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第1話 クロスブラッド誕生
Part27 箱の中身は…
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午後の授業はどちらも教室だった。しかも六時間目は数学なんて言う、全教科を合わせても一番退屈で理解不能で眠たくなる授業である。クラスの殆どの人間が、三、四時間目の体育の授業の疲れもあって舟を漕いでいる。
しかしながら俺はやけに眼が冴えており、いつもより起きている事が出来ていた。
尤も、起きていると言ってもそれだけで、黒板の文字を追っているからと内容を理解している訳ではない。
先生が黒板に教科書にあった数式を書き出して、これを説明する。そして例題を幾つか出して、生徒に答えさせていた。
「それじゃあこの問題を……石川。おい、石川! 起きろ!」
「ふぇ」
俺の後ろで、だいぶ派手に寝息を立てていた石川が、教師に指名された。
寝惚けまなこと口元の涎を拭って、黒板を眺めると、石川は俺の肩をとんとんと叩いた。
「教科書、見して」
「見ても分かんねーぞ」
「あ、そ。……わっかりませーん!」
不意に立ち上がって、大声で何とも恥ずかしい宣言する石川。するとその明るさにクラスメイトたちがけらけら笑う。俺は耳元で大砲をぶっ放された気分で、頭の中がきんきんとした。
すると先生は頭を抱えた後、黒板にある連立方程式の横を拳でこつこつと叩いた後、
「そうか……じゃあ、飛鳥。お前、答えてみろ」
「えッ」
何で俺が!
とばっちりを受けた俺は、ノートの数字を眼で追う。
冷静になって五分も考えれば分かる問題なのかもしれないが、まさか自分に来るとは思っていなかった俺は、先に書いた公式に当てはめる事も出来ず、慌てふためいてしまう。
何でaだのbだのが入った式が二つもあり、分数になっている上、( )で括られ、しかも=の先がxになっているのだ!?
俺には欠片も理解出来なかったのだが、俺の手は自動書記のようにさらさらとノートを走り、x=17という解を導き出した。
「17です!」
「ん、正解。……じゃあ、次の問題を……」
先生が別の方向に顔をやる。
ほっとした俺は、
――ミライ、助かったよ……。
「これくらいはお安い御用だ。でも、何でそうなったのかきちんと復習するんだぞ。復習するは我にあり、だ」
――その復習じゃないと思うけど。しかし先生みたいな事を言わないでくれよ
「お前より、先の時代を生きていたからな」
自動書記の正体はミライだ。流石に大人だけあって、これくらいの問題は簡単なのだろう。
「まぁ、勉強なんてのは……特に数学なんてのは、これを使う仕事や趣味でもなければ、日常生活では滅多に使わないしな。必要なのは論理的思考力さ」
――論理的に……考える力?
「解釈する力、でも良い。眼の前の現象が何故起こったのか、今あるものは如何にして成立して作用して受け継がれたのか……それを冷静に理解する為の力だよ。……ま、俺も方程式だの確立だのは、苦手な分野だが……取り敢えず今は、前を見るんだ」
ミライは俺の肩を叩いて、黒板を指差した。
「それも含めての話だが……」
俺は先生の板書の後を追いながら、耳はミライの言葉に傾けていた。
「教育ってのは意味がなくちゃいけない。大人たちは良く“兎に角、眼の前の勉強をやれ”だなんて無責任な事を言うが、それで充分なのは一部の人間だけだ。勉強が、ただ教科書を追い駆けていれば良い訳じゃないのは、お前がそれだけ黒板の数字を追っていても数学が苦手な事から分かるだろう。大切なのは、それが何の為のものであり、何の効果を発揮するのかを知る事だ。つまりは……箱の中身は何じゃらほい、ってやつだな」
――古いなぁ。ミライ、若しかしてあんた、未来じゃなくて過去から来たんじゃないの。
それとも、ミライの未来はリアライバルによって、だいぶ文明や流行を後退させられてしまったのか。
「んん……兎に角、教育をそういう形のもの……箱だと考えると、これには箱の中身が伴っていなければいけないんだ。幾ら通信簿でA評価が並んだって、それだけじゃ意味がない。そのA評価を実生活で生かしてこそ初めて、費やした時間が役に立つんだし、そうする事を先生たちは教えなくちゃいけないんだ。もう一度言うが、ただ箱の外側だけを見て中身まで察する事が出来るのは、限られた一部の人間だけだ。そして、そうじゃない人間の方が多い。多くの人間は、箱を見たらその形しか把握する事が出来ないだろう……」
ミライは、自分の語りにうんうんと頷いていた。
話は分かるが……どうにも説教臭くて、受け付け難い語り口調だ。
独り善がりであるようにさえ聞こえる。
「だからこそ、型なんてものもある訳だ。父さんが空手をやってるんだから、型の事くらいは知ってるよな」
――まぁ……それくらいなら。
