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妖精の森へ
花壇、密談。
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私は学級の係で「お花係」を担当している。
花の世話が大好きだからというのもあるけど、これは正直にいうと、その係だけ余っていたから、私が「お花係」になっただけのことなのだ。
学級委員会で係をクラスのみんなで割り振ろうとすると、決まってそうなる。
理由はかんたん。
みんな私のように「お花摘みのチカさん」とあだ名をつけられたくないから。
だから「お花係」はいつも誰もしようとしない。私しかする人がいなくなるのだ。
心珠が開花したとクラスに広まってはいるものの、すぐに誰かと仲良くなれるわけじゃなかった。委員長のリリさんが親切にしてくれるくらいで、それ以外は変わらない時間が流れていた。
「お前って昔もタチが悪かったんだぜ。一つ頼みを聞いてやったら、話に聞いてないことを急に割り込ませてきてよ」
「え……そ、そう?」
思い当たるふしがなくて空をあおぐ。
私とウィルは給食を食べてすぐ、校庭のウラにある花壇に行き、水やりをしていた。
ここにはあまり生徒はいない。日当たりは良いのだけど、運動場からは遠くて遊具もなく、秘密の話をするにはうってつけの場所だった。
「まさか忘れたなんて言わないよな。花壇を作りたいからレンガを運んでくれって頼んできたとき、オレはそれを積んでお前に渡してやった。そうしたら今度はセメントを渡されてレンガを積めって言ったんだぜ? 自分は土の準備をしておくからってそのまま放置されてさ、やり方がわからないって言ったら、早くしないとセメントが固まるからとにかく塗れって急かされて」
「あ、あ~」
「他にもあるぜ。見たこともない花があったからそれをとりたい、手伝ってくれって言われて着いていったら、お前、花をとるだけじゃなくてその土まで持って帰るって言い出したんだ。砂遊び用のスコップで土をなんとかとってそれをバケツにいれてさ、気づいたらなぜかオレが土を持たされてたんだよ。重いし歩きづらいしお前は先に行くしでもう散々だったぜ」
「え、でもお花をとるんだったらそこの土で育てようってならない?」
「お前の常識なんか聞いてねえよ! 付き合わされるこっちの気持ちを考えろって言ってんだ!」
ウィルの叫びは耳を塞いでやりすごす。
全部を話さない、というのは私の悪いクセだったみたい。これからは気をつけるようにしようと思う。
「とりあえず話せよ。そこのチビのことを黙っておく以外にもなにかあるんだろ?」
「チビって言うな! あんただってチカより小さいくせに!」
ココネが私の頭に乗ってウィルを指さす。そこに立たれるとココネを落としそうで怖いのだけど。
「ハア!? チカは関係ないだろ。背の高さで偉さが決まると思ってんの?」
「だったらチビって言わないでよ!」
「オレはチビにチビだって事実を言ってるだけだ。何も問題ないだろ」
「な、なんですってえっ!」
「ちょ、ちょっと二人ともやめてってば~」
チビだの小さくないだのと、そんな言葉が私の頭上でかわされていく。
二人を諌めるのに苦労したけど、なんだろう、その賑やかさに救われた気分にもなった。
誰かにココネのことを打ち明けたというのもある。でも、幼馴染みのウィルと久しぶりに話せて嬉しいのだ。
口が少し乱暴にはなってるけど、ウィルはウィルのまま。
「ココネ、お昼ご飯まだでしょ? ウィルと話をしたいから、食事しながらちょっと待っていてくれないかしら。花壇は私たちで見張っておくからさ」
そういうと、ココネは渋々ながら私の手のひらに乗ってくれた。そのまま一本のチューリップに近づけて飛び移らせる。茎から落ちないか気を配りながら、私はウィルにこれまでのことを全て話した。
ココネと出会った日のこと。ココネの力。みんなにウソをついていたこと。ウソを謝ろうと思っていること。私の悩み。そして、妖精の森にいるハカセという人に会いに行こうとしていること。もちろん、妖精の森にはウィルもついてきてほしいと頼んでもみる。
「…………」
