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第四章「竜殺しの騎士」
第21話「遠くにある現実」
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青々と晴れ渡った空に、一羽の鳥が悠々と飛んで行く。
地上から空高く舞う鳥の影は小さく、その小さな影は、空高く飛翔する飛竜の影の様に思えた。
そんな青空の彼方へと消えていく鳥の影を、リディアは目を離す事ができず、鳥の影が消えて見えなくなるまで追い続けた。
どこか騒がしかった日常が、とても静かになった。そう、強く感じさせられた。
今立つ、王宮の練兵場にはリディア以外の誰もおらず、とても静かだった。
丁度昼食時というのもあるが、それでも数日前までは有った竜騎士団の姿はなくなっており、それだけこの場所は静かになっていた。
その事にリディアは小さく寂しさを覚える。
「手が止まっていますよ」
消えてった鳥の影を目で追ったまま立ち尽くしていると、そう声がかかった。聞きなれた声だ。目を向けると、練兵場の傍の回廊から一人の少女がこちらに手を振っていた。
長く癖のある髪を流した姿の少女。竜騎学舎の二つ上の先輩、メルディナ・ファーディナンドの姿だった。
「お久しぶりです。メルディナさん。まだ此方にいらしたのですね」
「ええ。領地へ戻っても、することは殆どありませんから……。リディアもお変わりないようですね」
メルディナはゆったりとした動作で階段を下り、回廊から外へと降りてくる。リディアは、そのメルディアの元へと駆け寄った。
「それにしても、ずいぶんと静かになりましたね」
誰も居なくなった練兵場へと目を向け、メルディナは呟く。それに、リディアは小さく同意し、頷く。
「鍛錬に身が入らないのは、もしかしてそれが原因ですか?」
図星を突かれ、リディアは苦笑を浮かべる。
「随分と、面倒を見てもらっていたようですからね。やはり、気になってしまいますか?」
「見ていたのですか?」
「王都の上空で、竜騎士を見る事は殆ど無いですからね。それに、あなたの騎竜は目立ちますから」
「そう言う事でしたか……」
「反乱軍の討伐……上手くいくと良いですね」
「そうですね……」
いつの間にか視線が足元へ受けられ、不安が襲ってくる。
エルバート達が王都を離れてから三日。順調に物事が進んでいれば、すでに戦闘が開始されているであろう時間。
竜騎士は強い。その事は自分自身も良く知っている。けれど、規模の大きな戦闘の経験はない。そのせいで、戦闘の状況が上手く想像できず、不安を拭いきれなかった。
「不安になるのは分かりますが、そこまで心配する必要はないと思いますよ。彼らは強い、それはあなたが一番良く知っているじゃないですか、その戦いぶりを、一番近くで見てきたのですから……彼らは、負けませんよ」
「そうですね……」
メルディアの言葉に、少しだけ心が軽くなる。
「それより、あなたがその様では良くありませんよ。不安のあまり、鍛錬に集中できませんでした。では、彼らに顔向けできないと思いますが……」
「う……」
メルディナがクスクスと笑い、からかわれたリディアは苦笑を浮かべる。
「なんだか楽しそうな話をしているみたいだね」
そんな風にリディアとメルディナが話をしてると、回廊の奥から一人の男性が歩いて来て、そう声をかけてきた。
リディアはそれに気付き、姿勢を正す。メルディアも同様に相手の姿を確認するとすぐさま姿勢を正す。
「セルウィン様。いらっしゃったのですね」
挨拶を返すと、フレデリックは小さく苦笑を浮かべる。
「そんなに固くならないでくれるかな。綺麗な女性二人をそんな風にさせていると、僕が悪者に思えてくる」
「お上手ですね。失礼しました」
笑って受け流し、メルディナは姿勢を柔らかく崩す。
「それで、どの様なご用でこの様な所に?」
リディアが尋ねる。
王宮の練兵場は、王族や貴族でない衛兵達が使用する場所という事で、王宮の敷地内に造られていても、基本的に何かしら用がなければ近寄る事のない場所に造られている。
