり冒険者において必要なこと 冒険において必要なことを兼ね備えた幻想体だ 集団戦とかも出来るようにしとけばもしクランやギルドって存在が作れるようになれば便利になる





作成した結果 目の前には 軍服に軍帽のイケオジが出来た

いやね 冒険者と言えば情報に融通してた方が良いし 実力もあった方が良い で環境に適応するのも必要だし 集団戦もできるようにしたい と欲張りに欲張った結果

イケオジ軍人が出来た 能力は以下の通り

鉄血軍人アレス
敵には慈悲を与えない 徹底的に潰す 常に冷酷な判断を取り 効率を優先する 情報 戦い 技術 全てにおいて精通している男 彼の目に止まったものは世界に存在することはもう無いだろう

軍術アーミー
集団を率いる時 それらは忠実な下僕となる どんな命令でも聞き 命令された事を絶対に達成する恐ろしき存在となる

情報アオス
人々の情報 国の情報 世界の情報 全てを仕入れやすくなり 情報に関しての取引トレードに常に有利になれ 機密情報を暴くのが容易になる

適応アダプテッド
常に周りの環境に適応し その環境に応じた最適の行動を取れるようになる

技術テクノロジー
戦闘 生活 潜入 暗殺 全てにおいての技術が最適の物となり扱う最適な場面を理解出来るようになる

ヴィタリテ
武力に関する己の身体 己の知識 己の武器に対しての理解が深まりそれらが底上げされる またどんな物であろうと武器としての扱い方を瞬時に理解し即座に戦闘に移れる

魅惑カリスマ
己の発言 己の行動全てに部下が惹かれ従うようになり 従順となる


シンプルながらえげつない効果してるの本当に...ヤバい ま、これならきっとめっちゃ活躍してくれるだろう 早速 再び魂と精神の複製を始める





魂と精神の複製を終え 幻想体に宿らす そうすると幻想体が目を開く


「ここは...そういう事か理解した」

「初めまして 私の名はルナ こちらは私の娘のシズ よろしくお願いします ソルバート」

「ああ、よろしく頼む お袋」

お袋!?

「それじゃあ早速...貴方にやって欲しいことがあるのですが...」

「大丈夫だ 理解している 死体を売ったあとは南で狩りでもしよう」

「お願いします それと私と同じように部下を作っても大丈夫です」

「..了解だ 俺の判断で作っても大丈夫か?」

「はい、大丈夫です」

「分かった それじゃあ行ってくる 」

「行ってらっしゃい お願いします」




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