ウィルは今朝のように腕を組んで悩んでいた。
返事がなかなかこないため、花壇に目をやる。
ココネは茎から茎へジャンプして飛び移ろうとしていた。羽がちぎれて飛べないため、とても不便そうだ。
「おい」
声をかけられて慌てて視線を戻す。
すると、ウィルはなぜか声を小さくして、こんなことを尋ねてきた。
「チビは信用できるのか?」
「信用って……どうして?」
不穏な言葉。ココネに聞こえてほしくなくて、私も自然と声が小さくなってしまう。
「妖精だぞ妖精。お前をだまして妖精の森に連れ込もうとしてるだけなんじゃないのか?大人から教えられただろ、妖精はウソつきで人間を驚かすのが大好きだって」
「そ、そんな、ことは……」
ココネが私をだまそうとしている可能性。
あまり考えたくなかったことだ。なんだかココネを裏切ってるような気がして。
ウィルが今まで言葉を濁していたのは、その妖精が目の前にいて話しづらかったから。
「おまえの気持ちもわからなくはないけどな。妖精のことはおばさんかおじさん、それか先生には話しておいたほうが良いんじゃないか?」
大人に教えておく、というのが確かに一番安全だとは思う。だけど、そのせいでココネが悲しい目にあうのは想像もしたくない。
「ココネは、私を助けてくれたわ。みんなにウソをついたのはいけないことだったって、いまでは反省してる」
ウィルの提案には首を横にふる。
ココネは私の悩みを真剣に聞いてくれた。恩返しだからと言って、みんなに姿を見られる危険があるにも関わらず、心珠に化けてくれたのだ。昔、妖精が人間に嫌われ、追い払われたことを知っているのに、人間である私を信用してくれている。
私を信じてくれたココネを、私も信じたい。
「せめて、みんなに話すのはココネを森に帰してからのほうがいいと思うの。あまり騒ぎは大きくしたくないというか、怒られるのは私だけで良いというか」
「だまされたり怒られたりするのはお前だけで良いはずなのに、オレを巻き込むのはかまわないんだな」
「あ、ごめ……そんなつもり、じゃ……」
強い口調で言われてビクリとした。
あらためて考えてみたらその通りだ。私だけが悪いのだから、ウィルに迷惑をかけるのは間違っている。一人で妖精の森に入るのが怖いから声をかけただなんて、勝手な都合でしかない。
「わかった、一緒についていってやるよ」
「……え?」
きょとんとして顔をあげる。一緒についてきてくれるって?
「勘違いすんなよ。見た感じ、誰かをだますような性格をしてない気がするだけだ。あのチビもお前もな。森にはいつ行くつもりなんだ? 明るいうちが良いとは思うけど」
「う、うん。私も夜はやめたほうが良いとは思ってる。迷うかもしれないし。で、でも本当についてきてくれるの?」
「もちろんタダじゃないけどな。口止め料と、妖精の森についていってやることを合わせて給食のデザート一ヶ月分だ。それで手を打ってやるよ」
い、一ヶ月分……。結構な長さだ。でも、背に腹はかえられないかも。
「……わかった。明日から一ヶ月、ウィルにデザートを持っていくわ」
「交渉成立だな。じゃあ、次の休み晴れたら妖精の森に行こう。準備しておけよ」
そこまでいうと、ウィルはポケットに手を入れて離れていった。
大きく息をつく。緊張した。これで話は終わり。うまくまとまって良かった。花壇に近寄り、ココネに結果をしらせる。
「どうだったの?」
「ついてきてくれるってさ。ココネのことも黙っててくれるって」
「え~、それって信用できるの~?」
ことさらにココネはイヤな顔をした。
あれだけ機嫌を逆撫でされたのだから、気持ちはわからなくもないのだけど。
「きっと大丈夫だよ。ウィルは頼りになるから」
軽口をよく叩くけれど、頭の回転は私より早い。勘も鋭いし、昔からそうだった。
「それに、ココネが言ってた狼がもし出てくるようなことがあったら、きっとなんとかしてくれるって。私一人じゃ自信ないし、一人より二人のほうが良いでしょ。ね?」
「むぅ。でもさぁ、あいつ私のことチビって……」
まだ納得のいかないココネはブツブツと文句をもらす。不満げな態度に苦笑しながら、花粉まみれになった体をハンカチでふいてあげた。
花にずっと触れ続けていたせいか、食事後のココネはいつも良い匂いがする。
口にはださないけど、私も少し疑問に思うところがあった。
どうして、ウィルは急についてきてくれる気になったのだろうか、と。
花の世話が大好きだからというのもあるけど、これは正直にいうと、その係だけ余っていたから、私が「お花係」になっただけのことなのだ。
学級委員会で係をクラスのみんなで割り振ろうとすると、決まってそうなる。
理由はかんたん。
みんな私のように「お花摘みのチカさん」とあだ名をつけられたくないから。
だから「お花係」はいつも誰もしようとしない。私しかする人がいなくなるのだ。
心珠が開花したとクラスに広まってはいるものの、すぐに誰かと仲良くなれるわけじゃなかった。委員長のリリさんが親切にしてくれるくらいで、それ以外は変わらない時間が流れていた。
「お前って昔もタチが悪かったんだぜ。一つ頼みを聞いてやったら、話に聞いてないことを急に割り込ませてきてよ」
「え……そ、そう?」
思い当たるふしがなくて空をあおぐ。
私とウィルは給食を食べてすぐ、校庭のウラにある花壇に行き、水やりをしていた。
ここにはあまり生徒はいない。日当たりは良いのだけど、運動場からは遠くて遊具もなく、秘密の話をするにはうってつけの場所だった。
「まさか忘れたなんて言わないよな。花壇を作りたいからレンガを運んでくれって頼んできたとき、オレはそれを積んでお前に渡してやった。そうしたら今度はセメントを渡されてレンガを積めって言ったんだぜ? 自分は土の準備をしておくからってそのまま放置されてさ、やり方がわからないって言ったら、早くしないとセメントが固まるからとにかく塗れって急かされて」
「あ、あ~」
「他にもあるぜ。見たこともない花があったからそれをとりたい、手伝ってくれって言われて着いていったら、お前、花をとるだけじゃなくてその土まで持って帰るって言い出したんだ。砂遊び用のスコップで土をなんとかとってそれをバケツにいれてさ、気づいたらなぜかオレが土を持たされてたんだよ。重いし歩きづらいしお前は先に行くしでもう散々だったぜ」
「え、でもお花をとるんだったらそこの土で育てようってならない?」
「お前の常識なんか聞いてねえよ! 付き合わされるこっちの気持ちを考えろって言ってんだ!」
ウィルの叫びは耳を塞いでやりすごす。
全部を話さない、というのは私の悪いクセだったみたい。これからは気をつけるようにしようと思う。
「とりあえず話せよ。そこのチビのことを黙っておく以外にもなにかあるんだろ?」
「チビって言うな! あんただってチカより小さいくせに!」
ココネが私の頭に乗ってウィルを指さす。そこに立たれるとココネを落としそうで怖いのだけど。
「ハア!? チカは関係ないだろ。背の高さで偉さが決まると思ってんの?」
「だったらチビって言わないでよ!」
「オレはチビにチビだって事実を言ってるだけだ。何も問題ないだろ」
「な、なんですってえっ!」
「ちょ、ちょっと二人ともやめてってば~」
チビだの小さくないだのと、そんな言葉が私の頭上でかわされていく。
二人を諌めるのに苦労したけど、なんだろう、その賑やかさに救われた気分にもなった。
誰かにココネのことを打ち明けたというのもある。でも、幼馴染みのウィルと久しぶりに話せて嬉しいのだ。
口が少し乱暴にはなってるけど、ウィルはウィルのまま。
「ココネ、お昼ご飯まだでしょ? ウィルと話をしたいから、食事しながらちょっと待っていてくれないかしら。花壇は私たちで見張っておくからさ」
そういうと、ココネは渋々ながら私の手のひらに乗ってくれた。そのまま一本のチューリップに近づけて飛び移らせる。茎から落ちないか気を配りながら、私はウィルにこれまでのことを全て話した。
ココネと出会った日のこと。ココネの力。みんなにウソをついていたこと。ウソを謝ろうと思っていること。私の悩み。そして、妖精の森にいるハカセという人に会いに行こうとしていること。もちろん、妖精の森にはウィルもついてきてほしいと頼んでもみる。
「…………」
ウィルは今朝のように腕を組んで悩んでいた。
返事がなかなかこないため、花壇に目をやる。
ココネは茎から茎へジャンプして飛び移ろうとしていた。羽がちぎれて飛べないため、とても不便そうだ。
「おい」
声をかけられて慌てて視線を戻す。
すると、ウィルはなぜか声を小さくして、こんなことを尋ねてきた。
「チビは信用できるのか?」
「信用って……どうして?」
不穏な言葉。ココネに聞こえてほしくなくて、私も自然と声が小さくなってしまう。
「妖精だぞ妖精。お前をだまして妖精の森に連れ込もうとしてるだけなんじゃないのか?大人から教えられただろ、妖精はウソつきで人間を驚かすのが大好きだって」
「そ、そんな、ことは……」
ココネが私をだまそうとしている可能性。
あまり考えたくなかったことだ。なんだかココネを裏切ってるような気がして。
ウィルが今まで言葉を濁していたのは、その妖精が目の前にいて話しづらかったから。
「おまえの気持ちもわからなくはないけどな。妖精のことはおばさんかおじさん、それか先生には話しておいたほうが良いんじゃないか?」
大人に教えておく、というのが確かに一番安全だとは思う。だけど、そのせいでココネが悲しい目にあうのは想像もしたくない。
「ココネは、私を助けてくれたわ。みんなにウソをついたのはいけないことだったって、いまでは反省してる」
ウィルの提案には首を横にふる。
ココネは私の悩みを真剣に聞いてくれた。恩返しだからと言って、みんなに姿を見られる危険があるにも関わらず、心珠に化けてくれたのだ。昔、妖精が人間に嫌われ、追い払われたことを知っているのに、人間である私を信用してくれている。
私を信じてくれたココネを、私も信じたい。
「せめて、みんなに話すのはココネを森に帰してからのほうがいいと思うの。あまり騒ぎは大きくしたくないというか、怒られるのは私だけで良いというか」
「だまされたり怒られたりするのはお前だけで良いはずなのに、オレを巻き込むのはかまわないんだな」
「あ、ごめ……そんなつもり、じゃ……」
強い口調で言われてビクリとした。
あらためて考えてみたらその通りだ。私だけが悪いのだから、ウィルに迷惑をかけるのは間違っている。一人で妖精の森に入るのが怖いから声をかけただなんて、勝手な都合でしかない。
「わかった、一緒についていってやるよ」
「……え?」
きょとんとして顔をあげる。一緒についてきてくれるって?
「勘違いすんなよ。見た感じ、誰かをだますような性格をしてない気がするだけだ。あのチビもお前もな。森にはいつ行くつもりなんだ? 明るいうちが良いとは思うけど」
「う、うん。私も夜はやめたほうが良いとは思ってる。迷うかもしれないし。で、でも本当についてきてくれるの?」
「もちろんタダじゃないけどな。口止め料と、妖精の森についていってやることを合わせて給食のデザート一ヶ月分だ。それで手を打ってやるよ」
い、一ヶ月分……。結構な長さだ。でも、背に腹はかえられないかも。
「……わかった。明日から一ヶ月、ウィルにデザートを持っていくわ」
「交渉成立だな。じゃあ、次の休み晴れたら妖精の森に行こう。準備しておけよ」
そこまでいうと、ウィルはポケットに手を入れて離れていった。
大きく息をつく。緊張した。これで話は終わり。うまくまとまって良かった。花壇に近寄り、ココネに結果をしらせる。
「どうだったの?」
「ついてきてくれるってさ。ココネのことも黙っててくれるって」
「え~、それって信用できるの~?」
ことさらにココネはイヤな顔をした。
あれだけ機嫌を逆撫でされたのだから、気持ちはわからなくもないのだけど。
「きっと大丈夫だよ。ウィルは頼りになるから」
軽口をよく叩くけれど、頭の回転は私より早い。勘も鋭いし、昔からそうだった。
「それに、ココネが言ってた狼がもし出てくるようなことがあったら、きっとなんとかしてくれるって。私一人じゃ自信ないし、一人より二人のほうが良いでしょ。ね?」
「むぅ。でもさぁ、あいつ私のことチビって……」
まだ納得のいかないココネはブツブツと文句をもらす。不満げな態度に苦笑しながら、花粉まみれになった体をハンカチでふいてあげた。
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