緋色の空 ひいろのそら

月待

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新月の夜

君、君、君

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最近、とても忙しくて時間が足りないんだ

でも心は失くしてないよ

心はできるだけ動かさないようにはしているけれど




心は動かさない


こういう言い方を君が嫌っているのは知っている

心を動かさないというと

心を失くしているように受け取られてしまうのも否めない


でも私がいっているのはそれとは違うんだろうと思う





心が波立ったり、大きな波紋がいつまでも消えない時があっても

それをそのままに眺めているということか


心を眺めることで、心とわたしの間に一線を引くのか


でも

心は失くしてないよ

否、

失くそうったってなかなか・・・


心を眺めていればいるほどそれがよくわかるんだ



君、君、君


君とは、わたしの中の君で

もう君とは異なる存在なのかもしれない


君とはわたしの中の君であり



そしてそれは・・・


君というわたしなのかもしれない




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