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第14話
~ハルが異世界召喚されてから1日目~
「やばいだろ!人を殺してしまったのか?でもあの二人は今生きている」
しかしハルが人を殺したことに変わりはなかった。魔法の力に恐れ、その場で少しうずくまる。
人が死ぬ映画や漫画をたくさん見てきた。主人公が悪人を殺してスカッとしたことだってある。日本にいたとき死んでしまえば良いと思った輩もいた。殺してやりたいほど憎んだことだってあった。それにあの不良達にもそういう感情を抱ていた。しかしいざ自分が手にかけてみると、心に何か引っ掛かる想いがした。
もし殺人をする前の心が綺麗な球体だとしたら今は球体ではなくトゲトゲしい形になっているだろう。
「だけど、今はあいつら生きてるんだ!」
自分を慰めるように立ち上がったハルは図書館へと向かった。
図書館へ行く道中。レベルが上がったというアナウンスが聞こえたのを思い出したハルはステータスウィンドウを開いてみた。
【名 前】 ハル・ミナミノ
【年 齢】 17
【レベル】 4
【HP】 61/61
【MP】 45/45
【SP】 80/80
【筋 力】 27
【耐久力】 46
【魔 力】 35
【抵抗力】 33
【敏 捷】 42
【洞 察】 39
【知 力】 931
【幸 運】 15
【経験値】 270/500
・スキル
『K繝励Λ繝ウ』『莠コ菴薙�莉慕オ�∩』『諠第弌縺ョ讎ょソオ』『閾ェ辟カ縺ョ鞫ら炊』『感性の言語化』『第一階級水属性魔法耐性(中)』『恐怖耐性(中)』『物理攻撃軽減(弱)』『激痛耐性(弱)』
・魔法習得
第一階級火属性魔法
ファイアーボール
ファイアーウォール
第一階級水属性魔法
──
第一階級風属性魔法
──
「レベル4!!?あの不良二人でそんなに上がるのか?えっ!?コスパ……」
先程まであんなに反省していたのに今かなり不謹慎なことを思ってしまった自分に少し苛立った。
SPが一気に上がったのは人を殺したからなのかもしれない。このSP値は精神力みたいなもので魔法を唱える時や走る時、一時的に減るが直ぐに回復する。この値が低くなると連続で魔法や攻撃ができなくなるようだ。
しかし気になることは別にあった。戻った時、あの二人は生きていた。つまり路地裏に戻ってもレベルは1に戻らないということに気が付いた。
また、レベルが上がっても知力と幸運は上がらないようだ。
ちなみに文字化けしたスキルの効果も見てみようと思ったが、その効果は空欄になっておりどんな効果があるのかはわからなかった。
この日は魔力を感じる訓練をしてオデッサとは会わずにルナと合流し孤児院に泊まった。
~ハルが異世界召喚されてから2日目~
試験を受け以前と同じ理由でBクラスに受かった。実技試験中いつも聞かれないことを試験官に聞かれた。「孤児であるか?」という問いに、ハルは、ただはいとだけ答えた。
出生をどう答えたものかと考えていた。両親は魔物に襲われ死んでしまい、自分は幼い頃祖母に育てられ暮らしていたが、その祖母も亡くなり魔法学校に入学することを決めたという設定にしていた。
レベルも上がり前よりもファイアーボールの威力が上がっていた。試験官達と受験生の顔が少し驚いていた気がした。
──レイは無表情を貫いていたけどね……
アレックスとマリアと知り合い、第二階級火属性魔法ファイアーエンブレムの練習をする。
MPと魔力が1上がった。
~ハルが異世界召喚されてから3日目~
Bクラスの教室でラースと知り合った。学校も終わり、教会で仕事をして、いつもより少し早くマキノに本を読むと、
「まだ寝るの早いからこれも読んでぇ?」
──裏目に出た……
ハルはマキノが差し出す本の角に頬が刺さったままそう思った。
本のタイトルは、[ララのお仕事]。
あらすじは完全にジ○リの魔○の宅急便だ。
─子供はこういうの好きだからな。
魔法使いの少女が浮遊魔法を使って宅配する物語、途中で何故かその浮遊魔法が使えなくなる。そして絵描きの少女と出会い、好きな男の子が崖から落ちそうになるところを再び浮遊魔法を使って男の子を助けてめでたしめでたしという内容だった。
読んでる途中にルナが帰ってきた。
ルナを出迎えるとハルが手にしていた本を見てルナは目の色を変えた。
「あぁ!これ懐かしい!私も小さい頃読んでて浮遊魔法の練習したなぁ!」
思い出を噛み締めているようだった。
ハルは、幼少期のルナを想像する。
とおっ!っと叫びながら箒にまたがった幼いルナが下り坂の野原を転がり落ちる光景が浮かんだ。
「浮遊魔法って本当にあるんですか?」
ハルの問いにルナは答える。
「勇者ランスロットのパーティーにいた人が使えたそうよ?確かエレインっていう女の人だっかな?それも今では本当かどうかわからないけど、今は浮遊魔法を使える人は確認されてないわ」
~ハルが異世界召喚されてから4日目~
1時限目の魔法歴史学の授業を終え、2時限目の第二階級火属性魔法の授業。
──やっとここまできたか!
