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宿命の枷、運命の鍵
3☆愛しいからこそ……
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「キチ害乞食国家のヒトモドキ民族が隣(国)にいるだけでも寒気がするわ!」
ニダの本質を知ってしまい、憎しみにかられてる法子様はニダの存在すら嫌いになっている。
陛下を侮辱するニュースに法子は怒り心頭で、普通の人には持っていない『荒御魂と』いうべき神の怒りそのままを身に宿し顕になっていた。
祈りを神に捧げる祈り姫の荒御魂の願いが神に届けば不幸事が巡る。
それは、神聖な祈り姫としてあるまじき事。
常に幸せを祈らなければいけないお立場なのに……
冷静になっていただきたい。
『皇室』に生まれたのならば、しかも『祈り姫』ならば、私よりも公を優先するべきことなのだから。
そう自分の方が冷静に判断していることに苦笑する。
「……私にもニダ国の血が入っているのです」
そのことを聞いた法子様の顔が強張った。
驚きのあまりなのか、軽蔑からなのか……
いや、まだ意味が飲み込めてないのだろう・・・
とりあえず、荒御魂オーラは一瞬にして消えた。
今まで言えなかった、己の出自を告白する。
それがとても苦しい、言いたくなかった。
知らないでいて欲しかった……
法子の後ろにベッドがある。
法子に迫って、わざと法子をベッドに押し倒す。
もしかしたら、このまま抵抗されず、受けいられてしまったらどうしようか…と、思いながら、拒絶させるために、冷たい瞳で法子の柔らかい唇をなぞる。
ずっと、法子は口づけを望んでいた。
法子の望み通り、このまま不敬を、犯してしまおうか……とも思う。
軽いキスではなく、深いキスをしてみようか……?
柔らかい唇を開けさせるため顎を親指で押す。
自然とくちづけを求める形になる。
戸惑う法子の表情が李流の理性に、痺れを誘う。
己で戒めた禁忌を犯してしまおうか……
今、恋愛感情よりも、すべての感情を奪い消し去ってしまおうという思いが強い……
パン!
っと、法子の平手打ちで当初の計算通りだ。
でも……
計算どうりに拒絶された、
けれど、やはり
心苦しい・・・
愛しいものに拒絶されれば誰だって……
「違うの・・・嫌いだからじゃなくて・・・雰囲気が怖かったからで」
どこか鬼気迫るものを法子も感じたのだろう。
愛しい感覚で攻めるのではなく奪われる危機感を……
婚約者としだとしても、貞操を奪おうとした自分は大罪だ・・・
それでも
たとへ嫌われてでも、法子には清らかな『祈り姫』であって欲しい。
「さようなら『祈り姫』……」
法子の顔を最後まで見れなかった……
見る資格もない・・・
けれど法子様は考えてくれることだろう。
ニダ国が諸悪の根源で闇に染めてしまったお心を・・・
自分だって法子と同じ……
それ以上に陛下を侮辱されたことに怒りを覚えている。
それは国民にも広がるだろう
だからこそ……
人々の幸せを願う『祈り姫』だからこそ冷静になって欲しかった。
これで良かった。
これで上手くいったのだ……
ニダの本質を知ってしまい、憎しみにかられてる法子様はニダの存在すら嫌いになっている。
陛下を侮辱するニュースに法子は怒り心頭で、普通の人には持っていない『荒御魂と』いうべき神の怒りそのままを身に宿し顕になっていた。
祈りを神に捧げる祈り姫の荒御魂の願いが神に届けば不幸事が巡る。
それは、神聖な祈り姫としてあるまじき事。
常に幸せを祈らなければいけないお立場なのに……
冷静になっていただきたい。
『皇室』に生まれたのならば、しかも『祈り姫』ならば、私よりも公を優先するべきことなのだから。
そう自分の方が冷静に判断していることに苦笑する。
「……私にもニダ国の血が入っているのです」
そのことを聞いた法子様の顔が強張った。
驚きのあまりなのか、軽蔑からなのか……
いや、まだ意味が飲み込めてないのだろう・・・
とりあえず、荒御魂オーラは一瞬にして消えた。
今まで言えなかった、己の出自を告白する。
それがとても苦しい、言いたくなかった。
知らないでいて欲しかった……
法子の後ろにベッドがある。
法子に迫って、わざと法子をベッドに押し倒す。
もしかしたら、このまま抵抗されず、受けいられてしまったらどうしようか…と、思いながら、拒絶させるために、冷たい瞳で法子の柔らかい唇をなぞる。
ずっと、法子は口づけを望んでいた。
法子の望み通り、このまま不敬を、犯してしまおうか……とも思う。
軽いキスではなく、深いキスをしてみようか……?
柔らかい唇を開けさせるため顎を親指で押す。
自然とくちづけを求める形になる。
戸惑う法子の表情が李流の理性に、痺れを誘う。
己で戒めた禁忌を犯してしまおうか……
今、恋愛感情よりも、すべての感情を奪い消し去ってしまおうという思いが強い……
パン!
っと、法子の平手打ちで当初の計算通りだ。
でも……
計算どうりに拒絶された、
けれど、やはり
心苦しい・・・
愛しいものに拒絶されれば誰だって……
「違うの・・・嫌いだからじゃなくて・・・雰囲気が怖かったからで」
どこか鬼気迫るものを法子も感じたのだろう。
愛しい感覚で攻めるのではなく奪われる危機感を……
婚約者としだとしても、貞操を奪おうとした自分は大罪だ・・・
それでも
たとへ嫌われてでも、法子には清らかな『祈り姫』であって欲しい。
「さようなら『祈り姫』……」
法子の顔を最後まで見れなかった……
見る資格もない・・・
けれど法子様は考えてくれることだろう。
ニダ国が諸悪の根源で闇に染めてしまったお心を・・・
自分だって法子と同じ……
それ以上に陛下を侮辱されたことに怒りを覚えている。
それは国民にも広がるだろう
だからこそ……
人々の幸せを願う『祈り姫』だからこそ冷静になって欲しかった。
これで良かった。
これで上手くいったのだ……
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