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第十九話 ようこそ此処に世界の皆さまココワメイドアベニューデース
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1938年4月5日 大日本帝国 神奈川県 横須賀
横須賀の町はと時ならぬ人の群れで一杯になっている。
天皇陛下の中華皇帝位戴冠と日中戦争の勝利を祝い、観艦式が執り行われているのだ。
この度の戦争には、上海への艦砲射撃以外に目立った活躍の無い海軍である。
此処でアピールしなければ、せっかく増えた志願兵がまたぞろ陸軍に行ってしまう。
派手に豪華に海軍を大アピール。その為には手段は選んでいられない。
「「軍事機密が何だ!人気だ人気!どんな兵器も。動かす人が居なければ置物同然!」」
「「さあ皆さん海軍へ入ろう入ってお願い。」」
なりふりなど構っていられない。
海軍は泣きたい程の人不足なのだ。
メイドによる集団戦艦拉致事件よりこっち海軍は悲鳴を上げ続けている。
泣く泣く見送った彼女達は変わってしまった。
そりゃーもう変わっていた。帰国子女のあの子も、頼れる委員長も、簪の似合う薄幸の美人も、みーんなボインボインのバルンバルン。
後から連れて行かれた巡洋艦は一律みーんなパンパカパンで高雄級に。
古女房の鳳翔始め空母群は皆さん揃ってバイーンと装甲空母に大変身。
駆逐艦はと言えば秋月さんちの子に成る始末。
それで終わりかと言えばさにあらず、姉妹がドンドン増える増える。
「土佐です」
「天城です」
「尾張です」
「新高です」
「大鳳です」
「綾瀬です」
「大淀です」
「「「松梅竹樫桃桐桑まだまだいますよ!」」」
「「「伊1から100揃いました!」」」
「「もういい!止めろ止めて。」」
分かってくれたろうか?
幾ら乗員の半分をメイドさんに変えた所で乗員が足りる訳ない。
建造費と維持費がロハだからと言って作り過ぎだ。
「少なくともジャップの海軍が人手不足で、艦隊の戦力化に時間が掛かると言う事は分かっただけましか」
アメリカ合衆国代表として観艦式に参加している、ウィリアム・ハルゼー・ジュニアは街頭テレビから流れる、頓智来な日本海軍宣伝映画を見ながら呟いた。
女を船にしかも軍人として乗せるなんて常識外れをする位なのだ。
その人員不足は相当な物なのだろう。
大日本帝国は今回の大観艦式に海外列強に対して是非にと招待状を送っていた。ソ連以外は。
「「費用はこちらが持ちますのでどうぞ皆さまお越しください。これまでの緊張緩和の意味もございます」」、
「「最新鋭の戦艦だってお見せします。見たいでしょ?見たいよね?。信用していた抱くため戦艦いえ艦隊で御出で下さい、東京湾に停泊していただきます。どうです此処まで言われたら安心したでしょ。さあどうぞ歓迎いたします、、、、、、怖いの?意気地なし、ぷーくすくす。」」
之を外交チャンネルだけでなく、世界の新聞各紙に大枚叩いて宣伝したのだ。
「世界海軍友好の一大祭典、来たれ大日本帝国に」
「「観光客大歓迎、パックツアーもご自由に、補助金だって出しちゃうよ、行こう!行こう!うえるかむじゃぱん!」」
「「野郎ぶっ殺してやる!」」
一見馬鹿丁寧、言外に家が怖いから来れないんだよねー。と言う慇懃無礼の招待に列強は青筋立てながらも参加した。
この時代、戦艦とは戦略兵器なのだ。他国の戦略兵器を首都目の前に停泊させる。後の時代ならば戦略核兵器を目の前に持って来るのと同じことだ。
