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【第五部】夜の彼方へ
35.蜜の味を三人で
「灯りを消してね」
双子の妻の声に促されて、翔太がベッドサイドのランプを消す。すると、寝室のドアが、静かに閉ざされ、部屋はほぼ真っ暗となった。
薄明かりが、部屋の輪郭を、まるで水墨画のように、淡く、そして曖昧に滲ませている。
夜の光が、パステルグリーンのカーテンを通して薄く差し込み、三人のシルエットだけを、現実から切り離された舞台の上に、ぼんやりと浮かび上がらせていた。
この薄明かりの中では、ショコラブラウンの髪も、ディープネイビーアッシュの髪も、その色の違いを失い、ただ、同じ形をした二つ女の身体が、そこにあった。
二人は親しみあっている者同士特有の動きで、カーテンを整え、空調を確認していく。
三人とも、シャワーを浴びたばかりの、火照った身体のままだった。翔太は下着姿で、ベッドに腰掛けている。
双子の姉妹は、それぞれ下着と、バスタオルだけの姿で、彼の両脇に、まるで対になる彫像のように、静かに動いていた。
部屋には、甘い石鹸の香りと、三人の、熱を帯びた呼吸の音だけが満ちていた。
誰もが、次に何をすべきかを知っている。
そして、誰もがその始まりに進みたい気持ちであった。
双子が、ほとんど同時に、翔太の左右に座った。
翔太はなんとなく、後ろに下がり、三人が円を描くように向き合う。
「……見えてる? 姉さん」
静寂を破ったのは、翔太の左にいる女の声だった。バスタオル姿で翔太の下半身を指差す。
「まだ、あんなに張ってるよ」
その視線の先にあるのは、翔太の隠しきれない熱を持った中心。
「ほんとだ……。あんなの、まともに受け止めたら、死んじゃうね」
もう一人、下着姿の女が、翔太の右側で自分の頬に手を当てて、楽しそうに笑う。
「あなたも、待ちきれないんでしょ?」
バスタオルの女が下着姿の女の、レースのショーツの上から、その秘められた場所に、そっと指で触れた。
「ひゃん……!」
触れられた女の肩が、びくりと跳ねた。触れた女は彼女の肩を力強く抑えて、そのまま手先を遊ばせる。
そこから堰を切ったように甘い声が漏れ、彼女は慌てて自分の唇を噛んだ。
触れた方の女は、指を離すと、まるで貴重な蜜を味わうかのように、自らの唇へと運び、猫っぽい舌をして舐めた。
「あたしも同じ。これぐらい濡れてるよ。ね、……確かめ合わない?」
その言葉は、三人で一つの快楽を共有する、禁断の儀式への招待状だった。
もう一人の女は悪戯っぽく首を振り、翔太の瞳を見つめた。
その瞳は意外にも穏やかに落ち着いていた。
「だったら、あたし、翔太のがいいな。ね、翔太もそう思うでしょ?」
左の女はそう言うと、自ら下着を下ろし、下半身だけ何もつけていない姿で、ためらうことなくバスローブの女の膝の上に頭を乗せて、横たわってみせた。
双子の顔が見つめ合う。女はその髪を優しく撫でて言った。
「じゃあ、あなたのは、あたしに任せて。それと……ね、せっかくだから競争しない? 誰が最後まで我慢できるか、がまん比べだよ」
二人はその瞳が、薄明かりの中で、妖しく光っているように見えた。
「勝った一人は、残りの二人に、絶対の命令を下せる。そういう、ゲーム」
翔太は、その挑戦的な提案に、不敵な笑みを返した。
彼の内なる獣が、完全に目を覚ましていた。
「知ってるかもしれないけど、ぼくは強いよ」
その言葉に、左の女は満足そうに頷くと、翔太に促されるまま、彼の隣に、横向きに寝そべった。
翔太は、彼女のバスタオルを、ゆっくりと剥ぎ取る。暗闇の中でも眩しい白い裸体が顕れた。
彼は、その滑らかな太ももの間に、自らの顔を沈めていく。
「ち、ちょっと! ずるい、みんな一緒のスタートじゃなきゃ!」
仰向けになっていた女が、慌てたように声を上げる。
彼女は、翔太の下着に手をかけると、その熱い中心を、外の世界へと解き放って、頬を当てた。
もう一人の女は、下半身だけ裸の双子の、濡れた下半身へと唇を触れさせていく。
