転生したら石でした!

むねじゅ

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第52話 女子会と石

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セシルはアリシアとマリーに俺が元人間で、もしかしたら人間になれる可能性などを話していた。

セシル 「そんな感じで今、作戦を練っているんだ。だから!マリーごめん!また、町に行って ようへい と色々しなきゃならないんだ!!!」

マリー 「えー。また、よっくんと離れるのやだ!!!」

アリシア 「マリーだめよ!ようへいさんはただの石ではないのよ!マリーと同じ人間なの!だからマリーのものじゃないのよ!」

マリー 「だって、マリーが拾ったんだもん!」

アリシア 「だってじゃないのよ。それじゃー、もしマリーがこの部屋から出てはいけないと言われても大丈夫?」

マリー 「マリーお外に出たい!やだよ!!!」

アリシア 「そうでしょう?ようへいさんもマリーと同じよ。マリーが持っていたら、ようへいさんは自由になれないの。そんなのかわいそうでしょ?」

マリー 「そうだね・・・かわいそうだよね・・・わかった!よっくんまた遊んでね!自由になったら!マリーそれまで我慢する!」

俺 「マリーありがとう!俺、自由になれるように頑張るからさ!」

マリー「よっくんがんばってね!マリー待ってるから!」

俺はマリーに早く自由になって会いたいと思った。早く肉体が欲しい・・・

セシル 「マリーえらいぞ!!!ガハハ!」

アリシア 「ようへいさん!早く自由になれるといいですね!」

俺たちは二人に町であったことや、おいしい食べ物などの話などをしていた。

セシル 「そうだ!食いもんの話で思い出した!忘れてたよ!爺さんからたんまり菓子の土産を貰ってたんだった!ようへい出してくれ!」

俺はセシルに言われた通り、土産用の菓子をテーブルの上いっぱいに出した。

マリー 「わー!すごい!色々なかわいいお菓子だ!すごーい!!!」

アリシア 「こんなにいいんですか?悪いわ。」

セシル 「いいの!いいの!これ全部、金持ちの爺さんから貰ったものだから、遠慮しないでいいぜ!」

アリシア 「本当にありがとうございます!その方にお礼を言ってくださいね!」

姉妹はいきなり菓子が出てきたのでびっくりしていたが、それよりも二人はおいしそうなお菓子を前に喜んでいた。
俺はやっぱり、女の子なんだなーと思う。

セシル 「うん!爺さんに言っておくよ!」

早速、三人でお茶会を始めたようだ。
俺の世界ではいわゆる女子会いうやつか?キャハハウフフしながらお菓子を食べている。幸せそうな時間だ。
セシルが始めてドレスを着た話などをしている。どんなにその服が着るのが大変でどうやってドレスと格闘して着こなしたかを面白おかしく話したりしていた。
俺は家をぐるぐる見回した。すると、強盗に壊されたままの窓やドア、家具などもちゃんと修理できていないことに気付いた。

俺 「マリー、家の修理まだなのか?」

マリー 「うん・・・とりあえず、直してもらったよ。でも全部は無理なんだって!」

俺 「そっかー。これを使って!」

たぶん、修理の金が足りないのだ。だから、俺は金貨10枚をテーブルに出した。
あまり、大金だと保管が大変なのでそのくらいにしておいた。

アリシア 「わっ!お金が湧いてきた!!!!」

マリー 「すごい!どこから出てきたの?きれーだね!金色!」

二人は金貨を見た事がないようだった。

俺 「マリー、良く聞いてね。アリシアさんにこれで、家を修理して。と伝えて」

マリー 「わかった!」

アリシア 「マリー?なにがわかったの?」

マリー 「あのね。よっくんがね、この金貨で、家を修理して。だってー」

アリシア 「こんなに頂けません!こんなに!!!」

俺 「マリー。アリシアさんにこう伝えて。マリーが拾ってくれなかったら、俺はどうなっていたかわからなかった。拾ってくれたお礼です。」

マリー 「わかった!お姉ちゃん!よっくんがマリーが拾ったから、そのお礼?だって!」

アリシア 「そんなー。いいのに。」

俺 「マリー。アリシアさんに伝えて。もらってくれ。と」

マリー 「お姉ちゃん!よっくんがもらってくれ。だってー。」

アリシア 「どうしたら・・・」

セシルはその様子をみて、アリシアに俺が言いたかったことを想像で勝手に代弁してくれた。

セシル 「アリシア。貰っておきなよ。きっとようへいは感謝のあかしを何か形にしたいんだと思うよ。きっと、家の修理には十分すぎる金じゃん?その残りで、二人に何かあった時とかマリーが学校いく金とかさー。そういうのまかなって欲しいんだと思うよ。大丈夫!今、ようへい 大金持ちなんだから!ガハハ!」

俺はセシルに感謝した。伝心を使わなくても俺のことをわかってくれてんだなーと思った。すごくうれしかった。

アリシア 「ありがとうございます!!!大事に使わせてもらいますね!ようへいさん!」

俺はどういたしましての意味を込めて光った。

マリー 「よっくんがどういたしまして!だってー!」

アリシア、マリー、セシルは一斉に笑った。マリーが通訳しているのが何だか可笑しかったからだ。
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