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しおりを挟む「じゃあ、もう千秋先輩の勝手にして
俺戻るから」
「おい、臣」
「何聞いても答えないならどうしようもなくね??
俺もそろそろ疲れたわ」
臣は千秋の方を見ずに出口の方へと向かっていく
「めんどくせえって言ったっ……」
千秋はボロボロと涙を流しながら臣の方を見る
千秋側の席に行き、隣に座って涙を拭う
「泣くなっつうの
何で正直に言わないんだよ
あれじゃあ、臣が怒るのも仕方ないと俺は思うよ」
「だ、だって…臣に嫌われたら嫌だもん
嫉妬ばかりしてるし、くっついてばかりだし」
「それについて臣になんか言われたことあんの??」
「…ないけど
さっきだってめんどくさいって…!!」
「あれは千秋がなかなか答えないからだろ
別に臣を贔屓しようってわけじゃないけどただの千秋の勘違いなんじゃねえの?」
俺の方をじっと見つめると、再び目がうるうるとしてくる
なんか俺が泣かしたみたいになってるし…
「俺もそういうの面倒くさいとか言ったけど、本気で好きな相手だったら別よ??」
「……別って?」
「そういうのってめちゃくちゃ可愛いし、愛しいじゃん」
「何言ってんの?死にたい??」
「うわっ!!」
思わず声を上げてしまった
さっき去ったはずの臣が戻ってきたからだ
「やっぱこの人引き取るわ
酔ってるし、何しでかすかわかんないし」
さっきから諸々しでかしてたけど、流石の俺もそれは空気を読む
「千秋先輩、行くよ」
「で、でもっ!」
「いいから」
臣は千秋の荷物を片手に持ち、千秋の目の前に背中を向けてしゃがみ込む
「どうせ上手く歩けないっしょ
乗って」
「んっ」
「よいしょっ」
臣は千秋をおんぶした状態で立ち上がる
千秋は強気なことを言いつつもやっぱり寂しかったのか臣の背中に強く抱きついて首筋に顔を埋めている
「じゃあ行くから会計よろしく
お前だけは許さないから」
「え!!ちょっと俺巻き添いじゃん!!」
「じゃあな」
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