119 / 181
あやかしと神様の過去のこと
6☆逢引廊下の怪★1瑠香の初めての相手
しおりを挟む
陰陽寮の仕事で職員のシフト変更、物忌期間を渡す仕事を葛葉子は頼まれた。
今回は侍女の、人たちのシフトが出来上がったのでわたしにきた。
すると、ひとりの色っぽい侍女が葛葉子を呼びかけた。
「瑠香くん、元気?」
そう尋ねられて葛葉子は、笑顔で、
「元気ですよ。
瑠香と、知り合いですか?」
美人な侍女は口元に細くて美しい指を口元にあてて
「そうねぇ。
初めてを頂いちゃった関係?」
葛葉子の反応を楽しみながらそう言った。
…………ん?
初めてってなんだ?
やな予感はしたけど、わからないから聞く。
「男女の関係になったってことよ。」
さらに、にやにやと笑って葛葉子が顔色を変えるのをたのしむ。
「い、いまもなのか?」
疑いと絶望の表情で侍女に聞く。
「ふふっ…この頃、逢いに来てくれないから寂しいって伝えてくれる?」
葛葉子は、黒いオーラが自ら出ているのを感じた。
☆
瑠香は一通りの陰陽寮の事務仕事を終わらせて局に帰ると葛葉子の荒御魂がヤバイほど吹き荒れていた。
「く、葛葉子?何かあったのか?」
こういう時はだいたい瑠香絡みというか、プール事件と同じくらいの近づくなと空気を読まされるオーラだ。
「うん?何でもないぞ?」
瑠香に振り向く笑顔が怖い。
滅茶怒ってる。
狐になっていたら、しっぽも耳との毛も逆だってると思う…
見えなくても見える…
そんな、葛葉子を怖がってたらこの間の二の舞いになりそうだ後ろから抱きしめる。
「何かあったか話して、何でも聞くから…」
やさしく、耳元で囁くように言う。
「うぅ…」
瑠香の顔をやっと見た葛葉子は今にも泣き出しそうな顔をして、瑠香は胸が痛むほどキュンッと胸がなる。
「……瑠香のファーストキスって誰?」
「ん? 」
瑠香は、突然の質問に笑顔で冷や汗が出て固まる。
「女の人と関係持ったのいつ?」
詰め寄るように聞いてくる。
目が座ってる。
「どうして、私以外の人好きになったの?」
ついに溜めていた涙がポロポロとこぼれた。
涙で訴えて何を自分で言ってるのかわからなくなったらしく、
「うわぁぁぁあん!」
と、ついには泣かれた。
泣き止むまで背中を擦ってなだめる。
どうやら、逢引廊下で誘ってきた自分より一回りとしうえのお姉さんにいろいろ教えてもらってしまったことを告白せざるえなかった。
「……瑠香の初めては私が欲しかった。」
葛葉子から「欲しかった」と、そんな言葉が出てくるとは思わなかった…
なので、つい
「欲しいって何?何が欲しいのか言ってみて?」
と意地悪を言ってみた。
「うっ、わかんないけど、初めてが欲しかった!」
顔を真っ赤にして言う。
「具体的にいってみて。」
さらに意地悪を言う。
「か、体のつながりのことだよ!初めては自分にして欲しかった!」
真っ赤になって言う。
恥ずかしさのあまり興奮して肩で息を吐く。
「オレはお前の初めてを手に入れるつもりだけど…」
「当たり前だ!瑠香以外にありえないもん!だから怒ってるの!私以外と体の関係あったことがっ!」
凄いヤキモチだ。
怒りに興奮しすぎて恥ずかしさもなくなってきている。