そうまで言われて行きませんはメンツにかかわる。
「「お望み通り艦隊で行ってやろうじゃねえか!砲門向けられて吠えずらかくなよ!」」
鬼より怖い財務省も費用が日本持ちと言う事で頷いた。いざ日本へ。
アメリカ太平洋艦隊、英国東洋艦隊、フランス本国艦隊、イタリア地中海艦隊の一部、おまけでドイツ海軍。
「「何、あの大艦隊は凄まじいが一度に全部動かすなんてできやしない。石油が幾らあったて足りる訳ないのだ。逆に日本の石油備蓄を空にしてやる。戦わずして日本は戦力壊滅だワッハッハ」」
吠えずらかかされた、、、、都合四回のビックシスターズのお出迎え。
後ろに空母ずらり並び、巡洋艦に駆逐艦連中はワーワーキャーキャー。お前らどんだけ石油があるんだ。油田なんか持ってなかったろ。
「ご覧ください世界の一等海軍の雄姿であります。」
そうは言われても恥ずかしい。
向こうはピチピチギャル軍団、此方は老嬢ばかりなのだ。
「「ええい来たからにはしょうがない俺らの雄姿目に焼き付けよ!」」
ヤケクソ気味な参加であったが得る者もあった。
ハルゼー提督が看破した通り、日本海軍の動きはぎこちないのだ。
「「なるほど艦隊運動は出来ているようだ。」」
しかし展示があった砲撃や空母からの発艦などは威力は目を見張るが連携がとんとダメ。素人の目はごまかせてもプロの目はごまかせない。
「「日本海軍、確かに凄い戦力だ。でっ何時戦える様になるのかね?」」
各国海軍将兵は心の平穏を取り戻し日本を満喫している。
メイドを侍らしご満悦で歓楽街に消えるイタリアとフランス水兵。
「おっ外国の水兵さんだね、まっ一杯どうだい」
と人懐こい日本人達に囲まれてベロンベロンになるアメリカ水兵。
(メイドさんの影響で。日本人達は江戸時代に先祖返りしたかのように好奇心旺盛な国民性を取り戻しているようだ。幼児化しているとも言う)
「俺、生まれてきて良かった」
とメイドさんに傅かれ、ティーパーティーを決める英国水兵等々。皆さんお楽しみ。
「1908年とは大違いだ此処はホントに日本か?」
敵地予定の偵察と私服に着替えたハルゼー提督の目を丸くしている。
道行く人間みな頭の中が春になっている様に女づれでニコニコ、ニコニコ。街にはビル群が立ち並んでいる。
女の車掌に、女のタクシー運転手、極めつけは警官まで女だ!女の国か此処。一般開放の大和見学にはすんなり入れる。レーダー室まで案内付きでご案内。軍事機密はどうしたんだ。
「何がどうしたらこんなに変われる?女の社会進出一つでこうなるか普通?」
日本の女性社会進出宣言以来、全米で勢いづくウーマンリブ運動を思い出しながら、彼は呟いた。
「女の軍人?冗談じゃない!軍隊は男の仕事場だ!これ以上カミさん連中にデカい顔されてたまる物か!」
頭に浮かんだ勝ち誇る愛妻の顔を。頭から追い出した彼は。疲れた顔で近くのパブと思しき店に転がり込む。何だかすごく喉が渇いた。
「ビールだ、ビールをくれ」
涼しい顔でで注文を取るのはやはり女のバーテン。
グビリと命の水を流し込み、一息ついた所で疑問が浮かぶ。
(しかし何時から日本人は皆英語を話せるようになったんだ?これまで道行く女どもは誰に話しかけてもキッチリ嫌味なキングスイングリッシュでしゃべりやがる)
「おい、八公あの人見たか」
「なんだよ熊公」
「メイドが言うに有名な提督さんらしいぜ、お前サイン貰に行けよ」
「俺が何で行くんだ、お前が行け」「ちっ付き合い悪い奴だ、おーい外人さん」
(今度はジャップの雄が来た。何だこいつ等あっち行け!)
