あやかしと神様の恋愛成就

花咲マイコ

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あやかしと神様のお山修行

2☆仏の札

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 この洞窟の奥にの暗がりに祠にがある事にきづく。

 耳をすませば祠自ら怪しげなラジオのごとく呪法が流れている。
 瑠香も不気味さに訝るが、葛葉子は青ざめて怯える。
 狐のあやかしには良くない呪法かなのか、尻尾まで出てきて耳をふさぐ。

 神道はの祈りで神の祝福、加護をえるが、あやかしに有効な呪法はない。 
 善でも、悪でも神様は神様。自然やモノにも神が宿る。
神への祈りは国家、国民、にとって幸せがの念が込められ、縁が結ばれ幸せをめぐる。
 皇室は国民の祝福を祈願し、国民は皇室を尊敬し陛下を寿ぐことによって、神が祝福めぐるこの国独自の『教え』をでもあり『道』だ。

 陰陽道は基本占い専門だ。
 災いを回避することが基本だ。
 事前に吉凶をさける呪術も存在する、様々な年中行事にも溶け込み神社や国家安寧にも大きく関与し神道にも絡み我が国独自の『文化伝統』だ。

 仏は悟りも開くが悪鬼を悪霊を懲らしめる呪法が存在する。
仏の心や哲学、人を説き伏せる優しき教えも含まれた仏国の『宗教』だ。
 そのため、成仏できない魂を説き伏せる悟りがある。

 だが、その教えを砕こうとするものを容赦しない。
 容赦しないが、帰依すれば眷属として従えることができる呪法も存在する。

 ルカの神も仏の神から日和の国の神になったと言われている。
 または遥かなる昔の名を忘れた神とも言われている。
 ルカの神は自分と似た人の形をなした神だ。
 昔は人だったのかもしれない遥かなる御霊。
 ハルの神とルカの神でついでありハルカナル神。
 国家安寧、皇室のために働き、陰陽道の名家である瑠香の親神として、瑠香と化身の契約をした。
 ハルの神もそうだ。
 日和の神の国で最高神のアマテラスに従い護る為に、神道の神になり、さらに仏の神であった名残から、神の化身を遣わす。
 晴房のように徹底的に最強な人神を作り出すほどアマテラス神に忠誠を誓っている稀なる神だ。
 その対でルカの神も従う。
 なので、あやかしは仏にとって悪鬼と同じらしく、葛葉子は神狐でありながらあやしでもあるので苦手らしい。
「ちょっと待ってろオレがどうにかしてきてやる」
 瑠香はニヤリとして怖じ気もせずにその祠の札を手に取る。
 これが白狐を操るための目的の札だからだ。
「うっ……」
 ピリピリと札から電気が走る。
 そして、手にとっただけで霊力がました気がした。
「あ、音消えた」
 札を瑠香が手にしたら音は消えたらしく、葛葉子が近づいてきた。
 瑠香は札をじっと見つめている。
 その札を首を傾げて葛葉子もみる。
「なんだそれ?」
「お前をオレのものにするためのありがたい札だ。」
 瑠香は意地悪くニヤニヤ笑って言う。
「そんなもんのために山に入ったのか!」
 葛葉子は自分を縛るものだと思うと怒る。
 そのことは内緒だった。
 ただ修行のためとだけ言って連れてきたが目的なものを手に入れればバラしても構わない。
 起こって逃げても縛ることができると思うからだ。
 それに本心はもっと真面目だ。
「鵺を倒せなかったのはお前の妖力を操れなかったせいでもあるからな、呪術知りを高めるためにこれが必要だった」
 
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