【R18】平凡な男子が女好きのモテ男に告白したら…

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「んっ」



千秋先輩が首元に回す腕に力を入れるとそのまま俺を引き寄せて唇にキスをする


「臣、ギューしたい」


「はいはい」


「おみっ！」


嬉しそうな声を出して俺の背中に腕を回して抱きつく


かっわいい…


抱きしめた状態で再び千秋先輩の上に覆いかぶさる


「な、なに？」


「なにじゃないでしょ
わかってるくせに」


千秋先輩の乳首を指で擦ると、まだ体は十分反応する


「もうだめっ
今日は終わり」


「本当に終わりでいいの？」


毛布の下を覗き込み千秋先輩のそこを掴むとまた元気になっている

そこを上下に擦ると先輩が俺の手を止めようとする


「さっきから意地悪ばっかり…」


恋人に涙目の上目遣いで見つめられて止まれるような男ではない


「だから好きな子には意地悪したくなるのわかる？」


耳元で囁くとまた体が熱くなってきた

千秋先輩の上から一旦退き、背中に腕を回し起き上がらせて自分の膝の上に抱き上げる



「…臣？」


「体制変えて、もう一回しよっか」


ニヤリと笑って千秋先輩に始まりの合図のようにキスをする


「あぁっ！」

　
「ほんと最高」


その行為は続き、数時間後


いつのまにか外は暗くなっていた


千秋先輩の寝顔を写真に収めながら頬を撫でていると先輩が目を覚ます


千秋先輩は何故か俺の顔を見て両手で自分の顔を隠す


「どうしたの？」


「顔面国宝の顔が近い…」


「だからそれよく言うけど何？」


ちょっと距離を取ろうとする千秋先輩の腰と尻を掴み俺の方に密着させる


「もうだめ」


「千秋先輩が離れるから近くに来させただけでしょ、もうしないよ
俺は大丈夫だけど、千秋先輩の体持たなくなっちゃうもんね」


「臣の体力どうなってんの…」


「さあね
千秋先輩に対してなら無限に欲情しちゃうからさ」


「高校の頃、散々気持ち悪いって言ったくせに」


「もうそれ言うのなしじゃん…」


今じゃ先輩なしじゃ生きられないって言うのに…


「あ、そういえば！」


千秋先輩は何かを思い出して立ち上がると、足元がふらつく


「ちょっ大丈夫？？」


支えようとするとなんとか歩いて寝室から出ていった


「え？千秋先輩？」


追いかけようとするとふらついた足ですぐ戻ってくる


「ねえ、臣
はいこれ」


先輩の手に握られていたのはチョコレート

「え、これって…」


「僕より愛を込めて」


冗談まじりで笑いながら言うけどこれ程嬉しいバレンタインチョコはない


「もう大好き
愛してる」


「臣～くすぐったい～」


千秋先輩を抱きしめて、首筋に顔を埋める


「大好きだよ、臣」


ニコッと笑って俺にキスをする


「これはやばい…」


「え？何が？」


先輩をベッドに押し倒す


「ちょっ！臣！
もうしないって！」


「気分変わっちゃった」


そのあとどの子にチョコを貰ったのか
問い詰めてみると



千秋先輩が貰ったチョコはサークルの女子が男子の全員に配っていたものだと判明し、ほっと一安心した俺であった