「スタン先生質問があります!」
ハルはこの4日間、第二階火属性級魔法を練習して訊きたいことがあった。
「どうした?えーっと」
「ハル・ミナミノです」
「すまないハル。まだ生徒の名前を全員覚えてないんだ」
「全員って……」
訓練場にいる50人くらいの生徒を見回してハルは感心する。気を取り直してハルは質問した。
「えっとですね。ファイアーボールとファイアーウォールを唱えてみてほしいんですけど」
「あぁいいぞ!」
スタンはファイアーボールを上空に放った後、魔力を込めた手を地面についてファイアーウォールを唱えた。
おぉぉ、と周りの生徒達が反応する。
「こんな感じだが?」
──見た感じ僕のと変わらないな……
「その2つの魔法とどっちが第二階級魔法のファイアーエンブレムに似てますか?」
「似てる?」
「えっと唱える感じと言いますか、感触といいますか」
「ん~それならファイアーウォールのほうが近いな同じように地面から炎を生み出すのだから」
「ファイアーウォールの延長にファイアーエンブレムがある感じなんですかね?つまり、ファイアーウォールの範囲と威力を上げるイメージなのか……」
スタンは空を見上げ、考えてからハルに向き直り述べた。
「ん~考えたことなかったな。確かにファイアーウォールを同じように半径10メートル規模で炸裂させたらファイアーエンブレムになるのかな?ちょっとやってみるか」
またもスタンは地面に魔力を込めた手を置く。赤く輝く半径10メートル程の魔法陣が大地に刻まれ、その円の内側を炎が迸る。しかし、ファイアーエンブレム程の火力と破壊力はなかった。
炎がおさまり、術者であるスタンは肩で息をする。
「はぁはぁ、どうやら全く別物らしい。やけにMP食うしな!」
「え?ファイアーエンブレムのほうがMP消費しないんですか?」
「あぁ、そのようだ。ファイアーウォールの範囲を広げようとすると燃費が悪いらしいな。それよりもハルは面白いことを聞いてくるな!」
「え?」
「そんな事を聞いてきた生徒は未だかつていないし、俺も考えたことなかったな!」
「ど、どうも……」
ハルは後頭部をかきながら照れる。
ゴーン ゴーン
「くそ!授業で褒められたことなんて生まれてはじめてだからつい喜んじまった!!」
~ハルが異世界召喚されてから1日目~
フレデリカと出会う、ファイアーエンブレムの練習をする。オデッサとは会わずにルナと合流、孤児院に泊まる。
~ハルが異世界召喚されてから2日目~
Bクラスに合格しアレックスとマリアと出会う。教会兼、孤児院で働くこととなる。ファイアーエンブレムの練習をする。
~ハルが異世界召喚されてから3日目~
ラースと知り合い、孤児院の仕事をする。この3日間でMP、SP、魔力値が2上昇した。
~ハルが異世界召喚されてから4日目~
またしても第二階級の火属性魔法の授業でハルはスタンに質問していた。
「えーっと」
「ハル・ミナミノです!」
「すまないハル。まだ生徒の名前を全員覚えてないんだ」
「えっとですね、ファイアーエンブレムのMPってどれくらい消費するんですか?」
「そうだな、これは一人一人違うんだ。ステータスにSPがあるだろ?この数値によってMPの消費量が変わってくるんだ。ちなみにお前も知ってると思うがこのSP値は単発の攻撃系スキルを使用するときも使うからあまり連発するなよ?」
スキル、例えば耐性等のスキルに於いてはSP値を使わない。しかし剣技や槍技、魔法以外の特殊な攻撃系スキル、またスキルを発動させることでステータス上昇効果のあるモノもSP値を使う仕様になっているようだ。
「へぇ~、ちなみに先生のSPの数値はどのくらいなんですか?」
「俺は150前後だな」
「SPとMPはどのくらい消費するんですか?」
「SPは少しの間だけ30は減るかな?そんですぐ回復する。MPは40消費するぞ?ちなみにさっきの数値もこの数値も他人には言うなよ?個人情報だからな!」
「あ、はい……」
ハルはスタンに注意されて、なま返事をすると、考えた。
──え?僕の約二倍のSPでMP40消費する…か……とりあえずはSPとMPをあげなきゃだな……
カーン カーン
終業の鐘がなり授業は終わった。ハルは一瞬戻ってしまったのかと勘違いしたが、鐘の音が違うことをすぐに悟った。
──鐘の音恐怖症だ!
