8 / 12
8)更にぬくもりを
しおりを挟む
「ぬくもってきましたか?」
エリカちゃんが尋ねてきた。彼女は僕の手を温めるため、股の間に僕の手を挟んでくれているのだ。
しかし彼女はとても不安そうな表情である。不安そうに、本当にぬくもってますかと聞いてくるのである。
「うん」
だから僕は彼女を安心させようと思い、精一杯に満足そうな表情を浮かべてそう答えた。「とても満足しているよ」
「ほ、本当ですか?」
「え?」
しかし彼女は僕の答えに大変不満そうな顔を見せてきたのである。
「これで十分だって言うなら、もういいですけど・・・」
エリカちゃんはそんな言葉まで口にする。
「い、いや、どうだろうね」
僕は彼女の表情を伺いながら、言葉を探す。どうやらエリカちゃんは、「満足している」という僕の返事をまるで歓迎していないようなのだ。
だから僕は既に充分に満足していたのだけど、「うーん、どうなのかな」と首を捻る仕草をしてみる。
「そうですよね? これくらいじゃ、本当に温まりはしませんよね? 実はですね、もっと温かいところがあるんですけど」
どうやら、ようやく僕のこの僕の返事に満足したのだろう、エリカちゃんがニコニコしながら言ってきた。
「そ、そうなんだ」
ああ、せっかくエリカちゃんの太ももの感触を味わっていたのに、それも終わりなのか。
僕は少し落胆している。しかしそれを顔に出さないようにする。
「え? それはどこ?」
「奥のほうがもっと温かいと思うんです」
しかしエリカちゃんは言ったのだ。
「も、もっと奥?」
何だって?
僕の眉がピクリと跳ね上がった。
もっと奥っていうと?
えーと?
「そっちにしますか?」
あ、ああ。
僕が即座に返事すると、彼女は迷うことなく僕の右手を移動させていった。
あの方向へ。
彼女の股間の方向へだ。
やはり、奥というのはそういう意味だったのか。
しかし予測していたとはいえ、僕はエリカちゃんのあまりに大胆な行動に驚いてしまい、目が飛び出そうになった。何とか平静を装うが、きっと僕の動揺は周りにバレバレだろう。
当然、エリカちゃんだって僕の驚きに気づいてるに違いないが、更に手を奥に導いていく。
「多分、ここが一番温かいですよ」
そして遂にタッチした。あの部分。女の子が最も敏感な箇所!
「え? いいの?」
とても小声だけど、僕は思わずそんなことをつぶやいてしまった。
僕の指は完全に触れている。明らかに皮膚ではない感触。粘膜的な感触。
「うん? いいですよ」
エリカちゃんも僕に合わせたのか、小声で言ってきた。
「温かいですか?」
「は、はい」
「摩擦させると、もっと温かくなりますよ」
は?
エリカちゃんはそう言ったかと思うと、僕の手を上下に揺すり始めた。
それはエリカちゃんのあの部分の縦軸に沿った上下の移動だった。
な、何をするんだい、エリカちゃん!
当然、エリカちゃんが上下に揺すり始めると、その度に、エリカちゃんのあの部分に僕の指が擦れていく。
この感触は堪らない。温かいとか、柔らかいとか、そんな問題ではない。これはもう本当にいけないことをしている感じ。
駄目だよ、エリカちゃん。君は今、とんでもないことをしているんだよ。わかっているのかい?
いや、まあ、まどこの年齢だからわかっていなんだろうけど。
ただ彼女は僕を温めようと一生懸命なだけ。
あれ? 目が潤んでいる。
しかし僕は、エリカちゃんのただならぬ反応に気づいた。
エリカちゃんの利発そうな目が、潤んでいたのだ。
いや、目だけじゃない。僕の指が、ぬるっとした液体の感触を感じた。
ぬ、れ、て、る?
エリカちゃんのあの部分が濡れている・・・。
僕は改めてエリカちゃんを見つめた。
エリカちゃんの息は荒くなっていた。小さな鼻の穴をぐっと膨らませて、口でハアハア息をしている。
ああ、この子はヤバイ・・・。
僕は思った。
全部わかってる。
わかってやってるんだ!
明らかに彼女は性的に欲情してる。間違いない。
エリカちゃんのあの部分は更に潤いを帯びていた。ぐにゃり、ぐにゃりと柔らかくなっている。
このままじゃ、指が入っちゃうんじゃないかな。
駄目だよ、エリカちゃん、そんなことをしたら。
駄目、だよね?
しかし、心なしかエリカちゃんが首を振った気がする。
え? いいの?
いいのかい?
