緋色の空 ひいろのそら

月待

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疾風 ハヤテ

満ちもせず欠けもせず

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君の前にどんな未知が広がって



不安に感じているのだろうか



知るよしもなく




君の心の平穏を祈る







君は何処でどのようにあっても君



それを忘れないで欲しい




状況も境遇も地位も職業も




君ではないんだよ



私が今までみてきた



そして



これからもみている君とは……










あゝ





今宵の月は満ち満ちている




そして明日から又欠けゆく





君の



私の




状況 境遇 肉体 のように




時の作用を受けるものは




全て移ろい始まり終り




再び始まる





未知は満ちて過去となって欠けてゆく




そして満ち欠けはマヤカシ




ただその様に見えているに過ぎない




君は君




本当の君は




満ちもせず



欠けもせず




君はただ単に君であって




満たしつつ満たされるもの





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