ここに三人の身体が互いを求め合う、倒錯した円環が形をなした。
三人の、声と、音と、吐息が、混じり合っていく。互いの最も柔らかな場所を、唇と舌で探り合い、味わい合う初めての遊戯──。
翔太の口づけは、深く、そして執拗だった。彼は、女の秘密の泉から、蜜を吸い上げるように、その全てを味わおうとする。彼女の身体が、びくん、と大きく波打つたび、彼はその心地よさを逃すまいと、さらに舌先まで押し込んでいく。
その動きは、日奈子を喜ばせようと探求を重ねた、あの不器用な優しさとは違う。
佐奈子の「教育」によって解放された、純粋な探究心と欲望そのものだった。
強く攻め立てられる女は、「あっ」と声を上げて、腰を引こうとするが、翔太が柔らかな尻を、その手で捕まえて離さないので、もう逆に太ももで彼の頭部を強く挟み込み、「んっ、んっ」と快楽に全てを委ね始めた。
その彼の熱は、もう一人の女の指と唇によって、さらに硬度と熱量を増していった。
彼女は、まるで貴重な楽器を慈しむかのように、その先端から根元までを、丹念に、そして挑発的に愛撫した。
軽く歯を立ててみたり、舌の裏側でくすぐってみたり。
彼の息遣いが荒くなるのを感じるたび、彼女は、「あんなこと言いながら、もう無理そうじゃない」と言い、強い口付けを続けた。そう言ったとき、濡れた花弁を舌で撫でられて、「んくっ」と声が漏れて、顔が赤くなった。
同じ顔、同じ身体を持つ半身に、その最も無防備な場所。そこに触れることは、鏡に映る自分自身を愛撫するような、めくるめく自己愛と背徳の行為だった。
姿勢が変わり、役割が入れ替わる。
息遣いが重なり合い、喘ぎ声が共鳴し、水音と肌の擦れる音が、一つの音楽となって部屋を満たしていく。
三人にとって、他の二人は、自らの身を捧げるべき聖なる存在であり、同時に、自らに快楽を献上するべき生贄でもあった。
その均衡を、最初に破ったのは、翔太の中心を味わっていた方の女だった。
彼女の呼吸が浅くなり、指が翔太の腰を固く掴む。快感の波が、もう喉元まで迫っていた。
「あ……っ、だめ、もう、だめぇっ……!」
甲高い、絹を裂くような声が響き渡る。
その身が、美しい弧を描いて弓なりにしなり、数度、激しく痙攣した。
世界のすべてが白く点滅し、思考が溶けていく──。
快感の波が去った後、彼女はぐったりとシーツに沈み、浅い呼吸を繰り返すだけだった。最初の脱落者。
その無防備な姿は、残された勝者たちの新たな欲望を掻き立てる。
「休んでて。あとはあたしたちの勝負だから」
翔太の舌は、残った女の、最も柔らかい場所を、優しく味わい続ける。
彼女の身体が、彼の舌の動きに合わせて、軽く跳ねるのを見て、これは勝利が近いのではと思った。
だが、女の手は速度を上げてきた。
それでいながら彼の昂りを、まるで粘土をこねるように、自在に形を変え、快感の頂へと、巧みに導いていく。
この女は、これまで以上に喘ぎ声を高くした。それは彼女の絶頂が近いことを伝えるのではない、むしろそれを遠ざけようと声を上げていた。
そして、彼女は自身の嬌声の効果を知っていた。男の耳を貫き、忍耐を破壊する甘い響き。
果たして、勝利の女神が微笑んだのは、女の方だった。
彼女は、翔太の限界が近いことを、その身体の硬直と、呼吸の乱れから、正確に感じ取っていた。最後の力を振り絞り、彼の全てをその口で、深く吸い上げた。
「……っ!」
翔太の身体が、大きく震える。今夜、二度目の抗いがたい放出。彼は、完全に敗北した。
女は、荒い息を漏らしながら、ゆっくりと顔を上げた。
汗で乱れた髪をそのままに、彼のまだ続く放出を見下ろして、勝者の表情を見せた。
「少し休んでいいよ。でも、あなたが終わっても、あたしは、まだなんだから。……わかってる?」
彼女の指が、彼の頬をそっとなぞる。
「勝者は、残りの二人に、絶対の命令権がある。そういう約束だったよね? ……今度は、あたしが、ご褒美をもらう番だから。とりあえず、姉さん、飲み物を持ってきて」
命じられた女は、ブラジャーだけをつけた状態のまま、無言で冷蔵庫へと歩いていった。
双子の妻の声に促されて、翔太がベッドサイドのランプを消す。すると、寝室のドアが、静かに閉ざされ、部屋はほぼ真っ暗となった。
薄明かりが、部屋の輪郭を、まるで水墨画のように、淡く、そして曖昧に滲ませている。
夜の光が、パステルグリーンのカーテンを通して薄く差し込み、三人のシルエットだけを、現実から切り離された舞台の上に、ぼんやりと浮かび上がらせていた。
この薄明かりの中では、ショコラブラウンの髪も、ディープネイビーアッシュの髪も、その色の違いを失い、ただ、同じ形をした二つ女の身体が、そこにあった。
二人は親しみあっている者同士特有の動きで、カーテンを整え、空調を確認していく。
三人とも、シャワーを浴びたばかりの、火照った身体のままだった。翔太は下着姿で、ベッドに腰掛けている。
双子の姉妹は、それぞれ下着と、バスタオルだけの姿で、彼の両脇に、まるで対になる彫像のように、静かに動いていた。
部屋には、甘い石鹸の香りと、三人の、熱を帯びた呼吸の音だけが満ちていた。
誰もが、次に何をすべきかを知っている。
そして、誰もがその始まりに進みたい気持ちであった。
双子が、ほとんど同時に、翔太の左右に座った。
翔太はなんとなく、後ろに下がり、三人が円を描くように向き合う。
「……見えてる? 姉さん」
静寂を破ったのは、翔太の左にいる女の声だった。バスタオル姿で翔太の下半身を指差す。
「まだ、あんなに張ってるよ」
その視線の先にあるのは、翔太の隠しきれない熱を持った中心。
「ほんとだ……。あんなの、まともに受け止めたら、死んじゃうね」
もう一人、下着姿の女が、翔太の右側で自分の頬に手を当てて、楽しそうに笑う。
「あなたも、待ちきれないんでしょ?」
バスタオルの女が下着姿の女の、レースのショーツの上から、その秘められた場所に、そっと指で触れた。
「ひゃん……!」
触れられた女の肩が、びくりと跳ねた。触れた女は彼女の肩を力強く抑えて、そのまま手先を遊ばせる。
そこから堰を切ったように甘い声が漏れ、彼女は慌てて自分の唇を噛んだ。
触れた方の女は、指を離すと、まるで貴重な蜜を味わうかのように、自らの唇へと運び、猫っぽい舌をして舐めた。
「あたしも同じ。これぐらい濡れてるよ。ね、……確かめ合わない?」
その言葉は、三人で一つの快楽を共有する、禁断の儀式への招待状だった。
もう一人の女は悪戯っぽく首を振り、翔太の瞳を見つめた。
その瞳は意外にも穏やかに落ち着いていた。
「だったら、あたし、翔太のがいいな。ね、翔太もそう思うでしょ?」
左の女はそう言うと、自ら下着を下ろし、下半身だけ何もつけていない姿で、ためらうことなくバスローブの女の膝の上に頭を乗せて、横たわってみせた。
双子の顔が見つめ合う。女はその髪を優しく撫でて言った。
「じゃあ、あなたのは、あたしに任せて。それと……ね、せっかくだから競争しない? 誰が最後まで我慢できるか、がまん比べだよ」
二人はその瞳が、薄明かりの中で、妖しく光っているように見えた。
「勝った一人は、残りの二人に、絶対の命令を下せる。そういう、ゲーム」
翔太は、その挑戦的な提案に、不敵な笑みを返した。
彼の内なる獣が、完全に目を覚ましていた。
「知ってるかもしれないけど、ぼくは強いよ」
その言葉に、左の女は満足そうに頷くと、翔太に促されるまま、彼の隣に、横向きに寝そべった。
翔太は、彼女のバスタオルを、ゆっくりと剥ぎ取る。暗闇の中でも眩しい白い裸体が顕れた。
彼は、その滑らかな太ももの間に、自らの顔を沈めていく。
「ち、ちょっと! ずるい、みんな一緒のスタートじゃなきゃ!」
仰向けになっていた女が、慌てたように声を上げる。
彼女は、翔太の下着に手をかけると、その熱い中心を、外の世界へと解き放って、頬を当てた。
もう一人の女は、下半身だけ裸の双子の、濡れた下半身へと唇を触れさせていく。
ここに三人の身体が互いを求め合う、倒錯した円環が形をなした。
三人の、声と、音と、吐息が、混じり合っていく。互いの最も柔らかな場所を、唇と舌で探り合い、味わい合う初めての遊戯──。
翔太の口づけは、深く、そして執拗だった。彼は、女の秘密の泉から、蜜を吸い上げるように、その全てを味わおうとする。彼女の身体が、びくん、と大きく波打つたび、彼はその心地よさを逃すまいと、さらに舌先まで押し込んでいく。
その動きは、日奈子を喜ばせようと探求を重ねた、あの不器用な優しさとは違う。
佐奈子の「教育」によって解放された、純粋な探究心と欲望そのものだった。
強く攻め立てられる女は、「あっ」と声を上げて、腰を引こうとするが、翔太が柔らかな尻を、その手で捕まえて離さないので、もう逆に太ももで彼の頭部を強く挟み込み、「んっ、んっ」と快楽に全てを委ね始めた。
その彼の熱は、もう一人の女の指と唇によって、さらに硬度と熱量を増していった。
彼女は、まるで貴重な楽器を慈しむかのように、その先端から根元までを、丹念に、そして挑発的に愛撫した。
軽く歯を立ててみたり、舌の裏側でくすぐってみたり。
彼の息遣いが荒くなるのを感じるたび、彼女は、「あんなこと言いながら、もう無理そうじゃない」と言い、強い口付けを続けた。そう言ったとき、濡れた花弁を舌で撫でられて、「んくっ」と声が漏れて、顔が赤くなった。
同じ顔、同じ身体を持つ半身に、その最も無防備な場所。そこに触れることは、鏡に映る自分自身を愛撫するような、めくるめく自己愛と背徳の行為だった。
姿勢が変わり、役割が入れ替わる。
息遣いが重なり合い、喘ぎ声が共鳴し、水音と肌の擦れる音が、一つの音楽となって部屋を満たしていく。
三人にとって、他の二人は、自らの身を捧げるべき聖なる存在であり、同時に、自らに快楽を献上するべき生贄でもあった。
その均衡を、最初に破ったのは、翔太の中心を味わっていた方の女だった。
彼女の呼吸が浅くなり、指が翔太の腰を固く掴む。快感の波が、もう喉元まで迫っていた。
「あ……っ、だめ、もう、だめぇっ……!」
甲高い、絹を裂くような声が響き渡る。
その身が、美しい弧を描いて弓なりにしなり、数度、激しく痙攣した。
世界のすべてが白く点滅し、思考が溶けていく──。
快感の波が去った後、彼女はぐったりとシーツに沈み、浅い呼吸を繰り返すだけだった。最初の脱落者。
その無防備な姿は、残された勝者たちの新たな欲望を掻き立てる。
「休んでて。あとはあたしたちの勝負だから」
翔太の舌は、残った女の、最も柔らかい場所を、優しく味わい続ける。
彼女の身体が、彼の舌の動きに合わせて、軽く跳ねるのを見て、これは勝利が近いのではと思った。
だが、女の手は速度を上げてきた。
それでいながら彼の昂りを、まるで粘土をこねるように、自在に形を変え、快感の頂へと、巧みに導いていく。
この女は、これまで以上に喘ぎ声を高くした。それは彼女の絶頂が近いことを伝えるのではない、むしろそれを遠ざけようと声を上げていた。
そして、彼女は自身の嬌声の効果を知っていた。男の耳を貫き、忍耐を破壊する甘い響き。
果たして、勝利の女神が微笑んだのは、女の方だった。
彼女は、翔太の限界が近いことを、その身体の硬直と、呼吸の乱れから、正確に感じ取っていた。最後の力を振り絞り、彼の全てをその口で、深く吸い上げた。
「……っ!」
翔太の身体が、大きく震える。今夜、二度目の抗いがたい放出。彼は、完全に敗北した。
女は、荒い息を漏らしながら、ゆっくりと顔を上げた。
汗で乱れた髪をそのままに、彼のまだ続く放出を見下ろして、勝者の表情を見せた。
「少し休んでいいよ。でも、あなたが終わっても、あたしは、まだなんだから。……わかってる?」
彼女の指が、彼の頬をそっとなぞる。
「勝者は、残りの二人に、絶対の命令権がある。そういう約束だったよね? ……今度は、あたしが、ご褒美をもらう番だから。とりあえず、姉さん、飲み物を持ってきて」
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