「何、大した用はないよ。少し、君の事が気になっていてね。戦友を戦場へ送り出す事への不安は、きっと大きいだろうと思って励ましに来たのだけれど……どうやら僕の出番はなかったみたいだ」
リディアの表情を見て、フレデリックは小さく残念そうな表情を浮かべる。
「いえ、そんなことはありません。そのお気持ちだけですごく有難いです」
リディアは慌てて言いつくろう。
「そうかい? ならよかった」
ほっと息を付き、フレデリックがほほ笑む。リディアもそれに釣られ、笑みが零れる。
「これは、私はお邪魔でしたかな?」
向かい合った二人を見て、メルディアナがそう口を挟む。
その言葉を聞きリディアは、驚き視線を逸らす。フレデリックは、それに軽く笑いを返す。
「君は人が悪いね。そう思うのなら、静かにこの場を離れればよいものを
「それはすみません。けど、私も年頃の乙女なのですよ。見せつけられると、壊したくなってしまいます」
「それは失礼。気を付けるよ」
謝罪の言葉と共に、フレデリックは綺麗な所作で一礼をする。
「ならどうかな? 場所も場所だし、僕に付き合って少し身体を動かしてみないかい? 君も竜騎学舎の生徒なのだろ?」
一度練兵場へと目を向けた後、フレデリックは腰に刺した剣を鞘に納めたまま引き抜き、前にかざす。
「とても魅力的な提案ですが、すみません。お断りさせていただきます。この格好ではとても動けたものでは有りません。私は此処で見ている事にします」
メルディアナは裾の長いドレスの裾を軽く持ち上げてみせる。
「そうか、それは残念。なら、リディア。君は受けてくれるかな?」
「はい。私で良ければぜひ!」
リディアは大きく頷くと直ぐに踵を返し、練兵場の方へと戻っていく。
久しぶりの人を相手にした訓練に、小さく心が躍る。対する相手は違うものの、間近で相手にしてきたからだろうか、忘れていたエルバートと相対したときの感覚が思い出されていく。
未だに不安はぬぐいきれない。
けれど、いくら相手をしても歯が立たなかった相手。それを思いだし、少しだけ心が落ち着く。
エルバート達が負けることなどありえない。そう、強く思えた。
地上から空高く舞う鳥の影は小さく、その小さな影は、空高く飛翔する飛竜の影の様に思えた。
そんな青空の彼方へと消えていく鳥の影を、リディアは目を離す事ができず、鳥の影が消えて見えなくなるまで追い続けた。
どこか騒がしかった日常が、とても静かになった。そう、強く感じさせられた。
今立つ、王宮の練兵場にはリディア以外の誰もおらず、とても静かだった。
丁度昼食時というのもあるが、それでも数日前までは有った竜騎士団の姿はなくなっており、それだけこの場所は静かになっていた。
その事にリディアは小さく寂しさを覚える。
「手が止まっていますよ」
消えてった鳥の影を目で追ったまま立ち尽くしていると、そう声がかかった。聞きなれた声だ。目を向けると、練兵場の傍の回廊から一人の少女がこちらに手を振っていた。
長く癖のある髪を流した姿の少女。竜騎学舎の二つ上の先輩、メルディナ・ファーディナンドの姿だった。
「お久しぶりです。メルディナさん。まだ此方にいらしたのですね」
「ええ。領地へ戻っても、することは殆どありませんから……。リディアもお変わりないようですね」
メルディナはゆったりとした動作で階段を下り、回廊から外へと降りてくる。リディアは、そのメルディアの元へと駆け寄った。
「それにしても、ずいぶんと静かになりましたね」
誰も居なくなった練兵場へと目を向け、メルディナは呟く。それに、リディアは小さく同意し、頷く。
「鍛錬に身が入らないのは、もしかしてそれが原因ですか?」
図星を突かれ、リディアは苦笑を浮かべる。
「随分と、面倒を見てもらっていたようですからね。やはり、気になってしまいますか?」
「見ていたのですか?」
「王都の上空で、竜騎士を見る事は殆ど無いですからね。それに、あなたの騎竜は目立ちますから」
「そう言う事でしたか……」
「反乱軍の討伐……上手くいくと良いですね」
「そうですね……」
いつの間にか視線が足元へ受けられ、不安が襲ってくる。
エルバート達が王都を離れてから三日。順調に物事が進んでいれば、すでに戦闘が開始されているであろう時間。
竜騎士は強い。その事は自分自身も良く知っている。けれど、規模の大きな戦闘の経験はない。そのせいで、戦闘の状況が上手く想像できず、不安を拭いきれなかった。
「不安になるのは分かりますが、そこまで心配する必要はないと思いますよ。彼らは強い、それはあなたが一番良く知っているじゃないですか、その戦いぶりを、一番近くで見てきたのですから……彼らは、負けませんよ」
「そうですね……」
メルディアの言葉に、少しだけ心が軽くなる。
「それより、あなたがその様では良くありませんよ。不安のあまり、鍛錬に集中できませんでした。では、彼らに顔向けできないと思いますが……」
「う……」
メルディナがクスクスと笑い、からかわれたリディアは苦笑を浮かべる。
「なんだか楽しそうな話をしているみたいだね」
そんな風にリディアとメルディナが話をしてると、回廊の奥から一人の男性が歩いて来て、そう声をかけてきた。
リディアはそれに気付き、姿勢を正す。メルディアも同様に相手の姿を確認するとすぐさま姿勢を正す。
「セルウィン様。いらっしゃったのですね」
挨拶を返すと、フレデリックは小さく苦笑を浮かべる。
「そんなに固くならないでくれるかな。綺麗な女性二人をそんな風にさせていると、僕が悪者に思えてくる」
「お上手ですね。失礼しました」
笑って受け流し、メルディナは姿勢を柔らかく崩す。
「それで、どの様なご用でこの様な所に?」
リディアが尋ねる。
王宮の練兵場は、王族や貴族でない衛兵達が使用する場所という事で、王宮の敷地内に造られていても、基本的に何かしら用がなければ近寄る事のない場所に造られている。
「何、大した用はないよ。少し、君の事が気になっていてね。戦友を戦場へ送り出す事への不安は、きっと大きいだろうと思って励ましに来たのだけれど……どうやら僕の出番はなかったみたいだ」
リディアの表情を見て、フレデリックは小さく残念そうな表情を浮かべる。
「いえ、そんなことはありません。そのお気持ちだけですごく有難いです」
リディアは慌てて言いつくろう。
「そうかい? ならよかった」
ほっと息を付き、フレデリックがほほ笑む。リディアもそれに釣られ、笑みが零れる。
「これは、私はお邪魔でしたかな?」
向かい合った二人を見て、メルディアナがそう口を挟む。
その言葉を聞きリディアは、驚き視線を逸らす。フレデリックは、それに軽く笑いを返す。
「君は人が悪いね。そう思うのなら、静かにこの場を離れればよいものを
「それはすみません。けど、私も年頃の乙女なのですよ。見せつけられると、壊したくなってしまいます」
「それは失礼。気を付けるよ」
謝罪の言葉と共に、フレデリックは綺麗な所作で一礼をする。
「ならどうかな? 場所も場所だし、僕に付き合って少し身体を動かしてみないかい? 君も竜騎学舎の生徒なのだろ?」
一度練兵場へと目を向けた後、フレデリックは腰に刺した剣を鞘に納めたまま引き抜き、前にかざす。
「とても魅力的な提案ですが、すみません。お断りさせていただきます。この格好ではとても動けたものでは有りません。私は此処で見ている事にします」
メルディアナは裾の長いドレスの裾を軽く持ち上げてみせる。
「そうか、それは残念。なら、リディア。君は受けてくれるかな?」
「はい。私で良ければぜひ!」
リディアは大きく頷くと直ぐに踵を返し、練兵場の方へと戻っていく。
久しぶりの人を相手にした訓練に、小さく心が躍る。対する相手は違うものの、間近で相手にしてきたからだろうか、忘れていたエルバートと相対したときの感覚が思い出されていく。
未だに不安はぬぐいきれない。
けれど、いくら相手をしても歯が立たなかった相手。それを思いだし、少しだけ心が落ち着く。
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