111 / 122
第五章 王都魔物侵攻編
第103話 ヴェスティガ vs リッチ・イクシード 後編
しおりを挟むヴェスティガとリッチ・イクシードの戦いがさらに激しくなっていく。互いに魔法を撃ち合って攻撃を相殺し、移動を阻害したりと一瞬も気を抜けない攻防が繰り広げられていた。
だがしかし呪魂の大鎌という防御不可の近接攻撃を持っているリッチ・イクシードの方がやや優勢であった。
ヴェスティガは大鎌に注意しないといけないので常に相手から距離を保つために間合いの管理を徹底しなければいけないが、リッチ・イクシードにとってはどの間合いであっても有効な攻撃手段がある。
「...なかなかに辛い戦いじゃのう」
徐々に押され気味のヴェスティガではあるが何とか応戦し続けている。僅かな勝機を掴もうと真剣な目つきで戦局を見極めていた。
「はぁ!」
ヴェスティガは無数の火炎弾を弾幕のようにリッチ・イクシードに撃ち放った。この量は流石に全てを相殺できないと判断したのか、リッチ・イクシードは正面に魔法障壁を展開した。
一つ一つの火炎弾が上級魔法クラスの威力であり、それが一度にこのような膨大な数を展開できるのはヴェスティガの卓越した魔力コントロールと魔力量によるものだ。リッチ・イクシードの魔法障壁も一枚ではすべての攻撃を受けきれない。
「ふんっ!」
するとリッチ・イクシードは強固な魔法障壁を複数枚重ねることによってさらに強度を上げた。このような芸当が出来る魔法使いは魔法を得意とするAランク冒険者でも数人程度しかいないだろう。
互いに人の域を超えた魔法技術を行使するという人外の戦いである。
「...ふっ!」
すると正面からの無数の火炎弾を魔法防壁で防いでいたリッチ・イクシードの頭上に魔法陣が展開された。リッチ・イクシードは複数枚の魔法障壁を展開するのに意識を集中させていたために頭上で展開された魔法陣に気が付くのが遅れてしまった。
「ホーリーレイン!」
火炎弾の弾幕を打ち続けながら新たにヴェスティガはリッチ・イクシードの不意を突いて本来の弱点である聖属性攻撃魔法を発動させた。
リッチ・イクシードはすぐさま頭上にも魔法障壁を展開させたが全てを防ぐために必要な強度を展開することが出来ずに聖属性魔法が直撃した。
「ぐぉっ!!」
その瞬間、正面に展開していた魔法障壁が解除されてしまいリッチ・イクシードは多数の火炎弾も追加でその身に受けてしまった。その攻撃の衝撃でリッチ・イクシードを中心とした大きな爆発が発生し、辺りには砂埃が舞い上がった。
「...ふぅ、さすがの上級魔法の複数展開と同時行使は消耗が激しいのう」
さすがのヴェスティガも少し息が上がっており、額には一粒の汗が流れていた。これだけの攻撃を一度に喰らったのだから倒せないにせよかなりのダメージを与えられていればと彼は心の中で期待をしていた。
「...予想以上に鬱陶しい生物だな」
すると砂埃の中から声が響いてきた。
次第に砂埃が晴れてくるとピンピンとしているリッチ・イクシードの姿が見えてきた。一瞬全くのノーダメージだったのかと少しヴェスティガの顔が引きつるが、よく見てみると先ほどまでよりも発せられる魔力の圧が減っていた。
これはダメージを与えることは出来ているとヴェスティガは確信した。聖属性魔法に耐性を持ってしまっていることは確定したが魔法ダメージを無効化まではしていないと判明したのは彼にとって朗報であった。
「お主もじゃよ、これまでお主ほどに厄介な魔物には出会ったことがない」
「...我は種を超越した存在。我を超えられるものなどいないのは必然!」
するとリッチ・イクシードはゆっくりと持っていた大鎌を地面へと突き刺した。そのまま空いた両手を上へと上げて天を仰ぎ見始めた。
