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あやかしと神様の恋の枷
5☆すきだからすれ違う
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晴房は二人の雰囲気に気づき、葛葉子に近づく。
隣の局には瑠香が晴房に勉強を教えていた。
いつもなら、三人仲良く瑠香が先生の勉強会するのに、葛葉子が来てくれなかったから気になった。
「なんで喧嘩しておる?」
晴房はストレートに聞く。
「なんでもないよ。瑠香にいじわるされただけだよ…」
それで、口を利かない時か何度があるからそうごまかした。
「じゃあ、またハルがルカを懲らしめてやるぞ!」
かわいい晴房にも心配されるなんて……
瑠香を叱りに行った晴房は、
「葛葉子にスケベなことするな!」
と、意味がわからず、やはりストレートに言い放ち、瑠香から無言のゲンコツを頭にもらって葛葉子に泣きついた。
寮のみんなで夕食をするときも、なぜか、陰陽寮長と晴房の間に座って、瑠香と離れて食べた。
陰陽寮長は構わなかったが、いつもの喧嘩とは違う雰囲気だと気づく。
葛葉子が来てから、さらに明るい感じで、瑠香がちょっかい出したりして、居た堪れない雰囲気にカツを入れるのが常だが、この神を宿す二人の異様な雰囲気はある意味カツを入れたくなる。
《馬鹿息子。葛葉子に何かしたのか?喧嘩なら仲直りしろ》
《したくても…仕方がわからない……許してくれそうにない……》
陰陽寮長は遠慮なく、瑠香の記憶を覗くと、なるほどと思う。
父に知られて恥ずかしく顔を赤くする。
陰陽寮長は自分も煽りすぎたかと反省するが若気の至りだと思いやはり放って置くことにした。
晴房は脳天気に葛葉子を独り占め出来ることにいい気分で一緒に寝る。
葛葉子もそれはそれで気が休まる。
(でも、いつまでもこんな関係は嫌だな…)
と思いつつ、どうやって仲直りすればいいのか葛葉子もわからなかった……
☆
瑠香は昔から可愛いモノが大好きだ。
かわいいぬいぐるみ。
小さい子ども
猫、動物…
可愛がり過ぎてボロボロにしてしまう。
可愛さのあまりイジメてしまう…
そして、嫌われてしまう。
それでも、捨てなくて、諦めなく誰にも渡さない。
「捨てられないなら、ボロボロにするな、縫い直せ!
生き物を愛するなら適度に距離を取れ。」
そう父に戒められていたのに…
やはり、葛葉子は可愛すぎて、いじめてしまう。
大切にしたいのに。
自分勝手に自分の思いを貫きたくて相手のことなど考え無い…
そのつけがまわった。
早急すぎた…
嫌われた……
葛葉子の気持ちを、まったく考えなかった優しくできなかった。
狐になってなければ、嫌がる葛葉子に無理やり肌を重ねていた……
瑠香は初めて後悔して、どう接すればいいのかわからない
葛葉子も分からないようだった。
触れられないほど苦しさが増す。
だけど、この思いは葛葉子を傷つける…
ならば、我慢するしかない…
我慢できなくて葛葉子を傷つけたのだから…
ただ救いは、心は遠くなっても隣の局にいる事…
作業的なキスをさせてくれること…
でもこのままだと、
どんどんすれ違っていく……
そう思うとお互い苦しくなってどうしていいのかわからなくなっていった…
隣の局には瑠香が晴房に勉強を教えていた。
いつもなら、三人仲良く瑠香が先生の勉強会するのに、葛葉子が来てくれなかったから気になった。
「なんで喧嘩しておる?」
晴房はストレートに聞く。
「なんでもないよ。瑠香にいじわるされただけだよ…」
それで、口を利かない時か何度があるからそうごまかした。
「じゃあ、またハルがルカを懲らしめてやるぞ!」
かわいい晴房にも心配されるなんて……
瑠香を叱りに行った晴房は、
「葛葉子にスケベなことするな!」
と、意味がわからず、やはりストレートに言い放ち、瑠香から無言のゲンコツを頭にもらって葛葉子に泣きついた。
寮のみんなで夕食をするときも、なぜか、陰陽寮長と晴房の間に座って、瑠香と離れて食べた。
陰陽寮長は構わなかったが、いつもの喧嘩とは違う雰囲気だと気づく。
葛葉子が来てから、さらに明るい感じで、瑠香がちょっかい出したりして、居た堪れない雰囲気にカツを入れるのが常だが、この神を宿す二人の異様な雰囲気はある意味カツを入れたくなる。
《馬鹿息子。葛葉子に何かしたのか?喧嘩なら仲直りしろ》
《したくても…仕方がわからない……許してくれそうにない……》
陰陽寮長は遠慮なく、瑠香の記憶を覗くと、なるほどと思う。
父に知られて恥ずかしく顔を赤くする。
陰陽寮長は自分も煽りすぎたかと反省するが若気の至りだと思いやはり放って置くことにした。
晴房は脳天気に葛葉子を独り占め出来ることにいい気分で一緒に寝る。
葛葉子もそれはそれで気が休まる。
(でも、いつまでもこんな関係は嫌だな…)
と思いつつ、どうやって仲直りすればいいのか葛葉子もわからなかった……
☆
瑠香は昔から可愛いモノが大好きだ。
かわいいぬいぐるみ。
小さい子ども
猫、動物…
可愛がり過ぎてボロボロにしてしまう。
可愛さのあまりイジメてしまう…
そして、嫌われてしまう。
それでも、捨てなくて、諦めなく誰にも渡さない。
「捨てられないなら、ボロボロにするな、縫い直せ!
生き物を愛するなら適度に距離を取れ。」
そう父に戒められていたのに…
やはり、葛葉子は可愛すぎて、いじめてしまう。
大切にしたいのに。
自分勝手に自分の思いを貫きたくて相手のことなど考え無い…
そのつけがまわった。
早急すぎた…
嫌われた……
葛葉子の気持ちを、まったく考えなかった優しくできなかった。
狐になってなければ、嫌がる葛葉子に無理やり肌を重ねていた……
瑠香は初めて後悔して、どう接すればいいのかわからない
葛葉子も分からないようだった。
触れられないほど苦しさが増す。
だけど、この思いは葛葉子を傷つける…
ならば、我慢するしかない…
我慢できなくて葛葉子を傷つけたのだから…
ただ救いは、心は遠くなっても隣の局にいる事…
作業的なキスをさせてくれること…
でもこのままだと、
どんどんすれ違っていく……
そう思うとお互い苦しくなってどうしていいのかわからなくなっていった…
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