「自分も初めてで、瑠香も初めてが普通だと思ってたのに!」
初めてはただ一回だ。
それが自分じゃないのが悔しいし、あの女の人に言われたことにも腹が立って収まらない。
「誰しも、教わらなきゃわからないことだってあるんだよ…」
瑠香は、困ったようにつぶやく。
「そーゆ事に興味あったし…」
「スケベなのはあの女のせいか?」
「いや、元からです…」
反省してるように言うしかなかった。
怒る葛葉子の手を取り指にくちづける。
「いまは葛葉子以外とキスなんて穢らわしいよ。」
「……やっぱり、あの女と穢しいことしたんだ」
何を言っても今は怒りで許してくれそうにない。
過ぎ去っさった事なのに…
「じゃぁ…穢れたオレの体を葛葉子が浄化して…」
「どうやって?」
まだ、プンプンしている葛葉子に、笑いをこらえる。
瑠香は狩衣だけではなく中の小袖も脱いで、上半身裸になる。
しなやかな、中肉中背で無駄のない男の体を顕にする。
「なっ! なんでぬぐっ!」
顔を真っ赤にして瑠香の体を見てとまどうし、あの時のことを思い出した。
プール事件後、瑠香の裸はやっぱりみないし、脱がされるのは葛葉子ばかりのパターンだった。
花火の時は着物きてたから怖くなかったし嬉しかったし…
脱がされたり見られるのは何度でも恥ずかしいけれど、好きな男の裸を見るのも恥ずかしい。
「好きなところにキスをして?
そしたら、浄化されるし、互いに初めてだろ?」
なんの浄化だと、自分でも思いながら誓い中なので瑠香から葛葉子を襲うことはできないので葛葉子にしてもらおうと思った。
「いや、瑠香はいつも穢れてるからほっとく。」
顔をそむけていう。
「スケベなのは元からみたいだし…」
やっと冷静になって、戸惑う。
そんな葛葉子にやっぱり意地悪をしたくなる。
ぎゅっと、裸で胸に抱きしめてやる。
「ギャッ!離してくれ」
青ざめて固まる。生肌を触るのも怖くてどうしたらいいのか、分からない。
好きな男の裸でもやっぱり苦手らしい。
今回は侍女の、人たちのシフトが出来上がったのでわたしにきた。
すると、ひとりの色っぽい侍女が葛葉子を呼びかけた。
「瑠香くん、元気?」
そう尋ねられて葛葉子は、笑顔で、
「元気ですよ。
瑠香と、知り合いですか?」
美人な侍女は口元に細くて美しい指を口元にあてて
「そうねぇ。
初めてを頂いちゃった関係?」
葛葉子の反応を楽しみながらそう言った。
…………ん?
初めてってなんだ?
やな予感はしたけど、わからないから聞く。
「男女の関係になったってことよ。」
さらに、にやにやと笑って葛葉子が顔色を変えるのをたのしむ。
「い、いまもなのか?」
疑いと絶望の表情で侍女に聞く。
「ふふっ…この頃、逢いに来てくれないから寂しいって伝えてくれる?」
葛葉子は、黒いオーラが自ら出ているのを感じた。
☆
瑠香は一通りの陰陽寮の事務仕事を終わらせて局に帰ると葛葉子の荒御魂がヤバイほど吹き荒れていた。
「く、葛葉子?何かあったのか?」
こういう時はだいたい瑠香絡みというか、プール事件と同じくらいの近づくなと空気を読まされるオーラだ。
「うん?何でもないぞ?」
瑠香に振り向く笑顔が怖い。
滅茶怒ってる。
