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11☆神のキス
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ハルの神を力をわざと審神者の力で晴房の力使えなくした。
神違えられない。
(けれど葛葉子なら……)
と、考えた時、
「ぎやっ!」
葛葉子は虎の前足で振り払われたのを瑠香は鵺を縛っていた能力を解いて葛葉子を地面に叩きつけられないように手のひらにして、瑠香自らの方に引き寄せた。
「私のことは良いから、鵺を抑えてなきゃダメじゃないか!」
葛葉子は焦り、また鵺に襲いかかるいきおいだが、瑠香は手を離さなかった。
「お前の能力を解放してやる….」
瑠香はニヤリと笑う。
これは一か八かだ……
「えっ…!ほんとか!それなら勝てるかもしれない!」
狐耳と尻尾がピンと立つ。
「んっ!」
葛葉子の腰を引き寄せて、柔らかな唇を重ねる。
あまりの突然のことに葛葉子は、目を丸くする。
(んんっ!)
さらに舌を絡まされるから、驚くがそれは葛葉子にだけに言霊を結ぶための行為。
(口付けには呪術の一種だ……ルカの神から神託があった)
言霊を発する者の声を奪い虜にする呪術だ。
これは、瑠香の親神がやれと告げた。
「……はぅ…」
うっとりと、葛葉子は、瑠香を見つめ、あまく息を吐く。
初めて葛葉子にキスをした時は審神者や神の化身としてキスしたのではなく瑠香として自然にキスをした。
けれど、今は……
『神の依代』であり『審神者』として白狐神の力を計り命じる。
『神の吐息を味わいし獣よ、われの使いになり、怪しものを倒せ!』
審神者の瞳になり、命じると白狐の姿になる。
弧を描いて飛び跳ねると狐火を身にまといながら、鵺を貫く。
そして、晴房を縛る蛇の尻尾を断ち切る。
「やったか⁉︎」
と思ったが、命のない鵺は痛みは感じず蛇のしっぽが葛葉子をとらえる。
巻き付いた蛇が喉元を狙うため牙をむく。
「やめろ!」
香の力で素早く蛇を抑える。
「瑠香!ハルの力をかいほうしてくれ!」
晴房は瑠香の肩に抱きつき唇をタコのように突き出してキスを迫る。
普段なら可愛い行為だと思うが、無意味だ。
『神にキスをしても解放はできぬぞ。あの娘は獣の神だから操れただけだ。』
流石にハルの神に願うが、笑い声が聞こえる。
(やはり、高みの見物か…オレたちの実力を測るための……)
と瑠香は思う。
今まで縁のなかった、あやかしと出会わせ、戦わせるとは……神の意図を審神者だからなのか感じざる得ない。
(それに……体力が持っていかれた……声を出す力すらない…………)
瑠香はその場で膝をつく。
審神者で神を操る時、その神の力やあやかしと対して力を使うらしい。
ハルの神とルカの神は対だから力を使う消耗することはなかったが、葛葉子の力を使わせたら体力が一気に吸われ疲労が襲う。
もし、ハルの神が力を貸す気になって、審神者の力で解放しろと言われても余裕がない。
『命を捧げよ』と言われてるようなものだ。
葛葉子に宿る白狐はかなりの力を持っている。
だが、瑠香の体力がないため、力を操れない。
解放した審神者の力に応じて葛葉子の力も強くなるらしく、せっかく力を解放したのに使い切れていない……
(ったく!どんだけの、狐巫女様なんだ⁉︎)
瑠香のせいだけではない、葛葉子も白狐の真の力に体についていかないみたいだった。
葛葉子は蛇の首を狐の口で押さえて地道に戦う。
鵺は何かの命令で晴房出なくても、何かを捉えればどこかに帰るつもりらしい。
それを、瑠香は力をふりしぼり、鵺を縛ることしか今はできない。
「もう…!体力の限界……だ……」
意識が尽きるその時、眩しい光が現れる。
朝日が水平線に、光を見せるがそれだけの力ではない。
ぱぁぁ!と人影から眩しい光が三人の瞳を閉じさせる。
閉じてもまぶしすぎる……
(朝日か?まるで富士から見える朝日のように神々しい……!)
