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-はじまりの陰謀-編
あれからのこと
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(......すべての......鍵を集めろ......そうすれば......世界が......)
鍵? 鍵ってなんだ。お前は誰だ。
モヤがかかっていて顔がよくわからないが、体格からしてあれは男? 一体、誰なんだ。
「ーーさん! エイトさん!」
「ん......っ」
目が痛い。まるで真夏の太陽に照らされているようだ。
「エイトさんがやっと目を覚ましました!」
うるさいな......。この声はエリシアか?
ぼんやりとした意識が徐々に覚醒する。
あっーー。
「イルン! みんな!? 早く助けないと!!」
ガバッと起きたエイトを囲むように、エリシアとイルン、そしてメリダがいた。
ここはどこだ? 教会ではないみたいだが。
「もう、また寝ぼけてるんですか? エイトさんはしょうがない人ですね」
俺の焦りを真っ先に解消したのは涙ぐむイルンだった。
「そうか......俺は魔人を倒して......イルン、怪我はない?」
「はい、エイトさんが助けに来てくれたおかげで大丈夫でした」
ニコッと笑うイルンの目頭には 拭った涙がまだ残っていて、それがキラキラと反射するから余計に眩しい。無事で本当によかった。
会話の途中、メリダがイルンの肩を抱き寄せて話に割り込む。
「イチャイチャしてるとこ悪いけど、あたしもお礼を言わないとね。イルンを助けてくれてありがとう。あたしたちのことも世話になったね」
イルンは顔を真っ赤にして「イチャイチャなんて......」とかブツブツ言っている。
「いえ、みなさん俺の家族も同然ですから。ところでここは......?」
「あぁ、ここは病院だよ。あんたが教会でぶっ倒れてるってそこのお嬢ちゃんから聞いてね。ギルドのやつらと運んだのさ」
そうか......あのまま気を失ったんだな。おそらく魔力が尽きたことと身体を酷使しすぎたことが原因だろう。
よく考えたら布団をかぶっているし、高さもあるからベッドなことはわかる。病院だと気づかないほうが謎である。
エリシアが助けを呼んでくれたのか。
「エイトさん、二日間も眠ったままだったんですよ」
衝撃の事実をエリシアが告げる。
「ええっ!? 二日間も、ぐっ.....!? いたたたた!」
足に激痛が走る。雷にでも打たれた痛みだ。
「ああっ! 安静にしててください! 足の筋肉がすごいことになってるんですから!」
イルンが俺の身体を倒し、布団をかけてくれる。ところですごいことってなんだ。治るのか?
布団を片手で持ち上げて足元を覗くと、包帯でぐるぐる巻きにされていた。見なかったことにしよう。
「大丈夫ですよ、お医者さんによるとすぐに歩けるようになるそうです」
エリシアの言葉を聞いて心底、ほっとした。
「ところであれからどうなったんです? 街の様子は?」
落ち着いたところで現在の近況を伺う。
「それなら問題ないよ。魔物はすべて倒したし、ギルドを中心に今は街の復興に 臨んでる。うちの旦那も張り切っちゃってねえ」
「ははは、旦那さんらしいです」
旦那がいないのはそういうことか。男手は必要だろうしな。
安心したら眠くなってきた。もうしばらく眠るとするか。
ーーエイトは再び眠りに落ちた。
「んんっ......」
妙に息苦しくて目を開ける。
寝たままでも見える窓の外は暗闇で染まっている。
しかし淡いオレンジ色の光が部屋を照らしているということは、枕元に置いてある燭台に火が灯っているのだろう。
そのおかげで今の状況に気づいたわけだが。
「ふぁっ!?」
「ん......エイトさん起きたんですね」
寝惚けまなこで目を擦って言葉を発したのはエリシア......なんだが、理解が追いつかない。
俺の右隣で布団を被って寝ているのだ。
ん? 静かなおかげでよく聞こえるのだが、反対側からスゥースゥーと寝息が......ふぁっ!?
ゆっくり振り返ると、左隣には俺の腕をガシッと組んだままのイルンが熟睡していた。
「な、これは一体どういう、え?」
ここはなんだ、天国か?
「私が不安だったり怖いことがあったとき、お父様がよく添い寝してくださったんです。だからエイトさんが起きたとき、不安にならないようにと思って」
ニコニコとこの幸せな状況の理由を教えてくれるエリシア。
はあ、なるほど。ただこの年齢でこれはまずいというか、エリシアはわかるけどイルンはなんでだ!
