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11、一晩後
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翌朝、真一郎さんにことわり、冷蔵庫の中に入っていた物で、僕は真一郎さんと双子達に朝御飯をふるまった。
振る舞ったといっても、ソーセージエッグと、さらだと、お味噌汁だけだけど。
「おいしー!」
「ねー!」
と双児は喜ぶ。
「うん、本当に美味しい!才能あるよカイトくん」
「有難うございます」
美味しいって言ってもらうのは、とっても嬉しい。
でもすずさんはここにはいない…なんだか寂しい。
「すずちゃんにカイトくんを返すのが惜しくなっちゃうなー…別に無理しなくてもいいからね、この子たちと遊んだりしてくれれば」
それは、子供と遊ぶのは好きだけど、遊びが普通と違うこの双子の相手が一番大変だ。
真一郎さんは、卵のついたソーセージを顔の前で軽く振り回しながら楽し気に言った。
「…ってそういえば、その料理の才能、店に欲しいな…今夜の仕事一緒に来てもらおうかな?」
「え?」
目があって、真一郎さんはニヤリと、なにか企んでる笑みを見た気がする…ど見間違えか?
逆に、ドキッとする。優しい微笑みで見つめている。
本当に真一郎さんてホストが天職だ。
男の僕でもドキッとさせるんだもん。
(遠くで危害もなく見つめられるのは別)
「やだー!カイトは蓮達のもの!まだ僕と勝負してない~」
「そうだよぉ!」
「そうだね~いっぱい遊んでもらったら、今度はパパに貸してくれるかな?」
「うん!貸す~」
「いい子だね~ってことだから、よろしくね。カイトくん」
ぴっと、真剣な顔になり有無を言わせない。
貸すってって…僕はおもちゃ…みたいなモノなのかな…?
でも居候の身で文句は言えない!
すずさん曰く、働かざるもの食うべからずだ。
真一郎さんにはすずさんと仲直りさせてくれる約束ある!?
「はい!いっぱいあそぼ~ね~」
「うん!!!」
と親子三人に一斉返事をされた。
真一郎さん本気で僕で遊ぶ気なのだろうか?
新たな不安要素が増えた…
振る舞ったといっても、ソーセージエッグと、さらだと、お味噌汁だけだけど。
「おいしー!」
「ねー!」
と双児は喜ぶ。
「うん、本当に美味しい!才能あるよカイトくん」
「有難うございます」
美味しいって言ってもらうのは、とっても嬉しい。
でもすずさんはここにはいない…なんだか寂しい。
「すずちゃんにカイトくんを返すのが惜しくなっちゃうなー…別に無理しなくてもいいからね、この子たちと遊んだりしてくれれば」
それは、子供と遊ぶのは好きだけど、遊びが普通と違うこの双子の相手が一番大変だ。
真一郎さんは、卵のついたソーセージを顔の前で軽く振り回しながら楽し気に言った。
「…ってそういえば、その料理の才能、店に欲しいな…今夜の仕事一緒に来てもらおうかな?」
「え?」
目があって、真一郎さんはニヤリと、なにか企んでる笑みを見た気がする…ど見間違えか?
逆に、ドキッとする。優しい微笑みで見つめている。
本当に真一郎さんてホストが天職だ。
男の僕でもドキッとさせるんだもん。
(遠くで危害もなく見つめられるのは別)
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「そうだよぉ!」
「そうだね~いっぱい遊んでもらったら、今度はパパに貸してくれるかな?」
「うん!貸す~」
「いい子だね~ってことだから、よろしくね。カイトくん」
ぴっと、真剣な顔になり有無を言わせない。
貸すってって…僕はおもちゃ…みたいなモノなのかな…?
でも居候の身で文句は言えない!
すずさん曰く、働かざるもの食うべからずだ。
真一郎さんにはすずさんと仲直りさせてくれる約束ある!?
「はい!いっぱいあそぼ~ね~」
「うん!!!」
と親子三人に一斉返事をされた。
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