鵺は、激しい真白の光に消えて、紙切れが一枚落ちたのだった。
神違えられない。
(けれど葛葉子なら……)
と、考えた時、
「ぎやっ!」
葛葉子は虎の前足で振り払われたのを瑠香は鵺を縛っていた能力を解いて葛葉子を地面に叩きつけられないように手のひらにして、瑠香自らの方に引き寄せた。
「私のことは良いから、鵺を抑えてなきゃダメじゃないか!」
葛葉子は焦り、また鵺に襲いかかるいきおいだが、瑠香は手を離さなかった。
「お前の能力を解放してやる….」
瑠香はニヤリと笑う。
これは一か八かだ……
「えっ…!ほんとか!それなら勝てるかもしれない!」
狐耳と尻尾がピンと立つ。
「んっ!」
葛葉子の腰を引き寄せて、柔らかな唇を重ねる。
あまりの突然のことに葛葉子は、目を丸くする。
(んんっ!)
さらに舌を絡まされるから、驚くがそれは葛葉子にだけに言霊を結ぶための行為。
(口付けには呪術の一種だ……ルカの神から神託があった)
言霊を発する者の声を奪い虜にする呪術だ。
これは、瑠香の親神がやれと告げた。
「……はぅ…」
うっとりと、葛葉子は、瑠香を見つめ、あまく息を吐く。
初めて葛葉子にキスをした時は審神者や神の化身としてキスしたのではなく瑠香として自然にキスをした。
けれど、今は……
『神の依代』であり『審神者』として白狐神の力を計り命じる。
『神の吐息を味わいし獣よ、われの使いになり、怪しものを倒せ!』
審神者の瞳になり、命じると白狐の姿になる。
弧を描いて飛び跳ねると狐火を身にまといながら、鵺を貫く。
そして、晴房を縛る蛇の尻尾を断ち切る。
「やったか⁉︎」
と思ったが、命のない鵺は痛みは感じず蛇のしっぽが葛葉子をとらえる。
巻き付いた蛇が喉元を狙うため牙をむく。
「やめろ!」
香の力で素早く蛇を抑える。
「瑠香!ハルの力をかいほうしてくれ!」
晴房は瑠香の肩に抱きつき唇をタコのように突き出してキスを迫る。
普段なら可愛い行為だと思うが、無意味だ。
『神にキスをしても解放はできぬぞ。あの娘は獣の神だから操れただけだ。』
流石にハルの神に願うが、笑い声が聞こえる。
(やはり、高みの見物か…オレたちの実力を測るための……)
と瑠香は思う。
今まで縁のなかった、あやかしと出会わせ、戦わせるとは……神の意図を審神者だからなのか感じざる得ない。
(それに……体力が持っていかれた……声を出す力すらない…………)
瑠香はその場で膝をつく。
審神者で神を操る時、その神の力やあやかしと対して力を使うらしい。
ハルの神とルカの神は対だから力を使う消耗することはなかったが、葛葉子の力を使わせたら体力が一気に吸われ疲労が襲う。
もし、ハルの神が力を貸す気になって、審神者の力で解放しろと言われても余裕がない。
『命を捧げよ』と言われてるようなものだ。
葛葉子に宿る白狐はかなりの力を持っている。
だが、瑠香の体力がないため、力を操れない。
解放した審神者の力に応じて葛葉子の力も強くなるらしく、せっかく力を解放したのに使い切れていない……
(ったく!どんだけの、狐巫女様なんだ⁉︎)
瑠香のせいだけではない、葛葉子も白狐の真の力に体についていかないみたいだった。
葛葉子は蛇の首を狐の口で押さえて地道に戦う。
鵺は何かの命令で晴房出なくても、何かを捉えればどこかに帰るつもりらしい。
それを、瑠香は力をふりしぼり、鵺を縛ることしか今はできない。
「もう…!体力の限界……だ……」
意識が尽きるその時、眩しい光が現れる。
朝日が水平線に、光を見せるがそれだけの力ではない。
ぱぁぁ!と人影から眩しい光が三人の瞳を閉じさせる。
閉じてもまぶしすぎる……
(朝日か?まるで富士から見える朝日のように神々しい……!)
鵺は、激しい真白の光に消えて、紙切れが一枚落ちたのだった。
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