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1章『いじめてあげる』
7:快楽の入り口【R】
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****♡Side・塩田
「塩田の……ものに?」
不思議そうな顔をして塩田を見つめる彼。
「俺は……最初から塩田のものなのに?」
──ああ……。この人はホント……。
「馬鹿なんだから」
「なんだよ、バカって」
塩田は、”ホントのことなのに”といじける彼の背中に腕を回すと、強く抱きしめた。
すると、不安定な態勢に慌てて塩田に抱きつく彼。
──可愛い。
彼と付き合い始めて少しづつ変わっていく自分。変わっていく彼。
初めは全く興味などなかったのに、彼に溺れている自分がいる。そして、そんな自分が好きだ。人間らしい感情ってこういうことなのかなと塩田はぼんやりと思った。
「だったらいいだろ?」
プライドなんて捨ててしまえばいい。そしたら、アイツのことなんて二度と思い出せないくらい愛してあげるのに。
「それとも、まだ覚悟決められない?」
「優しくしてくれる? 意地悪しない?」
「うん」
と、塩田は返事はしたものの、心の中で”約束できないけど”と呟いて。
彼を優しくベッドに開放するとベルトに手をかけた。
「えっ」
と驚く彼。
「なに?」
往生際が悪いなと思わず眉を寄せると、
「脱がすの?」
と不安そうに。
「脱がさなきゃ、舐められないだろ」
「な……舐め⁈」
真っ赤になる彼。塩田は気にせず彼のスラックスを下着ごと引き抜いた。
「好きなんだろ? 舐められるの」
「恥ずかしいよ」
「何言ってるんだ、今さら」
****♡Side・副社長(皇)
「ちょっ……やあッ」
煌々と明かりの灯った寝室で塩田に股の裏を掴まれ、恥ずかしいカッコをさせられていた。
「嫌がられると、燃えるな」
「何言ってるんだよッ……やだあッ……拡げないでぇ」
「なんだよ、アイツの時はノリノリだったくせに」
皇は双丘を両手で拡げられ、更に最奥の蕾をくぱあッと拡げられると、イヤイヤと首を振り両手で顔を覆う。
「そんなんじゃないッ……なんで、意地悪なこと言うんだよ」
「妬いてんだよ、バカ」
「う?」
皇は指の隙間からそっと彼の様子を窺う。
──そんな顔、したことなかったじゃないか。
「あッ……やあッ……んんッ」
怒った顔をしていた彼が、皇の蕾に舌を這わせ始めると、とうに忘れていた快感が背中を駆け上る。
「はあッ……ああ……♡」
──気持ちい……ッ、おかしくなっちゃうよ。
濡れた舌は蕾の入口を厭らしく這いまわり、拡げた中へ。大好きな彼にこんなことをされているのかと思うと、皇は更に興奮した。
「んんッ……」
声を抑えることも忘れ、与えられる快感にただ身を任せ、胸をのけぞらせる。すると、塩田の手が皇自身を握りこんだ。
「塩田ッ……どっちもは…ダメ」
「何がダメ? こんなにびくびくさせてるのに。弄って欲しくてたまらないんだろ?」
鈴口を透明なトロッとしたものが濡らしている。
「こっちもちゃんと愛してやるから」
「塩田の……ものに?」
不思議そうな顔をして塩田を見つめる彼。
「俺は……最初から塩田のものなのに?」
──ああ……。この人はホント……。
「馬鹿なんだから」
「なんだよ、バカって」
塩田は、”ホントのことなのに”といじける彼の背中に腕を回すと、強く抱きしめた。
すると、不安定な態勢に慌てて塩田に抱きつく彼。
──可愛い。
彼と付き合い始めて少しづつ変わっていく自分。変わっていく彼。
初めは全く興味などなかったのに、彼に溺れている自分がいる。そして、そんな自分が好きだ。人間らしい感情ってこういうことなのかなと塩田はぼんやりと思った。
「だったらいいだろ?」
プライドなんて捨ててしまえばいい。そしたら、アイツのことなんて二度と思い出せないくらい愛してあげるのに。
「それとも、まだ覚悟決められない?」
「優しくしてくれる? 意地悪しない?」
「うん」
と、塩田は返事はしたものの、心の中で”約束できないけど”と呟いて。
彼を優しくベッドに開放するとベルトに手をかけた。
「えっ」
と驚く彼。
「なに?」
往生際が悪いなと思わず眉を寄せると、
「脱がすの?」
と不安そうに。
「脱がさなきゃ、舐められないだろ」
「な……舐め⁈」
真っ赤になる彼。塩田は気にせず彼のスラックスを下着ごと引き抜いた。
「好きなんだろ? 舐められるの」
「恥ずかしいよ」
「何言ってるんだ、今さら」
****♡Side・副社長(皇)
「ちょっ……やあッ」
煌々と明かりの灯った寝室で塩田に股の裏を掴まれ、恥ずかしいカッコをさせられていた。
「嫌がられると、燃えるな」
「何言ってるんだよッ……やだあッ……拡げないでぇ」
「なんだよ、アイツの時はノリノリだったくせに」
皇は双丘を両手で拡げられ、更に最奥の蕾をくぱあッと拡げられると、イヤイヤと首を振り両手で顔を覆う。
「そんなんじゃないッ……なんで、意地悪なこと言うんだよ」
「妬いてんだよ、バカ」
「う?」
皇は指の隙間からそっと彼の様子を窺う。
──そんな顔、したことなかったじゃないか。
「あッ……やあッ……んんッ」
怒った顔をしていた彼が、皇の蕾に舌を這わせ始めると、とうに忘れていた快感が背中を駆け上る。
「はあッ……ああ……♡」
──気持ちい……ッ、おかしくなっちゃうよ。
濡れた舌は蕾の入口を厭らしく這いまわり、拡げた中へ。大好きな彼にこんなことをされているのかと思うと、皇は更に興奮した。
「んんッ……」
声を抑えることも忘れ、与えられる快感にただ身を任せ、胸をのけぞらせる。すると、塩田の手が皇自身を握りこんだ。
「塩田ッ……どっちもは…ダメ」
「何がダメ? こんなにびくびくさせてるのに。弄って欲しくてたまらないんだろ?」
鈴口を透明なトロッとしたものが濡らしている。
「こっちもちゃんと愛してやるから」
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