ぐるぐると思考を巡らせていると昼間、聞きそびれた質問を思い出す。
「あ、そういえば俺が倒れたとき、近くに何かなかった? 魔人が落としたものなんだけど」
とりあえず意識しないようにしよう。
「それなら、拾っておきましたよ。エイトさんのものかと思って、棚の上に......ほら!」
ゴソゴソと手探りで探しているが、なぜか布団からは出ようとしない。真冬のこたつと勘違いしてます?
手渡されたのは錆びた金色の鍵だった。
持ち手は複雑な形をしていて、なんて表現したらいいんだろう。曲線の入り混じったアンティークな感じ。
『......すべての......鍵を集めろ......』
夢の中で言っていた鍵ってこれのことか? これがなんなのか分かれば......あっ。
天井に掲げてその鍵を観察していた俺は思いつく。
魔眼はアイテムにも使えるはず。
(スキルーー魔眼)
【古びた鍵】
ランク:S
説明 :大いなる力が封印された鍵。十本あるうちの一つ。ユニークスキルのランクアップに使える。
ユニークスキルのランクアップ!? そんなことができるアイテムがあったの、か......まさかエリシアの!
すべてがつながる。
アルメリアダンジョンの近くに魔人がいたこと。そしてこれを持っていたのがその魔人だったことを踏まえると、これはボロスがエリシアから奪った力そのものなのでは?
ディー・ブラッドがこの街にいた目的はエリシアの監視だった説が浮上したな。そこに見るからに怪しい俺が来たというわけだ。
『鍵をすべて集めれば世界が』というメッセージはエリシアのユニークスキルを復活させてボロスを倒せ、ということか!
「エリシアさん、俺たちのやることが決まりました」
「どういうことですか?」
「この鍵はエリシアさんの奪われた力そのものです。全部で十本あるらしいのですが、それをすべて集めれば......おそらくボロスを倒すことができます」
「本当ですか! では早速、行きましょう!」
ガバッと布団をめくるエリシア。待て待て、気が早すぎる。夜中だぞ。
「う~ん、エイトさん......すき......です」
イルンさん? 寝言とはいえとんでもないワードが聞こえたような。
なっ!? 彼女の着ている薄いシャツがはだけて二つのとんでもないものがこんにちはしている!! いや、時間帯的にこんばんはか? (どっちでもいい)
片や夜中なのにムフー、とやる気に満ち溢れて、うろちょろしているエリシア。どうも茶目っ気があるな、このお嬢さん。
「はあ、誰か助けてくれ......」
なかなか落ち着けないエイトだったーー。
鍵? 鍵ってなんだ。お前は誰だ。
モヤがかかっていて顔がよくわからないが、体格からしてあれは男? 一体、誰なんだ。
「ーーさん! エイトさん!」
「ん......っ」
目が痛い。まるで真夏の太陽に照らされているようだ。
「エイトさんがやっと目を覚ましました!」
うるさいな......。この声はエリシアか?
ぼんやりとした意識が徐々に覚醒する。
あっーー。
「イルン! みんな!? 早く助けないと!!」
ガバッと起きたエイトを囲むように、エリシアとイルン、そしてメリダがいた。
ここはどこだ? 教会ではないみたいだが。
「もう、また寝ぼけてるんですか? エイトさんはしょうがない人ですね」
俺の焦りを真っ先に解消したのは涙ぐむイルンだった。
「そうか......俺は魔人を倒して......イルン、怪我はない?」
「はい、エイトさんが助けに来てくれたおかげで大丈夫でした」
ニコッと笑うイルンの目頭には 拭った涙がまだ残っていて、それがキラキラと反射するから余計に眩しい。無事で本当によかった。
会話の途中、メリダがイルンの肩を抱き寄せて話に割り込む。
「イチャイチャしてるとこ悪いけど、あたしもお礼を言わないとね。イルンを助けてくれてありがとう。あたしたちのことも世話になったね」
イルンは顔を真っ赤にして「イチャイチャなんて......」とかブツブツ言っている。
「いえ、みなさん俺の家族も同然ですから。ところでここは......?」
「あぁ、ここは病院だよ。あんたが教会でぶっ倒れてるってそこのお嬢ちゃんから聞いてね。ギルドのやつらと運んだのさ」
そうか......あのまま気を失ったんだな。おそらく魔力が尽きたことと身体を酷使しすぎたことが原因だろう。
よく考えたら布団をかぶっているし、高さもあるからベッドなことはわかる。病院だと気づかないほうが謎である。
エリシアが助けを呼んでくれたのか。
「エイトさん、二日間も眠ったままだったんですよ」
衝撃の事実をエリシアが告げる。
「ええっ!? 二日間も、ぐっ.....!? いたたたた!」
足に激痛が走る。雷にでも打たれた痛みだ。
「ああっ! 安静にしててください! 足の筋肉がすごいことになってるんですから!」
イルンが俺の身体を倒し、布団をかけてくれる。ところですごいことってなんだ。治るのか?
布団を片手で持ち上げて足元を覗くと、包帯でぐるぐる巻きにされていた。見なかったことにしよう。
「大丈夫ですよ、お医者さんによるとすぐに歩けるようになるそうです」
エリシアの言葉を聞いて心底、ほっとした。
「ところであれからどうなったんです? 街の様子は?」
落ち着いたところで現在の近況を伺う。
「それなら問題ないよ。魔物はすべて倒したし、ギルドを中心に今は街の復興に 臨んでる。うちの旦那も張り切っちゃってねえ」
「ははは、旦那さんらしいです」
旦那がいないのはそういうことか。男手は必要だろうしな。
安心したら眠くなってきた。もうしばらく眠るとするか。
ーーエイトは再び眠りに落ちた。
「んんっ......」
妙に息苦しくて目を開ける。
寝たままでも見える窓の外は暗闇で染まっている。
しかし淡いオレンジ色の光が部屋を照らしているということは、枕元に置いてある燭台に火が灯っているのだろう。
そのおかげで今の状況に気づいたわけだが。
「ふぁっ!?」
「ん......エイトさん起きたんですね」
寝惚けまなこで目を擦って言葉を発したのはエリシア......なんだが、理解が追いつかない。
俺の右隣で布団を被って寝ているのだ。
ん? 静かなおかげでよく聞こえるのだが、反対側からスゥースゥーと寝息が......ふぁっ!?
ゆっくり振り返ると、左隣には俺の腕をガシッと組んだままのイルンが熟睡していた。
「な、これは一体どういう、え?」
ここはなんだ、天国か?
「私が不安だったり怖いことがあったとき、お父様がよく添い寝してくださったんです。だからエイトさんが起きたとき、不安にならないようにと思って」
ニコニコとこの幸せな状況の理由を教えてくれるエリシア。
はあ、なるほど。ただこの年齢でこれはまずいというか、エリシアはわかるけどイルンはなんでだ!
ぐるぐると思考を巡らせていると昼間、聞きそびれた質問を思い出す。
「あ、そういえば俺が倒れたとき、近くに何かなかった? 魔人が落としたものなんだけど」
とりあえず意識しないようにしよう。
「それなら、拾っておきましたよ。エイトさんのものかと思って、棚の上に......ほら!」
ゴソゴソと手探りで探しているが、なぜか布団からは出ようとしない。真冬のこたつと勘違いしてます?
手渡されたのは錆びた金色の鍵だった。
持ち手は複雑な形をしていて、なんて表現したらいいんだろう。曲線の入り混じったアンティークな感じ。
『......すべての......鍵を集めろ......』
夢の中で言っていた鍵ってこれのことか? これがなんなのか分かれば......あっ。
天井に掲げてその鍵を観察していた俺は思いつく。
魔眼はアイテムにも使えるはず。
(スキルーー魔眼)
【古びた鍵】
ランク:S
説明 :大いなる力が封印された鍵。十本あるうちの一つ。ユニークスキルのランクアップに使える。
ユニークスキルのランクアップ!? そんなことができるアイテムがあったの、か......まさかエリシアの!
すべてがつながる。
アルメリアダンジョンの近くに魔人がいたこと。そしてこれを持っていたのがその魔人だったことを踏まえると、これはボロスがエリシアから奪った力そのものなのでは?
ディー・ブラッドがこの街にいた目的はエリシアの監視だった説が浮上したな。そこに見るからに怪しい俺が来たというわけだ。
『鍵をすべて集めれば世界が』というメッセージはエリシアのユニークスキルを復活させてボロスを倒せ、ということか!
「エリシアさん、俺たちのやることが決まりました」
「どういうことですか?」
「この鍵はエリシアさんの奪われた力そのものです。全部で十本あるらしいのですが、それをすべて集めれば......おそらくボロスを倒すことができます」
「本当ですか! では早速、行きましょう!」
ガバッと布団をめくるエリシア。待て待て、気が早すぎる。夜中だぞ。
「う~ん、エイトさん......すき......です」
イルンさん? 寝言とはいえとんでもないワードが聞こえたような。
なっ!? 彼女の着ている薄いシャツがはだけて二つのとんでもないものがこんにちはしている!! いや、時間帯的にこんばんはか? (どっちでもいい)
片や夜中なのにムフー、とやる気に満ち溢れて、うろちょろしているエリシア。どうも茶目っ気があるな、このお嬢さん。
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