嫌がるハルゼーに纏わり付くジャップ代表の男二名。何だ何だと集まるジャップ達。
「おいこの人有名な提督さんらしいぞ」
「そうか!サインくれサイン。」
「 一杯どうだ提督さん」
殴ってやろうかと思ったが、我慢したハルゼーに突き出される色紙とビールジョッキたち。
ハルゼーが乗艦であるホーネットに戻ったのは、次の日の朝早くだった。確かクマゴローとか言う奴の家で飲んだ所までは覚えているのだが。
「くそっジャップは大嫌いだ、、、これじゃ憎み切れんじゃないか」
ハルゼー提督と同じく朝帰りの水兵たちはたくさんいる。
どいつもこいつも青い顔をしている。皆さん日本の夜を目一杯楽しまれたご様子、、、、さて何人がメイドに入れ替わっているのだろうか。其れは後のお楽しみである。
横須賀の町はと時ならぬ人の群れで一杯になっている。
天皇陛下の中華皇帝位戴冠と日中戦争の勝利を祝い、観艦式が執り行われているのだ。
この度の戦争には、上海への艦砲射撃以外に目立った活躍の無い海軍である。
此処でアピールしなければ、せっかく増えた志願兵がまたぞろ陸軍に行ってしまう。
派手に豪華に海軍を大アピール。その為には手段は選んでいられない。
「「軍事機密が何だ!人気だ人気!どんな兵器も。動かす人が居なければ置物同然!」」
「「さあ皆さん海軍へ入ろう入ってお願い。」」
なりふりなど構っていられない。
海軍は泣きたい程の人不足なのだ。
メイドによる集団戦艦拉致事件よりこっち海軍は悲鳴を上げ続けている。
泣く泣く見送った彼女達は変わってしまった。
そりゃーもう変わっていた。帰国子女のあの子も、頼れる委員長も、簪の似合う薄幸の美人も、みーんなボインボインのバルンバルン。
後から連れて行かれた巡洋艦は一律みーんなパンパカパンで高雄級に。
古女房の鳳翔始め空母群は皆さん揃ってバイーンと装甲空母に大変身。
駆逐艦はと言えば秋月さんちの子に成る始末。
それで終わりかと言えばさにあらず、姉妹がドンドン増える増える。
「土佐です」
「天城です」
「尾張です」
「新高です」
「大鳳です」
「綾瀬です」
「大淀です」
「「「松梅竹樫桃桐桑まだまだいますよ!」」」
「「「伊1から100揃いました!」」」
「「もういい!止めろ止めて。」」
分かってくれたろうか?
幾ら乗員の半分をメイドさんに変えた所で乗員が足りる訳ない。
建造費と維持費がロハだからと言って作り過ぎだ。
「少なくともジャップの海軍が人手不足で、艦隊の戦力化に時間が掛かると言う事は分かっただけましか」
アメリカ合衆国代表として観艦式に参加している、ウィリアム・ハルゼー・ジュニアは街頭テレビから流れる、頓智来な日本海軍宣伝映画を見ながら呟いた。
女を船にしかも軍人として乗せるなんて常識外れをする位なのだ。
その人員不足は相当な物なのだろう。
大日本帝国は今回の大観艦式に海外列強に対して是非にと招待状を送っていた。ソ連以外は。
「「費用はこちらが持ちますのでどうぞ皆さまお越しください。これまでの緊張緩和の意味もございます」」、
「「最新鋭の戦艦だってお見せします。見たいでしょ?見たいよね?。信用していた抱くため戦艦いえ艦隊で御出で下さい、東京湾に停泊していただきます。どうです此処まで言われたら安心したでしょ。さあどうぞ歓迎いたします、、、、、、怖いの?意気地なし、ぷーくすくす。」」
之を外交チャンネルだけでなく、世界の新聞各紙に大枚叩いて宣伝したのだ。
「世界海軍友好の一大祭典、来たれ大日本帝国に」
「「観光客大歓迎、パックツアーもご自由に、補助金だって出しちゃうよ、行こう!行こう!うえるかむじゃぱん!」」
「「野郎ぶっ殺してやる!」」
一見馬鹿丁寧、言外に家が怖いから来れないんだよねー。と言う慇懃無礼の招待に列強は青筋立てながらも参加した。
この時代、戦艦とは戦略兵器なのだ。他国の戦略兵器を首都目の前に停泊させる。後の時代ならば戦略核兵器を目の前に持って来るのと同じことだ。