直接、教わった事はないが、道場を覗いた事はちょっとだけある。その時に、基本の技の練習や、組手ではない、一連の動作を繰り返す稽古をやっていた。
ダンスとか舞踊とか言うには、欠片の優美さもないアクションを、俺は何の意味があるのか分からなかった。
「あれは実戦を想定した動きを、テンプレートにしたものだからな。どういう攻撃に対してどうやって防御し、反撃するか……そうした意味を分かった上で学ばなくちゃ、それもただの形だけの箱さ。型ってのは字を見れば分かるが、土台ある上での形だ。土台があれば形を応用出来る、知識もマナーも同じようなもので、本当ならばそれをゼロから知らない人間に教える為の型な訳だが、いつの間にやら形を教えるだけの教育になっちまって……。ああ嘆かわしい」
……やっぱり、このミライという人は、未来からではなく過去から来たのではないだろうか。
さっきも言ったが、ミライが言いたい事は分かるのだ。しかしやっぱり、未練がましいというか、鬱陶しいというか、無条件に“昔は良かった”という事を口にする老人のようにも見える。
いや、ミライが絶望の世界からやって来た未来人だとすれば、“昔は良かった”もその言葉通りなのだが。
それにしても……テンプレート、箱、教育、中身、ごく一部の人間……か。
俺は、きっとそのごく一部に入れなかった人間なのだろう。ただ教師の言われるままに教科書を捲り、黒板を写しているだけで、その問題が俺に教えたかった事を学べていない。
箱を見たら箱としか解釈が出来ない。そこにラベルが張ってあれば、そのラベルのものが入っているのだとしか想像しない。物事の本当の価値は、箱の中身にあるにもかかわらず、だ。
妄想の達人を自称している割に、想像力が欠如している。
だけどそんな、或る種、当たり前であるような事は、誰も教えてくれなかった。
どの先生も、両親だって。
若し……仮に、ミライの言う“ごく一部の人間”が俺の周りにいるとすれば、それはきっとあやちゃんくらいのものだろう。
あやちゃんの心が何を考えているのか、俺には分からない。分かったと感じても、それは俺の想像以上のものではない。だが、実際に勉強の成果を、恐らくは俺が今受けているのと同じような授業を受けた上で見せているのだから、あやちゃんはこの勉強の意味を察せていたという事だ。
そんなあやちゃんが、人を襲い、文明を滅ぼす怪物の一種になるなんて、あってはいけない。
幸いにも、俺にはあやちゃんを助ける力が齎された。ならば俺は、彼女を助けて、元の姿、元の生活に戻してやらなければいけないのだ。
俺は改めて、彼女を助ける事を誓った。
ミライ、あんたは俺の心を覗いているんだろう。でも、これは、知られて恥ずかしい気持ちではなかった。
しかしながら俺はやけに眼が冴えており、いつもより起きている事が出来ていた。
尤も、起きていると言ってもそれだけで、黒板の文字を追っているからと内容を理解している訳ではない。
先生が黒板に教科書にあった数式を書き出して、これを説明する。そして例題を幾つか出して、生徒に答えさせていた。
「それじゃあこの問題を……石川。おい、石川! 起きろ!」
「ふぇ」
俺の後ろで、だいぶ派手に寝息を立てていた石川が、教師に指名された。
寝惚けまなこと口元の涎を拭って、黒板を眺めると、石川は俺の肩をとんとんと叩いた。
「教科書、見して」
「見ても分かんねーぞ」
「あ、そ。……わっかりませーん!」
不意に立ち上がって、大声で何とも恥ずかしい宣言する石川。するとその明るさにクラスメイトたちがけらけら笑う。俺は耳元で大砲をぶっ放された気分で、頭の中がきんきんとした。
すると先生は頭を抱えた後、黒板にある連立方程式の横を拳でこつこつと叩いた後、
「そうか……じゃあ、飛鳥。お前、答えてみろ」
「えッ」
何で俺が!
とばっちりを受けた俺は、ノートの数字を眼で追う。
冷静になって五分も考えれば分かる問題なのかもしれないが、まさか自分に来るとは思っていなかった俺は、先に書いた公式に当てはめる事も出来ず、慌てふためいてしまう。
何でaだのbだのが入った式が二つもあり、分数になっている上、( )で括られ、しかも=の先がxになっているのだ!?
俺には欠片も理解出来なかったのだが、俺の手は自動書記のようにさらさらとノートを走り、x=17という解を導き出した。
「17です!」
「ん、正解。……じゃあ、次の問題を……」
先生が別の方向に顔をやる。
ほっとした俺は、
――ミライ、助かったよ……。
「これくらいはお安い御用だ。でも、何でそうなったのかきちんと復習するんだぞ。復習するは我にあり、だ」
――その復習じゃないと思うけど。しかし先生みたいな事を言わないでくれよ
「お前より、先の時代を生きていたからな」
自動書記の正体はミライだ。流石に大人だけあって、これくらいの問題は簡単なのだろう。
「まぁ、勉強なんてのは……特に数学なんてのは、これを使う仕事や趣味でもなければ、日常生活では滅多に使わないしな。必要なのは論理的思考力さ」
――論理的に……考える力?
「解釈する力、でも良い。眼の前の現象が何故起こったのか、今あるものは如何にして成立して作用して受け継がれたのか……それを冷静に理解する為の力だよ。……ま、俺も方程式だの確立だのは、苦手な分野だが……取り敢えず今は、前を見るんだ」
ミライは俺の肩を叩いて、黒板を指差した。
「それも含めての話だが……」
俺は先生の板書の後を追いながら、耳はミライの言葉に傾けていた。
「教育ってのは意味がなくちゃいけない。大人たちは良く“兎に角、眼の前の勉強をやれ”だなんて無責任な事を言うが、それで充分なのは一部の人間だけだ。勉強が、ただ教科書を追い駆けていれば良い訳じゃないのは、お前がそれだけ黒板の数字を追っていても数学が苦手な事から分かるだろう。大切なのは、それが何の為のものであり、何の効果を発揮するのかを知る事だ。つまりは……箱の中身は何じゃらほい、ってやつだな」
――古いなぁ。ミライ、若しかしてあんた、未来じゃなくて過去から来たんじゃないの。
それとも、ミライの未来はリアライバルによって、だいぶ文明や流行を後退させられてしまったのか。
「んん……兎に角、教育をそういう形のもの……箱だと考えると、これには箱の中身が伴っていなければいけないんだ。幾ら通信簿でA評価が並んだって、それだけじゃ意味がない。そのA評価を実生活で生かしてこそ初めて、費やした時間が役に立つんだし、そうする事を先生たちは教えなくちゃいけないんだ。もう一度言うが、ただ箱の外側だけを見て中身まで察する事が出来るのは、限られた一部の人間だけだ。そして、そうじゃない人間の方が多い。多くの人間は、箱を見たらその形しか把握する事が出来ないだろう……」
ミライは、自分の語りにうんうんと頷いていた。
話は分かるが……どうにも説教臭くて、受け付け難い語り口調だ。
独り善がりであるようにさえ聞こえる。
「だからこそ、型なんてものもある訳だ。父さんが空手をやってるんだから、型の事くらいは知ってるよな」
――まぁ……それくらいなら。
直接、教わった事はないが、道場を覗いた事はちょっとだけある。その時に、基本の技の練習や、組手ではない、一連の動作を繰り返す稽古をやっていた。
ダンスとか舞踊とか言うには、欠片の優美さもないアクションを、俺は何の意味があるのか分からなかった。
「あれは実戦を想定した動きを、テンプレートにしたものだからな。どういう攻撃に対してどうやって防御し、反撃するか……そうした意味を分かった上で学ばなくちゃ、それもただの形だけの箱さ。型ってのは字を見れば分かるが、土台ある上での形だ。土台があれば形を応用出来る、知識もマナーも同じようなもので、本当ならばそれをゼロから知らない人間に教える為の型な訳だが、いつの間にやら形を教えるだけの教育になっちまって……。ああ嘆かわしい」
……やっぱり、このミライという人は、未来からではなく過去から来たのではないだろうか。
さっきも言ったが、ミライが言いたい事は分かるのだ。しかしやっぱり、未練がましいというか、鬱陶しいというか、無条件に“昔は良かった”という事を口にする老人のようにも見える。
いや、ミライが絶望の世界からやって来た未来人だとすれば、“昔は良かった”もその言葉通りなのだが。
それにしても……テンプレート、箱、教育、中身、ごく一部の人間……か。
俺は、きっとそのごく一部に入れなかった人間なのだろう。ただ教師の言われるままに教科書を捲り、黒板を写しているだけで、その問題が俺に教えたかった事を学べていない。
箱を見たら箱としか解釈が出来ない。そこにラベルが張ってあれば、そのラベルのものが入っているのだとしか想像しない。物事の本当の価値は、箱の中身にあるにもかかわらず、だ。
妄想の達人を自称している割に、想像力が欠如している。
だけどそんな、或る種、当たり前であるような事は、誰も教えてくれなかった。
どの先生も、両親だって。
若し……仮に、ミライの言う“ごく一部の人間”が俺の周りにいるとすれば、それはきっとあやちゃんくらいのものだろう。
あやちゃんの心が何を考えているのか、俺には分からない。分かったと感じても、それは俺の想像以上のものではない。だが、実際に勉強の成果を、恐らくは俺が今受けているのと同じような授業を受けた上で見せているのだから、あやちゃんはこの勉強の意味を察せていたという事だ。
そんなあやちゃんが、人を襲い、文明を滅ぼす怪物の一種になるなんて、あってはいけない。
幸いにも、俺にはあやちゃんを助ける力が齎された。ならば俺は、彼女を助けて、元の姿、元の生活に戻してやらなければいけないのだ。
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