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しおりを挟む「だめだって!」
「あ!見つけた!
やっぱベッドの下だ」
よくすぐ見つけたな
しゃがみ込みベッドの下からチョコを取り出す
「あ~、見つかっちゃいましたかあ」
「僕がこれ食べる!
チョコ好きだもん」
「ダメ、絶対ダメ」
「何で!
それならわざわざ後輩に食べさせる必要もないのに…」
他の女が作ったものを千秋先輩に食べさせるわけがない
もちろん千秋先輩が貰ったチョコもさりげなく俺のに混ぜて後輩に食べさせるつもり
いじけるかもしれないけど可愛いからそれもそれでよし
「やだ!食べる!」
「ダメだつってんの」
小さい紙袋に入ったチョコを胸元に両手で抱える千秋先輩が逃げようとするため、腰に腕を回す
「捕まえた
ずいぶん悪い子いんね」
そのまま抱っこするように抱き上げて、ベッドの上に下ろしそのまま覆いかぶさる
「うわっ、くすぐったい!!
やめっ!」
特に弱い脇腹や脇をくすぐるとこれでもかってくらい暴れ回る
一旦くすぐるのを止めると肩を大きく上下にさせながら呼吸を荒くしてる
「観念した?」
「…してないっ!」
逃げ出そうとする千秋先輩を捕まえて、また組み敷く
笑ってるところを見てるとなんだかんだ楽しそう
「悪いことばっかしてちゃダメでしょ」
前髪を避けると透明度の高く綺麗な肌とぱっちり目がはっきり見える
「悪いことじゃない、んぅっ」
千秋先輩の唇にキスをして、もう一度唇を重ねて舌で唇も撫でると何かの合図のように千秋先輩の唇の隙間がひらく
「ぅんっ、んっ」
舌の絡まる水音と千秋先輩のエロい声が静かな部屋に響く
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