狐になっていたら、しっぽも耳との毛も逆だってると思う…
見えなくても見える…
そんな、葛葉子を怖がってたらこの間の二の舞いになりそうだ後ろから抱きしめる。
「何かあったか話して、何でも聞くから…」
やさしく、耳元で囁くように言う。
「うぅ…」
瑠香の顔をやっと見た葛葉子は今にも泣き出しそうな顔をして、瑠香は胸が痛むほどキュンッと胸がなる。
「……瑠香のファーストキスって誰?」
「ん? 」
瑠香は、突然の質問に笑顔で冷や汗が出て固まる。
「女の人と関係持ったのいつ?」
詰め寄るように聞いてくる。
目が座ってる。
「どうして、私以外の人好きになったの?」
ついに溜めていた涙がポロポロとこぼれた。
涙で訴えて何を自分で言ってるのかわからなくなったらしく、
「うわぁぁぁあん!」
と、ついには泣かれた。
泣き止むまで背中を擦ってなだめる。
どうやら、逢引廊下で誘ってきた自分より一回りとしうえのお姉さんにいろいろ教えてもらってしまったことを告白せざるえなかった。
「……瑠香の初めては私が欲しかった。」
葛葉子から「欲しかった」と、そんな言葉が出てくるとは思わなかった…
なので、つい
「欲しいって何?何が欲しいのか言ってみて?」
と意地悪を言ってみた。
「うっ、わかんないけど、初めてが欲しかった!」
顔を真っ赤にして言う。
「具体的にいってみて。」
さらに意地悪を言う。
「か、体のつながりのことだよ!初めては自分にして欲しかった!」
真っ赤になって言う。
恥ずかしさのあまり興奮して肩で息を吐く。
「オレはお前の初めてを手に入れるつもりだけど…」
「当たり前だ!瑠香以外にありえないもん!だから怒ってるの!私以外と体の関係あったことがっ!」
凄いヤキモチだ。
怒りに興奮しすぎて恥ずかしさもなくなってきている。
「自分も初めてで、瑠香も初めてが普通だと思ってたのに!」
初めてはただ一回だ。
それが自分じゃないのが悔しいし、あの女の人に言われたことにも腹が立って収まらない。
「誰しも、教わらなきゃわからないことだってあるんだよ…」
瑠香は、困ったようにつぶやく。
「そーゆ事に興味あったし…」
「スケベなのはあの女のせいか?」
「いや、元からです…」
反省してるように言うしかなかった。
怒る葛葉子の手を取り指にくちづける。
「いまは葛葉子以外とキスなんて穢らわしいよ。」
「……やっぱり、あの女と穢しいことしたんだ」
何を言っても今は怒りで許してくれそうにない。
過ぎ去っさった事なのに…
「じゃぁ…穢れたオレの体を葛葉子が浄化して…」
「どうやって?」
まだ、プンプンしている葛葉子に、笑いをこらえる。
瑠香は狩衣だけではなく中の小袖も脱いで、上半身裸になる。
しなやかな、中肉中背で無駄のない男の体を顕にする。
「なっ! なんでぬぐっ!」
顔を真っ赤にして瑠香の体を見てとまどうし、あの時のことを思い出した。
プール事件後、瑠香の裸はやっぱりみないし、脱がされるのは葛葉子ばかりのパターンだった。
花火の時は着物きてたから怖くなかったし嬉しかったし…
脱がされたり見られるのは何度でも恥ずかしいけれど、好きな男の裸を見るのも恥ずかしい。
「好きなところにキスをして?