「呪いの亡霊よ 集いし怨念 その身に宿りて 狂気となせ ユニークスキル『呪魂狂乱』!!」
詠唱を終えたリッチ・イクシードの上空には四方八方から薄気味悪い黒い塊のようなものが集まってきており、それが一つの大きな塊となって頭上に現れた。するとその塊が一気にリッチ・イクシードに覆いかぶさって一体化していった。
「な、何じゃこれは...?!」
そうして目の前に現れたのは先ほどのリッチ・イクシードよりも一回り体が大きくなり、先ほどよりも見た目がより死神に近くなった狂乱リッチ・イクシードであった。やつから発せられる負のエネルギーは近くにいるだけでデバフを受けて、最悪死に至るほどの凶悪なものである。
「我は呪いの権化。この世の全てを呪うものである」
「怨念のエネルギーをかき集めてパワーアップしたというのか,,,」
先ほどまででも十分に強かったのにもかかわらずさらにパワーアップするなどヴェスティガにとっては絶望的な展開であった。だがしかし、ヴェスティガの表情は全く変化することはなかった。
「ふっ、ふっ、ふっ...」
「何が可笑しい、哀れな生物よ」
「なーに、この世は常識で測れないことがまだまだ多いと思ってな。それに非常識を想定に入れ込むことの大切さを再認識しただけじゃよ」
ヴェスティガの不敵な笑いに不快感を募らせるリッチ・イクシード。何故目の前の生物がこの状況で絶望を感じていないのか不思議で、そして不愉快で仕方なかったのだ。
「...まあよい、最終的に苦しみ死にゆく定めなのだ。せいぜい残り僅かな生を噛み締めることだ」
そう言い捨てるとリッチ・イクシードは黒く禍々しいオーラを放つ大鎌を大きく振り上げた。ヴェスティガはすぐさま攻撃魔法を放ってリッチ・イクシードをけん制する。
しかしながら先ほどまでダメージを与えられていたはずの魔法なのにも関わらず今のリッチ・イクシードはまるで効いていないかのように攻撃に対して無反応であった。
するとヴェスティガの攻撃をものともせずに振り上げた大鎌を勢いよく振り下ろした。するとその衝撃波が地面をも斬り裂いてヴェスティガの方へと向かってきた。
身体強化と風魔法を使用して何とか避けることには成功したが、あまりの威力に思わずヴェスティガは息をのむ。それに斬り裂かれた大地は断面が腐敗しており、そこから呪いのオーラがにじみ出ていた。
「直撃すれば即死、かすり傷でも強力な呪いを受けるみたいじゃのう...」
「いつまで避けられるか、死へのカウントダウンが始まったのだよ」
リッチ・イクシードの言う通り攻撃が通らず、相手の攻撃はかすりでもすれば死が待っている。この状況はさすがのヴェスティガといえども詰んでしまっていた。
...かのように思われたが、当のヴェスティガは全くそうは思っていなかった。
「それはどうじゃかな。そのカウントダウンは誰のじゃろうか」
「...知れたこと。虚勢もそこまでくれば滑稽だな」
ヴェスティガはニヤッと笑みを浮かべて自身に最高クラスの身体強化と風魔法による移動補助効果を最大限まで付与させた。この状態のヴェスティガの動きはガーディスやイルーラ、それにグランドマスターですら完璧に捉えるのが難しいほどである。
「では、決着をつけようじゃないか。リッチ・イクシードよ」
「...ほざけ」
するとリッチ・イクシードも戦いの最初に見せた瞬間移動に近いほどの移動速度でヴェスティガへと攻撃を開始した。魔法術師たちの戦いとは思えないほどの超高速戦闘が始まった。
リッチ・イクシードの攻撃が大地を斬り裂き、呪いで大地を蝕んでいく。
それに対してヴェスティガは全ての斬撃を避け、反撃を開始していた。
「無意味なことを...なっ?!」
先ほどヴェスティガの攻撃は今のリッチ・イクシードには全く効果がなかったが、今回の攻撃は何故か纏っている呪いのオーラを貫通してダメージを与えたのだ。
「き、貴様!何をっ!!」
「ふっ、これがわしのユニークスキル『多重魔法付与(マルチエンチャント)』。わしの魔法に聖属性の解呪魔法を付与させたのじゃよ。じゃから今のわしの攻撃にはすべて解呪効果があるというわけじゃよ」
ヴェスティガの隠し玉であるユニークスキル『多重魔法付与』は任意の魔法に別の効果を持つ魔法効果を付与することが出来るというものである。例えば火属性の魔法に雷魔法の魔法効果を付与することによって火属性魔法に雷属性の麻痺効果を持たせることが出来る。
今のヴェスティガは自身の全ての攻撃魔法に聖属性魔法の解呪効果を付与させることによって全ての攻撃がリッチ・イクシードの呪いのオーラを貫通することに成功しているのだ。
「その程度で調子に乗るなよ!たかが攻撃手段が出来たところで我を倒せるわけではない!!」
さらに不快度が増したリッチ・イクシードの攻撃がさらに激しくなっていった。ヴェスティガも負けじと全てを避けながら解呪効果の付与された攻撃魔法で反撃をしていく。
しかしながらリッチ・イクシードの言う通りヴェスティガの攻撃が通るようになったところでそれがリッチ・イクシードに決定的なダメージを与えるまでには至っていなかった。それどころか徐々に魔力を消費している彼の方がタイムリミットが迫っていた。
「さあ、終わりだ愚かな者よ」
するとリッチ・イクシードが自身の呪いのオーラを広範囲に展開させた。そのオーラが全て大鎌へと変化していきヴェスティガへと襲い掛かる。四方八方からの突然の攻撃に逃げ場を失ったヴェスティガは抵抗することなくその鎌によって四肢を斬り裂かれた。
「ふっ、呆気ないな」
無残にも斬り刻まれたヴェスティガだったものは地面へと散らばり、鎌から受けた呪いによってドロドロに溶けていった。リッチ・イクシードはその様子を見届けることなく次なる生命を求めて移動を開始した。
「...アークバインド」
「なっ!」
突然リッチ・イクシードの体が光る鎖によって拘束された。すぐさま拘束を解こうと纏う呪いのオーラで腐敗させようとするがその鎖が纏う光のオーラが呪いを浄化しておりすぐにその拘束を解くことが出来なかった。
「甘いのう、超越種よ」
「貴様っ!なぜ生きて...?!」
リッチ・イクシードが声のする方へと視線を向ける。
するとそこには上空に浮かんでいる死んだはずのヴェスティガの姿があった。
「あれをよく見たら分かるじゃろ」
「...あれはっ!」
ヴェスティガの指をさした方を見るとそこには斬り刻まれて死んだはずの彼の死体があった...はずだった。しかしその代わりにあったのは呪いで腐りきった泥であった。
「あれはわしの土魔法で作った分身体じゃよ。どうじゃ、ああなるまで本物と見分けつかんかったじゃろ?」
「貴様...!!この我を謀ったな!!!」
「魔法技術じゃわしの方が上じゃっただけじゃよ」
するとヴェスティガは拘束したリッチ・イクシードを中心として巨大な魔法陣を出現させてとある魔法を発動させた。その魔法陣は聖なるオーラを放っており、そのオーラだけでリッチ・イクシードの纏う呪いのオーラが徐々に端から浄化されていた。
「な、何だこれは?!」
「超級浄化魔法にわしの多重魔法付与でさらに浄化効果と解呪効果を上乗せした最上級の浄化魔法じゃよ。わしの全てを詰め込んでやるから覚悟するんじゃぞ」
「ヤメロ!!!!!!!!!!!!!」
そんなリッチ・イクシードの叫びも虚しくヴェスティガは彼最大級の浄化魔法を発動させた。すると魔法陣から放たれる膨大な聖なるエネルギーがリッチ・イクシードの体を包み込んで天へと延びていく。
その光はリッチ・イクシードが纏う呪いのオーラをいとも容易く解呪し、そのまま禍々しい体をも呑み込んでいく。天をも貫くこの魔法はまさに神の魔法と言っても過言ではない光景だ。
放たれた魔法は攻撃というよりも本当に浄化という言葉が良くあてはまるものであり、リッチ・イクシードの体は徐々に塵も残らず文字通り消滅していった。そしてその魔法の余波で辺りの大地の呪われた部分も全て綺麗に浄化されていった。
「...終わった、のう」
ゆっくりと地面へと降り立ったヴェスティガはリッチ・イクシードが消滅した辺りを見つめる。間違いなく彼の人生の中で最も強かった魔物を倒したことに非常に満足感を得ていた。
それと同時に安堵の気持ちも湧きあがっていた。
「...わしも老いたのう」
ヴェスティガはそう呟くとゆっくりと空を見上げていた。
88
あなたにおすすめの小説
没落した貴族家に拾われたので恩返しで復興させます
六山葵
ファンタジー
生まれて間も無く、山の中に捨てられていた赤子レオン・ハートフィリア。
彼を拾ったのは没落して平民になった貴族達だった。
優しい両親に育てられ、可愛い弟と共にすくすくと成長したレオンは不思議な夢を見るようになる。
それは過去の記憶なのか、あるいは前世の記憶か。
その夢のおかげで魔法を学んだレオンは愛する両親を再び貴族にするために魔法学院で魔法を学ぶことを決意した。
しかし、学院でレオンを待っていたのは酷い平民差別。そしてそこにレオンの夢の謎も交わって、彼の運命は大きく変わっていくことになるのだった。
※2025/12/31に書籍五巻以降の話を非公開に変更する予定です。
詳細は近況ボードをご覧ください。
転生したら死んだことにされました〜女神の使徒なんて聞いてないよ!〜
家具屋ふふみに
ファンタジー
大学生として普通の生活を送っていた望水 静香はある日、信号無視したトラックに轢かれてそうになっていた女性を助けたことで死んでしまった。が、なんか助けた人は神だったらしく、異世界転生することに。
そして、転生したら...「女には荷が重い」という父親の一言で死んだことにされました。なので、自由に生きさせてください...なのに職業が女神の使徒?!そんなの聞いてないよ?!
しっかりしているように見えてたまにミスをする女神から面倒なことを度々押し付けられ、それを与えられた力でなんとか解決していくけど、次から次に問題が起きたり、なにか不穏な動きがあったり...?
ローブ男たちの目的とは?そして、その黒幕とは一体...?
不定期なので、楽しみにお待ち頂ければ嬉しいです。
拙い文章なので、誤字脱字がありましたらすいません。報告して頂ければその都度訂正させていただきます。
小説家になろう様でも公開しております。
お前には才能が無いと言われて公爵家から追放された俺は、前世が最強職【奪盗術師】だったことを思い出す ~今さら謝られても、もう遅い~
志鷹 志紀
ファンタジー
「お前には才能がない」
この俺アルカは、父にそう言われて、公爵家から追放された。
父からは無能と蔑まれ、兄からは酷いいじめを受ける日々。
ようやくそんな日々と別れられ、少しばかり嬉しいが……これからどうしようか。
今後の不安に悩んでいると、突如として俺の脳内に記憶が流れた。
その時、前世が最強の【奪盗術師】だったことを思い出したのだ。
侯爵家三男からはじまる異世界チート冒険録 〜元プログラマー、スキルと現代知識で理想の異世界ライフ満喫中!〜【奨励賞】
のびすけ。
ファンタジー
気づけば侯爵家の三男として異世界に転生していた元プログラマー。
そこはどこか懐かしく、けれど想像以上に自由で――ちょっとだけ危険な世界。
幼い頃、命の危機をきっかけに前世の記憶が蘇り、
“とっておき”のチートで人生を再起動。
剣も魔法も、知識も商才も、全てを武器に少年は静かに準備を進めていく。