次の時間は必修の神学の授業だ。
Bクラス80人の全員がすり鉢上になった教室に集まった。ハルは教室に入ると階段を下りて真ん中より少し前の席に座った。
「おーい!ハル!隣いいか?」
ラースが隣に座る。
「良いって言う前にもう座ってんじゃん!」
「まぁ固いこと言うなよ」
ラースが歯を見せながら笑いかける。
「神学ってなにするのかな?」
「祈りの方法とか、歴史とか、ディータ様の教えとか……」
「なんか退屈そう」
先生らしき人が教室に入ってきた。階段をコツコツと音を立てて下りていく。黒いローブに身を包んでいる。神学という固そうな響きの割に先生は若くて屈強そうな人だ。教室の底までたどり着き教壇に立つとその男は言った。
「さぁこれから皆さんには殺し合いをして頂きます」
──バトル・ロワイアル!?
【名 前】 ハル・ミナミノ
【年 齢】 17
【レベル】 4
【HP】 61/61
【MP】 48/48
【SP】 82/82
【筋 力】 27
【耐久力】 46
【魔 力】 38
【抵抗力】 33
【敏 捷】 42
【洞 察】 39
【知 力】 931
【幸 運】 15
【経験値】 270/500
・スキル
『K繝励Λ繝ウ』『莠コ菴薙�莉慕オ�∩』『諠第弌縺ョ讎ょソオ』『閾ェ辟カ縺ョ鞫ら炊』『感性の言語化』『第一階級水属性魔法耐性(中)』『恐怖耐性(中)』『物理攻撃軽減(弱)』『激痛耐性(弱)』
・魔法習得
第一階級火属性魔法
ファイアーボール
ファイアーウォール
第一階級水属性魔法
──
第一階級風属性魔法
──
「やばいだろ!人を殺してしまったのか?でもあの二人は今生きている」
しかしハルが人を殺したことに変わりはなかった。魔法の力に恐れ、その場で少しうずくまる。
人が死ぬ映画や漫画をたくさん見てきた。主人公が悪人を殺してスカッとしたことだってある。日本にいたとき死んでしまえば良いと思った輩もいた。殺してやりたいほど憎んだことだってあった。それにあの不良達にもそういう感情を抱ていた。しかしいざ自分が手にかけてみると、心に何か引っ掛かる想いがした。
もし殺人をする前の心が綺麗な球体だとしたら今は球体ではなくトゲトゲしい形になっているだろう。
「だけど、今はあいつら生きてるんだ!」
自分を慰めるように立ち上がったハルは図書館へと向かった。
図書館へ行く道中。レベルが上がったというアナウンスが聞こえたのを思い出したハルはステータスウィンドウを開いてみた。
【名 前】 ハル・ミナミノ
【年 齢】 17
【レベル】 4
【HP】 61/61
【MP】 45/45
【SP】 80/80
【筋 力】 27
【耐久力】 46
【魔 力】 35
【抵抗力】 33
【敏 捷】 42
【洞 察】 39
【知 力】 931
【幸 運】 15
【経験値】 270/500
・スキル
『K繝励Λ繝ウ』『莠コ菴薙�莉慕オ�∩』『諠第弌縺ョ讎ょソオ』『閾ェ辟カ縺ョ鞫ら炊』『感性の言語化』『第一階級水属性魔法耐性(中)』『恐怖耐性(中)』『物理攻撃軽減(弱)』『激痛耐性(弱)』
・魔法習得
第一階級火属性魔法
ファイアーボール
ファイアーウォール
第一階級水属性魔法
──
第一階級風属性魔法
──
「レベル4!!?あの不良二人でそんなに上がるのか?えっ!?コスパ……」
先程まであんなに反省していたのに今かなり不謹慎なことを思ってしまった自分に少し苛立った。
SPが一気に上がったのは人を殺したからなのかもしれない。このSP値は精神力みたいなもので魔法を唱える時や走る時、一時的に減るが直ぐに回復する。この値が低くなると連続で魔法や攻撃ができなくなるようだ。
しかし気になることは別にあった。戻った時、あの二人は生きていた。つまり路地裏に戻ってもレベルは1に戻らないということに気が付いた。
また、レベルが上がっても知力と幸運は上がらないようだ。
ちなみに文字化けしたスキルの効果も見てみようと思ったが、その効果は空欄になっておりどんな効果があるのかはわからなかった。
この日は魔力を感じる訓練をしてオデッサとは会わずにルナと合流し孤児院に泊まった。
~ハルが異世界召喚されてから2日目~
試験を受け以前と同じ理由でBクラスに受かった。実技試験中いつも聞かれないことを試験官に聞かれた。「孤児であるか?」という問いに、ハルは、ただはいとだけ答えた。
出生をどう答えたものかと考えていた。両親は魔物に襲われ死んでしまい、自分は幼い頃祖母に育てられ暮らしていたが、その祖母も亡くなり魔法学校に入学することを決めたという設定にしていた。
レベルも上がり前よりもファイアーボールの威力が上がっていた。試験官達と受験生の顔が少し驚いていた気がした。
──レイは無表情を貫いていたけどね……
アレックスとマリアと知り合い、第二階級火属性魔法ファイアーエンブレムの練習をする。
MPと魔力が1上がった。
~ハルが異世界召喚されてから3日目~
Bクラスの教室でラースと知り合った。学校も終わり、教会で仕事をして、いつもより少し早くマキノに本を読むと、
「まだ寝るの早いからこれも読んでぇ?」
──裏目に出た……
ハルはマキノが差し出す本の角に頬が刺さったままそう思った。
本のタイトルは、[ララのお仕事]。
あらすじは完全にジ○リの魔○の宅急便だ。
─子供はこういうの好きだからな。
魔法使いの少女が浮遊魔法を使って宅配する物語、途中で何故かその浮遊魔法が使えなくなる。そして絵描きの少女と出会い、好きな男の子が崖から落ちそうになるところを再び浮遊魔法を使って男の子を助けてめでたしめでたしという内容だった。
読んでる途中にルナが帰ってきた。
ルナを出迎えるとハルが手にしていた本を見てルナは目の色を変えた。
「あぁ!これ懐かしい!私も小さい頃読んでて浮遊魔法の練習したなぁ!」
思い出を噛み締めているようだった。
ハルは、幼少期のルナを想像する。
とおっ!っと叫びながら箒にまたがった幼いルナが下り坂の野原を転がり落ちる光景が浮かんだ。
「浮遊魔法って本当にあるんですか?」
ハルの問いにルナは答える。
「勇者ランスロットのパーティーにいた人が使えたそうよ?確かエレインっていう女の人だっかな?それも今では本当かどうかわからないけど、今は浮遊魔法を使える人は確認されてないわ」
~ハルが異世界召喚されてから4日目~
1時限目の魔法歴史学の授業を終え、2時限目の第二階級火属性魔法の授業。
──やっとここまできたか!
「スタン先生質問があります!」
ハルはこの4日間、第二階火属性級魔法を練習して訊きたいことがあった。
「どうした?えーっと」
「ハル・ミナミノです」
「すまないハル。まだ生徒の名前を全員覚えてないんだ」
「全員って……」
訓練場にいる50人くらいの生徒を見回してハルは感心する。気を取り直してハルは質問した。
「えっとですね。ファイアーボールとファイアーウォールを唱えてみてほしいんですけど」
「あぁいいぞ!」
スタンはファイアーボールを上空に放った後、魔力を込めた手を地面についてファイアーウォールを唱えた。
おぉぉ、と周りの生徒達が反応する。
「こんな感じだが?」
──見た感じ僕のと変わらないな……
「その2つの魔法とどっちが第二階級魔法のファイアーエンブレムに似てますか?」
「似てる?」
「えっと唱える感じと言いますか、感触といいますか」
「ん~それならファイアーウォールのほうが近いな同じように地面から炎を生み出すのだから」
「ファイアーウォールの延長にファイアーエンブレムがある感じなんですかね?つまり、ファイアーウォールの範囲と威力を上げるイメージなのか……」
スタンは空を見上げ、考えてからハルに向き直り述べた。
「ん~考えたことなかったな。確かにファイアーウォールを同じように半径10メートル規模で炸裂させたらファイアーエンブレムになるのかな?ちょっとやってみるか」
またもスタンは地面に魔力を込めた手を置く。赤く輝く半径10メートル程の魔法陣が大地に刻まれ、その円の内側を炎が迸る。しかし、ファイアーエンブレム程の火力と破壊力はなかった。
炎がおさまり、術者であるスタンは肩で息をする。
「はぁはぁ、どうやら全く別物らしい。やけにMP食うしな!」
「え?ファイアーエンブレムのほうがMP消費しないんですか?」
「あぁ、そのようだ。ファイアーウォールの範囲を広げようとすると燃費が悪いらしいな。それよりもハルは面白いことを聞いてくるな!」
「え?」
「そんな事を聞いてきた生徒は未だかつていないし、俺も考えたことなかったな!」
「ど、どうも……」
ハルは後頭部をかきながら照れる。
ゴーン ゴーン
「くそ!授業で褒められたことなんて生まれてはじめてだからつい喜んじまった!!」
~ハルが異世界召喚されてから1日目~
フレデリカと出会う、ファイアーエンブレムの練習をする。オデッサとは会わずにルナと合流、孤児院に泊まる。
~ハルが異世界召喚されてから2日目~
Bクラスに合格しアレックスとマリアと出会う。教会兼、孤児院で働くこととなる。ファイアーエンブレムの練習をする。
~ハルが異世界召喚されてから3日目~
ラースと知り合い、孤児院の仕事をする。この3日間でMP、SP、魔力値が2上昇した。
~ハルが異世界召喚されてから4日目~
またしても第二階級の火属性魔法の授業でハルはスタンに質問していた。
「えーっと」
「ハル・ミナミノです!」
「すまないハル。まだ生徒の名前を全員覚えてないんだ」
「えっとですね、ファイアーエンブレムのMPってどれくらい消費するんですか?」
「そうだな、これは一人一人違うんだ。ステータスにSPがあるだろ?この数値によってMPの消費量が変わってくるんだ。ちなみにお前も知ってると思うがこのSP値は単発の攻撃系スキルを使用するときも使うからあまり連発するなよ?」
スキル、例えば耐性等のスキルに於いてはSP値を使わない。しかし剣技や槍技、魔法以外の特殊な攻撃系スキル、またスキルを発動させることでステータス上昇効果のあるモノもSP値を使う仕様になっているようだ。
「へぇ~、ちなみに先生のSPの数値はどのくらいなんですか?」
「俺は150前後だな」
「SPとMPはどのくらい消費するんですか?」
「SPは少しの間だけ30は減るかな?そんですぐ回復する。MPは40消費するぞ?ちなみにさっきの数値もこの数値も他人には言うなよ?個人情報だからな!」
「あ、はい……」
ハルはスタンに注意されて、なま返事をすると、考えた。
──え?僕の約二倍のSPでMP40消費する…か……とりあえずはSPとMPをあげなきゃだな……
カーン カーン
終業の鐘がなり授業は終わった。ハルは一瞬戻ってしまったのかと勘違いしたが、鐘の音が違うことをすぐに悟った。
──鐘の音恐怖症だ!
次の時間は必修の神学の授業だ。
Bクラス80人の全員がすり鉢上になった教室に集まった。ハルは教室に入ると階段を下りて真ん中より少し前の席に座った。
「おーい!ハル!隣いいか?」
ラースが隣に座る。
「良いって言う前にもう座ってんじゃん!」
「まぁ固いこと言うなよ」
ラースが歯を見せながら笑いかける。
「神学ってなにするのかな?」
「祈りの方法とか、歴史とか、ディータ様の教えとか……」
「なんか退屈そう」
先生らしき人が教室に入ってきた。階段をコツコツと音を立てて下りていく。黒いローブに身を包んでいる。神学という固そうな響きの割に先生は若くて屈強そうな人だ。教室の底までたどり着き教壇に立つとその男は言った。
「さぁこれから皆さんには殺し合いをして頂きます」
──バトル・ロワイアル!?
【名 前】 ハル・ミナミノ
【年 齢】 17
【レベル】 4
【HP】 61/61
【MP】 48/48
【SP】 82/82
【筋 力】 27
【耐久力】 46
【魔 力】 38
【抵抗力】 33
【敏 捷】 42
【洞 察】 39
【知 力】 931
【幸 運】 15
【経験値】 270/500
・スキル
『K繝励Λ繝ウ』『莠コ菴薙�莉慕オ�∩』『諠第弌縺ョ讎ょソオ』『閾ェ辟カ縺ョ鞫ら炊』『感性の言語化』『第一階級水属性魔法耐性(中)』『恐怖耐性(中)』『物理攻撃軽減(弱)』『激痛耐性(弱)』
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第一階級火属性魔法
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──
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