そしたら、浄化されるし、互いに初めてだろ?」
なんの浄化だと、自分でも思いながら誓い中なので瑠香から葛葉子を襲うことはできないので葛葉子にしてもらおうと思った。
「いや、瑠香はいつも穢れてるからほっとく。」
顔をそむけていう。
「スケベなのは元からみたいだし…」
やっと冷静になって、戸惑う。
そんな葛葉子にやっぱり意地悪をしたくなる。
ぎゅっと、裸で胸に抱きしめてやる。
「ギャッ!離してくれ」
青ざめて固まる。生肌を触るのも怖くてどうしたらいいのか、分からない。
好きな男の裸でもやっぱり苦手らしい。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
宿敵の家の当主を妻に貰いました~妻は可憐で儚くて優しくて賢くて可愛くて最高です~
紗沙
恋愛
剣の名家にして、国の南側を支配する大貴族フォルス家。
そこの三男として生まれたノヴァは一族のみが扱える秘技が全く使えない、出来損ないというレッテルを貼られ、辛い子供時代を過ごした。
大人になったノヴァは小さな領地を与えられるものの、仕事も家族からの期待も、周りからの期待も0に等しい。
しかし、そんなノヴァに舞い込んだ一件の縁談話。相手は国の北側を支配する大貴族。
フォルス家とは長年の確執があり、今は栄華を極めているアークゲート家だった。
しかも縁談の相手は、まさかのアークゲート家当主・シアで・・・。
「あのときからずっと……お慕いしています」
かくして、何も持たないフォルス家の三男坊は性格良し、容姿良し、というか全てが良しの妻を迎え入れることになる。
ノヴァの運命を変える、全てを与えてこようとする妻を。
「人はアークゲート家の当主を恐ろしいとか、血も涙もないとか、冷酷とか散々に言うけど、
シアは可愛いし、優しいし、賢いし、完璧だよ」
あまり深く考えないノヴァと、彼にしか自分の素を見せないシア、二人の結婚生活が始まる。
過労薬師です。冷酷無慈悲と噂の騎士様に心配されるようになりました。
黒猫とと
恋愛
王都西区で薬師として働くソフィアは毎日大忙し。かかりつけ薬師として常備薬の準備や急患の対応をたった1人でこなしている。
明るく振舞っているが、完全なるブラック企業と化している。
そんな過労薬師の元には冷徹無慈悲と噂の騎士様が差し入れを持って訪ねてくる。
………何でこんな事になったっけ?
【完結】モブのメイドが腹黒公爵様に捕まりました
ベル
恋愛
皆さまお久しぶりです。メイドAです。
名前をつけられもしなかった私が主人公になるなんて誰が思ったでしょうか。
ええ。私は今非常に困惑しております。
私はザーグ公爵家に仕えるメイド。そして奥様のソフィア様のもと、楽しく時に生温かい微笑みを浮かべながら日々仕事に励んでおり、平和な生活を送らせていただいておりました。
...あの腹黒が現れるまでは。
『無口な旦那様は妻が可愛くて仕方ない』のサイドストーリーです。
個人的に好きだった二人を今回は主役にしてみました。
異世界に喚ばれた私は二人の騎士から逃げられない
紅子
恋愛
異世界に召喚された・・・・。そんな馬鹿げた話が自分に起こるとは思わなかった。不可抗力。女性の極めて少ないこの世界で、誰から見ても外見中身とも極上な騎士二人に捕まった私は山も谷もない甘々生活にどっぷりと浸かっている。私を押し退けて自分から飛び込んできたお花畑ちゃんも素敵な人に出会えるといいね・・・・。
完結済み。全19話。
毎日00:00に更新します。
R15は、念のため。
自己満足の世界に付き、合わないと感じた方は読むのをお止めください。設定ゆるゆるの思い付き、ご都合主義で書いているため、深い内容ではありません。さらっと読みたい方向けです。矛盾点などあったらごめんなさい(>_<)
断る――――前にもそう言ったはずだ
鈴宮(すずみや)
恋愛
「寝室を分けませんか?」
結婚して三年。王太子エルネストと妃モニカの間にはまだ子供が居ない。
周囲からは『そろそろ側妃を』という声が上がっているものの、彼はモニカと寝室を分けることを拒んでいる。
けれど、エルネストはいつだって、モニカにだけ冷たかった。
他の人々に向けられる優しい言葉、笑顔が彼女に向けられることない。
(わたくし以外の女性が妃ならば、エルネスト様はもっと幸せだろうに……)
そんな時、侍女のコゼットが『エルネストから想いを寄せられている』ことをモニカに打ち明ける。
ようやく側妃を娶る気になったのか――――エルネストがコゼットと過ごせるよう、私室で休むことにしたモニカ。
そんな彼女の元に、護衛騎士であるヴィクトルがやってきて――――?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる