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宝くじは多空くじ
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*** アタリメガネ ***
きれいな満月の晩、おめがね屋にキツネのユメミがやって来ました。
ユメミはその日の昼、上物屋と名前を変えて評判になっていたカワウソのバレルの店にいました。二世物屋のときには安くていいかげんな品物を売っていたのに、今は安くてもしっかりとした良い物だけを揃えていて、驚きました。なによりバレルが、どれもこの目で見て仕入れたものだから間違いないと、自信たっぷりに言っていたことが不思議でした。ニセモノまがいの安物を平気で売っていたころとは別人のようです。ユメミは何か秘密があるに違いないと思いました。それでしばらくバレルの様子をじっと見ていました。前と違うことといえば、生き生きとしているほかは薄緑色のきれいなメガネを掛けているくらいです。
(怪しいのは、あのメガネか?)
どうしても気になった彼女は、客のいないのを見計らってバレルに聞きました。すると彼は自慢げにそのメガネのことを話してくれました。
「これいいよ。目黒山のおめがね屋で作ってもらった特注品だよ。おれが良い物を見分けられるメガネが欲しいと希望したら、本当にピッタリの物を作ってくれたのさ。ただしこれは、おれに合わせてあるから、ほかの誰が掛けても見分けることはできないけれどね」
ユメミはやはりメガネに秘密があったと思いました。彼の言う通りなら、おめがね屋へ行けば自分にも希望通りのメガネを作ってもらえるはずです。彼女はいいことを思いつき、すぐに行ってみることにしました。
おめがね屋はいつも日暮れに合わせて閉店しています。けれどその日は雲がなくきれいな月夜でしたから、店主とコパンは店の前でお月見をしていました。
「コンばんは、こちらが有名なおめがね屋さんですか」
ユメミは静かな口調で話し始めました。
「実は、カワウソのバレルさんから、こちらではどんなメガネでも作っていただけると聞きまして、私もぜひにとうかがった次第でございます。いえ、なにたいしたものじゃございません。なにぶん私はくじ運がありませんで、いつも貧乏くじを引かされて泣いております。それで、せめて宝くじでも当たればとささやかな夢を持つのですが、やはり当たりません。ああ、当たりの見えるメガネでもあればなあと思っていましたところ、バレルさんの掛けているメガネが、良い物を見分けられるメガネだと言うじゃありませんか。それならくじ券の当たりはずれも見分けられるメガネだってできるはずでしょ。どうか、私の希望をかなえてくれるメガネを作ってくださいな」
店主とコパンは顔を見合わせました。勝手に話をする彼女に戸惑っています。
「ホッ、あいにく今日はもう閉店しまして、ごらんの通り月見を楽しんでいるところです。すみませんが、明日また来ていただけますか」
店主がそう言うと、ユメミは急に泣き出しました。
「やっぱり私は運が無いんだ。このか細い足で山道を登り、やっとここまで来たのに作ってもらえないなんて。アーッ」
店主は困りました。もう月見どころではありません。か細い足といってもキツネですから、当たり前です。なんとか作らせようという魂胆が見え見えです。きっとメガネを作ってもらうまで帰らないと思いました。
「わかりました。それじゃあ今回だけですが、お作りいたしましょう。ただし、もう少し詳しいご希望をお聞きしませんと、あなたにピッタリのメガネはできませんので、どうぞ中へお入りください」
そう聞いたとたん、ユメミは泣きじゃくりながら喜んで、中へ入って行きました。
店内へ入るとユメミはまた勝手に話し始めました。
「ありがとうございます。いえ、私は欲を申しません。ただ一回でも高額当せん券というものをこの目で見てみたいだけなのです。なにせ宝くじに当たったことが無いもので、当たりなんてウソなんじゃないかと思っているのです。でも本当にこの目で見れば信じられるというものでしょ。いえ、スーパー宝くじの一等でなくても、二等で十分でございます」
彼女は十分に欲深いとコパンは思いました。店主もそれはわかっています。さてどんなメガネを作ろうかと考えました。
「ホッホッホッ、ご希望はわかりました。けれどご承知の通り、宝くじの当せん金は売れたお金の半分ほどしかありません。つまり当せん金は、宝くじを全部買っても半分しか戻りません。だから少しだけ買った券が高額当せんしない限り儲からないのです。一等二等は数百万分の一、数十万分の一という低い確率ですから、ほぼ運まかせです。残念ですが、運まかせの物が見えるメガネを私は作れません。ただし、あなたが儲けなくてもいい、当せん券を見られるだけでいいのなら、特別にお作りいたしましょう」
ユメミはしめたと思いました。
「はい、それでけっこうです。ええ、多少高くってもかまいません。バレルのメガネが本物を見分けられるように、当せん券が見分けられればけっこうです」
店主はユメミの希望取りに作りましたが、その取扱いに条件を付けました。できたメガネのフレームは針金のように細く、レンズは透明な飴細工のように薄くて、触れると壊れてしまいそうです。
「ホッホッホッ、このメガネは壊れやすいので取扱いに注意してください。当店では同じメガネを二度と作れません。壊れても直せません。ひとりにひとつのメガネしかお作りできません。ですから、あなたにお作りするのはこれが最初で最後です」
ユメミはメガネが手に入ったから大喜びです。けれど顔には出さず、また涙を浮かべながらうなずきました。
「わかりました。ありがとうございます。本当にこれで当たり券が見れるなんて夢のようです。本当にありがとうございました」
メガネを掛けてウキウキと帰って行く彼女を見送りながら、コパンは店主に聞いてみました。
「あのメガネ、あのお姉さんのおめがねにかなうのでしょうか」
「ホッホッホッ、はい、もちろんです。買っていただいた今は、十分おめがねにかなうピッタリのメガネですよ」
ユメミは帰り道、お月様がお金に見えてしょうがありませんでした。
「まったく、十万ドングリも取られてしまった。まあ、これで大金持ちになれるなら安いけれど。さっそく明日スーパー宝くじを買いに行かなきゃ」
当たると評判の街の宝くじ売り場に、朝から行列ができていました。今日は年に二度しかないスーパー宝くじの売り出し日です。もちろんユメミも買いに来ました。でもすぐには並ばずに様子を見ていました。くじ券は十枚がセットになっていて、必ず一枚は六等が当たります。ところがセットは封筒に入っていますのでよくわかりません。どれもぼんやりと薄赤く見えますが、たぶんそれが六等の色だと思われます。そしてときどき緑や青の違う色が混じって見えるのは、それが四等や五等の当たり券だからだと思いました。
(これじゃあ、封筒を開けないとわからないね。それに、とにかく並ばないと買えないし)
ユメミは考えが甘かったことに気づきました。それでも確かに当たりを見分けることはできそうです。それにまだ一等、二等らしき物は見ていません。とりあえず並びながら考えることにしました。みんなが何十枚も買っていくのを見ているのですが、やはり違う色はなかなかありません。ただ窓口を見ていると、数枚だけ買われたときに開封された券がハッキリと見えました。そしてその中に銀色に見える券があったのです。彼女はそれが二等だと思いました。とすると一等は、金色に見えるに違いありません。
(まあ二等でも一億だから、とりあえずあの券が買えればいいわ)
もうすぐ買えるというところで彼女は、前に並んでいる大きな熊の前のバレルに気付きました。
(なんでバレルが買いに来ているのさ。儲かっているのに宝くじだなんて、なんて欲張りなやつ)
バレルはあのメガネを掛けています。彼女はまさかと思いましたけれど、予想通りバレルはセットでなく数枚残っていた券だけを買って行きました。
(やっぱり買われてしまった)
ユメミはがっかりしました。こうなれば何度か並んで買うしかないと思いました。ところが奇跡が起きたのです。
「連番で五枚だけください」
目の前の熊が少量買いをして、開封されたくじ券の中に金色に光るくじ券がハッキリと見えました。
(あった、金色の券がハッキリと見えた。やっぱりこのメガネはすごい)
ところがその券は熊が買って行きました。ユメミは呆然として固まってしまいました。
「はやくしろよ」
彼女は後ろにいたタヌキに押されました。その拍子にメガネは落ちました。そして粉々に割れてしまったのでした。
きれいな満月の晩、おめがね屋にキツネのユメミがやって来ました。
ユメミはその日の昼、上物屋と名前を変えて評判になっていたカワウソのバレルの店にいました。二世物屋のときには安くていいかげんな品物を売っていたのに、今は安くてもしっかりとした良い物だけを揃えていて、驚きました。なによりバレルが、どれもこの目で見て仕入れたものだから間違いないと、自信たっぷりに言っていたことが不思議でした。ニセモノまがいの安物を平気で売っていたころとは別人のようです。ユメミは何か秘密があるに違いないと思いました。それでしばらくバレルの様子をじっと見ていました。前と違うことといえば、生き生きとしているほかは薄緑色のきれいなメガネを掛けているくらいです。
(怪しいのは、あのメガネか?)
どうしても気になった彼女は、客のいないのを見計らってバレルに聞きました。すると彼は自慢げにそのメガネのことを話してくれました。
「これいいよ。目黒山のおめがね屋で作ってもらった特注品だよ。おれが良い物を見分けられるメガネが欲しいと希望したら、本当にピッタリの物を作ってくれたのさ。ただしこれは、おれに合わせてあるから、ほかの誰が掛けても見分けることはできないけれどね」
ユメミはやはりメガネに秘密があったと思いました。彼の言う通りなら、おめがね屋へ行けば自分にも希望通りのメガネを作ってもらえるはずです。彼女はいいことを思いつき、すぐに行ってみることにしました。
おめがね屋はいつも日暮れに合わせて閉店しています。けれどその日は雲がなくきれいな月夜でしたから、店主とコパンは店の前でお月見をしていました。
「コンばんは、こちらが有名なおめがね屋さんですか」
ユメミは静かな口調で話し始めました。
「実は、カワウソのバレルさんから、こちらではどんなメガネでも作っていただけると聞きまして、私もぜひにとうかがった次第でございます。いえ、なにたいしたものじゃございません。なにぶん私はくじ運がありませんで、いつも貧乏くじを引かされて泣いております。それで、せめて宝くじでも当たればとささやかな夢を持つのですが、やはり当たりません。ああ、当たりの見えるメガネでもあればなあと思っていましたところ、バレルさんの掛けているメガネが、良い物を見分けられるメガネだと言うじゃありませんか。それならくじ券の当たりはずれも見分けられるメガネだってできるはずでしょ。どうか、私の希望をかなえてくれるメガネを作ってくださいな」
店主とコパンは顔を見合わせました。勝手に話をする彼女に戸惑っています。
「ホッ、あいにく今日はもう閉店しまして、ごらんの通り月見を楽しんでいるところです。すみませんが、明日また来ていただけますか」
店主がそう言うと、ユメミは急に泣き出しました。
「やっぱり私は運が無いんだ。このか細い足で山道を登り、やっとここまで来たのに作ってもらえないなんて。アーッ」
店主は困りました。もう月見どころではありません。か細い足といってもキツネですから、当たり前です。なんとか作らせようという魂胆が見え見えです。きっとメガネを作ってもらうまで帰らないと思いました。
「わかりました。それじゃあ今回だけですが、お作りいたしましょう。ただし、もう少し詳しいご希望をお聞きしませんと、あなたにピッタリのメガネはできませんので、どうぞ中へお入りください」
そう聞いたとたん、ユメミは泣きじゃくりながら喜んで、中へ入って行きました。
店内へ入るとユメミはまた勝手に話し始めました。
「ありがとうございます。いえ、私は欲を申しません。ただ一回でも高額当せん券というものをこの目で見てみたいだけなのです。なにせ宝くじに当たったことが無いもので、当たりなんてウソなんじゃないかと思っているのです。でも本当にこの目で見れば信じられるというものでしょ。いえ、スーパー宝くじの一等でなくても、二等で十分でございます」
彼女は十分に欲深いとコパンは思いました。店主もそれはわかっています。さてどんなメガネを作ろうかと考えました。
「ホッホッホッ、ご希望はわかりました。けれどご承知の通り、宝くじの当せん金は売れたお金の半分ほどしかありません。つまり当せん金は、宝くじを全部買っても半分しか戻りません。だから少しだけ買った券が高額当せんしない限り儲からないのです。一等二等は数百万分の一、数十万分の一という低い確率ですから、ほぼ運まかせです。残念ですが、運まかせの物が見えるメガネを私は作れません。ただし、あなたが儲けなくてもいい、当せん券を見られるだけでいいのなら、特別にお作りいたしましょう」
ユメミはしめたと思いました。
「はい、それでけっこうです。ええ、多少高くってもかまいません。バレルのメガネが本物を見分けられるように、当せん券が見分けられればけっこうです」
店主はユメミの希望取りに作りましたが、その取扱いに条件を付けました。できたメガネのフレームは針金のように細く、レンズは透明な飴細工のように薄くて、触れると壊れてしまいそうです。
「ホッホッホッ、このメガネは壊れやすいので取扱いに注意してください。当店では同じメガネを二度と作れません。壊れても直せません。ひとりにひとつのメガネしかお作りできません。ですから、あなたにお作りするのはこれが最初で最後です」
ユメミはメガネが手に入ったから大喜びです。けれど顔には出さず、また涙を浮かべながらうなずきました。
「わかりました。ありがとうございます。本当にこれで当たり券が見れるなんて夢のようです。本当にありがとうございました」
メガネを掛けてウキウキと帰って行く彼女を見送りながら、コパンは店主に聞いてみました。
「あのメガネ、あのお姉さんのおめがねにかなうのでしょうか」
「ホッホッホッ、はい、もちろんです。買っていただいた今は、十分おめがねにかなうピッタリのメガネですよ」
ユメミは帰り道、お月様がお金に見えてしょうがありませんでした。
「まったく、十万ドングリも取られてしまった。まあ、これで大金持ちになれるなら安いけれど。さっそく明日スーパー宝くじを買いに行かなきゃ」
当たると評判の街の宝くじ売り場に、朝から行列ができていました。今日は年に二度しかないスーパー宝くじの売り出し日です。もちろんユメミも買いに来ました。でもすぐには並ばずに様子を見ていました。くじ券は十枚がセットになっていて、必ず一枚は六等が当たります。ところがセットは封筒に入っていますのでよくわかりません。どれもぼんやりと薄赤く見えますが、たぶんそれが六等の色だと思われます。そしてときどき緑や青の違う色が混じって見えるのは、それが四等や五等の当たり券だからだと思いました。
(これじゃあ、封筒を開けないとわからないね。それに、とにかく並ばないと買えないし)
ユメミは考えが甘かったことに気づきました。それでも確かに当たりを見分けることはできそうです。それにまだ一等、二等らしき物は見ていません。とりあえず並びながら考えることにしました。みんなが何十枚も買っていくのを見ているのですが、やはり違う色はなかなかありません。ただ窓口を見ていると、数枚だけ買われたときに開封された券がハッキリと見えました。そしてその中に銀色に見える券があったのです。彼女はそれが二等だと思いました。とすると一等は、金色に見えるに違いありません。
(まあ二等でも一億だから、とりあえずあの券が買えればいいわ)
もうすぐ買えるというところで彼女は、前に並んでいる大きな熊の前のバレルに気付きました。
(なんでバレルが買いに来ているのさ。儲かっているのに宝くじだなんて、なんて欲張りなやつ)
バレルはあのメガネを掛けています。彼女はまさかと思いましたけれど、予想通りバレルはセットでなく数枚残っていた券だけを買って行きました。
(やっぱり買われてしまった)
ユメミはがっかりしました。こうなれば何度か並んで買うしかないと思いました。ところが奇跡が起きたのです。
「連番で五枚だけください」
目の前の熊が少量買いをして、開封されたくじ券の中に金色に光るくじ券がハッキリと見えました。
(あった、金色の券がハッキリと見えた。やっぱりこのメガネはすごい)
ところがその券は熊が買って行きました。ユメミは呆然として固まってしまいました。
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