じゃあ、入れるよ。
僕は中指に力を込めて、エリカちゃんの中を探った。すると彼女の中に、ずぶりと指が入っていった。
「あっ」
囁くようなボリュームであったが、エリカちゃんがとても艶めかしい声を出した。
エリカちゃんが尋ねてきた。彼女は僕の手を温めるため、股の間に僕の手を挟んでくれているのだ。
しかし彼女はとても不安そうな表情である。不安そうに、本当にぬくもってますかと聞いてくるのである。
「うん」
だから僕は彼女を安心させようと思い、精一杯に満足そうな表情を浮かべてそう答えた。「とても満足しているよ」
「ほ、本当ですか?」
「え?」
しかし彼女は僕の答えに大変不満そうな顔を見せてきたのである。
「これで十分だって言うなら、もういいですけど・・・」
エリカちゃんはそんな言葉まで口にする。
「い、いや、どうだろうね」
僕は彼女の表情を伺いながら、言葉を探す。どうやらエリカちゃんは、「満足している」という僕の返事をまるで歓迎していないようなのだ。
だから僕は既に充分に満足していたのだけど、「うーん、どうなのかな」と首を捻る仕草をしてみる。
「そうですよね? これくらいじゃ、本当に温まりはしませんよね? 実はですね、もっと温かいところがあるんですけど」
どうやら、ようやく僕のこの僕の返事に満足したのだろう、エリカちゃんがニコニコしながら言ってきた。
「そ、そうなんだ」
ああ、せっかくエリカちゃんの太ももの感触を味わっていたのに、それも終わりなのか。
僕は少し落胆している。しかしそれを顔に出さないようにする。
「え? それはどこ?」
「奥のほうがもっと温かいと思うんです」
しかしエリカちゃんは言ったのだ。
「も、もっと奥?」
何だって?
僕の眉がピクリと跳ね上がった。
もっと奥っていうと?
えーと?
「そっちにしますか?」
あ、ああ。
僕が即座に返事すると、彼女は迷うことなく僕の右手を移動させていった。
あの方向へ。
彼女の股間の方向へだ。
やはり、奥というのはそういう意味だったのか。
しかし予測していたとはいえ、僕はエリカちゃんのあまりに大胆な行動に驚いてしまい、目が飛び出そうになった。何とか平静を装うが、きっと僕の動揺は周りにバレバレだろう。
当然、エリカちゃんだって僕の驚きに気づいてるに違いないが、更に手を奥に導いていく。
「多分、ここが一番温かいですよ」
そして遂にタッチした。あの部分。女の子が最も敏感な箇所!
「え? いいの?」
とても小声だけど、僕は思わずそんなことをつぶやいてしまった。
僕の指は完全に触れている。明らかに皮膚ではない感触。粘膜的な感触。
「うん? いいですよ」
エリカちゃんも僕に合わせたのか、小声で言ってきた。
「温かいですか?」
「は、はい」
「摩擦させると、もっと温かくなりますよ」
は?
エリカちゃんはそう言ったかと思うと、僕の手を上下に揺すり始めた。
それはエリカちゃんのあの部分の縦軸に沿った上下の移動だった。
な、何をするんだい、エリカちゃん!
当然、エリカちゃんが上下に揺すり始めると、その度に、エリカちゃんのあの部分に僕の指が擦れていく。
この感触は堪らない。温かいとか、柔らかいとか、そんな問題ではない。これはもう本当にいけないことをしている感じ。
駄目だよ、エリカちゃん。君は今、とんでもないことをしているんだよ。わかっているのかい?
いや、まあ、まどこの年齢だからわかっていなんだろうけど。
ただ彼女は僕を温めようと一生懸命なだけ。
あれ? 目が潤んでいる。
しかし僕は、エリカちゃんのただならぬ反応に気づいた。
エリカちゃんの利発そうな目が、潤んでいたのだ。
いや、目だけじゃない。僕の指が、ぬるっとした液体の感触を感じた。
ぬ、れ、て、る?
エリカちゃんのあの部分が濡れている・・・。
僕は改めてエリカちゃんを見つめた。
エリカちゃんの息は荒くなっていた。小さな鼻の穴をぐっと膨らませて、口でハアハア息をしている。
ああ、この子はヤバイ・・・。
僕は思った。
全部わかってる。
わかってやってるんだ!
明らかに彼女は性的に欲情してる。間違いない。
エリカちゃんのあの部分は更に潤いを帯びていた。ぐにゃり、ぐにゃりと柔らかくなっている。
このままじゃ、指が入っちゃうんじゃないかな。
駄目だよ、エリカちゃん、そんなことをしたら。
駄目、だよね?
しかし、心なしかエリカちゃんが首を振った気がする。
え? いいの?
いいのかい?
じゃあ、入れるよ。
僕は中指に力を込めて、エリカちゃんの中を探った。すると彼女の中に、ずぶりと指が入っていった。
「あっ」
囁くようなボリュームであったが、エリカちゃんがとても艶めかしい声を出した。
0
あなたにおすすめの小説
病弱な彼女は、外科医の先生に静かに愛されています 〜穏やかな執着に、逃げ場はない〜
来栖れいな
恋愛
――穏やかな微笑みの裏に、逃げられない愛があった。
望んでいたわけじゃない。
けれど、逃げられなかった。
生まれつき弱い心臓を抱える彼女に、政略結婚の話が持ち上がった。
親が決めた未来なんて、受け入れられるはずがない。
無表情な彼の穏やかさが、余計に腹立たしかった。
それでも――彼だけは違った。
優しさの奥に、私の知らない熱を隠していた。
形式だけのはずだった関係は、少しずつ形を変えていく。
これは束縛? それとも、本当の愛?
穏やかな外科医に包まれていく、静かで深い恋の物語。
※この物語はフィクションです。
登場する人物・団体・名称・出来事などはすべて架空であり、実在のものとは一切関係ありません。
あるフィギュアスケーターの性事情
蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。
しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。
何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。
この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。
そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。
この物語はフィクションです。
実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。
屈辱と愛情
守 秀斗
恋愛
最近、夫の態度がおかしいと思っている妻の名和志穂。25才。仕事で疲れているのかとそっとしておいたのだが、一か月もベッドで抱いてくれない。思い切って、夫に聞いてみると意外な事を言われてしまうのだが……。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる