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規格外のスタンピード
62 人族前線は消耗する
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人族の世界は前世と同じ度量衡を持つ。
そして一日は24時間であり、一年は360日である。
スタンピードの開始から36時間、約一日半が経過した。
メインゲートから溢れ続けていた魔物の波がピタリと止まる。
魔物の出現は続いているものの、明らかに数が少ない。
「ご主人様、第1波が終わったようです」
報告にやってきたのはシオンだ。
戦闘班は単独で第1波を防ぎ切った。これは快挙だ。
同数の兵士を揃えても同じことができるかは怪しい。
俺はコウエンと、コウエン率いる戦闘班の価値を確信した。
「わかった。シオン、この後のスタンピードの流れをもう一度説明してくれ」
「はい。通常、第1波が終わった翌日に第2波が始まります。第2波は第1波よりも短時間ですが、強力な魔物が含まれるようになります。周りの冒険者は後退しながら戦うので、私たちの所へはたくさんの魔物が来ることになると思います」
「ふむ、引き続き戦闘班だけで防衛は可能か?」
「難しいです。戦闘班は9部隊45名を3パーティに分けて順番に戦ったため、それほど疲労はありません。コウエンさん率いる第一部隊も温存しています。しかし、第2波からは魔物の質が跳ね上がり、さらに数も多くなるので…」
「わかった。ではシオンが加わった場合は、防衛可能か?」
「…ええと」
「シオン、俺は魔物だ。はっきり言ってもらわないとわからない」
いつだったかのセリフをもう一度口にする。シオンと出会ったころのものだ。
最初に比べ、俺も随分と人間の常識を覚えた。思い出したことも多いが、新たに獲得した知識も多い。
擬態しているとはいえ、今の俺は人族だ。
人は人と関わることで必要な能力を獲得していくということなのだろう。
そして、人族はその変化を成長と呼ぶ。
「…可能です、ご主人様。第3波まで、私と戦闘班が冒険者ギルドを守り抜いて見せます」
きっぱりと答えるシオン。
紫色の瞳に迷いはない。
「そうだ。シオンなら問題ない。いつも通り、全力で戦え」
「はい!」
俺と同じように、シオンも成長しているのだ。
翌日、第2波が始まった。
☆
人族前線
「テトラキマイラが出たぞ!待機している精兵を呼んでこい。…なに、オーガが集団でだと!?予備選力をすべて投入しろ!」
「他の狩場から援軍を連れてこい、救護班もだ!遠距離攻撃が来るぞ、風魔石を用意しておけ!軟化ポーションもだ!」
「魔法部隊に支援要請!火壁だ!足を止めさせろ!」
「防柵を組み替えて誘導しろ!三列横隊、槍衾を組め!抜かるなよ!」
前線から剣戟と怒号が絶え間なく響いてくる。
その激しさは第1波とは比べ物にならない。
「ドルフ軍団長、スタンピード中に戦線復帰が難しい兵が3000を超えました。冒険者は3万人が待機してますが、現在の前線へ投入可能な練度を持つ冒険者はそのうち6000ほどです。…ちょっとまずいですぜ」
「…かつてない消耗っぷりだな。皆はよくやってくれている。俺やダストン爺さんの指揮も問題ねぇ。屋台で食中毒が出たわけでもねぇ。さっぱり原因不明だな…」
「現実逃避してる場合じゃないですぜ軍団長。これまでだと30匹に1匹程度しか混じらなかった10層越えの魔物が、今回は10匹に1匹は混じってます。中には15層クラスの魔物も含まれ、ゴブリンなどの低層の魔物も凶暴性を増しているようですぜ。これはシャレにならねぇ」
「3倍か。はー…。ビクター、今からお前が軍団長だ。全責任はお前が取れ」
「謹んで辞退いたしますドルフ軍団長閣下。小官はドルフ軍団長に絶対の忠誠を誓っておりますゆえ」
「ちっ、調子のいいやつだぜまったく。…やむおえん。まだ第3波までは時間があるが、兵士を殿にして後退を始めろ。防壁は相当痛むことになるだろうが、死人が大量発生するよりゃマシだろうさ」
「良いんですかい?冒険者ギルドを見捨てることになりますぜ。それにさっきダストンの爺さんが「ラザロめぇぇ、何が姫様は預かったじゃぁぁあ」とか騒いでました。おそらく冒険者ギルドにいるんじゃないですかね」
「あぁ、あのお転婆な姫さんのことだ。間違いないだろうな。有能なのは間違いねぇんだが、天才となんとかは紙一重ってやつか」
「姫を馬鹿呼ばわりとは、さすが軍団長。クーデターを起こすなら告発しますぜ」
「うるせぇ、馬鹿とは言ってないだろ馬鹿とは。あそこにはトシゾウの旦那とシオンの嬢ちゃん、さらにラザロまで揃ってるんだ。王城の宝物庫の中よりも安全だろうぜ」
「トシゾウの旦那がその気になれば宝物庫破られますからね。じゃあ撤退の指揮を執ってきます。成功したら…」
「昇給はなしだ。死人を出したら降格だ。…それとビクター、念のために勇者を呼んでおけ。傲慢で気に食わない奴らだが、強さは確かだからな」
「…それはつまり、第4波があるかもしれないと?」
いつも通りの舌打ちをかまそうとしたビクターは、ドルフがいつになく真面目な顔をしていることに気付き態度を改める。
「念のための備えだ。第4波は数百年確認されてない。先人が俺達の気を引き締めるために考えた作り話だと言う学者もいる。だがもし事実だったら、いくらトシゾウの旦那でもやべぇかもしれねぇ。勇者も必要だ」
「了解しました。ただ、勇者様はシビルフィズ領にいるはずです。間に合わないかと」
「だろうな。どれだけ急いでも一週間はかかるだろう。どう考えても間に合わないが、今後の方針も考えなきゃならん。一応遣いを出しとけ」
ビクターが去っていく。
必要な時は必要な仕事をきっちりこなす側近だ。任せておけば良い。
さて、あっちはどうなっているか。
ドルフは物見台の上から冒険者ギルドに目を向ける。
ドォォ…ン
ドルフの眼に映ったのは白銀の輝き。
伝説の祖白竜の素材を加工した装備と、その所有者が放つ輝きだ。
奔る閃光。少し遅れて、魔物が弾け飛んだ音が物見台を揺らす。
KUWOOOOON
巨大なワニの魔物、迷宮18層のエビルゲーターが煙となって消滅する。
ドルフは勇者呼ぶ意味ないんじゃないかなーと思った。
そして一日は24時間であり、一年は360日である。
スタンピードの開始から36時間、約一日半が経過した。
メインゲートから溢れ続けていた魔物の波がピタリと止まる。
魔物の出現は続いているものの、明らかに数が少ない。
「ご主人様、第1波が終わったようです」
報告にやってきたのはシオンだ。
戦闘班は単独で第1波を防ぎ切った。これは快挙だ。
同数の兵士を揃えても同じことができるかは怪しい。
俺はコウエンと、コウエン率いる戦闘班の価値を確信した。
「わかった。シオン、この後のスタンピードの流れをもう一度説明してくれ」
「はい。通常、第1波が終わった翌日に第2波が始まります。第2波は第1波よりも短時間ですが、強力な魔物が含まれるようになります。周りの冒険者は後退しながら戦うので、私たちの所へはたくさんの魔物が来ることになると思います」
「ふむ、引き続き戦闘班だけで防衛は可能か?」
「難しいです。戦闘班は9部隊45名を3パーティに分けて順番に戦ったため、それほど疲労はありません。コウエンさん率いる第一部隊も温存しています。しかし、第2波からは魔物の質が跳ね上がり、さらに数も多くなるので…」
「わかった。ではシオンが加わった場合は、防衛可能か?」
「…ええと」
「シオン、俺は魔物だ。はっきり言ってもらわないとわからない」
いつだったかのセリフをもう一度口にする。シオンと出会ったころのものだ。
最初に比べ、俺も随分と人間の常識を覚えた。思い出したことも多いが、新たに獲得した知識も多い。
擬態しているとはいえ、今の俺は人族だ。
人は人と関わることで必要な能力を獲得していくということなのだろう。
そして、人族はその変化を成長と呼ぶ。
「…可能です、ご主人様。第3波まで、私と戦闘班が冒険者ギルドを守り抜いて見せます」
きっぱりと答えるシオン。
紫色の瞳に迷いはない。
「そうだ。シオンなら問題ない。いつも通り、全力で戦え」
「はい!」
俺と同じように、シオンも成長しているのだ。
翌日、第2波が始まった。
☆
人族前線
「テトラキマイラが出たぞ!待機している精兵を呼んでこい。…なに、オーガが集団でだと!?予備選力をすべて投入しろ!」
「他の狩場から援軍を連れてこい、救護班もだ!遠距離攻撃が来るぞ、風魔石を用意しておけ!軟化ポーションもだ!」
「魔法部隊に支援要請!火壁だ!足を止めさせろ!」
「防柵を組み替えて誘導しろ!三列横隊、槍衾を組め!抜かるなよ!」
前線から剣戟と怒号が絶え間なく響いてくる。
その激しさは第1波とは比べ物にならない。
「ドルフ軍団長、スタンピード中に戦線復帰が難しい兵が3000を超えました。冒険者は3万人が待機してますが、現在の前線へ投入可能な練度を持つ冒険者はそのうち6000ほどです。…ちょっとまずいですぜ」
「…かつてない消耗っぷりだな。皆はよくやってくれている。俺やダストン爺さんの指揮も問題ねぇ。屋台で食中毒が出たわけでもねぇ。さっぱり原因不明だな…」
「現実逃避してる場合じゃないですぜ軍団長。これまでだと30匹に1匹程度しか混じらなかった10層越えの魔物が、今回は10匹に1匹は混じってます。中には15層クラスの魔物も含まれ、ゴブリンなどの低層の魔物も凶暴性を増しているようですぜ。これはシャレにならねぇ」
「3倍か。はー…。ビクター、今からお前が軍団長だ。全責任はお前が取れ」
「謹んで辞退いたしますドルフ軍団長閣下。小官はドルフ軍団長に絶対の忠誠を誓っておりますゆえ」
「ちっ、調子のいいやつだぜまったく。…やむおえん。まだ第3波までは時間があるが、兵士を殿にして後退を始めろ。防壁は相当痛むことになるだろうが、死人が大量発生するよりゃマシだろうさ」
「良いんですかい?冒険者ギルドを見捨てることになりますぜ。それにさっきダストンの爺さんが「ラザロめぇぇ、何が姫様は預かったじゃぁぁあ」とか騒いでました。おそらく冒険者ギルドにいるんじゃないですかね」
「あぁ、あのお転婆な姫さんのことだ。間違いないだろうな。有能なのは間違いねぇんだが、天才となんとかは紙一重ってやつか」
「姫を馬鹿呼ばわりとは、さすが軍団長。クーデターを起こすなら告発しますぜ」
「うるせぇ、馬鹿とは言ってないだろ馬鹿とは。あそこにはトシゾウの旦那とシオンの嬢ちゃん、さらにラザロまで揃ってるんだ。王城の宝物庫の中よりも安全だろうぜ」
「トシゾウの旦那がその気になれば宝物庫破られますからね。じゃあ撤退の指揮を執ってきます。成功したら…」
「昇給はなしだ。死人を出したら降格だ。…それとビクター、念のために勇者を呼んでおけ。傲慢で気に食わない奴らだが、強さは確かだからな」
「…それはつまり、第4波があるかもしれないと?」
いつも通りの舌打ちをかまそうとしたビクターは、ドルフがいつになく真面目な顔をしていることに気付き態度を改める。
「念のための備えだ。第4波は数百年確認されてない。先人が俺達の気を引き締めるために考えた作り話だと言う学者もいる。だがもし事実だったら、いくらトシゾウの旦那でもやべぇかもしれねぇ。勇者も必要だ」
「了解しました。ただ、勇者様はシビルフィズ領にいるはずです。間に合わないかと」
「だろうな。どれだけ急いでも一週間はかかるだろう。どう考えても間に合わないが、今後の方針も考えなきゃならん。一応遣いを出しとけ」
ビクターが去っていく。
必要な時は必要な仕事をきっちりこなす側近だ。任せておけば良い。
さて、あっちはどうなっているか。
ドルフは物見台の上から冒険者ギルドに目を向ける。
ドォォ…ン
ドルフの眼に映ったのは白銀の輝き。
伝説の祖白竜の素材を加工した装備と、その所有者が放つ輝きだ。
奔る閃光。少し遅れて、魔物が弾け飛んだ音が物見台を揺らす。
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