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第四章 陰謀編
第63話 会談
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一週間後、ミレーヌはリアル辺境伯の館に到着した。フィデール警護隊長を従えて応接室に案内されると、すでにゲオルクがソファーに座って手を上げた。フィデールが睨みつけるも、ミレーヌは振り返り目線で彼の自制を促した。銀髪の公爵家摂政は、ゲオルクの隣に座り、ゲオルクに言葉を投げかけた。
「元気そうね」
「いい息抜きができたと言いたいが、思いのほか息苦しくてたまらないね」
「感動の対面をしたのでしょ?」
「まさか」
笑いながらゲオルクは答えた。
「それで、どうして俺の同席を求めた?」
「知りたいの? じゃあ金貨二枚で教えてあげる」
「金取るのかよ?」
「当り前じゃない」
珍しく微笑みながら答えるミレーヌを見て、ゲオルクは彼女の意図を絶対に当ててやると心に誓った。すると、ドアが開き、リアル辺境伯が入ってきた。ミレーヌが立ち上がったのを見て、ゲオルクもやむを得ず立ち上がる。
「ミレーヌ様はじめまして。リアル・グラックと申します」
「はじめましてリアル辺境伯。ミレーヌ・グラッセです。隣にいる者はご存じですね。ゲオルク・グラック。今は私が雇っている傭兵団の団長です。あと、後ろに控えているのはフィデール。警護隊長です」
「遠路はるばるお越しいただき恐縮です。まずはおかけ下さい」
ミレーヌは優雅な所作でソファーに座る。それを見て、リアルとゲオルクも座った。入室したメイドが紅茶を運んでいる間、ミレーヌは口を開いた。
「辺境伯は、我が公爵家とお隣なのに、初めてお目にかかるのは不思議なことですわ。王宮にいた時もお会いしたことはございませんでしたし」
「申し訳ございません。隣国のラスカ王国がいつ責めるか分からない状況でして、領地を離れるわけには行かず、いつも名代の者を使わしておりました」
「お気にする必要はありません。王国の盾と名高い辺境伯がこの地を治めるからこそ、王都の皆様は安心して生活ができるというものですわ」
そう言うと、メイドが運んだ紅茶を優雅に飲むミレーヌ。
「そして、王都の者が安心して遊べるのも辺境伯のおかげです」
「……」
リアル辺境伯は、ミレーヌの正鵠を得た発言に思わず黙り込んでしまった。
「辺境伯がこういう状況を望んでいらっしゃるなら、私としても言うべきことはございません」
紅茶を置いたミレーヌは、リアルにほほえみかけた。その瞳に思わず唾を飲み込むリアル。
「紅茶美味しかったですわ。でも、今度はアールグレイを用意していただけると嬉しゅうございます。私は普通の紅茶の香りがあまり好きではないので。ゲオルクそろそろおおおしましょう」
「お待ちください、ミレーヌ様。もうお帰りになるのでしょうか?」
席を立とうとするミレーヌを思わず留めるリアル。
「あら、辺境伯は現状をご満足されていると思いましたから。違いましたか?」
満足などしていない。父、祖父、いや王国の支配下となってから、代々の当主は、現状を誰一人満足していない。自分も含めて雌伏の期間と割り切って我慢してきたのだ。
「なぜそうお思いになるのですか?」
「だって、隣にいるゲオルクを見ればわかります。貴方たちは誰かの下で使われることを嫌う人々だということが」
ゲオルクは思わずミレーヌを見た。それを無視してミレーヌは言葉を繋いだ。
「貴方たちは、未来永劫、王国の盾であることに満足してはいないでしょ?」
「違いますと言ったら?」
その言葉を聞いてミレーヌは座り直した。
「それでしたら話は早いですわ。公爵家に独占的に鉄をお売りいただきたいそれだけです」
「なぜ? ミレーヌ様にはメリットがあるかもしれませんが、私達は現状を打破できるとは思えません」
『現状を打破』という単語を聞いたミレーヌは満足そうに頷いて返答した。
「もちろん、独占的にお売りいただけるのであれば、市場価格で買い取ります。そうね、今、王国が買い取っている価格の四割増しくらいかしら。さらに」
「さらに何でしょう?」
「不干渉。辺境伯がどうなさろうと私と敵対しない限り、辺境伯が治める領地の施策は、何も口出ししません」
(不干渉だと? 一国の王気取りではないか。いや待て、この女は王になるつもりなのか?)
「失礼ですが、ミレーヌ様は何をお考えなのでしょうか?」
「明敏は辺境伯ならお分かりになるのではないかと。敢えて全てを話したらお立場が悪くなるかもしれませんわ」
リアルの脳裏に、王家から受けた屈辱と、民族の誇りの狭間で苦悩した父の姿が蘇った。王家か、それともミレーヌか。どちらにつくのがラパロ族のためになるのか。いや、どちらにつくかではない。どちらの傘の下で、自分たちが生き残れるかだ。
ただし、この銀髪の少女に、会談の主導権を握られ続けており、不利な立場に追い込まれていると思ったリアルは反撃を試みた。
「私が王に讒訴することはお考えになっていないのですか?」
「あら、公爵と辺境伯、どちらの言を王は重視されるかお分かりになりませんか?」
そのとおりである。公爵家と辺境伯では家格があまりにも違い過ぎる。それに自分たちは長年王家に仕えていた公爵家と違い征服された民族である。リアルは、圧倒的に不利な立場であることを改めて感じ、少し俯いてしまった。
「どうかしら? 悪い提案ではないと思いますけど。あと、辺境伯が私と敵対した勢力に攻められた場合は、公爵家はできうる限り支援します」
リアルは、その提案に驚きを隠せなかった。王家は、自分たちを盾として利用し、鉄を廉価で買い取るだけで、有事の際には十分な支援をしてくれなかった。しかし、ミレーヌは、鉄を市場価格で買い取ると言っている。さらに、攻められた場合には支援も約束し、内政も不干渉。昔のように群雄割拠している状態ではない。我ら大国に囲まれているラパロ族としては、魅力的すぎる提案である。
「そのお約束は永続的と考えてよろしいのですか?」
「私が生きている限りは保証します。辺境伯が違約しなければの話ですが。一応遺言も定めておくけど、未来の者たちがどう判断するかは分からないわ」
ミレーヌの言葉は、敢えて不利益を提示し嘘偽りがないと感じた。しかし、それは同時に、彼女が死ねば、その約束は無効になる可能性もあるということでもあった。族長として彼女についていくべきかどうか迷うリアル。
「あと。断るのも構いません。私はゲオルクと手を結びました。ゲオルクは二代前の当主の孫ですからラパロ族の嫡流ですわ。私の提案を断り、私が事が成った暁には……失礼、辺境伯ならもうお分かりになりますわね」
その発言に驚き、何かを言おうとしたゲオルクに、笑みを投げかけるミレーヌ。彼はその笑みを見て言葉を押しとどめた。彼女が同席を求めた理由がようやく分り、内心感心するゲオルク。
「勝算はあるのですか?」
リアルの疑問に、ミレーヌははっきりと笑みを浮かべて言い放った。
「もちろん。勝つか負けるかわからないギャンブルをするのは嫌いですの」
(どのみち今までどおり王国に従ったら番犬のように酷使されるだけだ。それならば彼女にかけるべきではないか。それに、独立心旺盛なゲオルクが、なぜかミレーヌに従っている。奴もミレーヌに賭けたのなら、私も賭けるべきでないか)
「わかりました。ミレーヌ様の手を取りましょう。わが族の未来のために」
こうしてミレーヌとリアル辺境伯との同盟は密やかに締結された。
「元気そうね」
「いい息抜きができたと言いたいが、思いのほか息苦しくてたまらないね」
「感動の対面をしたのでしょ?」
「まさか」
笑いながらゲオルクは答えた。
「それで、どうして俺の同席を求めた?」
「知りたいの? じゃあ金貨二枚で教えてあげる」
「金取るのかよ?」
「当り前じゃない」
珍しく微笑みながら答えるミレーヌを見て、ゲオルクは彼女の意図を絶対に当ててやると心に誓った。すると、ドアが開き、リアル辺境伯が入ってきた。ミレーヌが立ち上がったのを見て、ゲオルクもやむを得ず立ち上がる。
「ミレーヌ様はじめまして。リアル・グラックと申します」
「はじめましてリアル辺境伯。ミレーヌ・グラッセです。隣にいる者はご存じですね。ゲオルク・グラック。今は私が雇っている傭兵団の団長です。あと、後ろに控えているのはフィデール。警護隊長です」
「遠路はるばるお越しいただき恐縮です。まずはおかけ下さい」
ミレーヌは優雅な所作でソファーに座る。それを見て、リアルとゲオルクも座った。入室したメイドが紅茶を運んでいる間、ミレーヌは口を開いた。
「辺境伯は、我が公爵家とお隣なのに、初めてお目にかかるのは不思議なことですわ。王宮にいた時もお会いしたことはございませんでしたし」
「申し訳ございません。隣国のラスカ王国がいつ責めるか分からない状況でして、領地を離れるわけには行かず、いつも名代の者を使わしておりました」
「お気にする必要はありません。王国の盾と名高い辺境伯がこの地を治めるからこそ、王都の皆様は安心して生活ができるというものですわ」
そう言うと、メイドが運んだ紅茶を優雅に飲むミレーヌ。
「そして、王都の者が安心して遊べるのも辺境伯のおかげです」
「……」
リアル辺境伯は、ミレーヌの正鵠を得た発言に思わず黙り込んでしまった。
「辺境伯がこういう状況を望んでいらっしゃるなら、私としても言うべきことはございません」
紅茶を置いたミレーヌは、リアルにほほえみかけた。その瞳に思わず唾を飲み込むリアル。
「紅茶美味しかったですわ。でも、今度はアールグレイを用意していただけると嬉しゅうございます。私は普通の紅茶の香りがあまり好きではないので。ゲオルクそろそろおおおしましょう」
「お待ちください、ミレーヌ様。もうお帰りになるのでしょうか?」
席を立とうとするミレーヌを思わず留めるリアル。
「あら、辺境伯は現状をご満足されていると思いましたから。違いましたか?」
満足などしていない。父、祖父、いや王国の支配下となってから、代々の当主は、現状を誰一人満足していない。自分も含めて雌伏の期間と割り切って我慢してきたのだ。
「なぜそうお思いになるのですか?」
「だって、隣にいるゲオルクを見ればわかります。貴方たちは誰かの下で使われることを嫌う人々だということが」
ゲオルクは思わずミレーヌを見た。それを無視してミレーヌは言葉を繋いだ。
「貴方たちは、未来永劫、王国の盾であることに満足してはいないでしょ?」
「違いますと言ったら?」
その言葉を聞いてミレーヌは座り直した。
「それでしたら話は早いですわ。公爵家に独占的に鉄をお売りいただきたいそれだけです」
「なぜ? ミレーヌ様にはメリットがあるかもしれませんが、私達は現状を打破できるとは思えません」
『現状を打破』という単語を聞いたミレーヌは満足そうに頷いて返答した。
「もちろん、独占的にお売りいただけるのであれば、市場価格で買い取ります。そうね、今、王国が買い取っている価格の四割増しくらいかしら。さらに」
「さらに何でしょう?」
「不干渉。辺境伯がどうなさろうと私と敵対しない限り、辺境伯が治める領地の施策は、何も口出ししません」
(不干渉だと? 一国の王気取りではないか。いや待て、この女は王になるつもりなのか?)
「失礼ですが、ミレーヌ様は何をお考えなのでしょうか?」
「明敏は辺境伯ならお分かりになるのではないかと。敢えて全てを話したらお立場が悪くなるかもしれませんわ」
リアルの脳裏に、王家から受けた屈辱と、民族の誇りの狭間で苦悩した父の姿が蘇った。王家か、それともミレーヌか。どちらにつくのがラパロ族のためになるのか。いや、どちらにつくかではない。どちらの傘の下で、自分たちが生き残れるかだ。
ただし、この銀髪の少女に、会談の主導権を握られ続けており、不利な立場に追い込まれていると思ったリアルは反撃を試みた。
「私が王に讒訴することはお考えになっていないのですか?」
「あら、公爵と辺境伯、どちらの言を王は重視されるかお分かりになりませんか?」
そのとおりである。公爵家と辺境伯では家格があまりにも違い過ぎる。それに自分たちは長年王家に仕えていた公爵家と違い征服された民族である。リアルは、圧倒的に不利な立場であることを改めて感じ、少し俯いてしまった。
「どうかしら? 悪い提案ではないと思いますけど。あと、辺境伯が私と敵対した勢力に攻められた場合は、公爵家はできうる限り支援します」
リアルは、その提案に驚きを隠せなかった。王家は、自分たちを盾として利用し、鉄を廉価で買い取るだけで、有事の際には十分な支援をしてくれなかった。しかし、ミレーヌは、鉄を市場価格で買い取ると言っている。さらに、攻められた場合には支援も約束し、内政も不干渉。昔のように群雄割拠している状態ではない。我ら大国に囲まれているラパロ族としては、魅力的すぎる提案である。
「そのお約束は永続的と考えてよろしいのですか?」
「私が生きている限りは保証します。辺境伯が違約しなければの話ですが。一応遺言も定めておくけど、未来の者たちがどう判断するかは分からないわ」
ミレーヌの言葉は、敢えて不利益を提示し嘘偽りがないと感じた。しかし、それは同時に、彼女が死ねば、その約束は無効になる可能性もあるということでもあった。族長として彼女についていくべきかどうか迷うリアル。
「あと。断るのも構いません。私はゲオルクと手を結びました。ゲオルクは二代前の当主の孫ですからラパロ族の嫡流ですわ。私の提案を断り、私が事が成った暁には……失礼、辺境伯ならもうお分かりになりますわね」
その発言に驚き、何かを言おうとしたゲオルクに、笑みを投げかけるミレーヌ。彼はその笑みを見て言葉を押しとどめた。彼女が同席を求めた理由がようやく分り、内心感心するゲオルク。
「勝算はあるのですか?」
リアルの疑問に、ミレーヌははっきりと笑みを浮かべて言い放った。
「もちろん。勝つか負けるかわからないギャンブルをするのは嫌いですの」
(どのみち今までどおり王国に従ったら番犬のように酷使されるだけだ。それならば彼女にかけるべきではないか。それに、独立心旺盛なゲオルクが、なぜかミレーヌに従っている。奴もミレーヌに賭けたのなら、私も賭けるべきでないか)
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