少女風呂(童話風)

アッシュ出版

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26)気持ち良くなるためだけに生きている動物

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 全然、濡れてない。挿入不可能ね。この子には、ここに座る資格ないわ! 

 光ちゃんはそう言い放ってやろうと思っていました。あわよくば自分がそこに座る展開に持っていこうと算段していたのかもしれませんね。
 いえ、それはないとしても、何だかこの子には座らせたくないという、光ちゃんの意地悪な性格の現れです。
 しかし、そこはとつてもなく、濡れていました。

 まなみちゃんのそこを触った光ちゃんは、「え!」と声を上げてしまいました。
 ヌルヌルしていたのです。
 下手すれば、自分の指がその割れ目の中に吸い込まれてしまいそうなほどに。

 (凄い。この子、どうしてこんなに濡れてるの!)

 光ちゃんは衝撃を感じています。真面目そうな顔をして、ずっとエッチなことを考えていたんだな。人は見た目で判断出来ないものなのね。

 当然、光ちゃんは知りません。この少女風呂の中で、まなみちゃんが最も長い間、ダイゴ君と接していたことを。彼女はダイゴ君におっぱいを触られたりもしていたのです。濡れないはずがありませんよね。

 「どうだった?」

 ちかちゃんが尋ねてきます。

 「う、うん、何ていうか、濡れてた・・・。大丈夫みたいね」

 言葉を選ぼうと思っていたのですが、光ちゃんはダイレクトに返答します。

 「じゃあ座って丈夫みたいよ、まなみちゃん」

 「え? ああ、はい」

 まなみちゃんは恥ずかしくて堪りません。濡れているかどうか確かめられるなんて、まるで自分のエッチな心の中を覗かれたような気分。いくら少女風呂の先輩だからって、こんなことをしてもいいの? 
 屈辱です。辱めです。

 (どうして私にこんなことしたんですか? 本当にやだ。逃げ出したい・・・)

 しかし光ちゃんの細くて繊細な、それでいて、とても冷たい指が、自分の敏感な部分に触れたのです。何とも言えない快楽が、身体にびびっと走り抜けていきました。それも事実でした。

 (これだけですか? もっと触って下さい・・・)

 まなみちゃんの興奮はかなりのレベルにまで達しています。理性のタガは緩み切り、もはや何をされてもいい気分。
 光ちゃんはこれ以上、触ってくれませんが、しかしダイゴ君がいます。
 ダイゴ君に激しく突かれたい。まなみちゃんはそんなことをすら考えています。

 「じゃあ、す、座ります」

 泣きそうな声でまなみちゃんは言います。実際、涙が流れています。唇もブルブルと震えています。自然と内股になって、足もワナワナしています。
 それの姿はまさに、ドMな女子そのもの。
 まなみちゃんの意識は別の世界にイっていました。理性など消えて、女の本能に支配されているのです。気持ち良くなるためだけに生きている動物のような姿。

 それは周りの女の子たちにも感染していました。誰もまなみちゃんのこのエッチな姿を馬鹿にしてはいません。光ちゃんですら。
 女の子たちは皆、まなみちゃんと同じ息遣いになっていました。「はあはあ」と荒い呼吸。怪しげな宗教儀式のような雰囲気になりつつあります。

 その空気の中、まなみちゃんは腰を下ろしました。
 ぐにゅにゅという効果音を上げて、ダイゴ君の突起物が彼女を貫きました。
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