好きだったハズのアイツ

魂魄妖夢

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しのちゃんの秘密

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「んー…おはよぉ。」
そういえば昨日しのちゃんの家に泊まったんだっけ。

しのちゃんまだ隣で寝てるなぁ。
無理には起こさないでおこう。
今日は…?
土曜日だっけ。
来週だなぁ。宿泊学習。
楽しみでしょうがない♪
その時隣から
「京佳ちゃん…」
って聞こえてきたの。
寝言かな?私の事でも考えていたのであろうか。
まあ関係ないや。寝るか。
そう言ってもう一度寝た。



「京佳ちゃん?」
「んっ…」
「起きたぁ?」
しのちゃんの声が聞こえてくる。
「あっ、今何時!?」
「んーと…七時前!」
よかった。さっき寝た時から五分十分しかたってない。
「ごめんねっ、起きるよ。」
「うん…」
「大丈夫、すぐ出てくから、ね?」
「えっ?」
がっかりしたような口調でしのちゃんはいった。「もうちょっといてよぉ。ガールズトークしよ?ね?」
いや、ね?そんな目で見られて嫌と言えるほど私は強くない…
「うん。いていいならいるよ?」
軽く会釈してから顔を洗いに行った。その時の私は寝言の事などすっかり忘れていたのである。

「でね!凛翔君ったら…」
ガールズトークの中盤。
予定を大きく外れて二日目も泊まっていくことになった。
「そ、そんな…悪いです」
と言ったけど、しのちゃんの目線には勝てない…仕方なくハイと返事をした。
いや、普通にね?男子とかに向けた方がモテるからね?でもしのちゃんは男子に心を開いていないようだ。
その時「あのね、ちょっと、話聞いてくれる?」

それまでとは雰囲気が違った
しのちゃんから笑顔が消えた。
「うん。いいよ…」

「あのね…私には男子に対してトラウマがあるの。あの時は確か…」

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