そして12歳。ついに彼は“新たなステージ”へと歩み出す。
これは、理想を形にするために動き出した少年の、
少し不思議で、ちょっとだけチートな異世界物語――その始まり。
【なろう掲載】
転生者は力を隠して荷役をしていたが、勇者パーティーに裏切られて生贄にされる。
克全
ファンタジー
第6回カクヨムWeb小説コンテスト中間選考通過作
「カクヨム」と「小説家になろう」にも投稿しています。
2020年11月4日「カクヨム」異世界ファンタジー部門日間ランキング51位
2020年11月4日「カクヨム」異世界ファンタジー部門週間ランキング52位
【死に役転生】悪役貴族の冤罪処刑エンドは嫌なので、ストーリーが始まる前に鍛えまくったら、やりすぎたようです。
いな@
ファンタジー
【第一章完結】映画の撮影中に死んだのか、開始五分で処刑されるキャラに転生してしまったけど死にたくなんてないし、原作主人公のメインヒロインになる幼馴染みも可愛いから渡したくないと冤罪を着せられる前に死亡フラグをへし折ることにします。
そこで転生特典スキルの『超越者』のお陰で色んなトラブルと悪名の原因となっていた問題を解決していくことになります。
【第二章】
原作の開始である学園への入学式当日、原作主人公との出会いから始まります。
原作とは違う流れに戸惑いながらも、大切な仲間たち(増えます)と共に沢山の困難に立ち向かい、解決していきます。
詠唱? それ、気合を入れるためのおまじないですよね? ~勘違い貴族の規格外魔法譚~
Gaku
ファンタジー
「次の人生は、自由に走り回れる丈夫な体が欲しい」
病室で短い生涯を終えた僕、ガクの切実な願いは、神様のちょっとした(?)サービスで、とんでもなく盛大な形で叶えられた。
気がつけば、そこは剣と魔法が息づく異世界。貴族の三男として、念願の健康な体と、ついでに規格外の魔力を手に入れていた!
これでようやく、平和で自堕落なスローライフが送れる――はずだった。
だが、僕には一つ、致命的な欠点があった。それは、この世界の魔法に関する常識が、綺麗さっぱりゼロだったこと。
皆が必死に唱える「詠唱」を、僕は「気合を入れるためのおまじない」だと勘違い。僕の魔法理論は、いつだって「体内のエネルギーを、ぐわーっと集めて、どーん!」。
その結果、
うっかり放った火の玉で、屋敷の壁に風穴を開けてしまう。
慌てて土魔法で修復すれば、なぜか元の壁より遥かに豪華絢爛な『匠の壁』が爆誕し、屋敷の新たな観光名所に。
「友達が欲しいな」と軽い気持ちで召喚魔法を使えば、天変地異の末に伝説の魔獣フェンリル(ただし、手のひらサイズの超絶可愛い子犬)を呼び出してしまう始末。
僕はただ、健康な体でのんびり暮らしたいだけなのに!
行く先々で無自覚に「やりすぎ」てしまい、気づけば周囲からは「無詠唱の暴君」「歩く災害」など、実に不名誉なあだ名で呼ばれるようになっていた……。
そんな僕が、ついに魔法学園へ入学!
当然のように入学試験では的を“消滅”させて試験官を絶句させ、「関わってはいけないヤバい奴」として輝かしい孤立生活をスタート!
しかし、そんな規格外な僕に興味を持つ、二人の変わり者が現れた。
魔法の真理を探求する理論オタクの「レオ」と、強者との戦いを求める猪突猛進な武闘派女子の「アンナ」。
この二人との出会いが、モノクロだった僕の世界を、一気に鮮やかな色に変えていく――!
勘違いと無自覚チートで、知らず知らずのうちに世界を震撼させる!
腹筋崩壊のドタバタコメディを軸に、個性的な仲間たちとの友情、そして、世界の謎に迫る大冒険が、今、始まる!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる