勝の道 〜喧嘩甲子園編〜

オラフ

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第三勝 強者との出会い

感動の映画館

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 一方ハンバーガ屋にて、



「すみません、チーズバーガー1つで」



 さっきの男孤塚 紅はチーズバーガーを頼んでいた。



 チーズバーガーだけなのでベルがすぐに鳴り、即受け取った。



 席に帰ると目の前の席で隣り合わせに座っていたカップルが帰っていた。



 席に座り、チーズバーガーを食べる。



 カップルの男の方が美味しそうに食べていたからこのチーズバーガーを買ったが、やはり美味しかったな。



 男は食べ終わり、あるチケットを持ってその場を去っていった。



 そして映画館にて



 僕と天羽は映画のチケットを買った。



 ポップコーンは塩とキャラメルでドリンクはコーラとスプライトにした。



 8番シアターに向かって歩く。



 恋愛映画ってだけあって8番シアターに向かって歩いているのはカップルばっかである。



 8番シアターに入り、Mの13と14に座る。



 この席は真ん中なので映画が見やすい。



 席に座り少しすると、映画が始まった。



 ピッ ピッ



 最悪のタイミングで腕時計がなる。



 腕時計を見ると赤い点が僕たちの後ろを歩いている。



 もしかして、



 後ろを振り向くとさっきの男、狐塚 紅がいた。



 なんでここにいるんだ、恋愛映画だぞ。



 僕と喧嘩しにきたのか、それともこの映画を見たくて一人で見にきたというのか。



 男は僕たちに気付いてないらしい、そして僕たちの真後ろの席に座った。



 まあ良いか、映画中はなんにもしないだろ。



 映画は淡々と進んでいった。



 主人公は高校二年生の女の子であまり目立つタイプではない子だが同じクラスのイケメン幼馴染と転校してきた金持ちイケメンとの三角関係がぼっ発。



 そこに俳優をやっている学年一のイケメンも参戦する。



 修学旅行や文化祭を通し、幼馴染の事が好きだと気づき、好きだと伝える。



 しかし主人公は高校三年生になると転校する事が決まってしまった。



 しかも海外に行ってしまうらしい。



 そして主人公が空港に行ってしまった時三人の男が空港の前に集まった。



「行ってやれよ」



「三人で行くんじゃないのかよ」



「あいつの気持ち知ってんだろ、行ってこいよ」



「俺たちはここにいるからよ」



「悪い、行ってくる」



 幼馴染は主人公に会いに走っていく。



 こういうの感動すんだよな~、ちょっと涙出てきた。



 天羽を見ても少し涙ぐんでいた。



 やっぱみんな感動するよな。



 うお~~



 後ろから声が聞こえる、マジかよ。



 後ろを振り向くと男が号泣していた。



 見なかったことにしよう。



 物語はラストを迎えた。



 海外から帰ってきた主人公は日本の大学に入学した。



 するとそこには三人の姿があった。



「おかえり」



「ただいま」



 そうして映画が終わった。



「面白かったね」



「うん、面白かった。空港のシーンは感動だったね」



「感動して泣いちゃったよ」



 もう男は帰ったかな。



 後ろを向くともういな、、いた。
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