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36.名も無き人と出会う人
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◇
『また死んだのか?情けない奴だな』
ここはどこだ、俺は死に損なったのか。
『あぁ、そうだな。死ねばよかったのにな。かわいそうにな』
光…………この暖かい光は、どこから差し込んでいるんだ。
『もうお目覚めの時間だぜ、相棒』
「目が覚めたかい?もう朝だよ」
女みたいな顔をした、ショートカットのロゼッタと同じ銀髪の冒険者が俺の顔を覗いていた。銀髪の人を見たのは二人目だ。
「ありがとうございます。助けてもらったみたいで」
赤と青の目と、俺の目が合った。珍しいと思うより先に綺麗な目だと思った。
「気にしなくていいよ。僕は冒険者のアルだ、アルでいいよ。
死にそうな人を放ってはおけないからね」
そういえば、腹に開けられた穴が塞がっている。本で読んだ治癒魔法だろうか。
とりあえず体を起こして、恩人のアルと握手する。
「俺はロクロです。一緒に狼の獣人がいませんでしたか」
あいつが生きていたら今度こそ殺されるだろう。
「君以外には誰もいなかったけど、友達かい?というより、どうしてあんな場所に居たんだい?」
テントの前で焚き火を見ているアルの隣に腰かける。
「いや、その獣人が盗賊で、襲われて崖から落ちたんです」
エルザとロゼッタは大丈夫だろうか。
「それは災難だったね」
「仲間が上で待っているはずなんです。なんとか上に登れないですか」
「あの崖を登るのは無理だね。迂回すれば五日ぐらいで登れると思うから、一緒に行ってあげるよ」
「いきなり会った俺を治してくれてただけでも、感謝しています。
その上道案内まで、どうしてここまで良くしてくれるんですか」
「困ってる人を助けるのは当然のことだからだよ。それに、これも何かの縁かもしれないだろ?」
なんでない風にアルはサラッといった。
「縁、ですか…………」
俺の縁はろくでもないものばかりだったけど、今ならこの出会いに感謝できるかもしれない。
「まあ長話もなんだし、朝食でも食べようか」
卵サンドを貰って食べる。なんだか懐かしい味がする。
「それを食べたら行こうか」
テントを畳んでいるアルから声がかかる。
俺は手早くサンドイッチを口に放り込む。待ってくれているかわからないけど、二人の元に早く戻りたい。
「手伝います」
馬車で移動していたから意識していなかったけど、歩いて冒険する冒険者の荷物はかなりの量だ。
「じゃあ出発だ!」
半分ずつ荷物を持って俺とアルは、もう一度森へ入って行く。
獣道を進むアルの後ろをついて行くが、落ち葉と昨日降った雨のせいでぬかるんだ土で足が滑る。
そういえば持っていた剣を失くしてしまった。崖から落ちた時に手放したようだ。
「アル、その剣を貸してくれないか」
ロングソードを二本腰に差しているけど、二刀流では片方は短剣になるはずなので予備だろう。
「魔物が出たら危ないから貸してあげたいんだけど、魔道具だからダメだね」
「魔道具って?」
言葉通りなら、魔法が使える剣だろうか。
「珍しい物だから知らなくても無理はないか」
小さくそういうと、アルは刀身が黒い剣を抜いてみせる。
「よく見ていてね」
脇道の木に、剣を滑らすように当てると刀身が木をすり抜けた。
「これが魔道具……」
初見ですり抜ける攻撃をすれば不意打ちになるのだろうか。
「これは復讐の剣といってね。どんなものでもすり抜けて、生き物を斬ると、切れてないのに痛みだけを与える…………、そういう剣なんだよ」
途端にアルの持っている剣が恐ろしくなった。名前から察するに、殺さずに痛みだけを与える拷問道具としか思えない。なんで優しいアルがそんなもの持っているんだ。
「どうして僕がこんなもの持っているのか。疑問に思っている顔だね」