そうまで言われて行きませんはメンツにかかわる。
「「お望み通り艦隊で行ってやろうじゃねえか!砲門向けられて吠えずらかくなよ!」」
鬼より怖い財務省も費用が日本持ちと言う事で頷いた。いざ日本へ。
アメリカ太平洋艦隊、英国東洋艦隊、フランス本国艦隊、イタリア地中海艦隊の一部、おまけでドイツ海軍。
「「何、あの大艦隊は凄まじいが一度に全部動かすなんてできやしない。石油が幾らあったて足りる訳ないのだ。逆に日本の石油備蓄を空にしてやる。戦わずして日本は戦力壊滅だワッハッハ」」
吠えずらかかされた、、、、都合四回のビックシスターズのお出迎え。
後ろに空母ずらり並び、巡洋艦に駆逐艦連中はワーワーキャーキャー。お前らどんだけ石油があるんだ。油田なんか持ってなかったろ。
「ご覧ください世界の一等海軍の雄姿であります。」
そうは言われても恥ずかしい。
向こうはピチピチギャル軍団、此方は老嬢ばかりなのだ。
「「ええい来たからにはしょうがない俺らの雄姿目に焼き付けよ!」」
ヤケクソ気味な参加であったが得る者もあった。
ハルゼー提督が看破した通り、日本海軍の動きはぎこちないのだ。
「「なるほど艦隊運動は出来ているようだ。」」
しかし展示があった砲撃や空母からの発艦などは威力は目を見張るが連携がとんとダメ。素人の目はごまかせてもプロの目はごまかせない。
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各国海軍将兵は心の平穏を取り戻し日本を満喫している。
メイドを侍らしご満悦で歓楽街に消えるイタリアとフランス水兵。
「おっ外国の水兵さんだね、まっ一杯どうだい」
と人懐こい日本人達に囲まれてベロンベロンになるアメリカ水兵。
(メイドさんの影響で。日本人達は江戸時代に先祖返りしたかのように好奇心旺盛な国民性を取り戻しているようだ。幼児化しているとも言う)
「俺、生まれてきて良かった」
とメイドさんに傅かれ、ティーパーティーを決める英国水兵等々。皆さんお楽しみ。
「1908年とは大違いだ此処はホントに日本か?」
敵地予定の偵察と私服に着替えたハルゼー提督の目を丸くしている。
道行く人間みな頭の中が春になっている様に女づれでニコニコ、ニコニコ。街にはビル群が立ち並んでいる。
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(しかし何時から日本人は皆英語を話せるようになったんだ?これまで道行く女どもは誰に話しかけてもキッチリ嫌味なキングスイングリッシュでしゃべりやがる)
「おい、八公あの人見たか」
「なんだよ熊公」
「メイドが言うに有名な提督さんらしいぜ、お前サイン貰に行けよ」
「俺が何で行くんだ、お前が行け」「ちっ付き合い悪い奴だ、おーい外人さん」
(今度はジャップの雄が来た。何だこいつ等あっち行け!)
嫌がるハルゼーに纏わり付くジャップ代表の男二名。何だ何だと集まるジャップ達。
「おいこの人有名な提督さんらしいぞ」
「そうか!サインくれサイン。」
「 一杯どうだ提督さん」
殴ってやろうかと思ったが、我慢したハルゼーに突き出される色紙とビールジョッキたち。
ハルゼーが乗艦であるホーネットに戻ったのは、次の日の朝早くだった。確かクマゴローとか言う奴の家で飲んだ所までは覚えているのだが。
「くそっジャップは大嫌いだ、、、これじゃ憎み切れんじゃないか」
ハルゼー提督と同じく朝帰りの水兵たちはたくさんいる。
どいつもこいつも青い顔をしている。皆さん日本の夜を目一杯楽しまれたご様子、、、、さて何人がメイドに入れ替わっているのだろうか。其れは後のお楽しみである。
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