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💛勇者セレスト編
子犬系だと思って油断していたら、カラダの相性がよすぎてイクのが止まらない上に、一度に大量の◯液を注がれて気絶するまで突き上げられました。
しおりを挟む「僕は元々、小さな田舎の出なんだ。それが、ほら。勇者にしか抜けないっていわれてるこの剣が鞘から抜けちゃって。……勇者だとか言われて旅するようになったけど、じーさんばーさんばかりの所で育ったからさ。確かにキミが言うように、女性慣れはしていないのかも……」
アシュランさん達がダンジョンに入る前の日、焚き火を前にセレストさんはそう話してくれた。
私のセレストさんに対する印象は、勇者様なのに鼻血を噴き出して倒れるちょっと残念な二枚目。だった。
アシュランさんが、セレストさんを庇い、倒れてしまったその日、情欲の波に襲われて耐えていたところに部屋がノックされ、扉を開けた先にいたのはセレストさんで、
「……セレストさん?……どう、したんですか?」
彼は開いた扉の先で何が言いたげに佇んでいる。
だけど、今の私にはそれを待ってあげるような余裕がない。気付かれないように、乱れた呼吸を整えた。
「今日はもう遅い、ので……明日でもいいですか?」
黙ったままのセレストさんに向けてそう言うと、彼は、いつもの穏やかな表情とは違い、険しげに私を見つめて言った。
「ごめん。アシュランのこと……僕のせいだ。……僕のせいで……」
そう言ったっきり、下を向いてしまったセレストさんから、アシュランさんに対する後悔の念が痛いほど伝わる。
私は、今にも衝動で震えそうになる身体を押さえ、平静を装って続けた。
「……私は、この世界の人間じゃないし、……アシュランさんのことを、深く知っているわけじゃないから、偉そうなこと言えませんけど。……でも、少なくとも、……私が知っているアシュランさんなら、セレストさんに「僕のせいだ」だなんて、考えてほしいとは……っ、思わないと、思いますよ?」
「フーネ……」
パッと顔をあげ、私の方を向いたセレストさんは、迷子の子犬のような顔をしていた。
きっと純粋なんだ。
少しでも、そんなセレストさんの力になりたいけど……。
「っ、」
その瞬間、ぞくん、と腰のあたりが甘く痺れる。身体がアツい。
もうそんなに長く理性を保っていられそうもない。セレストさんに悟られるまえに、はやく扉を閉めないと。
「だから、っ今日はも、部屋で休んで、くださ……わ、わたしも今日は疲れたので、……んっ、とにかく、おやすみなさ――」
もう、無理だ。言い切る前に耐え切れなかっだ私は、そのまま扉を閉めようとした。
なのに、がっん!と何かがつっかえて20センチほどを残して扉が閉まらない。焦った私は早く閉めようとして、そのつっかえている原因に視線を落とす。
見ると、セレストさんの足が、扉とドア枠との間に差し込まれていた。
「……セレストさ――」
「……キミにも迷惑かけた。……だから、――」
閉まらない扉の隙間に手が入り、そのままぐっと開けられる。
そんなふうに見えないのに、さすが男の人というか、勇者様だとでも言おうか、想像以上に力が強い。必死に閉めようとした扉は私の力では敵わず、あっさりと開けられてしまい、その隙にセレストさんは部屋に入り、後ろ手で扉を閉めた。
――ガチャン。
と、内鍵が閉まる音が室内に響く。
その瞬間、私には、セレストさんがなにをしようとしいているか、分かってしまった。
「わた、私のことなら、だ、大丈夫です!……こんなの、1人でどうにか――」
焦った私は口を開く。だけど、あっという間に距離を詰められ腕を取られた。
「――ならないでしょ?」
「っあぁ!」
セレストさんに触られた瞬間に、ビリビリと電気でも流されたかのような快感が全身を襲い、肌が粟立つ。
――なに、これ……?
「大丈夫?」
カクン、と力が抜け、その場に崩れ落ちそうになって、セレストさんに腰を抱かれた。
「んっぁあ!」
ただ、支えられているだけなのに、触れられた場所が、熱を持ったように熱い。
「それとも、僕じゃ駄目?やっぱりキミは、アシュランじゃないと、イヤ……なのかな。キミとアシュラン、なんだかいい雰囲気だし……」
「ん、はぁ……だ、ダメです、今すぐ、でて、……行って……!わた、しは……」
「そう……。――でもね、そうも言ってられないでしよ。……フーネ。顔色、ずいぶん悪いよ」
「っぁ!」
リアスさんの時はそうなっても仕方のない状況だった。そして、アシュランさんと肌を重ねたのは、私の身体の浄化のため。
――だけどセレストさんは……。
アシュランさんと同じ、神様の恩恵を確かに彼も受けている。だけど、いくらアシュランさんがダメだからって、その役を簡単にセレストさんにやってもらおうだなんて……そんなの、本当に淫乱となにも変わらない。
――それに……。
私の脳裏に必死にアシュランさんの治療をするミリアさんが思い浮かぶ。
「だめ、……ミリア、さんが……悲しむ」
ミリアさんは、セレストさんを常に守っていた。最初だって、勇者であるセレストさんには、そんな役をさせられないって言って。私から遠ざけていた。――きっと、ミリアさんはセレストさんのことが好きなんだと思う。
「ミリア?」
ミリアさんの名前を出せば、一瞬不思議そうな顔をしたセレストさんが、私の顔を見て続けた。
「ミリアは関係ないよ。それに今、ミリアはアシュランのことで手が離せないから……」
「ミリアさんが、忙しい隙に、なんて、……尚更できませ――っあ、」
ひとりでに熱を持ち、勃ち上がったクリトリスに自然とビーズが当たる。とろりと蜜壺から溢れた蜜が、内ももをつたい流れ出た。
それに気づいたらしいセレストさんは、私をそっと、ベッドへと座らせたあと、その場に片膝をついて私の手を取った。
「せっかくここまで回復したのに、キミが元にもどっては、ここ一週間のアシュランの努力も水の泡だ。……キミは、僕じゃ嫌かもしれないけど……、少しでもチカラになりたいんだ」
「……」
あの時、セレストさんは小さな田舎の出だと言っていた。なのに彼が纏う空気は王子様のそれだった。
この状況を例えるなら、淫乱な娼婦と王子様だ。そんなの見合わない。このままでは彼を穢してしまう。
ーーああ、そうか。
こうなるのが分かっていたから、きっと、ミリアさんは私からセレストさんを遠ざけていたのに……。
「ひっ、……んっ」
こんな時でも、ところ構わず欲情してしまう私のいやらしい身体は、ナカに精子がほしいと訴えて、乳首までもがピンと勃ってきた。体に巻き付けているシーツにそれがスレて、すぐに快楽を生む。
今すぐに触りたい。
イきたい。
もどかしい。
つらい。
……だけどダメだ。
なんとか耐えて、彼を部屋から追い出さないと……!
そう思うのに、はぁはぁと自然と息が上がる。
どうにかセレストさんに考え直してもらわないと、こんなの良くない。
だけどその私の考えは、
「――とまあ、これは全て建前なんだけどね」
というセレストさんの言葉で霧散した。
「え…?」
にこりと微笑んだセレストさんに、そのままトンと押されて、力が抜けて言うことをきかない身体は、なんの抵抗もなくベッドへと仰向けで倒れ込んだ。
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