少しこちらを振り返ったアルが、見透かしたかのように俺の目を見ていう。
「もしかして心を読める魔法が?」
俺は余り感情が顔に出ないせいで気味悪がられていたのに、どうして。
「そんな魔法はないよ、人の業を見続けていたら考えていることもわかるようになるものだよ」
アルの横顔は冷酷にも笑顔に取れる、そんな表情だった。
「これは勇者の忘れ形見とでもいうべき物でね、勇者の物語りって知らないかい?」
ロゼッタが好きだといっていた、おとぎ話か。
「むかし、むかし悪いドラゴンが居ました。そのドラゴンは人々の住む街を炎で焼き、立ち向かう冒険者や魔法使いは食べてられてしまいました」
詠うようなアルの声は、どこかロゼッタの声と似ていた。
「七人の王様は悪いドラゴンを倒すために勇者を召喚しました。勇者の名はサクリファイスといい、剣王より強くて魔女より賢い勇者は、二人を仲間にしてドラゴン退治の旅に出ました。
旅の途中でセントルス教の敬虔な信徒レオニウスを仲間にした勇者は、ドラゴンの巣である神山に入って行きました。
ドラゴンと戦う勇者は仲間を庇いながらも果敢に戦いました。しかし、ドラゴンの力は強大でした。
邪悪な炎から仲間を守った勇者は、一人になってしまいました。それでも勇者は諦めずに戦います。
ドラゴンが翼を羽ばたかせると、すべてを凍らせる風を吹かしました。その風で勇者は深い傷を負ってしまいました。
そこでレオニウスは祈りました。「セントルス様の加護が有らんことを」勇者の剣からは眩いばかりの光と魔力が溢れてきました。
勇者は最後の力を振り絞りドラゴンに剣を突き立てると、ドラゴンは痛みあまり大暴れしました。
暴れるドラゴンは神山の一番深い谷に、勇者を道ずれにして落ちていきました。
勇者とともに戦った仲間たちは、勇者の言いつけを守って教会を作り、セントルス教の教えは世界を平和にしましたとさ。おしまい」
アルの話が終わる頃には、暗い森の日は早くも落ちて、焚火の火に湿気た木を投げ入れた俺はアルという男が普通じゃないことに気がついていた。
『また死んだのか?情けない奴だな』
ここはどこだ、俺は死に損なったのか。
『あぁ、そうだな。死ねばよかったのにな。かわいそうにな』
光…………この暖かい光は、どこから差し込んでいるんだ。
『もうお目覚めの時間だぜ、相棒』
「目が覚めたかい?もう朝だよ」
女みたいな顔をした、ショートカットのロゼッタと同じ銀髪の冒険者が俺の顔を覗いていた。銀髪の人を見たのは二人目だ。
「ありがとうございます。助けてもらったみたいで」
赤と青の目と、俺の目が合った。珍しいと思うより先に綺麗な目だと思った。
「気にしなくていいよ。僕は冒険者のアルだ、アルでいいよ。
死にそうな人を放ってはおけないからね」
そういえば、腹に開けられた穴が塞がっている。本で読んだ治癒魔法だろうか。
とりあえず体を起こして、恩人のアルと握手する。
「俺はロクロです。一緒に狼の獣人がいませんでしたか」
あいつが生きていたら今度こそ殺されるだろう。
「君以外には誰もいなかったけど、友達かい?というより、どうしてあんな場所に居たんだい?」
テントの前で焚き火を見ているアルの隣に腰かける。
「いや、その獣人が盗賊で、襲われて崖から落ちたんです」
エルザとロゼッタは大丈夫だろうか。
「それは災難だったね」
「仲間が上で待っているはずなんです。なんとか上に登れないですか」
「あの崖を登るのは無理だね。迂回すれば五日ぐらいで登れると思うから、一緒に行ってあげるよ」
「いきなり会った俺を治してくれてただけでも、感謝しています。
その上道案内まで、どうしてここまで良くしてくれるんですか」
「困ってる人を助けるのは当然のことだからだよ。それに、これも何かの縁かもしれないだろ?」
なんでない風にアルはサラッといった。
「縁、ですか…………」
俺の縁はろくでもないものばかりだったけど、今ならこの出会いに感謝できるかもしれない。
「まあ長話もなんだし、朝食でも食べようか」
卵サンドを貰って食べる。なんだか懐かしい味がする。
「それを食べたら行こうか」
テントを畳んでいるアルから声がかかる。
俺は手早くサンドイッチを口に放り込む。待ってくれているかわからないけど、二人の元に早く戻りたい。
「手伝います」
馬車で移動していたから意識していなかったけど、歩いて冒険する冒険者の荷物はかなりの量だ。
「じゃあ出発だ!」
半分ずつ荷物を持って俺とアルは、もう一度森へ入って行く。
獣道を進むアルの後ろをついて行くが、落ち葉と昨日降った雨のせいでぬかるんだ土で足が滑る。
そういえば持っていた剣を失くしてしまった。崖から落ちた時に手放したようだ。
「アル、その剣を貸してくれないか」
ロングソードを二本腰に差しているけど、二刀流では片方は短剣になるはずなので予備だろう。
「魔物が出たら危ないから貸してあげたいんだけど、魔道具だからダメだね」
「魔道具って?」
言葉通りなら、魔法が使える剣だろうか。
「珍しい物だから知らなくても無理はないか」
小さくそういうと、アルは刀身が黒い剣を抜いてみせる。
「よく見ていてね」
脇道の木に、剣を滑らすように当てると刀身が木をすり抜けた。
「これが魔道具……」
初見ですり抜ける攻撃をすれば不意打ちになるのだろうか。
「これは復讐の剣といってね。どんなものでもすり抜けて、生き物を斬ると、切れてないのに痛みだけを与える…………、そういう剣なんだよ」
途端にアルの持っている剣が恐ろしくなった。名前から察するに、殺さずに痛みだけを与える拷問道具としか思えない。なんで優しいアルがそんなもの持っているんだ。
「どうして僕がこんなもの持っているのか。疑問に思っている顔だね」
少しこちらを振り返ったアルが、見透かしたかのように俺の目を見ていう。
「もしかして心を読める魔法が?」
俺は余り感情が顔に出ないせいで気味悪がられていたのに、どうして。
「そんな魔法はないよ、人の業を見続けていたら考えていることもわかるようになるものだよ」
アルの横顔は冷酷にも笑顔に取れる、そんな表情だった。
「これは勇者の忘れ形見とでもいうべき物でね、勇者の物語りって知らないかい?」
ロゼッタが好きだといっていた、おとぎ話か。
「むかし、むかし悪いドラゴンが居ました。そのドラゴンは人々の住む街を炎で焼き、立ち向かう冒険者や魔法使いは食べてられてしまいました」
詠うようなアルの声は、どこかロゼッタの声と似ていた。
「七人の王様は悪いドラゴンを倒すために勇者を召喚しました。勇者の名はサクリファイスといい、剣王より強くて魔女より賢い勇者は、二人を仲間にしてドラゴン退治の旅に出ました。
旅の途中でセントルス教の敬虔な信徒レオニウスを仲間にした勇者は、ドラゴンの巣である神山に入って行きました。
ドラゴンと戦う勇者は仲間を庇いながらも果敢に戦いました。しかし、ドラゴンの力は強大でした。
邪悪な炎から仲間を守った勇者は、一人になってしまいました。それでも勇者は諦めずに戦います。
ドラゴンが翼を羽ばたかせると、すべてを凍らせる風を吹かしました。その風で勇者は深い傷を負ってしまいました。
そこでレオニウスは祈りました。「セントルス様の加護が有らんことを」勇者の剣からは眩いばかりの光と魔力が溢れてきました。
勇者は最後の力を振り絞りドラゴンに剣を突き立てると、ドラゴンは痛みあまり大暴れしました。
暴れるドラゴンは神山の一番深い谷に、勇者を道ずれにして落ちていきました。
勇者とともに戦った仲間たちは、勇者の言いつけを守って教会を作り、セントルス教の教えは世界を平和にしましたとさ。おしまい」
アルの話が終わる頃には、暗い森の日は早くも落ちて、焚火の火に湿気た木を投げ入れた俺はアルという男が普通じゃないことに気がついていた。
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